思い切って〜する
「思い切って〜する」の英語
「思い切って〜する」は英語で dare to do と言います。未知のことに踏み出すなら venture to do、気が進まないことでも意を決して行うなら bring oneself to do が使えます。
「思い切って〜する」の英語の使い分け
dare to do
怖さや迷いを越えて行動する、一般的な表現です。
She dared to speak in front of the audience.
venture to do
未知のことに踏み出す、やや硬めの表現です。
He ventured to enter the unfamiliar building.
bring oneself to do
気が進まないことでも、意を決して行う表現です。
例文
コアイメージ
怖さや迷いをこえて行動する勇気と、相手をはばからないほどの大胆さを合わせた心の動き
関連語
使い方
類義語との違い
dare:
勇気で行う行為で、試みより大胆さや危険性が強い
try:
軽く試してみる行為で、dareより大胆さや危険が小さい
attempt:
計画的に試みる行為で、dareより慎重で堅い印象
risk:
危険を負う行為で、dareは勇気重視、riskは損失の可能性重視
英英
To be bold enough to do something risky or frightening; in phrases such as How dare you, to express audacity.
語源
dareは、ゲルマン語系の古い語根が元で「大胆さ」を表していた言葉が動詞化して「危険やためらいを超えて行う=思い切ってする」という意味になった。
コラム
- 否定では I dare not + 動詞(toなし)で『~する勇気がない』を表し、肯定では普通は dare to + 動詞を使う。
例文
コアイメージ
結果が分からない未知に一歩踏み出すこと
使い方
類義語との違い
venture:
冒険的な事業、新しいビジネスの試み
business:
商売や事業全般を指す語
project:
計画された仕事や事業、目的や期間が明確
adventure:
冒険的な体験を指す語、事業より個人的
英英
A risky or adventurous business enterprise or project started despite uncertainty.
語源
ventureは、古いフランス語aventure(偶然・冒険)から入った言葉で、もとは『起こること・出来事』の意味があり、転じて『危険を伴う事業=冒険的事業』の意味になった
コラム
- 日本語の「ベンチャー企業」はstart-upの意味で定着しているが、本来ventureは「冒険的事業」でリスクや挑戦を強調する
例文
In certain situations, one can't bring oneself to tell the truth.
ある状況では、真実を言うのに思い切って〜することができない。
コアイメージ
心の抵抗を乗り越えて思い切って〜する
英英
to make oneself do something despite hesitation or reluctance, often contrasted with being unable to bring oneself to do it
語源
bring oneselfは、bring(動かす)とoneself(自分)を組み合わせた表現で、『自分をある状態に動かして行為させる』という構造から『思い切って〜する』の意味が生まれた
コラム
- 英語では bring oneself to do と表し、否定文では can’t bring oneself to の形で『どうしても〜できない』と訳されることが多いが、肯定形では自分を奮い立たせて行動する意味になる