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「すいません」はフランス語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け
最も汎用性が高く無難な「すいません」は Excusez-moi ! です。ただし、日本語の「すいません」は謝罪・呼びかけ・感謝などを兼ね備えた万能な言葉ですが、フランス語には直訳できる一語がありません。
相手に用件を切り出すのか、聞き返すのか、あるいは迷惑を詫びるのかなど、場面に応じて言葉を明確に選び分ける必要があります。
「すいません」のフランス語の言い方(8通り)
- 01Pardon ?
ふつう|聞き返すとき|すみません?
相手の発言が聞き取れず「すいません?」と聞き返す際の定番です。語尾を上げて発音します。親しい相手から見知らぬ人まで幅広く使えますが、より丁寧に尋ねたい場合は6のフレーズを使うと安心です。
丁寧|呼びかけ・謝罪|すみません
店員を呼ぶときや、人混みを通り抜ける際、軽く足を踏んでしまったときの謝罪など、最も幅広く使える丁寧な表現です。見知らぬ大人に声をかける際は、まずこの一言から始めれば失礼になりません。
丁寧|邪魔したとき|お邪魔してすみません。
作業中や取り込み中の相手に声をかけ、「お邪魔してすいません」と気遣う丁寧な表現です。ビジネスの場や、質問するために相手の時間を割いてもらう場面で前置きとして重宝します。
丁寧|頼みごとの前置き|すみません、〜のお願いがあるのですが
丁寧|話しかける前|すみません、お邪魔してもよろしいですか?
「すいません、少しお邪魔してもよろしいですか?」と相手の都合を伺う、非常に丁寧で改まった表現です。目上の人や仕事中の相手に対して、遠慮がちに話しかけたい場面に適しています。
丁寧|聞き返すとき|すみません、〜をもう一度言っていただけますか?
「すいません、もう一度繰り返していただけますか?」と丁寧に頼む表現です。1の単語だけではぶっきらぼうに聞こえそうな改まった場や、確実に聞き直したい場面で重宝します。
ふつう|断るとき|すみません、行けません。
丁寧|道を尋ねるとき|すみません、道に迷いました。
見知らぬ通行人に「すいません、道に迷ってしまって」と助けを求める実践的な言い回しです。呼びかけの Excusez-moi に続けて窮状を伝えることで、相手も快く案内してくれやすくなります。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 店員や通行人を呼び止める | Excusez-moi ! | 迷ったらこれを使うのが一番安全です。 |
| 聞き返す(カジュアル) | Pardon ? | 語尾を上げて短く言います。 |
| 聞き返す(丁寧) | Pouvez-vous répéter ~, s'il vous plaît ? | しっかり聞き直したいビジネスや公の場に最適です。 |
| 作業中の相手に話しかける | Je suis désolé de vous déranger. | 配慮を示してから本題に入ると好印象です。 |
| 誘いを断る | Désolé, je ne pourrai pas venir. | 残念な気持ちと不参加の旨をはっきり伝えます。 |
| 街中で道を尋ねる | Excusez-moi, je suis perdu. | 呼びかけと理由をセットで手短に伝えます。 |
フランス語では「自分が何をしたいか」を行為ごとに言語化する傾向があります。日本語のように「すいません」の一言ですべてを済ませようとせず、呼びかけ・謝罪・依頼のどれにあたるかを意識して選ぶのがポイントです。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「すいません」は、謝罪・呼びかけ・感謝(お礼)のすべてを包括する万能語ですが、フランス語ではそれぞれの動機を明確に区別します。特に日本人が陥りやすい誤りには次の点があります。
- 親切に「すいません」と謝る:物を拾ってもらった際などに謝罪表現を使うと、相手は「なぜ謝るのか」と困惑します。感謝の場面では必ず Merci を使いましょう。
- Pardon だけで全て済ませる:Pardon は主に軽い接触や聞き返しに使います。店員を呼ぶ際に連呼するとぶっきらぼうに響くため、呼びかけには Excusez-moi が適切です。
- 挨拶を省いて Excusez-moi から入る:フランスでは店や案内所で用件を切り出す前に、まず Bonjour ! と挨拶を交わすのが絶対のマナーです。
物を拾ってもらった時などは謝罪ではなくMerciでお礼を伝えます。
店員を呼ぶ際の連呼はぶっきらぼうになるためExcusez-moiを使います。
用件を切り出す前に、まずBonjour!と挨拶するのが絶対のマナーです。
日本語の感覚で直訳せず、場面に応じた使い分けを意識しましょう。
言われたときの返事
- De rien. — どういたしまして。(最も日常的)
- Ce n'est rien. — 大したことありませんよ。(ぶつかった際など)
- Je vous en prie. — どうぞ/どういたしまして。(丁寧な返答)
- Pas de problème ! — 問題ありません、大丈夫ですよ。
- Il n'y a pas de quoi. — お気になさらず。
定番・日常的
- De rien.
- Pas de problème!
丁寧な返答
- Je vous en prie.
気にしないで
- Ce n'est rien.
- Il n'y a pas de quoi.
状況やニュアンスに合わせて適切な返し方を選びましょう。
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よくある質問
- Q. Pardon と Excusez-moi の違いは?
- Pardon は人混みをすり抜ける際や軽くぶつかったとき、聞き返しに多く用いられます。一方 Excusez-moi は見知らぬ人への呼びかけや、より丁寧な前置き・謝罪に適しています。
- Q. 店員を「すいません」と呼ぶ方法は?
- Excusez-moi, s'il vous plaît. と声をかけます。目線を合わせて軽く手を挙げるとスムーズです。なお、入店時に Bonjour と挨拶を交わしておくことが大前提のマナーとなります。
- Q. お礼の意味の「すいません」は何と言う?
- フランス語ではお礼の場面で謝罪表現を使いません。親切にしてもらったときは「すいません」の代わりに Merci beaucoup !(本当にありがとうございます)と感謝を伝えてください。
2026年9月28日更新・モチタン辞典編集部
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