全か無かの
「全か無かの」の英語
「全か無かの」は英語で all-or-nothing と言います。勝負や交渉で全部をかける二択にはこれが自然です。結果や反応が完全に出るか全く出ないかを表す専門的な文脈では all-or-none を使います。
「全か無かの」の英語の使い分け
勝負や交渉で、成功か失敗かにかける態度を表します。
反応や結果が完全に出るか出ないかを表す専門用語です。
例文
コアイメージ
勝敗や成果が一度に決まり、妥協せず全てをかけるという二者択一の状況を表す
英英
involving a situation in which only two outcomes are possible—complete success or complete failure—so that a person or strategy commits everything with no middle ground
語源
all-or-nothingは、all(すべて)とnothing(何もない)を直結して作られ、全てをかけるか全て失うかという二者択一を強調する語として慣用化した
コラム
- スポーツや交渉で妥協せず全面勝負を仕掛ける戦術や態度を指し、形容詞ではハイフンでつなぐ用法が多い
例文
コアイメージ
全か無かの性質で、作用や結果が完全に現れるか全く現れないかの二択を示す
英英
An expression meaning that a process yields either a complete effect or no effect at all; used in physiology, logic, and other fields to denote binary outcomes.
語源
all-or-noneは、英語の要素all・or・noneが直結して作られた合成表現で、逐語どおり全てか全くないかを示す語として定着した
コラム
- 日常では比喩的に完全成功か完全失敗を表すことがあり、専門領域では反応の有無を厳密に区別する概念として用いられる
例文
The quantal nature of light explains the photoelectric effect.
光の量子的な性質が光電効果を説明する。
コアイメージ
エネルギーや物理量が連続せず最小単位(量子)に分かれて現れる性質
語源
quantalは、ラテン語quantum(“どれだけ”を意味する語)に英語の形容詞化接尾辞-alが付いてできた語で、量を表す語が科学語として『量子に関する』という意味に発展した
コラム
- quantalは主に物理・化学の学術文献で使われ、日常会話ではほとんど見かけない専門的な形容詞である
「全か無かの」のレベル別の例文
- 中学
We made an all-or-nothing choice yesterday.
- 高校・英検2級
The policy reflects an all-or-nothing view of success.
- TOEIC・ビジネス
The negotiation required an all-or-nothing decision from both sides.
- 日常会話
I hate all-or-nothing thinking.
全か無かで考えるのは嫌いです。
「全か無かの」を英語にするときのよくある間違い
× It was an all-or-none strategy.
○ It was an all-or-nothing strategy.
戦略や態度には all-or-nothing を使い、all-or-none は反応などに使います。
× all or nothing
名詞の前で形容詞として使うときは、通常ハイフンでつなぎます。