
英語の疑問文の作り方|基本4パターンと答え方の完全ガイド
英語の疑問文の作り方は、述語に使われている動詞の種類によって決まります。be動詞や助動詞なら「主語の前に出す」、一般動詞なら「文頭に Do / Does / Did を置いて動詞を原形にする」のが絶対ルールです。
疑問詞を使う場合は、その疑問文の先頭に疑問詞を置きます。この基本構造さえ押さえれば、どんな英文でも迷わずに疑問文へ書き換えられます。
- be動詞や助動詞は主語の前に出し、一般動詞はDo・Does・Didを文頭に置いて動詞を原形にします
- 疑問詞を使う文は文頭に疑問詞を置きますが、疑問詞自身が主語なら肯定文と同じ語順になります
- 否定疑問文の返答は質問文に関係なく、事実が肯定ならYes、否定ならNoと答えます
疑問文の作り方とは(結論)
英語の疑問文は、述語動詞のタイプと「何を聞きたいか」によって大きく4つに分類されます。英語は語順の言語であるため、疑問文を作るときは語順の変化(倒置)が起こります。基本の4パターンを整理した下の表を確認してください。
| 分類 | 語順の基本ルール | 肯定文からの変化の例 |
|---|---|---|
| be動詞 | be動詞 + 主語 〜? | You are ready. → Are you ready? |
| 一般動詞 | Do / Does / Did + 主語 + 動詞の原形 〜? | You know him. → Do you know him? |
| 助動詞 | 助動詞 + 主語 + 動詞の原形 〜? | You can swim. → Can you swim? |
| 疑問詞 | 疑問詞 + 疑問文の語順 〜? | Where do you live? |
平叙文(肯定文)の述語が「be動詞」「一般動詞」「助動詞」のどれであるかを最初に見極めることが、正しい疑問文を作る最短の手順です。
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be動詞の疑問文と答え方
be動詞(am / is / are / was / were)を含む文を疑問文にする手順は、主語とbe動詞の位置を入れ替えて文末にクエスチョンマークを付けるだけです。主語の人称や単数・複数、時制に合わせて適切なbe動詞を選びます。
be動詞疑問文の作り方手順
- 主語とbe動詞を見つける。
- be動詞を文頭に出し、大文字で書き始める。
- 文末を「?」に変え、声のトーンを上げて発音する。
例えば、You are okay.(あなたは大丈夫です)を疑問文にする場合、Are を文頭に出して Are you okay?(大丈夫ですか?)とします。
出身を尋ねる Are you from Canada? や、状態を尋ねる Is it okay if I bring a friend?(友達を連れて行ってもいいですか?)も同じ仕組みです。
| 質問 | 肯定の返答(Yes) | 否定の返答(No) |
|---|---|---|
| Are you ready? | Yes, I am. | No, I'm not. |
| Is he a doctor? | Yes, he is. | No, he isn't. |
文中の主語とbe動詞を見つける
be動詞を文頭に出し大文字で書き始める
文末を?に変えトーンを上げて発音する
主語とbe動詞の位置を入れ替え、文末の調子を上げて尋ねます。
一般動詞の疑問文(do・does・did)
一般動詞の文を疑問文にするときは、be動詞のように動詞そのものを文頭に出すことはできません。代わりに助動詞の do / does / did を主語の前に置き、本来の動詞は「原形」に戻します。
主語と時制による使い分け
- Do: 現在形で主語が I, you, 複数(we / they)の場合
- Does: 現在形で主語が三人称単数(he / she / it / 単数名詞)の場合
- Did: 過去形の場合(主語の人称・単複を問わない)
例えば、You have a minute. であれば Do you have a minute?(今、少しお時間ありますか?)となります。
過去の出来事を聞くときは Did you get my message?(メッセージ届いた?)のように Did を置き、動詞を過去形(got)から原形(get)へ戻します。
| 質問 | 肯定の返答(Yes) | 否定の返答(No) |
|---|---|---|
| Do you know Sarah? | Yes, I do. | No, I don't. |
| Does he speak Japanese? | Yes, he does. | No, he doesn't. |
| Did you get to the office? | Yes, I did. | No, I didn't. |
現在形
- Do(I / you / 複数)
- Does(三人称単数)
過去形
- Did(主語を問わない)
時制と主語の人称・単複に合わせて適切な語を選びます。
助動詞の疑問文と答え方
文中に can, will, may, should, must などの助動詞がある場合は、助動詞を主語の前に移動させます。助動詞の後ろにある動詞は、必ず原形のまま維持します。
依頼や許可を求めるときによく使われます。例えば、I can open the window. から Can を前に出して Can I open the window?(窓を開けてもいいですか?)とします。
相手に行動を依頼する Can you pass the salt?(塩を取ってくれますか?)や、未来の予定を尋ねる Will you be at the party tonight?(今夜パーティーに来る?)もすべて同じ語順です。
| 質問 | 肯定の返答 | 否定の返答 |
|---|---|---|
| Can you fix the laptop? | Yes, I can. / Sure. | No, I can't. / I'm sorry, I can't. |
| Will they come tomorrow? | Yes, they will. | No, they won't. |
日常会話では、Yes, I can. だけでなく Sure. や Of course. といった自然な承諾表現も頻繁に用いられます。
疑問詞を使った疑問文(5W1H)
具体的な情報を尋ねる疑問詞(what, who, when, where, why, how)を使う疑問文は、「疑問詞 + 通常の疑問文」の順に並べます。原則として文末のイントネーションは下げて発音します。
主要な疑問詞と使い分け
- What: 何(事物・情報)「What do you want?(何が欲しいですか?)」
- When: いつ(時)「When does the store open?(その店はいつ開きますか?)」
- Where: どこ(場所)「Where did you go?(どこへ行きましたか?)」
- Why: なぜ(理由)「Why are you late?(なぜ遅れたのですか?)」
- Who: だれ(人)「Who did you meet?(だれに会いましたか?)」
- How: どのように・状態「How do you go to school?(どうやって通学していますか?)」
また、how に形容詞や副詞を組み合わせた表現も重要です。数量を聞く how many(可算名詞)/ how much(不可算名詞)、期間を聞く how long、頻度を聞く how often があります。
例えば「How often do you go to the gym?(どれくらいの頻度でジムに行きますか?)」のように使います。
疑問詞の質問には、Yes や No ではなく、具体的な情報で直接答えます。
基本の疑問詞
- What(事物・情報)
- When(時)
- Where(場所)
- Why(理由)
- Who(人)
Howの組み合わせ
- how many(可算名詞)
- how much(不可算名詞)
- how long(期間)
- how often(頻度)
尋ねたい内容(5W1Hや数量・期間など)に応じて疑問詞を選びます。
主語を尋ねる疑問詞の特殊パターン
疑問詞が文の「主語」そのものになる場合は、通常の疑問文の語順(倒置)をとらず、「疑問詞 + 動詞 〜?」という肯定文と同じ語順になります。do / does / did を挟まない点に注意が必要です。
例えば、「だれがそれを作りましたか?」と尋ねる場合、Who did make it? ではなく、主語の位置にそのまま Who を置いて Who made it? とします。
主語が不明な現在形の場合は、原則として三人称単数扱いになるため、Who wants coffee?(だれがコーヒーを欲しいですか?)のように三人称単数の -s を動詞に付けます。
| 尋ねる対象 | 語順 | 例文 |
|---|---|---|
| 目的語を尋ねる | 疑問詞 + 疑問文語順 | Who did you call?(だれに電話しましたか?) |
| 主語を尋ねる | 疑問詞 + 動詞 + 目的語 | Who called you?(だれがあなたに電話しましたか?) |
否定疑問文と発展的な疑問文への誘導
疑問文の発展形として、否定のニュアンスを含める「否定疑問文」があります。Aren't you hungry?(お腹が空いていないのですか?)や Don't you know Sarah?(サラを知らないのですか?)のように、文頭の助動詞やbe動詞に not を短縮形で結合させます。
否定疑問文で日本人が最も間違えやすいのが答え方です。英語では、質問が肯定か否定かに関係なく、事実が肯定なら Yes、否定なら No で答えます。
- お腹が空いている場合: Yes, I am.(いいえ、空いています)
- お腹が空いていない場合: No, I'm not.(はい、空いていません)
このほか、文末に確認を付け足す「付加疑問文(You like coffee, don't you?)」や、別の文の中に疑問文を組み込む「間接疑問文(Do you know where he lives?)」といった応用表現もあります。
それぞれの詳細な解説は、専用の個別ページで確認してください。
空腹の場合(肯定の事実)
- 返答: Yes, I am.
- 日本語訳: いいえ、空いています
空腹でない場合(否定の事実)
- 返答: No, I'm not.
- 日本語訳: はい、空いていません
日本語の相槌と異なり、事実が肯定か否定かで答えが決まります。
辞典の例文で見る疑問文の作り方
| 英文 | 和訳 | ポイント |
|---|---|---|
| Do you know Sarah? ▶ | サラを知っていますか? | 一般動詞の現在形における Do you 〜? の典型例 |
| Did you get to the office? ▶ | オフィスに着いた? | 過去形疑問文で did を使い動詞を原形に戻す例 |
| Will you be at the party tonight? ▶ | 今夜パーティーに来る? | 助動詞 will を主語の前に出した未来の疑問文 |
| Can you pass the salt? ▶ | 塩を取ってくれますか? | 助動詞 can を主語の前に置いた丁寧な依頼表現 |
| Are you from Canada? ▶ | カナダ出身ですか? | be動詞 are を主語の前に移動させた基本疑問文 |
| Is it okay if I bring a friend? ▶ | 友達を連れて行ってもいいですか? | it is を倒置させた Is it okay 〜? の構文 |
| Can I open the window? ▶ | 窓を開けてもいいですか? | Can I 〜? で許可を求める助動詞の疑問文 |
| Do you go to the gym? ▶ | あなたはジムに行きますか? | 日常の習慣を尋ねる一般動詞 do の現在形疑問文 |
肯定文から疑問文への変換手順(3ステップ)
平叙文(肯定文)を疑問文へ変換する際は、述語動詞のタイプを見極めてから語順を入れ替えるのが確実です。以下の3つのステップに沿って書き換えることで、文法のミスを防止できます。
- ステップ1:動詞の種類を判定する
文の述語が「be動詞」「助動詞」「一般動詞」のどれに当たるかを確認します。 - ステップ2:文頭に置く語を決める
be動詞や助動詞ならその語を主語の前に移動させます。一般動詞の場合は、時制と主語の人称に合わせて文頭に Do、Does、Did を補います。 - ステップ3:動詞の形を整えて末尾に「?」を付ける
助動詞や Do / Does / Did を使った文では、後ろに続く動詞を必ず「原形」に戻します。文末のピリオドをクエスチョンマークに書き換えて完成です。
| 元の文(肯定文) | 変換後の疑問文 | 変換のポイント |
|---|---|---|
| He is busy today. (彼は今日忙しいです。) | Is he busy today? (彼は今日忙しいですか?) | is を主語 he の前に移動 |
| She plays tennis. (彼女はテニスをします。) | Does she play tennis? (彼女はテニスをしますか?) | 文頭に Does を置き、plays を原形 play に戻す |
| They saw the movie. (彼らはその映画を見ました。) | Did they see the movie? (彼らはその映画を見ましたか?) | 文頭に Did を置き、過去形 saw を原形 see に戻す |
現在完了形の疑問文の作り方と答え方
現在完了形(have / has + 過去分詞)の文を疑問文にするときは、助動詞として機能している have または has を主語の前に移動させます。語順は「Have / Has + 主語 + 過去分詞 〜 ?」となります。
一般動詞の疑問文(do / does / did)とは異なり、後ろに続く動詞を原形に戻さず「過去分詞」のまま維持する点が重要なルールです。経験を尋ねる際には、主語の後ろに ever(今までに)を挟む表現がよく用いられます。
| 疑問文の例 | 肯定の返答(Yes) | 否定の返答(No) |
|---|---|---|
| Have you finished your homework? (宿題はもう終わりましたか?) | Yes, I have. | No, I haven't. |
| Has he ever visited London? (彼は今までにロンドンを訪れたことがありますか?) | Yes, he has. | No, he hasn't. |
返答の際も、do や be動詞 ではなく質問文で使われた have / has を用いて答えます。
付加疑問文の作り方とルール
相手に同意を求めたり、軽く事実を確認したりする際には、文末に短い疑問の形を添える「付加疑問文」を使います。付加疑問文の語順は、直前の平叙文の肯定・否定と「逆の形」を末尾に置くのが基本ルールです。
- 前の文が肯定文の場合:文末に「助動詞・be動詞の否定短縮形 + 代名詞 ?」を添える
- 前の文が否定文の場合:文末に「助動詞・be動詞の肯定形 + 代名詞 ?」を添える
| 平叙文のタイプ | 付加疑問文の例文 | 返答(肯定 / 否定) |
|---|---|---|
| 肯定文+否定 | You like coffee, don't you? (コーヒーが好きですよね?) | Yes, I do.(はい、好きです) No, I don't.(いいえ、好きではありません) |
| 否定文+肯定 | She isn't at home, is she? (彼女は家にいませんよね?) | Yes, she is.(いいえ、います) No, she isn't.(はい、いません) |
末尾に用いる主語は、必ず名詞ではなく代名詞(he、she、it、they など)に置き換える必要があります。返答は否定疑問文と同様に、事実が存在するなら Yes、存在しないなら No で答えます。
このテーマのよくある疑問
確認問題(5問)
過去の出来事について「メッセージ届いた?」と尋ねる文として、最も適切なものはどれですか。
答えと解説
正解: Did you get my message?
過去形の一般動詞の疑問文は文頭にDidを置き、動詞を原形に戻すためgetを使います。「だれがそれを作りましたか?」と主語を尋ねる疑問文として正しいものはどれですか。
答えと解説
正解: Who made it?
疑問詞が主語になる場合は、doやdidを挟まず「疑問詞+動詞」の肯定文と同じ語順になります。次の会話の空所に入る最も適切なものはどれですか。 A: Aren't you hungry?(お腹が空いていないのですか?) B: ( ). 実際はお腹が空いている。
答えと解説
正解: Yes, I am.
否定疑問文でも事実が肯定(空腹)ならYesで答えるため、Yes, I am.となります。本文の記述と合致しない誤った説明はどれですか。
答えと解説
正解: 一般動詞の疑問文は、be動詞と同じように一般動詞そのものを文頭に出して作る。
一般動詞の文では動詞そのものを文頭に出せず、助動詞のdo/does/didを主語の前に置きます。「どれくらいの頻度でジムに行きますか?」と尋ねる文の空所に入る語句はどれですか。 ( ) do you go to the gym?
答えと解説
正解: How often
頻度を聞く場合はhowにoftenを組み合わせたHow oftenを用います。
よくある質問
- Q. 否定疑問文で「Yes」と答えると日本語と逆になりますか?
- はい。英語のYes/Noは相手の言葉への同意ではなく、自分自身の事実が肯定ならYes、否定ならNoと答えます。「お腹空いてないの?」と聞かれて空いているなら「Yes(いいえ、空いてます)」となります。
- Q. 疑問文のイントネーションはすべて語尾が上がりますか?
- いいえ。YesやNoで答えられるbe動詞・一般動詞・助動詞の疑問文は語尾を上げますが、WhatやWhereなど疑問詞で始まる疑問文は原則として語尾を下げて発音します。
- Q. How many の後ろの名詞は必ず複数形ですか?
- はい。数えられる名詞の数を尋ねる how many の後ろには、必ず可算名詞の複数形が続きます(例: How many brothers do you have?)。量を聞く how much には不可算名詞が続きます。
- Q. 現在完了形の疑問文で動詞は原形に戻しますか?
- いいえ、原形には戻しません。一般動詞の文頭に置く do / does / did とは異なり、現在完了形の have や has の後ろには必ず「過去分詞」をそのまま続けます(例: Have you seen this?)。
- Q. 付加疑問文の文末につける主語は名詞のままでも使えますか?
- いいえ、名詞のまま置くことはできません。前の文の主語が「Tom」であれば「he」、「the bus」であれば「it」のように、必ず対応する代名詞に変換して置くルールとなっています。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部
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