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英語の感嘆文の作り方|WhatとHowの使い分けと語順
感嘆文は「なんて〜なんだろう!」と喜び・驚きなどの強い感情を表す文です。名詞を中心に強調したいときは「What+(a/an)+形容詞+名詞+S+V!」、形容詞や副詞そのものを強調したいときは「How+形容詞/副詞+S+V!」を使います。
語順と強調したい言葉の違いを理解すれば、誰でも迷わず使い分けられます。
- 名詞を強調するときは What、形容詞や副詞そのものを強調するときは How を文頭に置きます。
- What の文では、数えられる単数名詞の前に a や an を置き、複数や不可算名詞には付けません。
- 感嘆文の語順は「主語+動詞」ですが、会話では文末の主語と動詞がよく省略されます。
先に読むと分かりやすい: 冠詞(a・an・the)の使い分け可算名詞と不可算名詞の見分け方
感嘆文(What・How)の作り方とは(結論)
英語の感嘆文は、文頭に What または How を置き、感情を込めたい語を前方に引き出して作ります。基本となる語順の規則は次の表のとおりです。
表は横にスクロールできます →
| 種類 | 基本の語順 | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|---|
| What の感嘆文 | What+(a/an)+形容詞+名詞(+S+V)! | What a beautiful flower it is! | なんて美しい花なんだろう! |
| How の感嘆文 | How+形容詞/副詞(+S+V)! | How beautiful this flower is! | この花はなんて美しいのだろう! |
どちらも「とても美しい花だ」という感情を伝えていますが、語順が異なります。後ろに名詞を伴う場合は What、形容詞や副詞を単独で強調する場合は How を選ぶのが基本原則です。
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Whatを使った感嘆文の作り方と語順
What を使う感嘆文は、名詞を含むフレーズを強調するときに用います。語順は「What+(a/an)+形容詞+名詞+主語(S)+動詞(V)!」です。
修飾する名詞が単数で数えられる名詞(可算名詞)の場合は、必ず形容詞の前に不定冠詞の a または an を置きます。
名詞が複数形の場合や、水・お金など数えられない名詞(不可算名詞)の場合は、a や an を付けません。
辞典のフレーズにある What a surprise! /wʌt ə sərˈpraɪz/(なんて驚きだ!)のように、会話では末尾の主語と動詞が省かれて使われることが非常に多いです。
単数可算名詞
- What a surprise it is!
- What a wonderful idea!
複数形名詞
- What delicious apples!
不可算名詞
- What cold water this is!
修飾する名詞の性質によって不定冠詞の有無が変わります。
Howを使った感嘆文の作り方と語順
How を使う感嘆文は、様子や程度を表す「形容詞」や「副詞」そのものを際立たせたいときに用います。語順は「How+形容詞/副詞+主語(S)+動詞(V)!」です。直後に名詞は続きません。
形容詞を強調する場合は、be動詞などの補語となる語が How の直後に移動します。
副詞を強調する場合は、動作の様子を表す語が How の直後に来ます。
感嘆詞の How は「どれほど〜か」という度合いの大きさに強い感動を寄せる働きをします。
形容詞を強調
- be動詞などの補語を前に出す
- 様子や状態を強く感動する
- 例:How kind you are!
- 例:How fast this train is!
副詞を強調
- 動作の様子を表す語を前に出す
- 「どれほど〜か」の度合いを表す
- 例:How fast he runs!
- 例:How well she speaks English!
Howの感嘆文は形容詞または副詞を取り出して直後に配置します。
WhatとHowの使い分けを見分ける基準
What と How のどちらを使うべきか迷ったときは、「感情を込めているフレーズの末尾に名詞があるかどうか」を確認します。
同じ対象を褒めるときでも、名詞を取り立てるか、性質そのものを取り立てるかで構文が変わります。
| 表現したいニュアンス | 感嘆文 | 構造のポイント |
|---|---|---|
| 「なんて高い山なんだ!」 | What a high mountain it is! | mountain(名詞)があるため What |
| 「その山はなんて高いんだ!」 | How high the mountain is! | high(形容詞)を強調するため How |
文末の名詞の有無に注目するだけで、正確に見分けることができます。
会話における主語・動詞(S V)の省略
実際の日常会話では、文末の「主語+動詞(S+V)」は文脈から明らかな場合がほとんどであるため、省略して発音されるのが自然です。
例えば、目の前にある景色や物事に対して感想を言う場合、わざわざ it is や they are を付けず、強調部分だけで表現します。
- What a lovely day!(なんていい天気なんだ!)[it is を省略]
- What a pity!(なんて残念なんだ!)[it is を省略]
- How wonderful!(なんて素晴らしいんだろう!)[it is を省略]
- How beautiful! /haʊ ˈbjuːtɪfl/(なんて綺麗なんだろう!)[it is を省略]
主語や動詞を残した完全な文は、書き言葉や演説などで改まった響きを持たせたい場合に多く見られます。
会話(省略形)
- 文脈で明らかなS+Vを省く
- 感情を素早く伝えられる
- What a lovely day!
- How wonderful!
完全な文(S+Vあり)
- it is などを文末に残す
- 書き言葉や演説で用いる
- 改まった響きを持たせる
日常会話では文末のS+Vを省いた短い表現が自然です。
疑問文との語順やイントネーションの違い
How で始まる文は疑問文にも多く存在するため、感嘆文との混同に注意が必要です。決定的な違いは「動詞と主語の並び順」にあります。
| 文の種類 | 語順のルール | 例文 |
|---|---|---|
| 感嘆文 | How+形容詞+主語+動詞! | How big this city is!(この街はなんて大きいのだろう!) |
| 疑問文 | How+形容詞+動詞+主語? | How big is this city?(この街はどれくらい大きいですか?) |
疑問文では is this city のように動詞が主語の前に出ますが、感嘆文では this city is のように「主語+動詞」の平叙文と同じ順序を保ちます。
また、How old are you?(あなたは何歳ですか?)や How far is the station from here?(駅はここからどれくらい離れていますか?)のように、情報を尋ねる文は疑問文です。
日常会話で使えるくだけた感嘆表現
現代の英会話では、What や How を使った感嘆文に加えて、より口語的で短い感嘆表現が頻繁に使われます。感情を素早く伝えたい場面では、以下の言い回しが便利です。
- Wow! /waʊ/(うわあ!/すごい!): 驚きや感動を表す最も一般的な間投詞。
- That's amazing! /ðæts əˈmeɪzɪŋ/(それ、すごいね!): 相手の話に強い感銘を受けたときの定番フレーズ。
- That's awesome! /ðæts ˈɔːsəm/(最高だね!): カジュアルに称賛を伝える表現。
- Unbelievable! /ˌʌnbɪˈliːvəbl/(信じられない!): 驚きのあまり声が出ないような状況で一言で使います。
文法通りの「What a ...!」とこうした口語表現を状況に合わせて使い分けることで、表現の幅が一段と広がります。
驚きや感動を表す最も一般的な間投詞。
相手の話に強い感銘を受けたときの定番フレーズ。
カジュアルに称賛を伝える表現。
驚きのあまり声が出ないような状況で一言で使う。
感情を素早く伝えたいときに便利な定番の口語フレーズです。
辞典の例文で見る感嘆文(What・How)の作り方
| 英文 | 和訳 | ポイント |
|---|---|---|
| What a surprise! ▶ | なんて驚きだ! | What+a+名詞で構成された感嘆文の代表的な省略形です。 |
| How big is this city? ▶ | この街はどれくらい大きいですか? | How+形容詞の疑問文で、感嘆文と語順の違いを比較できます。 |
| How old are you? ▶ | あなたは何歳ですか? | 疑問文のため、be動詞(are)が主語(you)の前に来ています。 |
| How far is the station from here? ▶ | 駅はここからどれくらい離れていますか? | 距離を尋ねる疑問文であり、感嘆文の語順とは明確に異なります。 |
| How was the movie? ▶ | 映画はどうだった? | How+be動詞+主語の語順をとる典型的な疑問文の構造です。 |
| How long will it take? ▶ | どれくらい時間がかかる? | 助動詞willが主語の前に配置されている疑問文の例です。 |
| How could you forget my birthday? ▶ | いったいどうして私の誕生日を忘れたの? | 強い感情を含む疑問文ですが、語順は疑問文の規則に従います。 |
平叙文から感嘆文への書き換え方と手順
普通の文(平叙文)から感嘆文を作る際は、感情を強調する語句を前に引き出し、元の文にあった強意語を消去する手順を踏みます。very(とても)や so(そんなに)といった程度を表す語は、感嘆詞である What や How に吸収されるため、感嘆文の中には残しません。
書き換えの3ステップ
- 強調したいカタマリの特定:平叙文の中から very や so に修飾されている部分(形容詞・副詞、または形容詞+名詞)を見つけます。
- What または How への置き換え:強調する語が「名詞を含む」なら What、「形容詞や副詞単独」なら How を文頭に置きます。このとき very などの強意語は取り除きます。
- 主語と動詞の配置:文頭に出さなかった残りの「主語+動詞」をそのまま後ろに並べ、末尾に感嘆符(!)を付けます。
| 元の文(平叙文) | 感嘆文への書き換え | 消去する語 |
|---|---|---|
| This is a very beautiful flower. (これはとても美しい花です。) | What a beautiful flower this is! (これはなんて美しい花なんだろう!) | very を消して What のカタマリを文頭へ |
| This flower is very beautiful. (この花はとても美しいです。) | How beautiful this flower is! (この花はなんて美しいのだろう!) | very を消して How の直後に形容詞を移動 |
| He runs very fast. (彼はとても速く走ります。) | How fast he runs! (彼はなんて速く走るのだろう!) | very を消して How の直後に副詞を移動 |
感嘆文の読み方とイントネーションの規則
感嘆文は What や How といった疑問詞と同じ単語で始まるため、疑問文のように語尾を上げて読むのか迷う学習者が少なくありません。しかし、感嘆文は感情を言い切る文であるため、文末を下げて発音する「下がり調子(フォーリング・イントネーション)」で読むのが原則です。
発音する際は、感情の焦点となる形容詞や名詞を最も強く、やや高めのピッチで際立たせます。これに対して、文末に置かれる主語や動詞(it is や you are など)は弱く低く添えるように発音します。
- What a BEAUTIFUL flower it is!(BEAUTIFUL を強く高く読み、it is に向かって音調を下げます)
- How FAST he runs!(FAST に最も強い強勢を置き、he runs は軽く下がり調子で読みます)
会話で末尾の主語・動詞を省略して How wonderful! や What a relief! と言う場合も、強調語(wonderful や relief)に感情を込めたあと、自然に息を落とすように発音するとネイティブらしい自然な響きになります。
感嘆文で間違えやすい不可算名詞の注意点
What を使った感嘆文で最も誤答が多いのが、数えられない名詞(不可算名詞)に不定冠詞の a や an を付けてしまうミスです。日本語では「ひとつの〜」と意識しにくい名詞であっても、英語で不可算名詞として扱われる語には冠詞を付けられません。
| 名詞の種類 | 誤った英文 | 正しい英文 | 日本語訳 |
|---|---|---|---|
| 不可算名詞(天気) | What a terrible weather it is! | What terrible weather it is! | なんてひどい天気なんだろう! |
| 不可算名詞(情報) | What a useful information! | What useful information! | なんて役立つ情報なんだろう! |
| 不可算名詞(知らせ) | What a good news! | What good news! | なんて良い知らせなんだろう! |
| 複数名詞 | What a cute puppies they are! | What cute puppies they are! | 彼らはなんて可愛い子犬たちなんだろう! |
特に weather(天気)、news(知らせ)、advice(助言)、information(情報)などは、定期テストや入試の書き換え問題で定番のひっかけポイントです。「名詞があるから What a ...」と機械的に暗記せず、その名詞が可算名詞の単数形かどうかを必ず確認する習慣をつけましょう。
このテーマのよくある疑問
確認問題(5問)
空所に最も適する語を選びなさい。 ( ) cold water this is!
答えと解説
正解: What
water という名詞を含むカタマリを強調するため What を選びます。不可算名詞なので a は不要です。「この街はなんて大きいのだろう!」という意味の感嘆文として、文法的に正しい語順の文を選びなさい。
答えと解説
正解: How big this city is!
How の感嘆文の語順は「How+形容詞+主語+動詞!」です。「動詞+主語」の順は疑問文になります。次の文の日本語訳として最も適切なものを選びなさい。 What delicious apples these are!
答えと解説
正解: これらはなんて美味しいリンゴなんだろう!
名詞の複数形 apples を含む What の感嘆文で、「これらはなんて美味しいリンゴなんだろう!」という意味です。下線部(1)〜(4)のうち、誤りがあるものを1つ選びなさい。 (1)What (2)a (3)fast he (4)runs!
答えと解説
正解: (1)
動作の様子を表す副詞 fast 単独を強調し、直後に名詞が続かないため、What a ではなく How を使います。空所に最も適する語を選びなさい。 ( ) wonderful idea you have!
答えと解説
正解: What a
単数で数えられる名詞 idea があり、直前の wonderful は子音で始まるため What a を用います。
よくある質問
- Q. 感嘆文の末尾には必ず感嘆符(!)が必要ですか?
- 書き言葉では基本的に感情の強さを示すために感嘆符(!)を付けます。ただし、小説などで感情を抑えめに描写する場合にはピリオド(.)で終わることもあります。話し言葉では文末に強いアクセントを置くことで感嘆の意を表します。
- Q. Whatの感嘆文で a や an を付けないのはどんなときですか?
- 強調する名詞が複数形の場合や、水・天気・情報などの数えられない名詞(不可算名詞)の場合は、不定冠詞の a や an を付けません。例えば What nice shoes! や What terrible weather! のようになります。
- Q. 日常会話でWhatやHowの感嘆文は堅苦しいですか?
- 主語と動詞まで完全に言う形はやや文学的で大げさに聞こえることがあります。ただし What a surprise! や How nice! のように主語・動詞を省略した短い形であれば、日常会話でも頻繁に自然な相づちとして使われます。
- Q. 感嘆文を否定文(「なんて〜ではないんだろう」)にすることはできますか?
- 英語の感嘆文は、原則として否定文にできません。感嘆文は話し手が現実に知覚した事実や感情の大きさに強い驚きを表す構文であるため、「事実として存在しない度合い」を感嘆して述べる論理が成り立ちにくいためです。否定的な感情や残念な気持ちを表したいときは、否定文にするのではなく、What bad weather!(なんて悪い天気なんだろう!)や How sad this story is!(この話はなんて悲しいのだろう!)のように、否定的な意味を持つ形容詞を肯定の構文で使います。
- Q. What の感嘆文で形容詞を付けずに名詞だけで表すことはできますか?
- はい、日常会話では形容詞を伴わずに「What + (a/an) + 名詞!」で感情を表す表現がよく使われます。例えば What a man!(なんて男だ!/大した男だ!)や What nonsense!(なんてくだらないことだ!)のように、名詞単体を取り上げることで、その対象の際立った特徴や呆れ・感嘆を端的に表現できます。
2026年9月25日更新・モチタン辞典編集部
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