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英語の疑問詞(5W1H)完全攻略ガイド
英語の疑問詞(5W1H)は、知りたい情報をピンポイントで質問する際に文頭に置く単語です。基本語順は「疑問詞+疑問文の語順(助動詞/be動詞/do+主語+動詞)」ですが、疑問詞自体が主語になる場合は「疑問詞+動詞」の平叙文と同じ語順をとります。
この基本原則と9つの疑問詞の意味を押さえることで、あらゆる質問を正確に組み立てられるようになります。
- 疑問詞は文頭に置き、基本は後ろに疑問文の語順を続けます
- 疑問詞自体が主語のときは助動詞doを使わず平叙文と同じ語順にします
- 選択肢が限られるならwhich、無制限ならwhatを使い分けます
先に読むと分かりやすい: 疑問文の作り方
疑問詞(5W1H)の使い方とは(結論)
英語の疑問詞は、具体的な事実や理由、方法を尋ねるために使われます。YesまたはNoで答えられる一般疑問文の先頭に疑問詞を置くのが基本形です。疑問詞があることで、相手は具体的な情報で回答する必要があります。
| パターン | 基本語順 | 例文 |
|---|---|---|
| 一般動詞の文 | 疑問詞 + do / does / did + 主語 + 動詞の原形 〜? | What do you want to do?(何をしたいですか?) |
| be動詞の文 | 疑問詞 + be動詞 + 主語 〜? | Where is the cat?(猫はどこにいるの?) |
| 助動詞の文 | 疑問詞 + 助動詞 + 主語 + 動詞の原形 〜? | Where can I charge my phone?(どこで携帯を充電できますか?) |
| 疑問詞が主語 | 疑問詞 + 動詞 〜?(平叙文の語順) | Who will fix the printer?(誰がプリンターを直すの?) |
質問を作る際は、まず「尋ねたい内容(時・場所・人など)」に適した疑問詞を文頭に出し、その後に通常の疑問文の語順を続けます。ただし、疑問詞が文の主語を務める場合は語順が大きく異なるため注意が必要です。
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基本の疑問詞9種類の一覧と使い方
英語で使われる疑問詞は主に9種類あります。それぞれの役割と意味を明確に区別して覚えることが大切です。
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| 疑問詞 | 発音記号 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| what | /wɑːt/ | 何 | What do you recommend?(何がおすすめですか?) |
| who | /huː/ | 誰が・誰を | Who is taking care of the schedule?(スケジュールは誰が管理していますか?) |
| whom | /huːm/ | 誰を(目的格) | Whom did you invite?(誰を招待しましたか?) |
| whose | /huːz/ | 誰の・誰のもの | Whose coat is this?(これは誰のコートですか?) |
| which | /wɪtʃ/ | どれ・どちら | Which do you like?(どちらが好きですか?) |
| when | /wen/ | いつ | When does the meeting start?(会議はいつ始まりますか?) |
| where | /wer/ | どこ | Where are you from?(どこから来たの?) |
| why | /waɪ/ | なぜ・どうして | Why didn't you come yesterday?(どうして昨日来なかったの?) |
| how | /haʊ/ | どのように・状態 | How do you spell that word?(その単語のつづりはどう書きますか?) |
目的格の whom はフォーマルな書き言葉で主に使われ、現代の日常会話では who で代用されるのが一般的です。前置詞の後ろに置く場合は to whom のように whom を維持することが好まれます。
選択肢の範囲で変わるwhichとwhatの違い
which と what はどちらも「物事」を尋ねる疑問詞ですが、話し手と聞き手の頭の中にある選択肢の範囲によって使い分けます。
選択肢が限られている場合は which
which は、目の前にある物や特定のグループなど、あらかじめ選択肢が限られている(特定できる)状況で用います。「2つまたは少数のうち、どちらを選ぶか」という場面に最適です。
選択肢が無制限の場合は what
what は、範囲が限定されておらず、無限の選択肢の中から自由に答えてほしい場合に用います。
名詞を修飾して「どの〜」「何の〜」と表現する場合も同様です。選択肢が特定されているなら which color、無限の候補から選ぶなら what color を選びます。
which(限られた選択肢)
- あらかじめ選択肢が限られている
- 特定できる状況で用いる
- 2つまたは少数のうちどれか
- 例:Which do you like?
what(無制限の選択肢)
- 範囲が限定されていない
- 無限の選択肢から自由に答える
- メニュー全体や名前を広く尋ねる
- 例:What is your name?
頭の中にある選択肢が限定的か無制限かで疑問詞を使い分けます。
How+形容詞・副詞で程度や数量を尋ねる表現
単独で「手段・状態」を尋ねる how は、直後に形容詞や副詞を伴うことで、数量・期間・距離・頻度などの「程度」を細かく尋ねる疑問詞句を作ることができます。
| 疑問詞句 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| how many | 数(可算名詞の複数形) | How many laptops are available?(使えるノートパソコンは何台ありますか?) |
| how much | 量・金額(不可算名詞) | How much does it cost?(いくらですか?) |
| how long | 期間・長さ | How long will it take?(どれくらい時間がかかる?) |
| how far | 距離 | How far is it to the airport?(空港までどのくらいの距離ですか?) |
| how often | 頻度 | How often do you go to the gym?(どのくらいの頻度でジムに行きますか?) |
| how old | 年齢・年数 | How old is this building?(この建物は築何年ですか?) |
数えられる名詞の数を問うときは how many の後ろに複数名詞を置き、重さや金額など数えられない要素を問うときは how much を用います。
疑問詞が主語になる場合の語順ルール
疑問文の基本は do や did を使った倒置ですが、疑問詞そのものが文の「主語」になる場合は、do や did を使いません。肯定文(平叙文)と全く同じ「主語 + 動詞」の語順になります。
疑問詞が目的語の場合(通常の語順)
疑問詞が文の目的語や補語である場合は、疑問文の助動詞が必要です。
疑問詞が主語の場合(助動詞doを使わない)
「何が起こったか」「誰がそれを行ったか」を問う文では、疑問詞自体が主語です。助動詞 do / does / did は使わず、動詞をそのまま続けます。
- What happened?(何が起きたのですか? ※主語は what)
- Who is taking care of the schedule?(スケジュールは誰が管理していますか? ※主語は who)
- Who will fix the printer?(誰がプリンターを直すの? ※主語は who)
このルールは現在形の三面等称単数現在(三単現)にも適用され、現在形の疑問詞主語文では原則として動詞に -s を付けます(例:Who wants coffee? 誰がコーヒーを欲しいですか?)。
疑問詞が目的語(通常の語順)
- 疑問文の助動詞(do/didなど)が必要
- 主語と動詞が倒置する語順
- 例:What did you buy?
- 例:Who did you meet?
疑問詞が主語(倒置なし)
- 助動詞do/does/didは使わない
- 肯定文と同じ「主語+動詞」の語順
- 現在形なら動詞に-sを付ける
- 例:What happened? / Who wants coffee?
疑問詞そのものが主語になる場合は、助動詞doを使わず肯定文と同じ語順になります。
発展:疑問詞+to不定詞と間接疑問文の語順
疑問詞は単独の疑問文だけでなく、文の一部(名詞節・名詞句)として組み込むことも可能です。代表的な2つの用法を確認しましょう。
疑問詞 + to不定詞(〜すべきか)
「疑問詞 + to + 動詞の原形」の形で、文の目的語や補語として機能する名詞のかたまりを作ります。ただし、why にはこの構文がありません。
- I don't know what to do.(私は何をすべきか分かりません。)
- She taught me how to get to the station.(彼女は駅への行き方を教えてくれました。)
間接疑問文(疑問詞 + 主語 + 動詞)
疑問詞で始まる疑問文を他の文(know, tell, wonder などの後ろ)に埋め込む場合、語順は疑問文の形から「疑問詞 + 主語 + 動詞」という平叙文の語順に戻ります。助動詞 do / does / did は不要になります。
- 直接疑問文:Where is the cat?(猫はどこにいるの?)
- 間接疑問文:Do you know where the cat is?(猫がどこにいるか知っていますか?)
- 直接疑問文:When will the package arrive?(荷物はいつ届きますか?)
- 間接疑問文:Please tell me when the package will arrive.(荷物がいつ届くか教えてください。)
「〜すべきか」の意味で名詞の塊を作る。※whyにはこの構文がない
他文に埋め込むと「疑問詞+主語+動詞」の平叙文語順に戻る
間接疑問文の中では疑問文の助動詞do/does/didが不要になる
疑問詞は単独の疑問文だけでなく、名詞節や名詞句として文中に埋め込むことができます。
辞典の例文で見る疑問詞(5W1H)の使い方
| 英文 | 和訳 | ポイント |
|---|---|---|
| What do you want to do? ▶ | 何をしたいですか? | 一般動詞を用いた基本の疑問詞疑問文の語順 |
| Where is the cat? ▶ | 猫はどこにいるの? | be動詞を用いた場所を問う疑問文の語順 |
| Where can I charge my phone? ▶ | どこで携帯を充電できますか? | 助動詞canを含む疑問詞疑問文の語順 |
| Which do you like? ▶ | どちらが好きですか? | 限られた選択肢から選ばせるwhichの用法 |
| How many laptops are available? ▶ | 使えるノートパソコンは何台ありますか? | 可算名詞の複数形を伴うhow manyの構文 |
| How much does it cost? ▶ | いくらですか? | 価格や量を尋ねるhow muchの用法 |
| How long will it take? ▶ | どれくらい時間がかかる? | 所要時間や長さを尋ねるhow longの用法 |
| Who is taking care of the schedule? ▶ | スケジュールは誰が管理していますか? | who自体が主語となり倒置が起きない文 |
| Who will fix the printer? ▶ | 誰がプリンターを直すの? | 疑問詞主語に助動詞willが続く構文 |
| When will the package arrive? ▶ | 荷物はいつ届きますか? | 時を尋ねるwhenと助動詞の疑問文語順 |
英語の5W1Hの覚え方と3つの品詞分類
英語の疑問詞は、文法用語で interrogative word、日常的には wh-word と呼ばれます。中学英語の基礎となるのが「5W1H」(who・what・when・where・why・how)であり、これに選択の which、所有の whose、目的格の whom を加えた9種類が基本です。
疑問詞は文中で果たす働きによって「疑問代名詞」「疑問副詞」「疑問形容詞」の3つに分類されます。品詞の違いを意識すると、後ろに続く語順のミスを大幅に減らせます。
| 品詞分類 | 該当する疑問詞 | 文中での役割と特徴 |
|---|---|---|
| 疑問代名詞 | who / whom / what / which / whose | 文の主語・補語・目的語になる。「誰」「何」そのものを表す。 |
| 疑問副詞 | when / where / why / how | 時・場所・理由・方法を表し、後ろに完全な文(主語+動詞)が続く。 |
| 疑問形容詞 | what / which / whose | 直後に名詞を従えて修飾する(例:what time, which book, whose car)。 |
覚え方としては、まず「人(who)」「モノ(what)」「時(when)」「場所(where)」「理由(why)」「手段・様子(how)」という日本語の意味の軸を固定し、名詞とセットで使える what や which、whose のグループを後から拡張していくと整理しやすくなります。
what do you do と how about の文法と使い方
日常会話や試験で頻出する定型表現の中には、疑問詞の文法構造を正確に理解しておくべき重要なフレーズがあります。
what do you do と what are you doing の違い
What do you do? は現在形の文であり、「普段何をしているか」という習慣や職業を尋ねる表現です。一方、What are you doing? は現在進行形(be動詞 + 現在分詞)であり、「いま何をしている最中か」を尋ねています。
- What do you do?(お仕事は何をされていますか?)
— I work at a bank.(銀行で働いています。) - What are you doing right now?(今何をしているの?)
— I am cooking dinner.(夕食を作っているところです。)
how about の文法構造(提案・聞き返し)
how about は「〜はどうですか?」と相手に提案や意見を求める表現です。前置詞 about の後ろには、名詞または動名詞(〜ing)が続きます。文末を上げ調子で発音するのが一般的です。
疑問詞疑問文の自然な答え方とイントネーション
疑問詞で始まる疑問文(WH疑問文)には、一般的な Yes / No 疑問文とは異なる明確なルールが2点あります。
1. Yes / No では答えず具体情報を返す
疑問詞疑問文に対して Yes や No で答えることはできません。尋ねられた疑問詞(誰・どこ・いつなど)に対応する具体的な情報を答えます。会話では、主語と動詞を省略して該当の語句だけを短く返すのも自然です。
- Where do you live?(どこに住んでいますか?)
完全な文:I live in Tokyo.(東京に住んでいます。)
短い返答:In Tokyo.(東京です。) - When did you buy this?(いつこれを買いましたか?)
完全な文:I bought it yesterday.(昨日買いました。)
短い返答:Yesterday.(昨日です。)
2. 文末のイントネーションは原則として下げる
be動詞 や do で始まる一般疑問文は文末を上げて発音しますが、疑問詞疑問文は文頭の疑問詞を強く発音し、文末は「下降調(下げ調子)」で終えるのが標準的な発音ルールです。
中学英語の疑問詞の確認テスト(練習問題)
学習した疑問詞の定着度を確認するための練習問題です。空所に適切な疑問詞を補い、正しい語順を組み立ててみましょう。
問題
- (誰の)鉛筆ですか? → ( )pencil is this?
- あなたは(なぜ)遅刻したのですか? → ( )were you late?
- 昨夜、誰があなたに電話しましたか? → ( )called you last night?
- 夏休みに(どこへ)行きたいですか? → ( )do you want to go for summer vacation?
解答と解説
| 番号 | 正解 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | Whose | 所有者(誰の〜)を尋ねる疑問形容詞です。直後の名詞 pencil を修飾します。 |
| 2 | Why | 理由を尋ねる疑問副詞です。were you と倒置の疑問文が続きます。 |
| 3 | Who | 「誰が」という主語そのものを尋ねるため、did は使わず called(過去形動詞)が直結します。 |
| 4 | Where | 場所を尋ねる疑問副詞です。一般動詞 want の疑問文のため do you want の語順になります。 |
このテーマのよくある疑問
確認問題(5問)
「誰がプリンターを直すの?」を表す英文として、正しい語順のものはどれですか。
答えと解説
正解: Who will fix the printer?
疑問詞が文の主語になる場合は「疑問詞+動詞」の平叙文と同じ語順になり、doなどは使いません。目の前にある少数のグループなど、あらかじめ選択肢が限られているときに使う疑問詞はどれですか。
答えと解説
正解: which
特定できる限られた選択肢から選ぶときはwhichを、無制限の場合はwhatを用います。空所に当てはまる語句を選びなさい。 How ( ) does it cost?
答えと解説
正解: much
金額や重さなど数えられない要素(不可算名詞)の量を尋ねるときは how much を用います。「疑問詞 + to不定詞」の形を作ることができない疑問詞はどれですか。
答えと解説
正解: why
本文にある通り、「疑問詞+to不定詞」の構文においてwhyにはこの形がありません。「猫がどこにいるか知っていますか?」を表す間接疑問文として正しいものはどれですか。
答えと解説
正解: Do you know where the cat is?
間接疑問文では、疑問詞の後は「主語+動詞」という平叙文の語順になります。
よくある質問
- Q. 間接疑問文でdoやdidが消えるのはなぜですか?
- 間接疑問文は文全体ではなく動詞の目的語など名詞節の役割を果たすため、倒置が解かれて「主語+動詞」の通常の肯定文の語順に戻るためです。
- Q. whoとwhomはどのように使い分けますか?
- 文の主語になる場合はwho、動詞や前置詞の目的語になる場合はwhomを使います。ただし日常会話では目的格でもwhoが広く用いられます。
- Q. How comeとWhyの違いは何ですか?
- どちらも理由を問いますが、Whyの後は疑問文の語順(Why did you…)になるのに対し、How comeの後は平叙文の語順(How come you…)になります。
- Q. 疑問詞の直後に名詞を置けるものはどれですか?
- 名詞を直後に置ける疑問詞は、疑問形容詞として機能する what(何の〜)、which(どの〜)、whose(誰の〜)の3つです。例えば What sports do you like? や Whose bag is this? のように使います。
- Q. 疑問詞で尋ねられたとき、Why に対する答え方は決まっていますか?
- 理由を尋ねる Why の質問には、接続詞 Because(なぜなら〜だから)から始めるのが標準的です。会話では Because of 〜(〜が原因で)や、理由を表す句・節だけを端的に答えることも多くあります。
2026年9月26日更新・モチタン辞典編集部
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