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間接疑問文の作り方と語順ルール
間接疑問文とは、疑問文を動詞の目的語などに組み込んだ文のことです。最大の規則は、疑問詞の後の語順が「疑問詞+主語+動詞」という平叙文(肯定文)の並びに戻る点です。
例えば、Where does he live?(彼はどこに住んでいますか?)を組み込むと、Do you know where he lives?(彼がどこに住んでいるか知っていますか?)となります。
- 疑問文を文の一部に組み込む文で、語順は「主語+動詞」に戻します。
- 疑問詞のない文は「if」や「whether(〜かどうか)」を使います。
- thinkなどの動詞では、疑問詞が文頭に移動するルールがあります。
先に読むと分かりやすい: 疑問文の作り方疑問詞(5W1H)の使い方
間接疑問文の作り方とは(結論)
間接疑問文を作る際の基本原則は、直接疑問文の倒置(does he や is it など)を解消し、「主語+動詞」の平叙文の語順に戻すことです。疑問詞がある疑問文と、yes / no で答える疑問詞のない疑問文で接続の仕方が異なります。
表は横にスクロールできます →
| 元の直接疑問文 | 間接疑問文の接続語 | 語順の型 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 疑問詞がある文 (Where is it? など) | 疑問詞(what, where, when, who, why, how) | 疑問詞 + 主語 + 動詞 | Do you know where the coffee shop is? (コーヒーショップがどこにあるか分かる?) |
| 疑問詞がない文 (Is the cafe open? など) | if または whether (〜かどうか) | if / whether + 主語 + 動詞 | Do you know if the cafe is open? (そのカフェ、開いているか知らない?) |
どちらの形でも、後ろに続く節の中では助動詞 do / does / did を使った疑問文の語順にはならず、三面単の -s や過去形が動詞本体に現れます。
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疑問詞がある文の作り方と語順
疑問詞(who, what, when, where, why, how)で始まる疑問文を組み込むときは、接続詞のように疑問詞を置き、直後に「主語+動詞」を続けます。
- When does the concert start? → Do you know when the concert starts?(コンサートはいつ始まるか知ってる?)
- Where are the handouts? → Do you know where the handouts are?(配布資料がどこにあるか知っていますか?)
- Why did you make this decision? → I understand why you made this decision.(あなたがなぜこの決断をしたのか理解できます)
日常会話では、I wonder(〜かなと思う)や Tell me(〜を教えて)に続ける形も頻出です。例えば I wonder where it is.(どこにあるんだろうね)や、Tell me what you need.(何が必要か教えて)のように用います。
Do you know when the concert starts?コンサートはいつ始まるか知ってる?
疑問詞の直後は通常の疑問文ではなく主語・動詞の語順で続けます。
疑問詞がない文はifやwhether
Is he at home? や Can she come? のように、yes / no で答える疑問文を組み込む場合は、疑問詞の代わりに if /ɪf/ または whether /ˈweðər/ を使います。意味は「〜かどうか」となります。
- Is the cafe open? → Do you know if the cafe is open?(そのカフェが開いているか知っていますか?)
- Will she come? → I wonder if she will come.(彼女が来るかどうか気になる)
- Is the meeting at 2 or 3? → Do you know whether the meeting is at 2 or 3?(会議が2時か3時か分かる?)
会話では if が好まれますが、選択肢 or not が直後に来る場合や、前置詞の目的語になる場合は whether を用います。
Do you know if the cafe is open?そのカフェが開いているか知っていますか?
疑問詞がない文はifやwhetherを置き、主語+動詞を続けます。
Do you think型は疑問詞が文頭
主節の動詞が think, believe, suppose, imagine などの思考・推測を表す動詞の場合、疑問詞が文頭に移動します。これは、質問の意図が「〜を知っていますか?(はい/いいえ)」ではなく、「〜は何だと思いますか?」と具体的な内容を尋ねるものになるためです。
表は横にスクロールできます →
| 主節の動詞 | 質問の焦点 | 語順 | 例文 |
|---|---|---|---|
| know 型 (know, remember, tell など) | 事実を知っているか否か (Yes / No で回答可) | Do you know + 疑問詞 + S + V ? | Do you know who we should hire? (誰を採用すべきか知っていますか?) |
| think 型 (think, believe, suppose など) | 相手の考え・意見そのもの (Yes / No で回答不可) | 疑問詞 + do you think + S + V ? | Who do you think we should hire? (誰を採用すべきだと思いますか?) |
Do you think who we should hire? とは言えない点に注意が必要です。
主節が過去形のときの時制の一致
主節の動詞が過去形になると、間接疑問文の節の中の動詞も原則として過去の時制に合わせます(時制の一致)。
助動詞を含む場合も変化します。can は could、will は would に変わります。例えば、I didn't know what I would do without you.(あなたがいなかったらどうしたらいいかわからなかった)のように合わせます。
ただし、現在も変わらない普遍の事実や現在の習慣を述べる場合は、現在形のまま残すことがあります。
主節が現在形
- 主節: I know
- 節内: where he lives
- 現在形をそのまま維持
主節が過去形
- 主節: I knew
- 節内: where he lived
- 時制の一致で過去形に変化
- can→could / will→would
主節が過去形になると節内の動詞や助動詞も過去形に合わせます。
丁寧な質問を作る間接疑問文
直接的な疑問文は、初対面の相手やビジネスの場ではぶしつけに聞こえることがあります。間接疑問文を使うと、相手への配慮を含んだ丁寧な表現になります。
- 直接的: Where is the bathroom?(トイレはどこですか?)
- 丁寧: Could you tell me where the bathroom is?(トイレがどこにあるか教えていただけますか?)
- 丁寧: Do you know where the bakery is?(パン屋がどこにあるかご存知ですか?)
依頼の表現である Could you tell me …? や Would you mind telling me …? の後ろにも間接疑問文を接続でき、角を立てずに情報を尋ねることができます。
間接疑問文を使うことで初対面やビジネスでも角を立てずに質問できます。
日本人が間違いやすい語順のミス
日本人が最も起こしやすい誤りは、間接疑問文の中でも疑問文の倒置語順をそのまま残してしまうミスです。
| 誤った文(NG) | 正しい文(OK) | 誤りの原因 |
|---|---|---|
| Do you know where is the coffee shop? | Do you know where the coffee shop is? | be動詞の倒置を戻し忘れている |
| Do you know when does the meeting start? | Do you know when the meeting starts? | 助動詞 does を残してしまっている |
| I wonder what will the boss say. | I wonder what the boss will say. | 助動詞 will が主語の前に出ている |
疑問詞の直後は「主語、動詞」の順番で置くという意識を徹底することが大切です。
辞典の例文で見る間接疑問文の作り方
| 英文 | 和訳 | ポイント |
|---|---|---|
| I wonder if she will come. Do you know? ▶ | 彼女が来るかどうか気になる。知ってる? | ifを用いた「〜かどうか」の間接疑問文 |
| Do you know when the concert starts? ▶ | コンサートはいつ始まるか知ってる? | 疑問詞whenの後に主語+動詞が続く基本形 |
| Do you know whether the meeting is at 2 or 3? ▶ | 会議が2時か3時か分かる? | whetherを用いた二者択一の間接疑問文 |
| Do you know where the coffee shop is? ▶ | コーヒーショップがどこにあるか分かる? | whereの後にbe動詞が主語の後ろに来る語順 |
| I wonder where it is. ▶ | どこにあるんだろうね。 | I wonderに続く日常的な間接疑問表現 |
| Do you know why the lights are off? ▶ | なぜ電気が消えているか分かる? | whyの後に主語+be動詞が続く語順の確認 |
| Do you know who we should hire? ▶ | 誰を採用すべきか分かる? | whoの後に助動詞shouldが主語の後に来る形 |
| Okay, tell me what you need. ▶ | わかった、何が必要か教えて。 | 命令文tell meに続くwhatの間接疑問文 |
なぜS+Vの語順に戻るのか?間接疑問文が名詞節になる理由
間接疑問文でなぜ疑問文の倒置(is it や does he など)が消え、「主語+動詞」の肯定文の語順に戻るのか疑問に感じる方は多いはずです。その理由は、間接疑問文が文の中で1つの大きな「名詞のかたまり(名詞節)」として機能するためです。
通常の直接疑問文は文全体で相手に問いかけるため、語順をひっくり返す倒置が起きます。しかし間接疑問文は、文全体の主語や目的語の位置に埋め込まれ、「〜かということ」「〜なのか」という意味を表す名詞のパーツになります。そのため、問いかける形を解除して肯定文と同じ「主語+動詞」の並びに戻ります。
間接疑問文は、動詞の目的語だけでなく文の主語や補語、前置詞の目的語としても使えます。
- 主語(S)になる場合:What he said is true.(彼が言ったことは本当です)
- 補語(C)になる場合:This is where I was born.(ここが私の生まれた場所です)
- 前置詞の目的語になる場合:It depends on how you feel.(それはあなたがどう感じるかによります)
「疑問文を別の文にパーツとして埋め込むから肯定文の並びに戻る」と論理的に捉えておくと、丸暗記に頼らず語順を理解できます。
howやwhatがひとかたまりになる間接疑問文
間接疑問文をつくるとき、疑問詞が単独ではなく形容詞や副詞、名詞とセットでひとかたまりの疑問詞として働くパターンがあります。特に how や what、which を使った表現で頻出します。
この場合、疑問詞と結びついている語を途中で切り離さず、「疑問詞+α」を1つのカタマリとみなしたうえで直後に「主語+動詞」を置くのがルールです。
| 疑問詞のカタマリ | 直接疑問文 | 間接疑問文への変換例 |
|---|---|---|
| how old(何歳) | How old is he? | Do you know how old he is?(彼が何歳か知っていますか?) |
| how long(どのくらいの期間) | How long will it take? | Could you tell me how long it will take?(どれくらい時間がかかるか教えていただけますか?) |
| how many(いくつの〜) | How many books did you buy? | I want to know how many books you bought.(あなたが何冊の本を買ったのか知りたいです) |
| what time(何時) | What time does the train leave? | Please tell me what time the train leaves.(電車が何時に出発するか教えてください) |
| which bus(どちらのバス) | Which bus should I take? | Do you know which bus I should take?(どちらのバスに乗るべきか知っていますか?) |
たとえば how old を how だけで区切って Do you know how is he old? のように語順を崩してしまう間違いが多いため、「セットの語まではひとかたまり」と意識しましょう。
中学英語やテストで役立つ間接疑問文の書き換え手順
中学英語の定期テストや高校入試では、直接疑問文を主節に組み込む「書き換え問題」が頻出します。ミスを防ぐためには、次の3つの手順に沿って段階的に文を組み立てるのが確実です。
- ステップ1(接続語の決定):疑問詞がある文はそのまま疑問詞を置き、Yes/Noで答える疑問詞のない文は if または whether を置きます。
- ステップ2(助動詞の処理):直接疑問文で使われていた do、does、did は消去します。does が消えたときは動詞に三人称単数の -s をつけ、did が消えたときは動詞を過去形に戻します。
- ステップ3(主語+動詞の配置):be動詞や助動詞(can、will など)が主語の前に出ている場合は、主語の後ろに戻して「主語+動詞」の並びに整えます。
最も失点が起きやすいのは、助動詞 does や did を消したあとに動詞の語形変化を忘れるケースです。例えば Where does she live? を組み込む場合、does を消すだけでなく live を lives に直して Do you know where she lives? と書く必要があります。頭の中で肯定文を作ってから当てはめるとミスを防げます。
このテーマのよくある疑問
確認問題(5問)
次の空所に入る最も適切な語を選びなさい。 Do you know ( ) the cafe is open?
答えと解説
正解: if
「カフェが開いているかどうか」という疑問詞のない疑問文を埋め込む際はifを用います。次のうち、英文として正しい語順のものを1つ選びなさい。
答えと解説
正解: Do you know where the handouts are?
間接疑問文の疑問詞の後ろは「主語+動詞」の語順になります。areが末尾にある文が正解です。「Who do you think we should hire?」の日本語の意味として最も適切なものを選びなさい。
答えと解説
正解: 誰を採用すべきだと思いますか?
主節がthink型の文では相手の考えそのものを尋ねるため、「〜だと思いますか?」の意味になります。次の文のうち、文法的な誤りを含んでいるものを1つ選びなさい。
答えと解説
正解: I wonder what will the boss say.
疑問詞の後は「主語+動詞」にするため、助動詞willはthe bossの後ろに置く必要があります。主節を過去形にした文「I knew where he ( ).」の空所に入る形として最も適切なものを選びなさい。
答えと解説
正解: lived
主節の動詞がknewと過去形になっているため、時制の一致により節内の動詞もlivedとなります。
よくある質問
- Q. ifとwhetherに違いはありますか?
- 日常会話ではどちらも使えますが、whetherの方が形式ばった場面に適しています。また、「whether or not」のように直後にor notを置く場合や、前置詞の直後ではwhetherのみが使えます。
- Q. 間接疑問文の末尾はピリオドですか?
- 文全体の主節によって決まります。「Do you know...?」のように文全体が疑問文ならクエスチョンマーク(?)になり、「I know...」のように肯定文ならピリオド(.)で終わります。
- Q. whoが主語のときは語順はどうなりますか?
- who自体が主語の場合、語順は変わりません。例えば「Who knows the truth?」を埋め込むと「I wonder who knows the truth.」のままとなり、主語と動詞の並びが保たれます。
- Q. 間接疑問文は前置詞の直後にも置けますか?
- はい、置くことができます。間接疑問文は名詞節として働くため、「It depends on what you choose.(それはあなたが何を選ぶかによります)」のように前置詞の目的語として自然に組み込めます。ただし、疑問詞のない「〜かどうか」を前置詞の直後に置く場合は、if ではなく whether を用いるのが標準的です。
- Q. how much や what time などの疑問詞はどう並べますか?
- how much や what time、how many books などのように疑問詞が名詞や形容詞と結びついているときは、そのひとかたまり全体を疑問詞として扱います。切り離さずにカタマリの直後に「主語+動詞」を続けます。例えば「Do you know what time the store opens?」の語順になります。
2026年9月25日更新・モチタン辞典編集部
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