「ロールパン」はドイツ語で何と言う?
「ロールパン」に当たる最も標準的で一般的なドイツ語は Brötchen です。ドイツの北部や中部を始め、国全体で通じます。一方の Brötli はスイスで使われる地域特有の表現です。ドイツ語圏では小型のパンを指す言葉に強い地域差があるため、滞在する地域に応じて呼び分けるのが一般的です。
使い分け
- Brötchen
標準ドイツ語で最も広く使われる語です。ドイツ全土のパン屋や朝食の場面で、丸い小型パンを指す際に通じます。
Ich möchte bitte zwei Brötchen.
ロールパンを2個ください。
- Brötli
スイスで日常的に使われる地域表現です。標準語の Brötchen と同じく、食事用の小型パン全般を親しみを込めて指します。
Zum Frühstück esse ich ein Brötli mit Butter.
朝食にバターを塗ったロールパンを1個食べます。
よくある間違い
✕ Brot を小型パンの意味で使うこと
○ Brötchen
Brot は切り分けて食べる大きなパンを指し、1人用の小型パンには縮小形の Brötchen を使います。
「ロールパン」のよくある質問
Q. 日本のロールパンと同じですか?
Q. 南部では違う名前ですか?
例文
コアイメージ
手のひらに乗る小さな丸い焼きたてのパン
関連語
使い方
類義語との違い
Brötchen: 手のひらに乗る小さな丸い焼きたてのパンで主に朝食に食べるロールパン
Semmel: オーストリアや南ドイツでよく使われる小さな朝食用パンの呼び方
Brötli: スイスドイツ語圏で使われる小さな丸い朝食用パンを指す語
Schrippe: ベルリン周辺で使われるやや平たい小型のパンの呼び方
Brot: 穀物を練って焼いた食事用の大きなパンの総称
ドイツ語での定義
Ein kleines, meist rundes Brotstück, das einzeln gegessen wird und oft zum Frühstück serviert wird.
語源
Brötchenは、Brot(中高ドイツ語 brot)に縮小辞 -chen が付いた語で、もともとは「小さなパン」を意味し、縮小に伴って語中の母音がウムラウトして Brötchen になった。
コラム
- 店で注文するときは ein Brötchen や zwei Brötchen のように数をはっきり言い、地方によって Semmel や Schrippe と呼ぶことがある点に注意する。
例文
コアイメージ
スイスで親しまれている手のひらサイズの小さなパン
関連語
使い方
類義語との違い
Brötli: スイスで親しまれている手のひらサイズの小さなロールパンを指す言葉で、スイス以外では方言的に聞こえる
Brötchen: ドイツ本国で一般的に使われる手のひらサイズの小さなロールパンを指す語
Semmel: オーストリアや南ドイツで日常的に使われる丸い小さなパンを指す語
Weggli: スイスの一部地域で用いられる丸くて小さなパンを指す語
ドイツ語での定義
Schweizerische Verkleinerungsform von Brötchen; bezeichnet ein kleines Weizenbrötchen zum Frühstück.
語源
Brötliは、Brötchenの変種であり、語幹Brotに縮小辞が付くことで生まれた語形で、スイスドイツ語では標準の -chen の代わりに -li を用いて小さいパンを表す。
コラム
- ドイツ本国では通常Brötchenと言うため、スイス以外でBrötliを使うと方言的に聞こえる点に注意する。