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韓国語キーボード10キー設定と打ち方完全ガイド

韓国語キーボード10キー設定と打ち方完全ガイド

韓国語キーボードの10キーは、日本語のフリック入力と同様に片手で素早くハングルを入力したい人に適した配列です。「・(天)」「ㅡ(地)」「ㅣ(人)」の3つの母音キーを組み合わせる天地人(チョンジイン)方式を採用しており、規則さえ覚えれば画面を広く使って快適にタイピングできます。

iPhoneやAndroidの設定から実践的な打ち方まで順を追って確認できます。

10キーと標準(2ボル式)の違いと選び方

スマートフォンの韓国語入力には、大きく分けて「10キー(天地人:チョンジイン)」と「標準(2ボル式:トゥボルシク)」の2種類の配列があります。どちらを選ぶべきかは、普段のスマートフォンの使い方や日本語入力のスタイルによって分かれます。

2つの配列の特徴比較

項目10キー(天地人)標準(2ボル式)
キーの数母音3つ+子音・記号の少数キーパソコン配列に近い全キー配置
キーの大きさ大きくて誤タップが少ない細かくて押し間違いが起きやすい
母音の入力方法「・」「ㅡ」「ㅣ」を組み合わせて合成各母音キーを直接タップ
操作スタイル片手入力・フリック入力向け両手持ち・親指入力向け
パソコンとの互換性PCとは入力規則が異なるパソコンのハングル配列と同一

日本語をフリック入力で打っている方や、スマートフォンを片手で持って操作することが多い方には10키(シプキ・10キー)が向いています。一方、パソコンのキーボードで韓国語を打つ機会が多い方や、最初からすべての母音キーが見えている状態で打ちたい方には두벌식(トゥボルシク・2ボル式)が適しています。

韓国現地では、片手操作を好む層や以前の携帯電話から天地人配列に慣れ親しんでいる世代を中心に10キーが根強く支持されています。若年層の間では両手入力の速さを重視して2ボル式を使う人も多く、個人の好みや利用環境に応じて使い分けられています。

PCやスマホ全体の配列や入力方式を比べたいときは、ハングルキーボード総合ガイドを参考にしてください。

iphone キーボード韓国語10キーの設定手順

iPhoneで韓国語の10キーキーボードを追加して使える状態にする手順を解説します。外部アプリを導入する必要はなく、標準の設定機能のみで完了します。

iPhoneでの追加手順

  1. ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
  2. 「一般」をタップし、「キーボード」を選択します。
  3. 一番上の「キーボード」をタップし、「新しいキーボードを追加...」を選びます。
  4. 言語一覧から「韓国語」を探してタップします。
  5. 「標準」と「10キー」の選択肢が表示されるため、「10キー」にチェックを入れます。
  6. 右上の「完了」をタップします。

設定完了後、メッセージアプリやメモ帳などの文字入力画面を開き、左下の地球儀マークを長押しします。表示されたキーボード一覧から「韓国語」を選択すると、10キー配列のハングルキーボードが表示されます。

すでに韓国語の「標準」キーボードを追加している場合は、キーボード設定画面で「韓国語」をタップし、「10キー」へ切り替えることも可能です。両方にチェックを入れておき、用途に応じて切り替えて使うこともできます。

iPhoneの韓国語10キー追加手順
1設定を開く

「設定」から「一般」>「キーボード」を選択

2言語の追加

「新しいキーボードを追加...」から韓国語を選択

3配列の選択

「10キー」にチェックを入れて完了をタップ

4キーボード切替

文字入力画面で地球儀マーク長押しから選択

iPhoneの標準設定から韓国語の10キー配列を追加する流れです。

Androidスマホで韓国語10キーを設定する手順

Androidスマートフォンで韓国語の10キー(天地人方式)を設定する手順を解説します。標準的なキーボード入力システムを例に挙げて説明します。

Androidでの追加手順

  1. ホーム画面またはアプリ一覧から「設定」を開きます。
  2. 「システム」または「一般管理」から「言語と入力」を選択します。
  3. 「画面キーボード」をタップし、現在使用しているキーボードアプリを選択します。
  4. 「言語」をタップし、「キーボードを追加」を選びます。
  5. 「韓国語」を検索または一覧から選択します。
  6. キーボードのレイアウト選択画面で「天地人(10キー)」を選択し、「完了」をタップします。

文字入力画面でスペースキーを長押しするか、キーボード内の地球儀アイコンをタップすることで、日本語入力から韓国語10キーへと切り替えることができます。

端末のメーカーやOSのバージョンによって項目の名称が多少異なる場合がありますが、基本的には「設定 > 言語と入力 > キーボード設定」の階層から設定可能です。

Androidの韓国語10キー設定手順
1設定を開く

「言語と入力」から画面キーボードを選択

2キーボード追加

使用中のアプリ設定で「言語」>「キーボードを追加」

3言語と配列選択

「韓国語」を選び「天地人(10キー)」を選択

4入力の切替

スペース長押しや地球儀アイコンで切り替え

Android端末で天地人(10キー)配列を追加・設定する手順です。

天地人の母音合成ルール完全一覧

韓国語の10キーは、ハングルの創製原理に基づいた천지인(チョンジイン・天地人)方式を採用しています。母音キーはわずか3つしかありません。

この3つの構成要素を順番にタップすることで、基本母音から複合母音(二重母音)まですべてを合成して作り出します。

基本母音の作り方

完成する母音入力するキーの順番文字の組み立て解説
ㅏ(ア)ㅣ → ・縦線(人)の右に点(天)を足す
ㅑ(ヤ)ㅣ → ・ → ・縦線の右に点を2つ足す
ㅓ(オ)・ → ㅣ左の点(天)の後に縦線(人)を足す
ㅕ(ヨ)・ → ・ → ㅣ点を2つ打った後に縦線を足す
ㅗ(オ)・ → ㅡ上の点(天)の後に横線(地)を足す
ㅛ(ヨ)・ → ・ → ㅡ点を2つ打った後に横線を足す
ㅜ(ウ)ㅡ → ・横線(地)の下に点(天)を足す
ㅠ(ユ)ㅡ → ・ → ・横線の下に点を2つ足す
ㅡ(ウ)ㅡ横線キーを1回押す
ㅣ(イ)ㅣ縦線キーを1回押す

二重母音の作り方

完成する母音入力するキーの順番文字の組み立て解説
ㅐ(エ)ㅣ → ・ → ㅣㅏ(ㅣ・)を作ってから ㅣ を追加
ㅒ(イェ)ㅣ → ・ → ・ → ㅣㅑ(ㅣ・・)を作ってから ㅣ を追加
ㅔ(エ)・ → ㅣ → ㅣㅓ(・ㅣ)を作ってから ㅣ を追加
ㅖ(イェ)・ → ・ → ㅣ → ㅣㅕ(・・ㅣ)を作ってから ㅣ を追加
ㅘ(ワ)・ → ㅡ → ㅣ → ・ㅗ(・ㅡ)を作ってから ㅏ(ㅣ・)を追加
ㅙ(ウェ)・ → ㅡ → ㅣ → ・ → ㅣㅗ(・ㅡ)に ㅐ(ㅣ・ㅣ)を追加
ㅚ(ウェ)・ → ㅡ → ㅣㅗ(・ㅡ)を作ってから ㅣ を追加
ㅝ(ウォ)ㅡ → ・ → ・ → ㅣㅜ(ㅡ・)を作ってから ㅓ(・ㅣ)を追加
ㅞ(ウェ)ㅡ → ・ → ・ → ㅣ → ㅣㅜ(ㅡ・)に ㅔ(・ㅣㅣ)を追加
ㅟ(ウィ)ㅡ → ・ → ㅣㅜ(ㅡ・)を作ってから ㅣ を追加
ㅢ(ウィ)ㅡ → ㅣㅡ に ㅣ を追加
スマホ韓国語10キー入力(10ボル式)のイメージ

子音・濃音・激音・パッチムの入力方法

10キー配列では、ひとつのキーに複数の子音が割り振られています。平音、激音、濃音(硬音)の出し方、およびパッチムの仕組みを整理します。

子音キーのタップ回数と文字変化

キーボードに刻印されている子音キーを連続でタップすることで、平音から激音、濃音へと文字が切り替わります。

表は横にスクロールできます →

子音キーの表示1回タップ(平音)2回タップ(激音・平音)3回タップ(濃音)
ㄱ ㅋ ㄲㄱ(キヨク)ㅋ(キウク)ㄲ(サンギヨク)
ㄴ ㄹㄴ(ニウン)ㄹ(リウル)—
ㄷ ㅌ ㄸㄷ(ティグッ)ㅌ(ティウッ)ㄸ(サンディグッ)
ㅂ ㅍ ㅃㅂ(ピウプ)ㅍ(ピウプ)ㅃ(サンビウプ)
ㅅ ㅎ ㅆㅅ(シオッ)ㅎ(ヒウッ)ㅆ(サンシオッ)
ㅈ ㅊ ㅉㅈ(チウッ)ㅊ(チウッ)ㅉ(サンジウッ)
ㅇ ㅁㅇ(イウン)ㅁ(ミウム)—

パッチム(終声)の入力ルール

韓国語の文字は「初声(子音)+中声(母音)+終声(パッチム)」の順に構成されています。10キーでも特別なキー操作は不要で、発音する順番の通りにキーを叩くだけで自動的に文字の下部にパッチムとして結合されます。

例えば밥(パプ・ご飯)と打ちたい場合、以下の順番でキーを打ちます。

  1. ㅂ を1回タップ(初声の ㅂ が画面に出る)
  2. ㅣ を1回、続けて ・ を1回タップ(母音 ㅏ が合成され、바 になる)
  3. ㅂ を1回タップ(自動的に下部に潜り込み、밥 になる)

次の文字が母音で始まる場合、パッチムを入力した後にそのまま次の母音を打つと、韓国語の正书法に合わせて自動的に次の文字の初声へと移動します。

パッチムを含む文字の入力順序
1初声の入力

ㅂキーを1回タップして初声「ㅂ」を表示

2中声の合成

ㅣに続けて・をタップし「바」にする

3終声の入力

ㅂを1回タップすると下部に潜り込み「밥」になる

「밥」を打つ際の子音・母音・パッチムの自然な入力順序です。

連続タップとフリック入力の使い分け

10キー配列では、キーを連打する「連続タップ(マルチタップ)」のほかに、キーを上下左右に弾く「フリック入力」にも対応しています。フリック入力を習得すると、打鍵回数を大幅に減らして入力速度を高めることができます。

フリック方向の割り当て一覧

表は横にスクロールできます →

対象キータップ(その場)上フリック右フリック下フリック
ㄱ ㅋ ㄲㄱㅋㄲ—
ㄴ ㄹㄴㄹ——
ㄷ ㅌ ㄸㄷㅌㄸ—
ㅂ ㅍ ㅃㅂㅍㅃ—
ㅅ ㅎ ㅆㅅㅎㅆ—
ㅈ ㅊ ㅉㅈㅊㅉ—
ㅇ ㅁㅇㅁ——
母音キー(・)・・ ・(2つ入力)——

激音(ㅋ, ㅌ, ㅍ, ㅊ, ㅎ)を出したいときは「上」、濃音(ㄲ, ㄸ, ㅃ, ㅆ, ㅉ)を出したいときは「右」にフリックします。また、「・」キーを上にフリックすることで「・・」を1動作で入力できるため、ㅑ や ㅕ、ㅛ、ㅠ の入力が非常に早くなります。

同じキーが続くときの文字確定問題の解決法

10キーのタップ入力で初心者が必ず戸惑うのが、「同じキーに含まれる文字が連続する場合」です。例えば 나가(ナガ・出ていけ)と打つ際、나 の後にすぐ ㄱ を押すと、キーボードは「連続タップされた」と認識し、直前の文字に影響が出たり、別の文字に化けたりすることがあります。

これを防ぐ方法は2つあります。

同じキーの文字連続を防ぐ2つの方法
➡️確定キーを押す

右矢印アイコンを押し文字を区切ってから次を入力

👆フリック入力を利用

フリックなら直前の状態に関わらず即座に独立入力

連続タップによる誤認識を防ぎ、スムーズに入力する2つの対策です。

実践!定番フレーズの打鍵ストローク手順

実際によく使われる韓国語の定番フレーズを使って、10キー(天地人)での入力キーストロークを1文字ずつ確認してみましょう。

1. こんにちは:안녕하세요(アンニョンハセヨ)

  1. 안:[ㅇ] → [ㅣ] → [・] → [ㄴ]
  2. 녕:[ㄴ] → [・] → [・] → [ㅣ] → [ㅇ]
  3. 하:[ㅅ ㅎ ㅆ]を2回タップ(または上フリックでㅎ) → [ㅣ] → [・]
  4. 세:[ㅅ] → [・] → [ㅣ] → [ㅣ]
  5. 요:[ㅇ] → [・] → [・] → [ㅡ]

2. ありがとうございます:감사합니다(カムサハムニダ)

  1. 감:[ㄱ] → [ㅣ] → [・] → [ㅇ ㅁ]を2回タップ(または上フリックでㅁ)
  2. 사:[ㅅ] → [ㅣ] → [・]
  3. 합:[ㅅ ㅎ ㅆ]を2回タップ(または上フリックでㅎ) → [ㅣ] → [・] → [ㅂ]
  4. 니:[ㄴ] → [ㅣ]
  5. 다:[ㄷ] → [ㅣ] → [・]

3. 愛しています:사랑해요(サランヘヨ)

  1. 사:[ㅅ] → [ㅣ] → [・]
  2. 랑:[ㄴ ㄹ]を2回タップ(または上フリックでㄹ) → [ㅣ] → [・] → [ㅇ]
  3. 해:[ㅅ ㅎ ㅆ]を2回タップ(または上フリックでㅎ) → [ㅣ] → [・] → [ㅣ]
  4. 요:[ㅇ] → [・] → [・] → [ㅡ]

4. 本当に:진짜(チンチャ)

  1. 진:[ㅈ] → [ㅣ] → [ㄴ]
  2. 짜:[ㅈ ㅊ ㅉ]を右フリック(または3回タップでㅉ) → [ㅣ] → [・]

短い単語を繰り返し打つことで、手の動きが「母音の組み立て順序」を自然に覚えられるようになります。

次の疑問入力に慣れたら、メッセージ送信や画面操作で役立つスマホ・IT関連の韓国語単語もあわせて覚えておくと便利です。

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韓国語の疑問をすべて見る「キーボード英語」のまとめ

理解度チェック

Q1. 10キー配列で母音「ㅗ」を入力する正しいキーの順番は?

  1. 「・」を押した後に「ㅡ」を押す
  2. 「ㅡ」を押した後に「・」を押す
  3. 「ㅣ」を押した後に「・」を押す
  4. 「・」を押した後に「ㅣ」を押す
答えを見る

正解: A. 「・」を押した後に「ㅡ」を押す
母音「ㅗ」は、上の点(天)の後に横線(地)を足すため、「・」→「ㅡ」の順で入力します。

Q2. 10キー配列で濃音(ㄲやㅃなど)を出すフリック方向は?

  1. 下フリック
  2. 左フリック
  3. 上フリック
  4. 右フリック
答えを見る

正解: D. 右フリック
本文の割り当て一覧によると、激音を出したいときは「上」、濃音を出したいときは「右」にフリックします。

Q3. 同じキーの文字が連続して文字化けするのを防ぐ方法は?

  1. キーボードの地球儀マークを長押しする
  2. 右矢印キーを押して文字の区切りを確定させる
  3. スペースキーを素早く2回タップする
  4. バックスペースキーを押してから打ち直す
答えを見る

正解: B. 右矢印キーを押して文字の区切りを確定させる
同じキーの文字が続くときは、右矢印キーを押して確定させるか、フリック入力を利用することで防げます。

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よくある質問

Q. iPhoneで韓国語10キーが出ないときは?
「設定」>「一般」>「キーボード」>「キーボード」で「韓国語」を選び、チェックが「10キー」に入っているか確認してください。「標準」のみにチェックがあると2ボル式が表示されます。
Q. 韓国語の10キーはフリック入力だけ使えますか?
フリック操作のみに限定することはできませんが、各キーをタップせず上下右にフリックして入力すれば、日本語フリックと同様の感覚で素早く入力可能です。
Q. 濃音(ㄲ, ㄸなど)を素早く打つコツは?
該当する子音キーを右方向に素早くフリックするのが最も速い方法です。連続で3回タップするよりも打ち間違いが少なく、入力速度が向上します。
Q. 「・」キーはどこにありますか?
天地人キーボードの中央列または右寄りの母音エリアに配置されています。「ㅡ」や「ㅣ」と並んで刻印されている黒い点(・)がそのキーです。
Q. パッチムのある文字の後に母音を打つとどうなる?
自動的に次の文字の初声子音へと繰り上がります。例えば「밥」と打った後に「ㅣ」を打つと、自動的に「바비」という綴りに再構成されます。

2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部