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「わかった」は英語で何と言う?
言い方5通りと場面別の使い分け
「わかった」を英語で伝える際、最も無難で使いやすい表現は I understand. です。ただし日本語の「わかった」には1対1で対応する英単語がなく、相手の話を理解したのか、指示に従う承諾なのか、あるいは単なる相づちかによって英語表現を細かく言い分ける必要があります。
「わかった」の英語の言い方(5通り)
- 01Got it.
カジュアル|カジュアルな返事
Got it. は友人や同僚に対して「了解」「把握した」と伝えるカジュアルな定番表現です。短く返答したい時に重宝します。目上の人やフォーマルなビジネスシーンでは砕けすぎた印象を与えるため、使用を避けましょう。
- 02I understand.
ふつう|理解を示す
I understand. は相手の説明や事情をしっかり理解したと示す標準的な表現です。ビジネスでも日常でも使えます。深刻な話を聞いた際に「お気持ちはよくわかります」と共感を示す文脈でも自然に機能します。
ふつう|指示を受けて|承知しました。そのようにします。
Okay, that's what I'll do. は「わかりました、そうしますね」と指示や提案を受け入れる意思を示す言い方です。理解しただけでなく、指示通りに行動へ移す姿勢を明確に相手へ伝えたい場面に適しています。
丁寧|目上への返事|承知しました。
ふつう|はっきり同意|承知しました。
Definitely. は相手の意見や依頼に対して「もちろん」「承知しました」と力強く同意する表現です。曖昧さを残さず、快く引き受ける姿勢や完全な合意を示したい場面で前向きな響きを持って使えます。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 同僚からの伝言を受けたとき | Got it. | 短く即答できる気軽な返答 |
| 複雑な説明を飲み込めたとき | I understand. | 理解が完了したことを明確に伝達 |
| 上司から作業手順を指示されたとき | Okay, that's what I'll do. | 行動する意思まで含めて返答 |
| 取引先や顧客の要望を承るとき | Very good, sir. | 礼儀正しく敬意を示すフォーマル表現 |
| 依頼を快諾して安心させたいとき | Definitely. | 「もちろん任せて」という確信を込める |
相手との関係性や、自分が「内容を理解した」のか「指示に従う」のかという意図に合わせて最適な表現を選びましょう。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「わかった」は理解・納得・承諾・相づちのすべてをカバーしますが、英語では機能ごとにはっきり言葉を分ける必要があります。
- I know. の多用:「知っているよ(言われなくてもすでに知っている)」という意味になり、相手の話を遮って不快にさせる危険があります。
- I see. の誤用:なるほどと納得した相づちには合いますが、業務の指示に対する「承知しました」としては不十分で頼りなく聞こえます。
- I understood. と過去形にする:「その時は理解できた(今は違う)」という不要な含みを生むため、現在の理解には現在形を使います。
「言われなくても知っている」と相手を不快にさせる危険
納得の相づちには良いが、業務指示への承諾には頼りない
「その時は理解できた」と不要な含みを生むため現在形を使う
日本語の感覚で直訳すると意図が正しく伝わらない表現の注意点です。
言われたときの返事
- Thank you. — ありがとうございます。
- Let me know if you have any questions. — 質問があればいつでも言ってくださいね。
- Great, I appreciate your help. — よかった、助かります。
- Perfect, let's move on. — ばっちりです、次に進みましょう。
- Thank you.ありがとうございます。
- Let me know if you have any questions.質問があればいつでも言ってくださいね。
- Great, I appreciate your help.よかった、助かります。
- Perfect, let's move on.ばっちりです、次に進みましょう。
「わかった」と返答された際に続けて使える定番の返しフレーズです。
理解度に合わせて「わかった」を細かく伝える英語表現
日本語では「わかった」の一言で済ませがちですが、英語ではどの程度把握できたのかを明確に伝えることが大切です。完全に理解できた場合だけでなく、大枠や要点だけを掴んだ状態も的確に表現できると、認識の食い違いを防げます。
完全に理解したとき
疑問が残っておらず、すべて把握したときは強調の表現を添えます。
- I completely understand. — 完全に理解いたしました。
- Everything is clear now. — すべて明確にわかりました。
大体・要点だけわかったとき
概要はつかめたものの詳細までは追えていないときは、理解の範囲を正直に伝えるとスムーズです。
- I get the picture. — 全体像・大体の状況はわかりました。
- I got the main point. — 要点は把握できました。
- I basically understand, but I have a few questions. — 基本的にはわかりましたが、いくつか質問があります。
冷たく不機嫌に聞こえる?注意したい「わかった」の英語表現
文脈や言い方によっては、相手に失礼な印象や反抗的な態度と受け取られてしまう表現があります。特に注意すべきなのが Fine. です。
Fine. は相手の主張に対して「わかったよ(もういいよ、好きにすれば)」と、諦めや不満を込めてしぶしぶ受け入れるニュアンスを含み得ます。口頭で抑揚なく返したり、議論の途中で単体で使ったりすると、不機嫌になっていると誤解される危険があります。
また、Understood. も単体で口頭で使うと軍隊のような厳格さや、ぶっきらぼうで冷淡な響きを与えることがあります。ビジネスで丁寧に返答したいときは、主語を添えて I understand. と伝えたり、依頼への受諾であれば Certainly.(かしこまりました)を用いたりするほうが安心です。
相手に「わかりましたか?」と失礼にならず尋ねる英語表現
相手に理解できたかを確認する際、直訳の Do you understand? を使うのは避けたほうが賢明です。この表現は「私の言っている意味がわかりますか?」と相手の理解力を試すような、上から目線や威圧的な響きを与えてしまうためです。特に上司やクライアントに対して使うと非常に失礼に聞こえます。
スマートに確認したいときは、「私の説明で筋が通っていますか」「説明にわかりにくい点はなかったですか」と、自分側の説明のわかりやすさに焦点を当てた表現を使います。
- Does that make sense? — ご理解いただけましたでしょうか(話の筋は通っていますでしょうか)。
- Did that make sense to you? — 今の説明で伝わりましたでしょうか。
- Are we on the same page? — 私たち双方の認識は一致していますでしょうか。
なお、親しい同僚や友人に対してカジュアルに確認する程度であれば、Did you get it?(わかった?)と尋ねても問題ありません。
次に読む
- 「わかりません」は英語で何と言う?理解できなかったときに角を立てず伝える表現が分かります。→
- 「わからない」の英語表現「知らない」と「意味が理解できない」の違いを学べます。→
- 「英語が分かりますか」の英語表現相手に理解できたか確認する自然な尋ね方が身につきます。→
単語力を測る
よくある質問
- Q. Understood. だけでも通じますか?
- 通じます。「了解しました」という意味で軍隊調や事務的な響きがあり、ビジネスメールでも使われますが、会話ではややぶっきらぼうに聞こえることがあるため I understand. のほうが無難です。
- Q. I see. と Got it. の違いは何ですか?
- I see. は知らなかった情報を得て「なるほど、そういうことか」と納得するニュアンスです。Got it. は指示や伝言を「しっかり受け取った・把握した」という了解のニュアンスが強くなります。
- Q. ビジネスメールでの「わかりました」は?
- 社外や目上には Certainly. や Noted with thanks.、I have received and understood the details. などが適しています。親しい同僚宛てなら Got it, thanks! でも問題ありません。
- Q. 相手からの依頼を「了解しました(すぐやります)」と前向きに快諾したいときの英語は?
- I'm on it. が適しています。「今すぐ取りかかります」「任せてください」という行動を伴う了解のニュアンスが伝わります。改まったフォーマルな場面で「かしこまりました」と応じる場合は Certainly. を使うと礼儀正しい表現になります。
- Q. 相手の説明に対して「なるほど、筋が通っているね」と納得したときはどう言いますか?
- That makes sense. を使います。相手の言った理由や説明に筋が通っており、「なるほど、そういうことか」「もっともだ」と論理的に納得した際の自然な相づちとして定番の表現です。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部
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