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「お先に失礼します」は英語で何と言う? 言い方8通りと場面別の使い分け

「お先に失礼します」は英語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け

職場で「お先に失礼します」と伝える最も無難な表現は I'm heading out. です。実は英語には「先に失礼する」という申し訳なさを表す直訳表現は存在せず、文化的に「帰ることの報告」や「別れの挨拶」へと置き換えて伝えます。

そのため、相手との関係性や状況に応じて自然に言い分けることが大切です。

「お先に失礼します」の英語の言い方(8通り)

  1. ふつう|同僚に・帰るとき

    オフィスを出る際、同僚へ広く使える一番自然な定番フレーズです。「そろそろ出ます」というニュアンスで、See you tomorrow. や Have a good night. などの挨拶とセットで添えるとスムーズです。

  2. 02I'm leaving now.

    ふつう|職場で・退勤時

    「今から退社します」と事実をはっきり伝える標準的な表現です。直球の言い回しなので、淡々とした印象を与えないよう笑顔で伝えたり、後ろに感謝や挨拶の一言を付け足すと好印象になります。

  3. 03I'm going to head home now.

    ふつう|同僚に・帰宅時

    「これから家に帰ります」と帰宅を伝える温かみのある言い方です。残業している同僚やチームメンバーに対し、仕事を切り上げて家路につく旨を柔らかく共有したい場面に適しています。

  4. カジュアル|親しい同僚に

    「お疲れ!お先!」といったくだけたニュアンスで、親しい同僚や同期に対して使います。荷物をまとめて立ち上がりながら軽く声をかけるような、カジュアルな退勤シーンにぴったりです。

  5. 05I'm calling it a day.

    カジュアル|仕事を終える時

    「今日の仕事はここまでにします」という意味の慣用句です。キリの良いところで作業を終える際や、周りと一緒に長時間働いた日の終わりに「今日は上がります」と告げるときによく使われます。

  6. 丁寧|上司や目上に

    役員や上司、目上の人が残っている場で丁寧に退勤を告げたいときの表現です。If you'll excuse me(失礼いたしますが)を前置きすることで、礼儀正しく敬意を払った響きになります。

  7. ふつう|翌日会う相手に

    退社の合図として英語圏で極めて日常的に交わされる挨拶です。日本語の感覚では「また明日」ですが、職場では「お先に失礼します」の役割を十分に果たし、翌日も顔を合わせる相手に最適です。

  8. 08Have a good evening.

    ふつう|残る人に・退勤時

    残って仕事をしている相手を気遣い、「良い夜を過ごしてね」と声をかける定番の挨拶です。退勤時の締めくくりとして単体でも使えますし、退社報告のフレーズの直後に添えるのにも重宝します。

場面別の使い分け

場面おすすめの言い方ひとこと
同僚に一般的な退勤の挨拶I'm heading out.迷ったらこれ。誰に対しても角が立ちません。
親しい同僚やチームの仲間I'm off. / I'm calling it a day.軽やかな響きで、業務終わりの解放感も伝わります。
上司や役員へ丁寧に伝えるIf you'll excuse me, I'll be heading out now.礼儀を重んじたいフォーマルな状況に最適です。
明日も会う同僚へ軽く一言I'll see you tomorrow.退勤報告を兼ねた最も気兼ねのない日常表現です。
残業中の相手を気遣って去るHave a good evening.相手への思いやりが伝わるポジティブな別れ際の一言です。

英語圏のオフィスでは「先に帰ることへの罪悪感」を示す必要はありません。自分の退社を明るく告げ、相手の労をねぎらうポジティブな表現を選ぶのが円滑なコミュニケーションの秘訣です。

直訳が通じない理由・よくある間違い

日本語の「お先に失礼します」には、先に帰ることへの申し訳なさが含まれますが、英語圏では定時退社は当然の権利とみなされるため、謝罪の発想自体がありません。よくある誤りは以下の通りです。

退勤時に避けたい3つのNG例
⚠️不自然な謝罪

I'm sorry to leave earlier than you. は余計な心配や違和感を与えます。

❓意味のズレ

Excuse me. だけでは中座の失礼になり、退勤の挨拶として完結しません。

💬ニュアンスの違和感

I will go home. は事務的で唐突。head out などの自然な動詞が好まれます。

直訳や謝罪のニュアンスを避け、自然な動詞や表現を選びましょう。

言われたときの返事

退勤の挨拶への返答フレーズ
退勤時の返事

夜や時間を楽しんで

  • Have a good night!
  • Enjoy your evening!

道中や翌日への言葉

  • See you tomorrow.
  • Get home safe.

感謝を添えて

  • Thanks for your help today.

相手への労いや見送りの気持ちを込めて返す定番フレーズです。

英語でお先に失礼しますと伝える場面別フレーズと発音のコツ

職場の状況によっては、単に退社を告げるだけでなく、残業している同僚への気遣いや、早退・会議中座などの理由を添える必要があります。相手に好印象を与える実践フレーズと発音の目安は以下の通りです。

表現読み(カタカナ)ニュアンス使う場面
Don't work too hard.ドウント・ワーク・トゥー・ハード無理しないでね残業中の同僚に思いやりを伝えるとき
Don't stay too late.ドウント・ステイ・トゥー・レイトあまり遅くまで残らないでね夜遅くまで作業しているチーム仲間へ
I have to leave early today for an appointment.アイ・ハヴ・トゥ・リーヴ・アーリー・トゥデイ・フォー・アン・アポイントメント私用のため本日は早退いたします私用や病院などで定時前に退社するとき
I'm afraid I have to jump off now.アイム・アフライド・アイ・ハヴ・トゥ・ジャンプ・オフ・ナウ恐れ入りますが中座いたしますオンライン会議を途中で抜けるとき
Excuse me, this is my floor.エクスキューズ・ミー・ディス・イズ・マイ・フロア失礼します、ここで降ります満員のエレベーターを先に降りるとき

英語で退社や中座の挨拶を口にする際は、申し訳なさそうに小声でつぶやくのではなく、明るく前向きなトーンで発声するのが重要なポイントです。英語圏では退社は正当な権利であるため、沈んだ声で言うと「体調が悪いのか」「何かトラブルでもあったのか」と不要な心配を与えてしまいます。heading out は「ヘディンガウ(ト)」のように g を脱落させて後ろの out と滑らかにつなげ、文末のイントネーションを軽く上げることで、爽やかで心地よい退勤の挨拶になります。

「お先に失礼します」の英語を使った職場での実践会話例

実際のオフィスでスムーズに声を掛け合えるよう、残業中の同僚に退社を告げる場面と、上司に早退を断る場面の英会話例を紹介します。

残業している同僚に声をかけて帰る場合

A: I'm heading out now. Don't work too hard!
(お先に失礼します。あまり無理しないでね!)

B: Thanks! I'm almost done here too. See you tomorrow!
(ありがとう!私ももうすぐ終わるよ。また明日!)

A: Sounds good. Have a good evening!
(それはよかった。良い夜を過ごしてね!)

B: You too! Get home safe.
(あなたもね!気をつけて帰ってね。)

急用や病院で上司に早退を伝える場合

A: Excuse me, Chris. If you don't mind, I need to take off a bit early today for a doctor's appointment.
(クリスさん、失礼いたします。もし差し支えなければ、通院のため本日は少し早めに上がらせていただきたいのですが。)

B: Sure, no problem at all. Is everything okay?
(もちろん、全く問題ないよ。体調は大丈夫かい?)

A: Yes, just a regular checkup. All my urgent tasks for today are finished.
(はい、定期健診です。本日の急ぎの業務はすべて終わっております。)

B: Great. Thanks for letting me know. Have a good one!
(よかった。知らせてくれてありがとう。気をつけてね!)

ビジネスチャットやメールで「お先に失礼します」を英語で書く定型文

テレワークや時差勤務の普及に伴い、SlackやTeamsなどの社内チャットツールで退勤をアナウンスする機会が増えています。テキストで手短に退勤と稼働終了を伝える際は、長文を避け、ステータスが分かる定型表現を投稿するのが実務上のマナーです。

SlackやTeamsの全体チャンネルで使えるメッセージ

英語圏の実務チャットでは、EOD(End of Dayの略:一日の業務終了時)という表現も頻繁に用いられます。例えば That's it from me for today. Dropping off now.(本日の私からの連絡は以上です。これにてログアウトします)のように、シンプルに業務終了とオフラインへの移行を伝えることで、周囲も連絡を明日に回すなどの判断がスムーズになります。

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よくある質問

Q. 残業中の上司に謝る必要は?
英語圏では定時退社で謝る文化はありません。謝罪ではなく「お疲れさま」「良い夜を」といった前向きな挨拶を笑顔で伝えるのが自然です。
Q. 金曜日の退勤時は何と言う?
週末を控えた金曜日は、Have a great weekend!(良い週末を!)や See you on Monday.(また月曜日に)と挨拶するのが定番です。
Q. チャットで退社を伝えるには?
SlackやTeams等では、Signing off for today.(本日はこれでログアウトします)や Have a good evening, all! と送ると自然です。
Q. 体調不良や私用で早退する際、角を立てずに伝える英語フレーズは?
I'm not feeling well, so I'm going to head out early today.(体調が優れないため、本日は早退させていただきます)や、Something urgent came up, so I need to leave now.(急用ができたため、ここで失礼いたします)と理由を簡潔に添えるのが自然です。業務の引き継ぎや緊急連絡先を短く付け加えると、より誠実な印象になります。
Q. 会議の途中で先に退席するとき、発言を遮らずにチャットで伝える英語は?
オンライン会議のチャット欄に Sorry, I have to drop off now for another meeting. Thanks everyone!(申し訳ありません、次の会議のため中座いたします。皆様ありがとうございました!)と書き残して退席するのが一般的です。進行中の会話を音声で遮る必要はありません。

2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部

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