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「ごちそうさまでした」は英語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け

「ごちそうさまでした」をもっとも無難に伝えるなら、Thank you for the meal. が適しています。ただし、英語には日本語の「ごちそうさま」のような万能の決まり文句はありません。

英語圏では、料理を作ってくれた人への感謝や「美味しかった」という感想など、誰に何を伝えるかによって表現を切り替えるのが自然です。場面に合わせた8通りの言い方を身につけましょう。

「ごちそうさまでした」は英語で何と言う? 言い方8通りと場面別の使い分け

「ごちそうさまでした」の英語の言い方(8通り)

  1. カジュアル|親しい相手に

    家族や友人など親しい間柄で気軽に使える表現です。短くカジュアルに食後の感謝を伝えられます。立ち去り際に笑顔でサッと伝えるのが自然です。

  2. 02Thank you for the meal.

    ふつう|食事の後に

    丁寧さと親しみやすさのバランスが良く、最も無難な表現です。家庭でも知人宅でも使えます。迷ったときはこのフレーズを選べば失礼になりません。

  3. ふつう|夕食後に

    夕食を共にした後にぴったりの定番フレーズです。昼食ならlunch、朝食ならbreakfastに変えて使えます。ごちそうしてもらった際のお礼にも自然です。

  4. 04That was delicious, thank you.

    ふつう|料理を褒めて

    料理の美味しさを直接褒めることで感謝を表すフレーズです。レストランで店員に声をかける際や、料理を振る舞ってくれた相手に感想を伝えたい時に重宝します。

  5. ふつう|作ってくれた人に

    家族やパートナーなど、自分のために料理を作ってくれた相手への労いと感謝を伝える表現です。「作ってくれてありがとう」という温かいニュアンスが含まれます。

  6. 丁寧|丁寧に感謝

    wonderful を添えることで、格式あるディナーや目上の方との食事でも使える丁寧な表現になります。特別なもてなしを受けた際に心を込めて伝えましょう。

  7. 07I really enjoyed the meal.

    ふつう|感想を伝えて

    「本当に美味しくいただきました」と食事を楽しんだ満足感を伝える表現です。食事を終えて席を立つ際や、帰り際の挨拶として使うと好印象を与えられます。

  8. 08Thank you for having me for dinner.

    丁寧|招待された時

    相手の家に招かれて夕食をいただいた際の定番フレーズです。「お招きいただきありがとうございました」という招待そのものへの感謝が丁寧に伝わります。

場面別の使い分け

場面おすすめの言い方ひとこと
家庭で家族にThank you for cooking.作ってくれた労いを込めて伝える
友人とカジュアルに食事Thanks for the meal.食べ終わった直後に気軽に使える
夕食をごちそうになった時Thank you for dinner.友人・同僚問わず幅広く使える
相手の家に招待された時Thank you for having me for dinner.招いてくれたこと全般への感謝を表す
レストランを出る時That was delicious, thank you.レジやテーブルで店員にかける一言
目上の方との会食後Thank you for the wonderful meal.丁寧かつ上品に満足感を伝える

英語圏では「誰が料理を用意し、誰に対して感謝しているのか」を言葉にする文化があります。レストランでは料理の感想(That was delicious)を伝え、知人宅では招待への感謝(having me)を伝えるなど、状況に応じて主眼を置き分けるのがポイントです。

直訳が通じない理由・よくある間違い

「ごちそうさま」は漢字で「御馳走様」と書き、食事を用意するために駆け回ってくれた人への感謝や食材への敬意を表す日本独特の儀礼的な言葉です。英語圏にはこれに1対1で対応する決まり文句がないため、直訳しようとすると不自然になります。

直訳時の注意点と文化の違い
🈶対応する決まり文句なし

「ご馳走様」は日本独特の儀礼表現のため直訳できない

⚠️feast の多用に注意

feastは大宴会のような大げさな響きになり日常では不向き

🗣️言葉で伝えるのがマナー

無言の合掌だけでなく美味しかったと声に出して伝える

英語圏では状況に応じて具体的な言葉で感謝を伝えるのがマナーです。

言われたときの返事

感謝されたときの返事表現
食後の返答フレーズ

定番・丁寧

  • You're welcome.
  • My pleasure.

料理や時間を喜ぶ

  • I'm glad you liked it.
  • Glad you enjoyed it.

気軽な返事

  • Any time!

カジュアルな相槌から丁寧な応対まで状況に合わせて使い分けられます。

レストランで使える「ごちそうさまでした」の流れと英会話例

海外のレストランでは、食事が終わった直後に一言「ごちそうさま」と言うだけでなく、「お皿を下げてもらう合図」「お会計」「退店時の挨拶」という3つのステップで店員とコミュニケーションを取るのが自然です。食事が済んだら、カトラリーを揃えて置き、店員が皿を下げに来たタイミングで満足感を伝えましょう。

お皿下げから退店までの会話ロールプレイ

A: Are you finished with this?
(こちらお下げしてもよろしいですか?)
B: Yes, I'm done. Everything was delicious, thank you.
(はい、ごちそうさまでした。すべてとても美味しかったです、ありがとう。)
A: Glad to hear that. Would you like some dessert?
(お気に召して良かったです。デザートはいかがですか?)
B: No, thank you. I'm full. Could we get the check, please?
(結構です、お腹いっぱいです。お会計をお願いできますか?)
A: Certainly. Here is your check.
(かしこまりました。こちらがお伝票です。)
B: Thank you. Everything was great. Have a good night!
(ありがとう。とても美味しかったです。良い夜を!)

ネイティブに通じる発音とリンキングのコツ

退店時によく使われる Everything was great. は、単語を1つずつ区切るのではなく、was の語尾の「ズ」と great の「グ」をなめらかに繋げ、「エヴリシング・ワズグケイト」のように発音すると自然に聞こえます。また、お皿を下げてもらう際の I'm done. は「アイム・ダン」と短く発音し、語尾を下げることで「食べ終わりました」という明確な意思表示になります。

おごってもらった時の「ごちそうさまでした」とスマートな返し

上司や友人に食事をご馳走になった際は、単に料理を褒めるだけでなく、「ご馳走」を意味する名詞 treat を使って感謝を表すと気持ちが的確に伝わります。また、ただお礼を言うだけでなく「次回は自分が出します」と一言添えることで、よりスマートな大人のコミュニケーションになります。

表現読み方の目安ニュアンス使う場面
Thanks for the treat!サンクス・フォア・ザ・トリートカジュアルなごちそうさま友人や親しい同僚におごってもらった直後
Thank you so much for the treat.サンキュー・ソー・マッチ・フォア・ザ・トリート丁寧で心のこもった感謝先輩や目上の人に食事代を出してもらった時
I'll get it next time.アイル・ゲット・イット・ネクスト・タイム次回はおごるという前向きな約束対等な友人との間で次回の支払いを申し出る時
It's on me next time.イッツ・オン・ミー・ネクスト・タイム次は自分の奢りだというスマートな返し親しい間柄で気兼ねさせないように返す時

翌朝や当夜に送るお礼メッセージのテンプレート

ご馳走になった後、別れてからのLINEやチャット、メールでお礼を送ると非常に好印象です。以下の文面を状況に合わせて活用してください。

友人向け(チャット・メッセージ):
Thank you so much for dinner tonight! Thanks for the treat. I'll get it next time!
(今夜はごちそうさまでした!おごってくれてありがとう。次は私に出させてね!)

目上の方・ビジネス向け(メール):
Thank you very much for the wonderful dinner yesterday. I truly enjoyed talking with you. Thank you for the treat.
(昨晩は素晴らしい夕食をごちそうになり、誠にありがとうございました。お話しできて大変楽しかったです。ご馳走様でした。)

よくある間違い「I was delicious」と外国人に説明する「ごちそうさま

日本人が食後に感想を伝える際、文法的な主語の取り違えによる失敗が頻発します。また、日本の食文化に関心を持つ外国人に対して「ごちそうさま」の本来の意味を正しく英語で説明できるようにしておくと、食事の席での会話がさらに弾みます。

日本人がやりがちなNG表現「I was delicious」

「美味しかった」と言おうとして、主語を I にして I was delicious. と言ってしまうミスがよく見られます。これでは「私自身が美味しかった(私が食べられて美味だった)」という奇妙な意味になってしまいます。料理の味を褒める際は、必ず料理や食事を指す It や That を主語にして、It was delicious. や That was delicious. と表現しましょう。

また、「お腹いっぱい」であることを伝えたいときは、人を主語にして I'm full. または口語表現の I'm stuffed.(お腹に詰め物をされたようにはちきれそう)を使うのが自然です。

外国人に「ごちそうさま」の意味を説明する英語フレーズ

日本の「ごちそうさまでした」に直訳できるフレーズがない理由を、文化的な背景とともに英語で説明してみましょう。

"Gochisousama" is a traditional Japanese phrase said after finishing a meal.
(「ごちそうさま」は、食事を終えた後に言う日本の伝統的な言葉です。)

It literally means that someone ran around to gather ingredients and prepare the meal.
(文字通りの意味は、食材を集めて料理を用意するために誰かが駆け回ってくれた、ということです。)

We say it to express our gratitude to the person who prepared the meal and to the food itself.
(食事を用意してくれた人や、食材そのものへの感謝を表すために使います。)

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よくある質問

Q. レストランを出るときは何と言うべき?
レストランでは「Thank you.」だけでも十分ですが、「That was delicious, thank you.」や「Everything was great, thanks.」と料理の感想を添えると、店員やシェフにとても喜ばれます。
Q. 割り勘のときは何と言えばいいですか?
自分で支払った場合でも、一緒に食事した相手に対して「Thank you for joining me for dinner.」や「I had a great time today.」と伝えることで、共に過ごした楽しい時間への感謝を表せます。
Q. 食べ終わった合図になる英語はありますか?
食事を終えたことを示したいときは、「I'm full.(お腹いっぱいです)」や「I'm finished.(ごちそうさまでした/食べ終わりました)」と言ってカトラリーを揃えて置くと自然に伝わります。
Q. 食前の「いただきます」は英語で何と言えばいいですか?
英語には「いただきます」に対応する1対1の決まり文句もありませんが、食べる合図としてカジュアルに Let's eat.(食べよう)や Let's dig in.(さあ食べ始めよう)と言ったり、料理を見て It looks delicious. や It looks good.(美味しそう)と感想を伝えるのが自然な代用表現になります。
Q. 「delicious」以外に料理の美味しさや満足度を伝える食後の英単語はありますか?
ネイティブは日常会話で delicious だけでなく、多様な形容詞を使います。例えば Everything was wonderful.(すべて素晴らしかったです)、The food was amazing!(料理が感動的に美味しかったです)、That was fantastic.(最高に美味しかった)といった表現を使うと、より感情のこもった豊かな「ごちそうさま」の気持ちが伝わります。

2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部

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ほかの表現の言い方

「おいしい」「美味しい」「乾杯」「いただきます」「お腹いっぱい」「美味しそう」「おかわり」「ごちそうさま」一覧へ

「ごちそうさまでした」をほかの言語で言うと

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