農奴

「農奴」の英語

「農奴」は英語で serf と言います。中世の封建制度で土地に縛られた身分を指す標準的な歴史用語です。bondman も古い表現として使われることがありますが、villein は主に中世史や法律の専門的な文脈で用いられます。

「農奴」の英語の使い分け

bondman

意味

例文

In medieval villages, bondmen tilled the lord's land and owed him labor.

中世の村で、農奴たちは領主の土地を耕し、労働を課されていた。

コアイメージ

農奴。土地に束縛され領主に労務や年貢を負う身分を指す

英英

A peasant bound by law or custom to a lord, required to work the lord's land and owe labor or dues.

語源

bondmanは、bond(結びつき・従属の意)とmanが組み合わさり、封建社会で土地に縛られ従属する者を指す語として成立した。

コラム

  • 法律や慣習によって自由が制限された身分を示す古語で、歴史や法制度の文脈で使われることが多い

serf

意味

例文

A medieval serf worked long hours on the lord's land.

中世の農奴は領主の土地で長時間働いた。

コアイメージ

領主に対して労働や貢納を義務づけられ移動や権利が制限された土地に結びつく身分を指す

英英

A person bound by feudal law to work on a lord's estate and subject to restrictions on movement and certain personal rights, forming part of the manorial system.

語源

serfは、ラテン語servus(奴隷)を語源に古フランス語経由で英語化し、中世ヨーロッパで土地に束縛され奉仕する身分を指す語として定着した

コラム

  • 日本語の「農奴」は歴史用語で中世の封建制度に特有の身分を指し、現代の一般的な農民とは区別して理解する必要がある

例文

The villein worked the lord's fields from dawn until dusk.

その農奴は夜明けから日暮れまで領主の畑で働いた。

コアイメージ

封建領主に従属し土地に縛られて労働を課せられた、いわゆる農奴を指す

英英

A medieval peasant legally bound to a lord's land, obliged to perform labor or services and lacking the freedom to leave the estate.

語源

villeinは、古フランス語villain(ラテン語villanus)に由来し、もとは荘園の居住者や農夫を指し、後に封建的に土地に縛られた農奴を意味するようになった。

コラム

  • 中世史や法律文書で用いられる語で、現代英語ではほとんど用いられず、文献中ではその身分や地代・労働義務を示す語となっている

「農奴」のレベル別の例文

「農奴」を英語にするときのよくある間違い

  • × a farm slave

    ○ a serf

    農奴は単なる奴隷ではなく、土地に結びついた歴史上の身分です。

  • × modern serfs

    ○ modern farmers

    serf は歴史上の農奴を指し、現代の農民には通常使いません。

「農奴」の英語についてよくある質問

Q. 「農奴」を英語で一言で言うと?
serf が最も一般的です。中世の封建制度で、土地や領主に束縛された身分を指します。
Q. serf と bondman の違いは?
どちらも歴史的に束縛された身分を表すことがありますが、serf のほうが農奴を指す一般的な語です。bondman は古語で、文脈によっては奴隷や束縛された人を指します。
Q. 「農奴」と villein は同じ意味ですか?
中世イングランド史などでは、villein が農奴を指すことがあります。ただし現代英語ではほとんど使われない専門的な語です。

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