祈り

「祈り」の英語

「祈り」は英語で prayer と言います。宗教的な祈り全般に使う基本語で、式典の短い祈りは invocation、古風で文学的な語は orison です。願いなら wish や hope が自然なこともあります。

「祈り」の英語の使い分け

  • prayer

    宗教的な祈り全般に使う、最も基本的で一般的な名詞です。

    I said a prayer for my family.

    私は家族のために祈りました。

  • invocation

    式典の冒頭などで行う、短く正式な祈りを指します。

    The meeting began with an invocation.

    その集会は祈りで始まりました。

  • a wish

    宗教性はなく、実現を願う気持ちや願いを表します。

    Make a wish before blowing out the candles.

    ろうそくを吹き消す前に願い事をしてください。

prayer

prέər

意味

prayerのイラスト

例文

I said a prayer for her.

私は彼女のために祈りを捧げた。

コアイメージ

心の中の願いや感謝を、言葉や思いで誰かに向けて伝える行為

使い方

  • say a prayer

    祈りをささげる

  • in prayer

    祈っている

  • morning prayers

    朝の礼拝

類義語との違い

prayer: 神や仏などに向けて願いをささげる行為や言葉
wish: 実現を願う望み、宗教色は薄い
hope: 将来に対する期待や望み

英英

A way of speaking to God or gods, often expressing hopes or wishes, or the regular act of doing this.

語源

prayerは、英語で「祈り」。中世にフランス語のprièreから入った語で、もとをたどるとラテン語precari(願う、祈る)が語源

コラム

  • prayerは宗教的な場面で使われる言葉だが、災害や追悼の報道で「祈りを捧げる」という意味で登場することがある

例文

The ceremony began with an invocation for peace.

式典は平和への祈りで始まった。

コアイメージ

神や超越的な力に助けを求める祈りや呼びかけ

英英

a prayer or plea calling on a deity or higher power for help or blessing.

語源

invocationは、ラテン語invocare(in=〜へ+vocare=呼ぶ)に由来し「呼びかけること」を意味し、宗教的な祈りの意味に発展した。

コラム

  • 式典などでのinvocationは短い祈りを指すことが多く宗教的な場面で用いられる語である

orison

意味

例文

He muttered an orison before the ceremony.

彼は式の前に祈りを小声でつぶやいた。

コアイメージ

神や超越的存在に向かって願いを述べる行為としての祈り

英英

a prayer; a spoken or silent plea to a deity or higher power, often used in archaic or poetic contexts.

語源

orisonは、ラテン語 oratio(話すこと、祈り)を古フランス語 oraison を経て英語に入った語で、本来の「言葉として述べること」から祈りの意味に移った。

コラム

  • 古風で詩的な語であり文学や宗教文書で用いられることが多く日常会話ではほとんど使われない点に注意

wishing

意味

例文

Her constant wishing for a promotion made her more diligent.

彼女の昇進への絶え間ない願いが彼女をより勤勉にした。

コアイメージ

何かが実現することを心から望む気持ちやその行為

英英

The act or feeling of wanting something to happen; a desire or hope for a particular outcome.

語源

wishingは、動詞wishに接尾辞-ingが付いた形で、願望やその表現を表す現在分詞・動名詞として用いられる

コラム

  • wishingは名詞的に「願い」として使える一方、現実的な期待を表す場合はhopeがより適切なことがあるため用法の差を意識する

「祈り」のレベル別の例文

「祈り」を英語にするときのよくある間違い

  • × I did a prayer for him.

    ○ I said a prayer for him.

    prayer には do ではなく say や offer を使うのが一般的です。

  • × I prayed him.

    ○ I prayed for him.

    人のために祈る場合は、pray の後に for を置きます。

「祈り」の英語についてよくある質問

Q. 「祈り」を英語で一言で言うと?
最も一般的なのは prayer です。宗教的な祈りや、追悼の場で捧げる祈りにも使えます。
Q. prayer と invocation の違いは?
prayer は祈り全般を指す基本語です。invocation は、式典などの冒頭で行う正式で短い祈りを指すことが多いです。
Q. 「祈り」を英語のビジネス文脈でどう言う?
災害や追悼に関する発表では、Our thoughts and prayers are with you. のように prayer を使うのが一般的です。
Q. prayerの発音や読み方の注意点は?
発音記号は /prɛər/(米:/prer/)で、カタカナでは「プレア」のように1音節で発音します。競技者や選手を意味する player(プレイヤー、/ˈpleɪ.ər/)とはスペルも発音も全く異なる別の単語です。lとrの違いに加え、playerは2音節であるのに対し、prayerは1音節で発音する点に注意しましょう。
Q. prayersと複数形になるのはなぜですか?
相手への継続的な祈りや、気持ち・思いやり全般を表す挨拶表現として複数形が定着しているためです。単数形の prayer は1回ごとの祈る行為や個々の祈願を指すことが多いのに対し、複数形の prayers は心に寄せる祈り全体を広く表します。例えば My prayers are with you.(心からお祈りしています)のように使います。
Q. thoughts and prayersの意味は?
「お見舞いとお祈りを申し上げます」という意味の定型表現です。災害や事故、不幸があった際に、SNSやお悔やみのメッセージで広く使われます。thoughts は相手を気遣う思い、prayers は祈りを表し、Our thoughts and prayers are with the victims.(犠牲者の方々に心よりお見舞いとお祈りを申し上げます)のように用います。
Q. 相手に「祈っています」と伝える英語は?
You are in my prayers. が定番の表現です。「私の祈りの中にあなたがいます」が直訳で、困難な状況にある相手へ心からの祈りや励ましを伝える際に使われます。また、動詞を使って I am praying for you.(あなたの無事をお祈りしています)と言っても同様の温かい気持ちを伝えられます。
Q. 動詞「祈る」と名詞「祈り」の使い分けは?
名詞「祈り」は prayer、動詞「祈る」は pray を使います。人のために祈る動作を表すときは動詞 pray に前置詞 for を続けて pray for someone とします。例えば We pray for peace.(私たちは平和を祈ります)のように表現します。一方、祈りを言葉として捧げるときは say a prayer のように名詞を用います。
Q. 宗教色を出さずに「祈っています」と言うには?
pray や prayer には宗教的な響きがあるため、宗教色を避けて無事や幸運を願いたいときは hope や wish、think of を使います。例えば I hope everything goes well.(すべてうまくいくよう願っています)や Wishing you the best.(幸運を祈っています)、I am thinking of you.(あなたのことを思っています)が自然で安全です。

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