決して〜でない

「決して〜でない」の英語

「決して〜でない」は英語で by no means と言います。be far from も、状態や性質が当てはまらないことを強調する表現です。by no means はやや改まった表現で、文頭では倒置に注意します。

「決して〜でない」の英語の使い分け

be far from

bíː-fɑ́r-frəm

意味

be far fromのイラスト

例文

They are far from being lazy.

彼らは決して怠け者ではない。

コアイメージ

ある状態や性質から大きく離れていて、まったく当てはまらない

関連語

類義語との違い

be far from: ある状態から大きく離れ、まったく当てはまらないことを強調
be nowhere near: 程度が十分でないことを強く否定し、口語的
fall far short of: 期待や基準に大きく届かないことを表す
be far removed from: 性質や関係が根本的に異なることをフォーマルに示す

英英

To not be close to a certain condition or quality; to be very different from what is expected or suggested.

語源

be far fromは、beは〜であること、farは離れていること、fromは〜からを表し、状態がまったく当てはまらないことを強調して、決して〜でないという意味になる

コラム

  • 形容詞や過去分詞と組んで、ある状態が当てはまらないことを強調する用法が多い

by no means

bái-nóu-míːnz

意味

by no meansのイラスト

例文

The offer is by no means final.

その提案は決して最終的ではない。

コアイメージ

可能性や許可を一切通さない、隙間のない否定の壁

関連語

類義語との違い

by no means: 決して〜でないと強く否定する表現(堅い語)
never: 一度も〜ない、時間や頻度の否定を表す

英英

It means not at all or in no way; used to emphasize that something is definitely not true or possible.

語源

by no meansは、by=〜のもとでや〜によってを示す、no=ない、means=手段・意味。手段や理由をすべて否定するイメージで、つまり決して~でないことを表す。

コラム

  • by no meansを文頭に置くと倒置が起こり、『By no means should~』の形になって助動詞が主語の前に出る。

「決して〜でない」のレベル別の例文

「決して〜でない」を英語にするときのよくある間違い

  • × He is never from lazy.

    ○ He is far from lazy.

    状態の強い否定には never from ではなく far from を使います。

  • × By no means it is easy.

    ○ By no means is it easy.

    by no means を文頭に置くと、助動詞などが主語の前に出ます。

「決して〜でない」の英語についてよくある質問

Q. 「決して〜でない」を英語で一言で言うと?
直接的には by no means が使えます。be far from も、形容詞や過去分詞などと組み合わせて、ある状態にまったく当てはまらないことを表します。
Q. be far from と by no means の違いは?
be far from は日常的にも使いやすく、状態や性質を否定します。by no means は「決して〜ない」という否定を明確に示す、やや改まった表現です。
Q. 「決して〜でない」のビジネスメールでの言い方は?
The proposal is by no means final. のように by no means を使うと、提案が決して最終決定ではないと明確に伝えられます。
Q. by no means の正確な意味と語源は?
by no means は「決して〜でない」「まったく〜ない」という意味の強い否定表現です。means には「手段」という意味があり、直訳すると「いかなる手段によっても〜ない」となります。そこから「どんな方法をとっても絶対にあり得ない」という論理的で強い全否定のニュアンスが生まれました。客観的なトーンを保ちつつ、事実を強く否定したい場面で使われます。
Q. by no means は文のどこに置くのが正しい?
文中の not や never とほぼ同じ位置、または否定したい形容詞の直前に置きます。be動詞の後であれば This is by no means a bad idea.(これは決して悪い考えではない)、一般動詞の前であれば It by no means justifies the act.(それは決してその行為を正当化しない)のように配置します。副詞句として直後の語句を強く否定します。
Q. by no means を文頭に置くときのルールは?
文頭に置くと強い強調になり、疑問文と同じ「助動詞/be動詞+主語」の倒置が起きます。たとえば普通の語順の You should by no means do that. を文頭強調にすると、By no means should you do that.(決してそれをしてはならない)のように should が主語の前に出ます。学術的な文章や演説で強い主張を述べる際によく用いられます。
Q. by all means との違いや見分け方は?
by all means は「ぜひ」「もちろんどうぞ」という強い肯定や許可を表し、by no means とは意味が正反対です。means は「手段」なので、no means が「いかなる手段でもダメ(完全否定)」なのに対し、all means は「あらゆる手段を尽くして(完全肯定)」と考えれば混同しません。May I come in?(入ってもいいですか)に対して By all means.(ぜひどうぞ)と答えます。
Q. 日常会話で by no means を使ってもいい?
日常会話で使うとやや堅苦しく響くことがあります。by no means は論文や改まったビジネス文書、公の場でのスピーチなどで好まれる書き言葉寄りのフォーマルな表現です。親しい間柄での会話で「決して〜ない」「絶対に〜ない」と言いたいときは、より口語的で自然な not at all や definitely not、never などを選ぶのが自然です。

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