富む

「富む」の英語

「富む」は英語で be rich in と言います。ある場所や物に資源・性質などが多くある場合に使います。日常的で分かりやすい表現で、抽象的なものが多く存在する場合は abound も使えます。

「富む」の英語の使い分け

例文

Books abound in the library.

図書館には本がたくさんある。

コアイメージ

限られた空間や場面に物や事柄があふれるように存在する

関連語

使い方

  • abound in

    〜に富む

  • abound with

    〜でいっぱいである

類義語との違い

abound: 抽象名詞と結びやすく『多数存在する』を意味
overflow: 容量や範囲を超えてあふれ出すことを強調
teem: 『〜でいっぱいになる』の意、具体物と結びやすい

英英

To exist in great quantities or to be present in large amounts.

語源

aboundは、古フランス語abonderを経て英語に入った語で、元は「水があふれる」を意味し、転じて「たくさんある」を表す

コラム

  • opinions aboundのように意見や疑問などの抽象名詞と結びやすく、『〜が数多く存在する』という表現に使われる。

例文

This region abounds in mineral resources.

この地域は鉱物資源に富む。

コアイメージ

ある場所や対象が特定の資源や性質を多く持っている状態を表す言い方

英英

To exist in large numbers or amounts in a place or thing; to be abundant in a particular thing.

語源

abound inは、ラテン語abundare(ab‑「〜から」+undare「波立つ」)を中世フランス語abonder経由で受け入れた英語aboundに由来し、ある対象に多く存在するという意味になった。

コラム

  • abound inは目的語の名詞の前で用い、その名詞が大量に存在することを示す

「富む」のレベル別の例文

「富む」を英語にするときのよくある間違い

「富む」の英語についてよくある質問

Q. 「富む」を英語で一言で言うと?
be rich in が代表的な表現です。日常的には be rich in がよく使われ、abound in はやや硬めです。
Q. abound in と be rich in の違いは?
どちらも「富む」を表しますが、be rich in のほうが平易で日常的です。abound in は文章や説明でやや硬く聞こえます。
Q. 「富む」のビジネス英語での言い方は?
報告書などで地域が資源に富むと述べるなら abound in が使えます。読み手に分かりやすく伝えるなら be rich in が一般的です。
Q. 動詞aboundの本来の意味やイメージは?
水が湧き出るように「たくさんある」「満ちあふれている」というのがaboundのコアイメージです。自然界の生物や資源、あるいは噂や機会などが有り余るほど存在するときに使われます。やや文語的な自動詞で、単独でStories about him abound.(彼にまつわる話はいくらでもある)のように使ったり、前置詞のinやwithを伴って使ったりします。
Q. abound in と abound with の違いは?
どちらも場所を主語にして「〜に富む」と表せますが、受ける印象が異なります。abound inは資源や特性が「豊富に存在する」という静的なニュアンスです。一方、abound withは生物や動くものが「満ちあふれて活気がある」という動的な臨場感を含みます。The forest abounds with wildlife.(その森は野生動物で満ちあふれている)のように使われます。
Q. aboundの主語と語順のパターンは?
主語には「場所」と「豊富な物」の2種類を置けます。「場所 + abound in/with + 物」では場所が主語になり、The river abounds in fish.(その川は魚に富む)となります。一方、「物 + abound in + 場所」では物が主語になり、Fish abound in the river.(魚がその川に豊富にいる)となります。物が主語の場合はwithではなくinを使うのが原則です。
Q. 日本語「富む」の意味の広がりと英語表現は?
日本語の「富む」には、金銭や財産が多い「裕福である」と、中身や性質を多く含む「豊富である」の2種類があります。財産が多いときはbe wealthyやbe richを使います。一方、資源や性質などを豊富に含むときはbe rich inやabound in、あるいは性質を表す個別の形容詞を使います。お金の話なのか中身の豊かさなのかを見極めて使い分けるのが大切です。
Q. 「機知に富む」「示唆に富む」の英語表現は?
「〜に富む」は直訳せず、1語の形容詞で表すのが自然です。「機知に富む」はwitty、「示唆に富む」はinsightfulやthought-provoking、「変化に富む」はvaried、「栄養に富む」はnutritiousで表せます。例えばHis speech was very insightful.(彼のスピーチは示唆に富んでいた)のように、1語でスマートに表現できます。
Q. 日常会話で「富む」と言いたいときの表現は?
日常会話ではaboundは文語的で硬いため、be full ofやhave plenty ofなどを使うのが自然です。例えばThis soup is full of vegetables.(このスープは野菜に富んでいる/野菜がたっぷり入っている)、He has plenty of experience.(彼は経験に富んでいる)のように表現すると、くだけた会話でも違和感がありません。

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