奴隷

「奴隷」の英語

「奴隷」は英語で slave と言います。slave は歴史上・現代の奴隷を指す基本語で、何かに強く支配されている人を比喩的に表すこともあります。thrall は古風で、現代の日常会話ではほとんど使いません。

「奴隷」の英語の使い分け

slave

sléiv

意味

slaveのイラスト

例文

They work as if they were slaves.

彼らは奴隷のように働いている。

コアイメージ

自由や権利をほとんど持たず、他者に支配される状態

関連語

使い方

類義語との違い

slave: 強制的に働かされ、自由や権利をほとんど持たない人
servant: 給料で雇われ家事などをする使用人で自由がある
worker: 工場や職場で雇われ労働をする人で権利がある
prisoner: 捕らえられて自由を奪われた人(囚人)

英英

A person who is owned by another and is forced to work without pay, often under harsh conditions and with little time to rest.

語源

slaveは、ラテン語sclavus(スラヴ人)から来た語で、中世にスラヴ人が捕らえられて働かされたことから「奴隷」という意味になり、古フランス語esclaveを経て英語に入った。

コラム

  • 歴史的な身分を表す語であると同時に比喩的に『何かに強く支配されている状態』を示す用法もあるため、文脈で意味を判断する。

thrall

意味

例文

In the medieval market, many were bought and sold as thralls.

中世の市場で、多くの人々が奴隷として売買された。

コアイメージ

奴隷として所有され自由を奪われ働かされる状態をさす

英英

A person who is owned by another person and forced to work for them, lacking personal freedom or legal rights.

語源

thrallは、古ノルド語þræll「奴隷」から入り、中英語を経て英語に定着した語で、本来は身分としての奴隷を指した

コラム

  • 現代英語では古風な語で歴史記述や史劇で用いられることが多く、比喩的に誰かに支配されている状態を表すin thrall toの形で残る

「奴隷」のレベル別の例文

「奴隷」を英語にするときのよくある間違い

  • × He is slave of his work.

    ○ He is a slave to his work.

    比喩で「何かに縛られている」は a slave to が一般的です。

「奴隷」の英語についてよくある質問

Q. 「奴隷」を英語で一言で言うと?
slave と言います。歴史上の奴隷にも、比喩的に何かに縛られている人にも使えます。
Q. slave と thrall の違いは?
slave は現代英語でも使う一般的な語です。thrall は古風で、歴史記述や文学、in thrall to という表現などで見られます。
Q. 「奴隷」を英語のビジネス文書でどう言う?
人権や労働問題を扱う文書では、文脈に応じて slave、enslaved person、people in modern slavery などを使います。slave だけでなく、当事者を人として表す表現が好まれる場合もあります。
Q. 英単語 slave の意味や品詞は?
結論として、名詞で「奴隷」を表すほか、動詞で「身を粉にして働く」という意味もあります。名詞では法的に他人の所有物とされた人や、何かに支配された人を指します。動詞では slave away の形で「あくせく働く」という意味で日常会話でも使われます。例文: I slaved away in the kitchen all day.(私は一日中台所で身を粉にして働きました。)
Q. 「奴隷制度」や「奴隷にする」の英語は?
結論として、「奴隷制度」は slavery、「奴隷にする」は enslave と言います。slavery は奴隷制度や奴隷の境遇を表す不可算名詞です。enslave は他動詞で、人を奴隷化することや精神的に隷属させることを意味します。例文: The country abolished slavery in the 19th century.(その国は19世紀に奴隷制度を廃止しました。)
Q. 「社畜」や比喩表現の「奴隷」の英語は?
結論として、「社畜」は wage slave や slave to the company と表現できます。賃金のために過酷に働く労働者を wage slave と言います。また、「a slave to 名詞」の形で、欲望や習慣に支配されている状態も表せます。例文: He is a slave to his job.(彼は仕事の奴隷になっています。)/ She is a slave to money.(彼女はお金の奴隷です。)
Q. slave より enslaved person が好まれる理由は?
結論として、人間の主体性を尊重し、強制的にその境遇に置かれたことを明確にする配慮のためです。slave は本人の本質が奴隷であるかのような印象を与えることがあるため、近年は「人間であることを前提に、奴隷状態にされた人」という意味を込めて enslaved person(奴隷化された人)と言い換える語法が歴史学や報道で定着しています。
Q. IT用語の master と slave の代替表現は?
結論として、primary と replica、あるいは main と secondary などと言い換えます。IT分野では歴史的な奴隷制度を連想させる表現を見直す動きがあり、主従関係を表す master/slave の廃止が進んでいます。データベースや機器の制御では primary/replica や leader/follower を使うのが現代の標準です。
Q. slave と servant や captive の違いは?
結論として、法的な身分や自由の有無が異なります。slave は他人の所有物とみなされ人権を持たない人を指します。これに対し servant は雇われて給料を受け取る「使用人・召使」で人権があります。captive は拘束された「捕虜・囚人」を指し、serf は中世ヨーロッパで領主に土地ごと支配されていた「農奴」を指します。

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