point of no return

「point of no return」の発音・読み方

カタカナ読み(目安)ポイント オブ ノー リターン

「point of no return」の意味

「point of no return」の例文

By the time the treaty was signed, the nations were at the point of no return.

条約が署名された時点で、各国は後戻りできない段階にあった。

「point of no return」のレベル別の例文

「 point of no return」のコアイメージ コアイメージ

行動や判断の結果、出発点に戻れなくなる段階

「point of no return」のよく使う型

「point of no return」とよく一緒に使う語

  • cross the point of no return後戻りできない段階を越える
  • approach the point of no return後戻りできない段階に近づく
  • avoid the point of no return後戻りできない段階に至るのを避ける
  • before the point of no return後戻りできない段階に至る前に
  • beyond the point of no return後戻りできない段階を越えて

「point of no return」のよくある間違い

  • ✕ point of return

    ○ point of no return

    point of returnも別の表現で、「後戻りできない段階」という意味にはならない。

  • ✕ at point of no return

    ○ at the point of no return

    この表現では通常、pointの前にtheを置く。

「 point of no return」の英英 英英

A stage after which previous conditions cannot be restored and actions cannot be undone, used both literally (e.g. aviation) and figuratively.

「 point of no return」の語源 語源

point of no returnは、もともと航空や航海で燃料や気象により基地へ戻れなくなる地点を指し、そこから撤回できない局面を表す比喩へと広まった。

「 point of no return」のコラム コラム

  • 航空や海運の専門用語が比喩化して定着し、政策や交渉、個人の決断など不可逆な局面を表す語としてニュースや解説で頻用される

「point of no return」のよくある質問

Q. point of no returnはどんな場面で使いますか?
計画や状況が進み、そこから取り消したり元に戻したりするのが難しい段階を表します。実際の移動だけでなく、決断や交渉などにも使われます。
Q. point of no returnのpointはどんな意味ですか?
ここでのpointは「地点」だけでなく、「時点」や「段階」という意味です。そのため、point of no return全体で「後戻りできない段階」となります。
Q. point of no returnは複数形になりますか?
point of no returnは可算名詞句なので、複数形はpoints of no returnです。ただし、特定の一つの段階を指す場合はthe point of no returnが一般的です。
Q. ポイントオブノーリターンの元々の意味や語源は?
元々は航空や航海の用語で、搭載された燃料の計算上「出発地点へ引き返すことができなくなる限界地点」を指します。この地点を通過すると、トラブルがあっても目的地へ進むしかなくなります。この専門用語が転じて、現代では一度踏み出すと元の状態に戻せない決定的な局面や分岐点を表す比喩表現として、日常会話からニュースまで幅広く使われるようになりました。
Q. ビジネスでのポイントオブノーリターンとはどういう意味?
事業や業務において「計画の中止や大幅な方針変更がもはや不可能な段階」を意味します。多額の予算投入後やシステム移行の直前など、引き返すと致命的な損失が出る局面で使われます。例えば「We have passed the point of no return in this project.(このプロジェクトはもう後戻りできない段階を過ぎています)」のように、前進あるのみという覚悟や進捗を共有する際に用いられます。
Q. 「ルビコン川を渡る」など似た表現との違いは?
「cross the Rubicon(ルビコン川を渡る)」は自らの強い覚悟や重大な決断という「行為」に焦点が当たります。一方、「point of no return」は時間の経過や事態の進行によって客観的に後戻りできなくなった「地点や状況」を指す違いがあります。また、会話で単に「もう後戻りはできない」と軽く伝えたいときは「There is no turning back.」という表現もよく使われます。
Q. 環境問題でポイントオブノーリターンが使われるのはなぜ?
地球温暖化などの環境破壊が進み、二度と元の生態系や安定した気候に戻れなくなる限界点を警告する文脈で使われます。臨界点を意味するティッピングポイント(tipping point)に近い意味合いです。例えば「Scientists warn we may reach the point of no return.(科学者たちは不可逆的な限界点に達する恐れがあると警告している)」のように、取り返しのつかない危機を示す際に用いられます。