麦角中毒
「麦角中毒」の英語
「麦角中毒」は英語で ergotism と言います。Saint Anthony's fire は歴史的な呼び名ですが、丹毒を指すこともあるため、現代の医学では ergotism のほうが明確です。
「麦角中毒」の英語の使い分け
医学や科学の文脈で使う、麦角中毒の標準的な専門用語です。
歴史的に麦角中毒を指した呼び名ですが、丹毒を指すこともあるため、現代の医学用語としては曖昧です。
例文
コアイメージ
ライ麦の麦角に由来する毒で焼けるような痛みや神経症状を起こす病気を指す言葉
英英
A historical term for ergotism, poisoning from ergot-contaminated grain that causes burning sensations, convulsions, hallucinations, and sometimes gangrene.
語源
Saint Anthony's fireは、中世に聖アントニウス信仰と結びついて命名された、ライ麦の麦角による中毒を指す名称で、修道会などが患部の治療に関わったことから広まった
コラム
- 名称の“fire”は焼けるような疼痛を表し、医学史で用いられる用語である
例文
Several villagers suffered from ergotism after eating contaminated rye.
数人の村人が汚染されたライ麦を食べた後、麦角中毒にかかった。
コアイメージ
麦角菌の生成する毒により痙攣や壊疽などを引き起こす麦角中毒をさす
英英
A poisoning condition caused by ingesting ergot-contaminated grains, characterized by convulsions, gangrene, and sometimes hallucinations.
語源
ergotismは、古フランス語のergot(麦の菌核を指す語)と状態を表す接尾辞 -ism が結びついて、麦角による中毒状態を表す語になった
コラム
- 歴史的にライ麦の汚染で集団発生が報告され、中世の記録では『St. Anthony's fire』という別名で記述されている点が記憶の手がかりになる
「麦角中毒」のレベル別の例文
「麦角中毒」を英語にするときのよくある間違い
× rye poisoning
○ ergotism
ライ麦そのものではなく、麦角菌の毒による中毒を指す専門用語です。