錫の脆化

「錫の脆化」の英語

「錫の脆化」は英語で tin pest と言います。低温で錫が別の結晶構造に変わり、もろく崩れる現象を指す専門用語です。tin plague も使われますが、まず tin pest を覚えるのが一般的です。

「錫の脆化」の英語の使い分け

例文

In cold storage, tin pest caused the solder joints to become brittle.

低温保管で錫の脆化がはんだ接合部を脆くした。

コアイメージ

錫の脆化は低温で金属質の白色β錫が脆い灰色α錫に変わり崩れる現象

英英

The low-temperature transformation of metallic white beta-tin into brittle gray alpha-tin, causing crumbling, loss of cohesion, and weakened solder joints.

語源

tin pestは、錫(tin)が低温で結晶相を変えて崩壊する様子を害虫や病気(pest)にたとえた比喩表現で、金属学での観察を基に用いられる語である

コラム

  • 錫の脆化は約13.2°C以下で起きやすく、鉛やその他の合金元素を加えることで相変態が抑えられるため鉛入りはんだでは問題になりにくい

例文

Engineers worried that the tin plague would make solder joints brittle and cause electronic failures.

技術者は錫の脆化がはんだ接合を脆くし、電子機器の故障を引き起こすことを懸念した。

コアイメージ

錫が結晶構造を変えて粉化し、その変化が連鎖的に広がる現象を表す

英英

The phenomenon in which tin undergoes a structural change to a brittle, powdery form that can propagate through tin objects and compromise their structural integrity, often triggered by low temps.

語源

tin plagueは、観察された錫の粉化現象を疫病にたとえて英語で表現した語で、19世紀以降の報告と結晶相の変化(白錫→灰錫)の発見を経て定着した

コラム

  • 英語のplagueは感染症を連想させるがここでは比喩的表現であり、電子部品のはんだ脆化に関する専門用語として使われる点に注意が必要

「錫の脆化」のレベル別の例文

「錫の脆化」を英語にするときのよくある間違い

  • × tin's pest

    ○ tin pest

    専門用語としては所有格を付けず、tin pest と言います。

「錫の脆化」の英語についてよくある質問

Q. 「錫の脆化」を英語で一言で言うと?
tin pest と言うのが一般的です。低温で錫が別の結晶構造に変わり、もろくなる現象を指します。
Q. tin pest と tin plague の違いは?
どちらも錫の脆化を指すことがありますが、tin pest のほうが一般的です。tin plague は、よりまれな別名として使われます。
Q. 「錫の脆化」のビジネスメールでの言い方は?
技術的な報告やメールでは、現象名として tin pest を使うのが一般的です。例えば、The parts may be affected by tin pest. と書けます。

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