包膜

「包膜」の英語

「包膜」は英語で、対象によって calyptra、indusium、peridium などと言います。コケ類の胞子嚢を覆うものは calyptra、シダの胞子嚢群を覆うものは indusium、菌類の子実体を覆う外皮は peridium と呼ばれます。

「包膜」の英語の使い分け

calyptra

意味

例文

The calyptra protects the moss capsule during its development.

包膜は苔の胞子嚢の発育中にそれを保護する。

コアイメージ

雌器の残存部分として胞子嚢を覆う、帽状または袋状の植物組織(包膜)

英英

A hood- or pouchlike plant tissue, derived from the archegonium, that covers the developing moss capsule.

語源

calyptraは、ギリシャ語kalyptra(覆うもの)に由来し、古代語の意味から苔の雌器由来の被覆構造を表す用語として定着した。

コラム

  • 苔のcalyptraは一般に雌器の上部が残って形成され、形や有毛性の違いが種同定の手がかりになる。

indusium

意味

例文

A thin indusium often covers the underside of young fern leaves.

薄い包膜が若いシダ葉の裏側を覆うことが多い。

コアイメージ

包膜はシダの胞子嚢を覆う膜を指すが、解剖学でも薄い被覆層を指すことがある

英英

A thin membrane or layer that covers structures, notably the membranous cover of fern sori, and occasionally used for thin covering layers in anatomical contexts.

語源

indusiumは、ラテン語indusium(衣、覆い)に由来し、『着せる』を意味する語から転じて薄い被覆層を表す語となった。

コラム

  • 包膜はシダ植物では胞子嚢を覆う膜を意味する一方、解剖学では別の薄い被覆層を指すことがあり文脈で訳語が変わる。

例文

When the peridium ruptures, a cloud of spores is released into the air.

外皮が破裂すると、胞子の雲が空中に放出される。

コアイメージ

菌類の子実体を外側から覆う薄い膜や殻

英英

The outer covering of a fungal fruiting body that encloses and often protects the spores.

語源

peridiumは、ギリシャ語の peri-(周囲)と小辞 -idion(小さなもの)に由来し、『周りを覆う小さな殻』という意味から菌類の外皮を表す語になった。

コラム

  • peridiumは菌類学の専門用語で、主に胞子塊を包む膜を指し日常会話ではほとんど使われない。

「包膜」のレベル別の例文

「包膜」を英語にするときのよくある間違い

  • × The fern has a calyptra.

    ○ The fern has an indusium.

    シダの胞子嚢群を覆う膜は、通常 indusium と呼びます。

「包膜」の英語についてよくある質問

Q. 「包膜」を英語で一言で言うと?
文脈によって異なります。コケ類などなら calyptra、シダなら indusium、菌類の外皮なら peridium が使われます。
Q. calyptra と indusium の違いは?
calyptra は主にコケ類などの胞子嚢を覆う帽状組織、indusium は主にシダの胞子嚢群を覆う膜です。
Q. 「包膜」の英語を論文でどう使い分けますか?
対象がコケ類、シダ、菌類のどれかを確認し、該当する場合にそれぞれ calyptra、indusium、peridium を使います。

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