かつては

「かつては」の英語

「かつては」は英語で once と言います。過去の時期を広く述べるなら in the past、書き言葉や公式な表現では formerly が自然です。昔の習慣が今と違うことを示すなら used to を使います。

「かつては」の英語の使い分け

once

wʌ́ns

意味

onceのイラスト

例文

Our class meets once a week.

私たちの授業は週に一回行われる。

コアイメージ

一回で区切られる出来事を示す点のイメージで、話の流れによって「かつて」の意味になる場合がある。

関連語

使い方

類義語との違い

once: 一回、1度だけの回数を表す
again: もう一度。何かを繰り返すときに使う副詞
never: 一度も~ない。ゼロ回を表す副詞
twice: 二回、2度の回数を表す副詞

英英

On one occasion; sometimes used to mean ‘formerly’ as well.

語源

onceは、古英語の「ān sīðe」(ān=一+sīðe=回)が変化してできた語で、意味は「一回」

コラム

  • onceが接続的に使われる場合はその後に動詞を含む節が続く点を手掛かりにし、頻度用法は数+周期と一緒に使われる点で見分ける。

in the past

in-ðə-pǽst

意味

in the pastのイラスト

例文

In the past, we used to play outside.

昔はよく外で遊んだものだ。

コアイメージ

現在より前にある時間の「場所」で、すでに終わった出来事や状態を示す

関連語

類義語との違い

in the past: 昔の時期を指し、習慣の違いは示さない
formerly: かつて〜だったが現在はそうでないことを強調
previously: 前に起きたことを示す、書き言葉でよく使う
once: かつて/一度を指し、口語で頻繁に使う

英英

A time that has already happened, often referring to a long time ago or earlier times in life.

語源

in the pastは、inが『〜の中に』、the pastが『過去』を表す語の結びつきで、過去という時間の領域の中にある事柄を指し、日常では『昔は』と訳される

コラム

  • in the pastは単に昔の時期を指す一方で、used toは昔の習慣が現在と違うことを強調する点で意味が異なる

formerly

[US] fɔ́rmərli [UK] fɔ́ːməli

意味

formerlyのイラスト

例文

The company was formerly known as GlobalTech.

その会社はかつてはGlobalTechという名称だった。

コアイメージ

時間の流れで今より前の点にあった状態を指す

関連語

使い方

  • formerly known as

    かつて〜の名で知られた

類義語との違い

formerly: かつては(現在は違うことを示す)
previously: 以前に、公式文や履歴で過去事実を述べることが多い
once: かつて一度、または以前はそうだったという意味を強調
before: ある時点より前の時を指す、日常でも幅広く使う
earlier: より前の時点を強調する、直前の過去を示すことが多い

英英

In the past or at a time before now.

語源

formerlyは、もともとformerが「以前の」を意味し、語尾の-lyで副詞になって「かつては、以前は」という意味になった。

コラム

  • 口語より書き言葉で用いられ、公式文書や報告書で過去の事実を簡潔に示す際に用いられる

「かつては」のレベル別の例文

「かつては」を英語にするときのよくある間違い

  • × Once a week, I lived in Osaka.

    ○ I once lived in Osaka.

    once a weekは「週に一度」という頻度を表すため、「かつて大阪に住んでいた」と言う場合には使いません。

  • × I used to went there.

    ○ I used to go there.

    used toの後ろは動詞の原形にします。

「かつては」の英語についてよくある質問

Q. 「かつては」を英語で一言で言うと?
once が基本的な表現です。ただし、過去の時期を広く指す場合は in the past も一般的です。
Q. once と in the past の違いは?
once は「かつて」という過去の状態を簡潔に示し、in the past は過去の時期全体を指します。
Q. 「かつては」のビジネスメールでの言い方は?
以前の名称や状態を説明する場合は formerly が使えます。formerly known as で「かつては…として知られていた」という意味です。
Q. 「かつては〜だった」と過去の状態を表す英語は?
used to be を使って「He used to be a teacher.(彼はかつて教師だった)」のように表すのが定番です。used to は「今はそうではない」という含みを持たせられるのが特徴です。また副詞の once を使い「It was once a quiet town.(そこはかつて静かな町だった)」と表現することもできます。
Q. 「かつては〜したものだ」と過去の習慣を表す英語は?
「used to + 動詞の原形」を使います。例えば「I used to play tennis.(かつてはテニスをしたものだ)」のように表現します。過去によくした動作には would も使えますが、would は動作にしか使えず、used to のように「かつて学生だった」といった過去の状態を表すことはできません。
Q. 「かつては〜していた」と英語で言うには?
過去に続けていて今はしていない動作や生活は「used to + 動詞の原形」で表現できます。例えば「I used to work in Tokyo.(かつては東京で働いていた)」のように言えます。また、副詞の once を動詞の前に置いて「I once lived in France.(かつてはフランスに住んでいた)」と過去形で表すことも一般的です。
Q. 「かつては」を表す used to の使い方の注意点は?
used to の後ろには必ず動詞の原形が続きます。過去の習慣や状態を表し「現在はそうではない」という意味を含みます。似た形の「be used to + 名詞・動名詞」は「〜に慣れている」という意味になるため混同しないよう注意が必要です。否定文は didn't use to、疑問文は Did you use to の形がよく使われます。
Q. 「かつては」を英語で使い分けるコツは?
「今は違う」という対比を明確にしたいときは used to、過去の経歴や状態を文中でさらりと述べるなら副詞の once が適しています。また、履歴書や論文などのフォーマルな場面で「以前は・かつては」と書く場合は formerly や previously を使うと改まった響きになります。日常会話では used to や in the past が身近です。

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