モチタンドイツ語辞典 › ドイツ語フレーズ集 › ○○はドイツ語で何て言う? › どうでもいい

「どうでもいい」はドイツ語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け
「どうでもいい」をドイツ語で表現する際、最も無難で広く使われるのは Das ist mir egal. です。しかし、日本語の「どうでもいい」には「何でもいい」「関心がない」「影響がない」「諦め」といった多様なニュアンスが含まれるため、単一のフレーズで直訳することはできません。
相手との関係性や前後の文脈に合わせて、適切な表現を選ぶことが大切です。
「どうでもいい」のドイツ語の言い方(8通り)
カジュアル|友人に・選択時|それは私にはどうでもいい
日常会話で最も頻出する表現です。「どちらでも構わない」と選ぶ場面でよく使われます。親しい友人や家族に対して気軽に言えますが、語調を強めると「知ったことではない」という冷淡な拒絶にも聞こえるため、表情や声のトーンに注意しましょう。
ふつう|同僚に・判断時
ふつう|仕事で・影響なし
直訳は「それは役割を果たさない」で、ビジネスや公の場で「問題ではない」「影響はない」と伝えたいときに重宝します。「どうでもいい」という主観的な関心の有無ではなく、事態への影響がないことを客観的に示せる便利な一言です。
ふつう|相手を選ばず
- 05Es ist mir gleichgültig.
丁寧|改まった場で
「無関心である」という意味の形容詞 gleichgültig を用いた、やや改まった表現です。丁寧な文体ですが、感情を交えずに「一切関心がない」と突き放す冷ややかなニュアンスを含むことがあるため、使用する文脈には配慮が必要です。
丁寧|やや古風に
einerlei(どちらでも同じ)を用いた、少し古風で上品な響きを持つ言い回しです。「私にはどちらでも同じこと」と淡々と伝える際に適しています。日常会話よりは文学作品や年配層の会話、改まった場で耳にする表現です。
カジュアル|相手に任せる
提案されたことに対して「私は構わないよ」「そちらの好きにしていいよ」と相手に判断を委ねるカジュアルな表現です。消極的な同意を示す際によく使われ、友人同士で予定や行き先を合わせる気軽なやり取りにぴったりです。
- 08Was soll's?
カジュアル|気にしない時
「(過ぎてしまったことは)どうでもいいや」「気にしても仕方ない」と、諦めや開き直りを表すカジュアルな口語表現です。直訳すると「それが何になるというのか?」で、済んだトラブルを軽く受け流して前を向く場面で使われます。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 友人と食事のメニューを選ぶとき | Das ist mir egal. | 「どっちでもいいよ」と気軽に選ぶ |
| 同僚と仕事の進め方を相談するとき | Mir ist das egal. | 自分の好みに固執しない姿勢を示す |
| 会議で些細なミスを指摘されたとき | Das spielt keine Rolle. | 「大勢に影響はない」と冷静に返す |
| 目上の人に対して角を立てたくないとき | Mir ist es gleich. | 穏やかで中立的なトーンを保つ |
| 友人から「映画行かない?」と誘われたとき | Von mir aus. | 「私は別にいいよ」と受け入れる |
| ちょっとした失敗をして切り替えたいとき | Was soll's? | 「まあいいか、気にしない」と流す |
日本語の「どうでもいい」は非常に便利な言葉ですが、ドイツ語では「選択へのこだわりがないのか」「大勢に影響がないのか」「気にしても仕方がないのか」によって用いる単語が明確に分かれます。相手との心理的距離や場面の硬さに合わせて選ぶのが自然に伝えるポイントです。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「どうでもいい」を直訳しようとすると、話者の投げやりな感情ばかりが強調されて誤解を招くことがあります。よくある失敗例は以下の通りです。
- 「Das ist mir egal!」を強い口調で言ってしまう:感情を込めて言い放つと「知ったことか!」という強い拒絶・不機嫌な態度になり、相手を不快にさせます。
- ビジネスの議論で「egal」を使う:仕事の場で意見を求められた際に egal と答えると、「やる気や責任感がない」と見なされかねません。「Das spielt keine Rolle.」など客観的な表現を選びましょう。
- 親切な提案に「Von mir aus.」と返す:相手が好意で誘ってくれた場面で使うと、「仕方なく付き合ってやる」という消極的な印象を与えてしまいます。
言われたときの返事
- Alles klar, dann entscheide ich. — 了解、じゃあ私が決めるね。
- Gut, dann machen wir es so. — よし、じゃあそうしよう。
- Bist du sicher? — 本当にいいの?(こだわりはない?)
- Gut, dann belassen wir es dabei. — わかりました、ではその件はそのままにしておきましょう。
- Okay, dann weiter im Text. — オーケー、では次の話に進みましょう。
単語力を測る
よくある質問
- Q. egal と gleich の違いは何ですか?
- どちらも「構わない」を表しますが、egal はくだけた口語で、言い方次第では投げやりに響くことがあります。一方、gleich はより穏やかで角が立ちにくいため、同僚や丁寧な会話では gleich を選ぶと無難です。
- Q. 目上の人に「どちらでもいい」と伝えるには?
- 「Mir ist beides recht.(どちらでも結構です)」や「Mir ist es gleich.」を使うと失礼になりません。ビジネスなら「Das überlasse ich Ihnen.(お任せいたします)」と言い換えるのが最も確実です。
- Q. Wie du willst. との違いは何ですか?
- 「Wie du willst.(君の好きなようにして)」は相手の希望を尊重する前向きな表現です。「Das ist mir egal.」が自分の無関心を示すニュアンスを含みやすいのに対し、相手に主導権を快く委ねる場面で使われます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
声に出して言えるようにするなら、会話アプリ「モチスピ」ドイツ語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す