モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 「覚悟する・覚悟」の英語表現
覚悟英語でどう言う?状況別の表現と使い分け
「覚悟」を英語で表す場合、困難や事態に身構えるときはbe prepared for、能動的に意志を固めるときはmake up one's mindやbe determined toを使うのが最も標準的です。
日本語の「覚悟」には「身構え」「前向きな決心」「結果の引き受け」という異なる側面があるため、文脈に合わせて適切な英語表現を選び分ける必要があります。

「覚悟」の英語表現3大ニュアンス早見表
日本語の「覚悟」という言葉は、非常に広い意味を持っています。災害やトラブルなど望ましくない事態に備える「身構え」、夢や目標に向かって退路を断つ「能動的な強い決意」、そしてどんな結果になっても文句を言わない「結果の引き受け・あきらめ」の3つに大きく分けられます。
英語には日本語の「覚悟」と一対一で完全に対応する単語が存在しないため、どのニュアンスを相手に伝えたいかによって、選ぶフレーズを変える必要があります。まずは3つのニュアンスと代表的な表現を早見表で確認しましょう。
| ニュアンス | 英語表現 | 使われる典型的な場面 |
|---|---|---|
| ①困難・悪事態への身構え | be prepared for brace oneself | 最悪の事態、批判、多忙、苦難を想定して心の準備をするとき |
| ②能動的な強い決意 | make up one's mind be determined to | 転職、起業、目標達成など、自ら進んで困難に挑む決断をするとき |
| ③結果の引き受け・覚悟の上 | accept the consequences knowing the risks | 失敗の責任を取る姿勢を示すとき、リスクを承知で行動するとき |
会話やビジネスで「覚悟」を口にする際は、自分が「受動的に身構えているのか」「能動的に決意しているのか」「結果を引き受けると言っているのか」を意識することが、自然な英語を使うための第一歩となります。
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「覚悟する」を表す基本動詞フレーズ3選
日常会話からビジネスまで幅広く使われる「覚悟する」の基本動詞フレーズを3つ解説します。それぞれの単語が持つ固有のニュアンスを押さえておくと、状況に応じた使い分けがスムーズになります。
1. be prepared for / to do(困難に備えて覚悟する)
最も万能で標準的な表現がbe preparedです。単に物理的な準備ができているだけでなく、「困難や望ましくない事態が起きる可能性を想定し、精神的な準備ができている」という心理状態を表します。
名詞をつなげる場合は前置詞for、動作をつなげる場合は不定詞to doを使います。
- You should be prepared for the worst-case scenario.
(最悪の事態を覚悟しておくべきです。) - I am prepared to face any criticism from the public.
(世間からのどんな批判も受けて立つ覚悟です。)
2. be ready for / to do(受け止める準備が完了している)
be readyも「覚悟ができている」という意味でよく使われます。be preparedよりも日常会話的で口語寄りの響きがあります。ポジティブな挑戦に対しても、困難な試練に対しても使うことができます。
- I am ready for whatever comes next.
(次に何が起きようと、覚悟はできています。) - She is ready to take full responsibility.
(彼女はすべての責任を負う覚悟ができています。)
3. brace oneself for(強い衝撃・打撃に身構える)
braceは本来「(倒れないように)支柱で支える」「突っ張る」という意味の動詞です。再帰代名詞を伴ってbrace oneself for〜とすると、衝撃、悪いニュース、経済的打撃、厳しい寒さなど、強い困難が迫ってくることに対して「ぐっと体を固めて身構える」「覚悟を決めて待ち受ける」という強い緊張感を伴う表現になります。
- The company is bracing itself for a significant drop in sales.
(同社は売上の大幅な落ち込みに対して覚悟を決めて身構えています。) - Brace yourself, because this is going to hurt.
(覚悟しろよ、これは痛いぞ。)
be prepared
- 困難や悪事態を想定した精神的準備
- 最も万能で標準的な表現
- 名詞はfor、動作はto do
be ready
- 受け止める準備が完了している状態
- 日常会話的で口語寄りの響き
- ポジティブな挑戦・試練どちらも可
brace oneself
- 強い衝撃や打撃に身構える表現
- 強い緊張感を伴って待ち受ける
- brace oneself for〜の形で使う
状況や想定される事態の性質に合わせて基本動詞を使い分けます。
コロケーション別「覚悟」の英語表現
日本語でよく使われる「覚悟を決める」「覚悟の上で」「覚悟はできている」などの決まり文句は、英語でも定型フレーズとして存在します。そのまま暗記して使える実用的な言い回しを紹介します。
1. 「覚悟を決める」
迷いを捨てて腹をくくる、決断を下すという場面で使われる表現です。
- make up one's mind(決心する・腹をくくる)
日常会話で最も一般的な表現です。迷った末に決めたニュアンスを含みます。
I finally made up my mind to study abroad alone.
(私はついに、一人で留学する覚悟を決めました。) - resolve to do(〜しようと固く決意する)
フォーマルな場面や、強い意志を持って自分自身に誓うような場面に適しています。
He resolved to complete the project against all odds.
(彼はどんな困難があってもプロジェクトをやり遂げる覚悟を決めました。) - take the plunge(思い切って飛び込む・覚悟を決めて踏み切る)
高い崖から水に飛び込むような、リスクを伴う大きな決断を一歩踏み出して行う際にぴったりの口語表現です。
After years of hesitation, they took the plunge and started their own firm.
(長年ためらった後、彼らは覚悟を決めて自分たちの会社を立ち上げました。)
2. 「覚悟の上で」
リスクや損失、批判を十分に理解した上で、あえてその道を選ぶという場合の英語表現です。
- knowing the risks / full well knowing the risks(リスクを百も承知で)
ビジネスでもカジュアルでも非常によく使われる客観的な表現です。
We entered this competitive market knowing the risks.
(私たちはリスクを覚悟の上で、この競争の激しい市場に参入しました。) - with full awareness of〜(〜を十分に認識した上で)
契約書や公式文書などでも使いやすい、格式の高い表現です。
She signed the contract with full awareness of the potential disadvantages.
(彼女は不利益が生じる可能性を覚悟の上で契約書に署名しました。) - accept the consequences(結果を引き受ける・責任を覚悟する)
自分の選択によって生じる結末や罰を受け止める覚悟を示すフレーズです。
If you choose to ignore the safety guidelines, you must accept the consequences.
(安全指針を無視することを選ぶなら、結果は覚悟の上でなければなりません。)
3. 「覚悟はできている」
自分自身の心構えがすでに完了していることを宣言する表現です。
- I am prepared for the worst.(最悪の事態への覚悟はできています。)
ビジネスでのトラブルシューティングや重大な局面で頻出します。 - I'm ready for anything.(何が起きても覚悟はできています。)
頼もしさや前向きな意気込みを感じさせる口語表現です。 - I know what I'm getting into.(自分が足を踏み入れる世界の大変さは覚悟しています。)
「生半可な気持ちでやっているのではない」と伝えたいときに重宝する自然な英語表現です。
迷った末に決めたニュアンスの一般的表現
フォーマルな場面や固い決意に使う表現
リスクを伴う大きな決断へ踏み切る口語
日常会話からビジネスまで、決断のトーンに応じた言い回しです。
「覚悟しろ」「覚悟はいいか?」と返しの台詞
映画、海外ドラマ、アニメ、ゲームなどで定番の「覚悟しろ」「覚悟はいいか?」というセリフ表現は、シチュエーションによってトーンが大きく変わります。相手に対する問いかけや威嚇だけでなく、それに対する返しの言葉もセットで覚えておくと、表現の幅が一気に広がります。
相手に「覚悟しろ」と迫る・警告する表現
| 英語フレーズ | 直訳・ニュアンス | 使われる場面 |
|---|---|---|
| Prepare yourself! | 自らの身を備えよ(覚悟しろ!) | 格闘シーン、対決直前の古典的・劇的な決め台詞 |
| Brace yourself! | 衝撃に身構えろ! | 衝撃的な事実を告げる前、急激な揺れや攻撃の前 |
| Be ready! | 準備しておけよ | 日常会話での軽い警告や注意喚起 |
| You asked for this! | お前が望んだことだ(覚悟しろよ) | 忠告を無視した相手を懲らしめるときの台詞 |
「覚悟はいいか?」と尋ねる表現
- Are you ready for this?(これを受け止める覚悟はあるか?)
重大な挑戦を前にした仲間同士、または対戦相手に問いかける最も一般的なフレーズです。 - Do you know what you're getting yourself into?(自分がどんな危険に飛び込もうとしているか分かっているのか?)
危険な任務や過酷な道に進もうとする相手を戒める場面で頻出します。 - Are you prepared to face the music?(自らの行動の報いを受ける覚悟はあるか?)
face the musicは「自分の過ちの結果や批判を甘んじて受ける」という意味の慣用句です。
相手から「覚悟しろ」と言われたときの返し言葉
フィクションの世界や、軽口を叩き合う親しい間柄で使える気の利いた返答フレーズです。
- Bring it on!(望むところだ! / かかってこい!)
- I was born ready.(覚悟なんてとっくにできているさ。直訳:準備万端で生まれてきた)
- Do your worst.(やれるものならやってみろ。 / 好きにするがいい。)
- I'm not going down without a fight.(タダでやられる覚悟はないぞ。)

名詞としての「覚悟」を表す英単語の使い分け
英語では「覚悟」を名詞単体で表現するよりも、動詞表現(be preparedなど)を使う方が自然な場合が多いですが、名詞として「確固たる覚悟」「強い決意」を主語や目的語に置きたい場面もあります。それぞれの単語の守備範囲を把握しておきましょう。
1. determination(困難に屈しない強い意志・覚悟)
目的を達成するために何があっても諦めない、ポジティブで力強い「覚悟・不退転の決意」を表す代表的な単語です。
- Her determination to succeed inspired the whole team.
(成功に向けた彼女の覚悟が、チーム全体を奮い立たせました。) - It takes great determination to start a business from scratch.
(ゼロから事業を立ち上げるには、並外れた覚悟が必要です。)
2. resolution(固い決心・自らに課した誓い)
新年のお決まりの誓いをNew Year's resolutionと言うように、自分自身の行動に対する「固い決心・覚悟」を指します。公式な組織の「決議」という意味でも使われます。
3. readiness / preparedness(心理的・物理的な備え・心構え)
readinessは「いつでも行動できる状態、心構え」、preparednessは「事前の計画的な準備、危機管理的な備え」を意味します。パニックにならずに対応できる態勢を指します。
- The military emphasized operational readiness.
(軍は作戦に対する覚悟と即応態勢を強調しました。) - Disaster preparedness saved many lives during the flood.
(洪水において、災害への日頃の備えと覚悟が多くの命を救いました。)
4. resignation(結果を受け入れる覚悟・諦念)
会社を辞める「辞任・退職」の意味で有名な単語ですが、「変えられない運命を受け入れる覚悟」「諦め・諦念」という意味も持ちます。自力ではどうにもならない結末を静かに受け止めるニュアンスです。
強い意志・決心
- determination
- resolution
事前の態勢・心構え
- readiness
- preparedness
意志の強さや備えの種類に応じて適した名詞を選択します。
シチュエーション別の実践例文・会話ダイアログ
実際の日常会話やビジネスシーンで「覚悟」をどのように表現するか、具体的なシチュエーション別の例文と会話ダイアログで確認しましょう。
シチュエーション別例文
- 最悪の事態を覚悟する
We must hope for the best, but prepare for the worst.
(最善を願いつつも、最悪の事態を覚悟しておかなければならない。) - 批判や反発を覚悟する
I implemented the reform, fully prepared for intense pushback.
(私は激しい反発を覚悟の上で、その改革を実行しました。) - 長期戦・苦労を覚悟する
Brace yourself for a long and exhausting negotiation.
(長く消耗する交渉になることを覚悟しておいてください。) - コストや出費を覚悟する
You should be ready to spend a substantial amount on legal fees.
(多額の弁護士費用がかかることを覚悟しておくべきです。)
会話例1:スタートアップへの転職を相談する(日常会話)
A: Are you really leaving your stable corporate job to join a three-person startup?
(本当に大手の安定した仕事を辞めて、3人だけのスタートアップに行くの?)
B: Yes, I've made up my mind. I know what I'm getting into.
(うん、覚悟を決めたよ。
大変な道だってことは分かっている。)
A: It might mean working weekends and taking a pay cut, you know.
(週末勤務や減給もあるかもしれないよ。
)
B: I'm fully prepared for that. I want to build something of my own.
(その覚悟はできている。自分の手で何かを作り上げたいんだ。)
会話例2:リスクのある新方針を提案する(ビジネスシーン)
Manager: Launching this service ahead of schedule carries severe technical risks.
(このサービスを前倒しでローンチすることは、重大な技術的リスクを伴います。
)
Director: We proceed with full awareness of the risks involved.
(生じるリスクは覚悟の上で、前進させます。
)
Manager: Understood. If unexpected downtime occurs, we are prepared to take responsibility.
(承知しました。
万一ダウンタイムが発生した場合も、責任を負う覚悟で臨みます。)
よくある文法ミスと不自然な直訳の添削解説
「覚悟」を英語にする際、日本人が犯しやすい典型的な間違いを3つ取り上げます。文法や語法の仕組みを理解して、不自然な直訳を回避しましょう。
ミス1:× I prepare for the worst.(能動態の現在形にしてしまう)
「最悪の事態を覚悟しています」と言おうとして、I prepare for the worst. と言うと不自然に聞こえます。動詞 prepare を能動態で使うと「(書類を作ったり物資を揃えたりして)準備作業をする」という動作を表すため、「私は普段、最悪の事態に備えて準備作業をします」という一般的な習慣の意味になってしまいます。
「今、心の中で覚悟ができている」という心理的状態を表したいときは、状態を表す受動構文 I am prepared for the worst. にするのが正解です。
- × I prepare for criticism.(不自然:習慣的に批判の準備をする?)
- ◯ I am prepared for criticism.(批判は覚悟の上です。)
ミス2:× Brace for yourself.(前置詞の位置の間違い)
「覚悟して身構える」の brace oneself を使う際、Brace for yourself. と言ってしまうミスがよく見られます。brace は他動詞で「〜を支える」という意味なので、「自分自身を支える(身構えさせる)」という意味で目的語に再帰代名詞を直接取ります。
対象となる困難や衝撃を指すときに初めて前置詞 for が登場します。
- × Brace for yourself!
- ◯ Brace yourself!(覚悟しろ! / 身構えろ!)
- ◯ Brace yourself for impact.(衝撃に備えて身構えろ。)
ミス3:ビジネスで「覚悟の上」を「I don't care」と訳してしまう
「リスクは覚悟の上です」と言いたいときに、英語が思い浮かばず I don't care about the risks. と言ってしまうと大変危険です。これでは「リスクなんてどうでもいい、知ったことではない」という無責任で軽率な印象を与えてしまいます。
ビジネスで角を立てずにプロフェッショナルな覚悟を示すには、以下のテンプレートを活用してください。
- We are moving forward, fully aware of the potential risks.
(想定されるリスクは十分に覚悟・認識した上で、私たちは前進します。) - While we recognize the challenges involved, we are prepared to accept the consequences.
(伴う課題は認識しておりますが、結果を引き受ける覚悟で臨みます。)
心理状態を表す受動構文
- × I prepare for the worst
- ◯ I am prepared for the worst
- 能動容は習慣的な準備作業になる
再帰代名詞と前置詞の位置
- × Brace for yourself
- ◯ Brace yourself for impact
- 他動詞のため直後に再帰代名詞を置く
「覚悟の上」の表現
- × I don't care about the risks
- 無関心・無責任な響きになるためNG
- リスクを引き受ける表現を選ぶ
文法や語法の誤りによる不自然な直訳を防ぐための要点です。
理解度チェック
Q1. 「最悪の事態を覚悟している」を表す正しい英文はどれ?
- I prepare for the worst.
- I am prepared for the worst.
- I brace for myself the worst.
- I take the plunge for the worst.
答えを見る
正解: B. I am prepared for the worst.
「覚悟ができている」という心理状態を表すには受動構文 be prepared を使います。能動態だと準備作業をする習慣の意味になります。
Q2. 衝撃や打撃に対して「身構える・覚悟する」を表す表現は?
- brace oneself for
- take full responsibility
- make up one's mind
- sign the contract
答えを見る
正解: A. brace oneself for
brace oneself for は、衝撃や困難に対してぐっと体を固めて身構える、強い緊張感を伴う覚悟の表現です。
Q3. 「変えられない運命を受け入れる覚悟・諦念」を表す名詞は?
- determination
- resolution
- resignation
- readiness
答えを見る
正解: C. resignation
resignation は「退職」のほかに、自力ではどうにもならない結末を静かに受け止める「結果を受け入れる覚悟・諦め」という意味を持ちます。
「覚悟が必要だ」を相手に伝える英語の表現と構文
相手に対して「それには相応の覚悟が必要だ」「覚悟して臨むべきだ」と助言や警告を与える場合、名詞の「覚悟」を直訳して探すよりも、必要な資質を表す名詞を補った構文を用いるのが自然です。
最も定番なのが It takes + 名詞 + to do(〜するには…が必要だ)の構文です。文脈に応じて以下の名詞を使い分けることで、求められる覚悟の性質を正確に伝えられます。
- courage(勇気):恐怖やリスクに立ち向かう覚悟
- commitment(本気度・献身):途中で投げ出さずにやり抜く覚悟
- dedication(専念・献身):時間や労力を惜しまず注ぎ込む覚悟
It takes tremendous commitment to master a foreign language.
(外国語を習得するには、並々ならぬ覚悟が必要です。)
It takes courage to admit your own mistakes in front of your team.
(チームの前で自らの過ちを認めるには、相応の覚悟が要ります。)
また、相手に対して直接「〜する覚悟を持たなければならない」と行動を促すときは、You must be prepared to do や You need to be ready to do が便利です。
If you want to lead this project, you need to be prepared to take the blame for failures.
(このプロジェクトを率いたいのであれば、失敗の責任を一身に背負う覚悟が必要です。)
「腹をくくる」「背水の陣」など覚悟を表す英語の慣用句
日本語の「腹をくくる」「退路を断つ」といった慣用表現には、英語でも固有の文化的・歴史的背景を持ったイディオムが対応しています。単なる準備を超えた強い覚悟を生き生きと伝えたいときに重宝します。
bite the bullet(嫌なことを覚悟して腹をくくる)
かつて戦場で麻酔なしの手術を受ける負傷兵に弾丸を噛ませて痛みに耐えさせたことに由来する表現です。避けられない苦痛や困難、不快な事態を前にして「腹をくくる」「観念して受けて立つ」という意味で頻繁に使われます。
I didn't want to apologize, but I had to bite the bullet and admit my fault.
(謝罪したくはなかったが、腹をくくって自分の非を認めざるを得なかった。)
burn one's bridges(背水の陣を敷く・退路を断つ)
川を渡った軍隊が橋を焼き払って後戻りできなくした故事に由来します。逃げ道を自らなくし、前進するしかない状況を作る「不退転の覚悟」を意味します。
He burned his bridges by publicly resigning to start his own venture.
(彼は自らの事業を立ち上げるため、公に辞職して背水の陣を敷いた。)
cross the Rubicon(後戻りできない覚悟の決断を下す)
カエサルが元老院の命令に背いてルビコン川を渡った故事に由来する表現です。重大な一線を越え、もう引き返せない決定を下す覚悟を表します。
Once we sign this partnership agreement, we cross the Rubicon.
(この提携書に署名した時点で、私たちは後戻りできない覚悟を決めることになります。)
よくある質問
- Q. 「腹をくくる」を英語で何と言いますか?
- 英語ではbite the bullet(苦痛や困難を耐え忍ぶ覚悟を決める)や、brace oneself(身構える)、make up one's mind(決断を下す)がピッタリです。
- Q. 「死ぬ覚悟」は英語でどう表現しますか?
- be prepared to dieやbe ready to risk one's life(命を懸ける覚悟がある)と表現します。大げさな比喩ではなく、文字通りの強い決死の覚悟を表します。
- Q. be readyとbe preparedのニュアンスの違いは?
- be readyは日常的で「準備万端・受け入れ可能」なニュアンスが強く、be preparedは困難やリスクを想定して「精神的・計画的に備えができている」という堅い響きを持ちます。
- Q. 「覚悟が足りない」は英語で何と言いますか?
- lack commitment(本気度・覚悟が欠けている)やnot fully prepared(十分な覚悟ができていない)、not serious enough(本気度が足りない)などで自然に表現できます。
- Q. 「相当な覚悟がいるよ」と友人に忠告したいときの口語表現は?
- You'd better be ready for this.(覚悟しておいたほうがいいよ)や It's not for the faint of heart.(生半可な覚悟じゃ務まらないよ/気の弱い人向けではない)という口語表現が自然です。
- Q. 「覚悟の度合い」を確かめる質問は英語でどう言いますか?
- 相手の本気度を確かめる際は How serious are you about this?(これに対してどれくらい本気・覚悟があるのか?)や Are you fully committed?(最後までやり抜く覚悟はありますか?)と尋ねるのが自然です。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部