黄鉄鉱
「黄鉄鉱」の英語
「黄鉄鉱」は英語で pyrite と言います。学術・一般の説明では pyrite が基本で、iron pyrite と表記されることもありますが、通常は pyrite を使います。金に似た見た目を強調するときは fool's gold と呼ぶことがあります。
「黄鉄鉱」の英語の使い分け
学術・一般の説明で使う、黄鉄鉱の最も基本的な名称です。
pyriteの同義的な表現ですが、通常の説明や標本名ではpyriteのほうが一般的です。
金に似た見た目に注目する、一般向けの呼び名です。
例文
コアイメージ
坑道や河原で見つかる、金と見分けがつきにくい黄金色の結晶の硫化鉄鉱物
英英
A mineral composed of iron and sulfur (FeS2) that forms brassy, metallic crystals commonly found in sedimentary and hydrothermal deposits.
語源
iron pyriteは、iron(鉄)+pyriteという構成で、pyriteは古ギリシャ語のpyr(火)に由来し打撃で火花を出す性質に由来する語で、鉄を含む硫化鉱物を指す表現となった。
コラム
- 学術的な記述や標本では単にpyriteと記されることが多く、iron pyriteという表記は成分や標本種を明示する場合に使われる。
例文
The geologist examined the pyrites under a microscope.
地質学者は顕微鏡で黄鉄鉱を調べた。
コアイメージ
鉄と硫黄が化合した鉱物で、岩石中にしばしば粒状で含まれる
英英
An iron sulfide mineral (FeS2) that commonly occurs in sedimentary and metamorphic rocks as crystalline or granular masses and has a characteristic brass-yellow sheen.
語源
pyritesは、ギリシャ語pyritēsに由来し、その語は火花を出す石を意味し、古英語を経て現在の鉱物名になった。
コラム
- 鉱床や石炭中にしばしば含まれ、酸化すると硫酸を生じて環境影響を引き起こすことがあるため採鉱現場での管理が課題になる
例文
Geologists found tin pyrites in the old mine.
地質学者は古い鉱山でスズパイライトを発見した。
コアイメージ
スズパイライトという、スズを含む黄鉄鉱の一種である鉱物
英英
A mineral consisting of pyrite that contains tin, typically occurring in tin-bearing ore deposits and identified as a tin-bearing iron sulfide.
語源
tin pyritesは、tin(スズ)とpyrite(黄鉄鉱)を組み合わせた語で、pyriteはギリシャ語pyr(火)由来の呼称が転じて黄鉄鉱を指すようになったことによる命名
コラム
- スズパイライトは鉱物名として地質・鉱床の記載に用いられ、産地や含有量の報告で登場する用語である