苦渋の選択

「苦渋の選択」の英語

「苦渋の選択」は英語で a difficult choice や a tough choice と言います。どちらを選んでも問題が残る状況なら、dilemmaも使えます。dilemmaは単なる「悩み」ではなく、選択肢そのものに問題がある場合に用います。

「苦渋の選択」の英語の使い分け

  • a difficult choice

    どちらを選んでもつらい、難しい選択を幅広く表します。

    Leaving the team was a difficult choice for me.

    チームを離れるのは私にとって苦渋の選択でした。

  • dilemma

    選択肢のどちらにも問題があり、板挟みになる状況に使います。

    The mayor faced a dilemma over the new policy.

    市長は新しい政策をめぐる苦渋の選択に直面しました。

  • a tough choice

    会話で、決めるのが精神的に難しい選択を表します。

    Choosing between the two offers was a tough choice.

    その二つの提案から選ぶのは苦渋の選択でした。

「苦渋の選択」の例文

She faced a dilemma: either fire an employee or risk delaying the project.

彼女は従業員を解雇するかプロジェクトの遅延を招くかという苦渋の選択に直面した。

dilemmaのイラスト

コアイメージ

どちらを選んでも問題が残る二者択一に直面している状態

使い方

  • in a dilemma

    ジレンマにある

  • face a dilemma

    ジレンマに直面する

類義語との違い

dilemma: 二択でどちらを選んでも困るジレンマ
problem: 一般的な問題で、選択自体が問題とは限らない
issue: 議論や対処が必要な争点で、二択とは限らない
difficulty: やりにくさ・困難で、選ぶことの是非を問わない

英英

A situation in which one must choose between two alternatives, each of which is undesirable or problematic.

語源

dilemmaは、ギリシャ語のdi(=二つ)とlēmma(=前提・提示された命題)から来ており、提示された二つの選択のいずれも望ましくない状況を示す。

コラム

  • 日本語の「ジレンマ」は単に悩みやもどかしさの意味で使われがちだが、英語のdilemmaは選ぶこと自体に問題がある状況を指す点で意味が異なる。

「苦渋の選択」のレベル別の例文

「苦渋の選択」を英語にするときのよくある間違い

  • × I was dilemma about the decision.

    ○ I faced a dilemma over the decision.

    dilemmaは名詞なので、be動詞の後にそのまま置けません。状態を表すならbe in a dilemma、直面したことを表すならface a dilemmaとします。

「苦渋の選択」の英語についてよくある質問

Q. 「苦渋の選択」を英語で一言で言うと?
a difficult choiceやa tough choiceが一般的です。どの選択肢にも問題がある状況なら、dilemmaも使えます。
Q. dilemmaとa difficult choiceの違いは?
dilemmaはどの選択肢にも問題がある板挟みの状況です。a difficult choiceは、決めるのが難しい選択を幅広く表します。
Q. 「苦渋の選択」のビジネスでの言い方は?
We faced a difficult choiceやThe company faced a dilemmaが使えます。後者は複数の選択肢にそれぞれ問題がある場合に適しています。

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