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韓国語能力試験の完全ガイド!級の仕組みや日程と対策法
韓国語能力試験(TOPIK)は、大韓民国教育部と国立国際教育院が主催し、日本国内では公益財団法人韓国教育財団が主管する、世界共通基準の公式語学試験です。数字が大きいほど上級となる6段階評価で、留学や韓国企業就職、ビジネスでの語学証明として最も強い効力を持ちます。
韓国語能力試験(TOPIK)の概要と級の仕組み
韓国語能力試験(Test of Proficiency in Korean:略称TOPIK)は、韓国語を母語としない学習者を対象とした公的測定試験です。試験区分は初級向けの「TOPIKⅠ」と中・上級向けの「TOPIKⅡ」の2つに分かれており、取得点数に応じて1級から6級までの判定が下されます。
ハングル能力検定試験とは異なり、数字が大きいほど高いレベルを表す点が大きな特徴です。最上級は6級であり、1級が最も基礎的な等級となります。
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| 試験区分 | 評価等級 | 試験科目 | 満点 | 認定基準(合格点) |
|---|---|---|---|---|
| TOPIKⅠ | 1級 | 듣기(トゥッキ・聞取り) 읽기(イルッキ・読解) | 200点 | 80点以上 |
| 2級 | 140点以上 | |||
| TOPIKⅡ | 3級 | 듣기(トゥッキ・聞取り) 쓰기(スギ・書取り) 읽기(イルッキ・読解) | 300点 | 120点以上 |
| 4級 | 150点以上 | |||
| 5級 | 190点以上 | |||
| 6級 | 230点以上 |
TOPIKⅠには記述問題がなく、すべて客観式のマークシート形式です。一方、TOPIKⅡには記述式科目である作文(書取り)が加わり、長文読解や聞き取りの語彙難易度も飛躍的に上昇します。
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年間の試験日程・申込受付と会場の注意点
日本国内における韓国語能力試験は、原則として年3回(4月・7月・10月)の日曜日に全国各地の主要都市で実施されます。
受験において最も注意すべき点は、出願締切の早さです。通常、試験実施日の約2か月半から3か月前に申込受付が締め切られます。受付期間はおよそ2週間程度と短いため、出願開始日を事前に把握しておく必要があります。
詳しい年間スケジュールや受験料、申込手続きの流れについては、最新の韓国語能力試験の日程と出願締切で詳細を確認し、申し込み遅れを防ぎましょう。
また、試験当日の本人確認や持参品に関する規定は厳格です。会場内では指定された公式ペンのみを使用してマークシートや記述用紙に記入する規則があり、私物の筆記用具やスマートウォッチなどの電子機器持ち込みには制限があります。
- 年3回(4月・7月・10月)の日程確認日曜日に全国主要都市で実施
- 試験2か月半〜3か月前の出願締切を把握受付期間は約2週間と短い
- 試験当日の本人確認書類を準備厳格な規定あり
- 筆記用具は会場指定の公式ペンを使用私物の筆記用具は制限あり
- スマートウォッチなど電子機器の持込制限を確認規定違反に注意
申込時期の早さや当日の持参品ルールなど、受験前の注意項目を整理しました。
次の疑問直近の受付期間を見逃したくない方は、韓国語能力試験の日程と申込手続きで年間の詳しいスケジュールを確認できます。
TOPIKとハングル検定の違いと1分判定チャート
韓国語の主要な検定試験には、TOPIKのほかにハングル能力検定試験(ハン検)があります。どちらを受験すべきかは、学習の目的や活用の場によって明確に分かれます。
| 比較項目 | 韓国語能力試験(TOPIK) | ハングル能力検定試験 |
|---|---|---|
| 主催・効力 | 韓国政府公式・世界基準 | 日本国内基準 |
| 等級の表記 | 1級(初級)〜6級(最上級) | 5級(初級)〜1級(最上級) |
| 出題言語 | すべて韓国語(問題文・設問含む) | 日本語による出題・解説あり |
| 成績有効期限 | 成績発表日から2年間 | 有効期限なし(終身有効) |
| 試験の焦点 | 実用的な運用力・韓国社会の教養 | 正確な日本語訳・文法・発音変化 |
どちらを受けるべきか?学習者タイプ別診断
- TOPIKを選ぶべき人:韓国留学、韓国系企業への就職・転職を目指している方、または全て韓国語で書かれた問題に挑んで実践的な読解・聴解力を測りたい方。
- ハングル検定を選ぶべき人:日本語と韓国語の緻密な対応関係を学びたい方、発音変化規則を体系的に定着させたい方、期限切れのない国内資格を手元に残したい方。
次の疑問国内向けの試験内容を詳しく比べたいときは、ハングル検定の概要と級別対策を確かめて目標を絞り込みましょう。
履歴書での正しい書き方と評価される級の基準
就職活動や転職活動の履歴書に韓国語能力試験の成績を記載する場合、正式名称で正確に書くことが求められます。また、TOPIKの成績証明書には「成績発表日から2年間」という明確な有効期限が存在するため、企業への提出時点で有効期間内であるかを確認しなければなりません。
履歴書への記入例
- TOPIKⅠ取得時:韓国語能力試験(TOPIKⅠ) 2級 合格(2025年5月取得)
- TOPIKⅡ取得時:韓国語能力試験(TOPIKⅡ) 5級 合格(2025年11月取得)
- 高得点をアピールする場合:韓国語能力試験(TOPIKⅡ) 6級 合格(260点/300点・2026年5月取得)
ビジネスの現場や採用活動で評価される等級の目安は、業務内容によって異なります。日常的な連絡業務や韓国留学の出願基準では3級から4級以上、韓国現地での就労や専門的なビジネス折衝では5級から6級以上が一般的な基準です。
さらに、TOPIK6級の取得者は、国家資格である全国通訳案内士試験の外国語筆記試験(韓国語)が免除される特権があります。詳しい履歴書への記載基準については、履歴書に記載できるTOPIKの評価基準を参考にしてください。
就活市場での有利なアピール方法については、韓国語検定が就職に与える影響と活用法で具体例を解説しています。
目的に応じて評価されるTOPIKの等級の目安を段階順に示しています。

試験対策だけでなく話す力も鍛えたい方は、韓国語会話の総合ガイドを参考にしてください。
次の疑問取得したスコアを就職活動でアピールしたい方は、韓国語検定は就職に有利になるかをまとめた解説が役立ちます。
過去問の活用法とリスニング音声のダウンロード
韓国語能力試験の対策で最も効果的な演習材料は、公式に公開されている過去問題です。出題形式、問題ごとの難易度傾斜、放送音声のスピードに慣れることが合格への最短距離となります。
過去問を解く際は、本番と同じ制限時間で解き、解き終わった後の復習で知らない単語や文法をすべて洗い出す作業が欠かせません。問題冊子や解説の入手先については、韓国語能力試験の過去問題の効率的な解き方に整理されています。
また、リスニング対策として過去問や市販テキストの音声データをスマートフォンに保存し、移動時間に反復聴取する学習が有効です。出版社の特設ページや専用ダウンロードサービスを利用したファイル保存法については、完全対策シリーズの音声ダウンロード手順を参考に設定を進めてください。
TOPIKⅡの壁!中級文法と作文(쓰기)の攻略ロードマップ
初級のTOPIKⅠから中級以上のTOPIKⅡへステップアップする際、多くの学習者が直面するのが「中級文法の接続バリエーション」と「쓰기(スギ・書取り)の長文記述」という2つの難関です。
中級文法の攻略ポイント
TOPIKⅡの3級・4級では、初級で習った単純な表現がよりフォーマルで多様な形に発展します。例えば理由を表す表現でも、初級の -아/어서(ア/オソ・〜なので)に対し、中級では -(으)므로(ウミョロ・〜であるため)や -느라고(ヌラゴ・〜するせいで)など、前後の制約や文脈に応じた使い分けが問われます。
体系的な頻出パターンの整理には、TOPIK中級で頻出する必須文法一覧を活用してください。
作文(쓰기)で確実に部分点を取る構成法
配点100点を占める書取り試験は、51番・52番の短文穴埋め(各10点)、53番の図表解説・小論文(30点)、54番の長文論説文(50点)で構成されます。
- 文末表現の統一:口語体ではなく、-다/는다(ダ/ヌンダ・〜である、〜する)という格式体のヘラ体(間接話法体)で一貫して記述します。
- 53番の図表説明:グラフの変化傾向を表す定型フレーズ「조사 결과에 따르면(チョサ キョルグァエ タルミョン・調査結果によると)」などを暗記し、主観を交えずに客観的な数値をまとめます。
各10点の配点。文脈に合った正確な語彙と文法で短文を完成させる。
配点30点。定型表現を用い、主観を交えず客観的な数値をまとめる。
配点50点。文末は口語体ではなく格式体のヘラ体で一貫して記述する。
配点100点を占める書取り試験の構成と攻略の要点をまとめています。
おすすめ教材の選び方と独学・講座の使い分け
試験合格に必要な学習期間は、現在の韓国語力と目標級によって異なります。独学を中心に進める場合、単語集、総合対策本、作文特化テキストの3冊を厳選して周回することが基本戦略です。レベルに合った教材選定の基準は、TOPIK対策テキストのおすすめと活用手順で詳しく解説しています。
一方、独学での対策が難しい領域が「作文(쓰기)の添削指導」です。客観式の読解やリスニングは自力で正誤判定ができますが、記述問題は不自然な語彙選択や分かち書きの誤りを自身で見落としがちです。
作文で伸び悩んでいる方や短期間で4級以上を突破したい方は、専門の添削指導やオンライン対策クラスの受講が有効です。受講形態や選び方のコツは、TOPIK対策専門講座の失敗しない選び方を参考にしてください。
目的別:次に読むべきおすすめ記事案内
韓国語能力試験の学習をスムーズに進めるために、ご自身の現在の段階や目的に合わせて以下の個別解説記事を読み進めてください。
- 試験日程や申込手続きを確認したい方:
出願期間の締め切りや年間実施回をまとめた韓国語能力試験の日程と出願スケジュールへ進んでください。 - 就職や転職で資格を活用したい方:
履歴書でのアピール方法や有効期限の管理を解説した履歴書におけるTOPIK資格の書き方と有効期限をチェックしましょう。 - 独学に最適な問題集・参考書を探している方:
級別の対策テキストを比較したおすすめのTOPIK対策テキストと勉強法が役立ちます。 - 中級・上級へのステップアップを目指す方:
頻出表現をまとめたTOPIKⅡ突破のための中級文法整理で文法基盤を固めてください。 - 本番形式の演習とリスニング強化を進めたい方:
過去問の活用ノウハウを凝縮したTOPIK過去問演習の進め方をご覧ください。
理解度チェック
Q1. 韓国語能力試験(TOPIK)の等級の仕組みはどれですか?
- 1級が最上級で6級が基礎レベル
- 数字が大きいほど高いレベルを表す
- TOPIKⅠで1級から3級まで判定
- 満点を取ると特級が認定される
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正解: B. 数字が大きいほど高いレベルを表す
ハングル能力検定試験とは異なり、数字が大きいほど高いレベルを表し、最上級は6級、1級が最も基礎的な等級です。
Q2. TOPIKとハングル検定の違いとして正しいものはどれですか?
- TOPIKは問題文も含めすべて韓国語
- ハングル検定の成績は2年間有効
- TOPIKは記述問題が一切ない
- ハングル検定は韓国政府が主催する
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正解: A. TOPIKは問題文も含めすべて韓国語
出題言語において、TOPIKは問題文や設問を含めすべて韓国語ですが、ハングル検定には日本語による出題や解説があります。
Q3. TOPIKⅡの作文(쓰기)を記述する際の注意点は?
- すべて口語体で統一して書く
- 指定された公式ペン以外で記入する
- 文末は格式体のヘラ体で一貫して記述する
- 53番の図表解説には主観的な意見を入れる
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正解: C. 文末は格式体のヘラ体で一貫して記述する
作文試験では、口語体ではなく「-다/는다」という格式体のヘラ体(間接話法体)で一貫して記述することが求められます。
よくある質問
- Q. 韓国語能力試験(TOPIK)の成績証明書に有効期限はありますか?
- 成績発表日から2年間有効です。留学の出願や就職活動で提出を求められる場合、提出日時点で2年以内の成績証明書が必要となるケースが多いため、出願時期から逆算して受験日を計画してください。
- Q. TOPIKⅠとTOPIKⅡは同じ日に両方受験(併願)できますか?
- はい、可能です。TOPIKⅠは午前、TOPIKⅡは午後に試験が実施されるため、同日に両方の試験区分を受験することができます。
- Q. 韓国語の初心者ですが、いきなりTOPIKを受験しても大丈夫ですか?
- ハングルの読み書きと初歩的な挨拶・文法を学んだ後であれば、TOPIKⅠ(1級・2級)への挑戦をおすすめします。TOPIKⅠは200点満点中80点以上で1級に認定されるため、学習開始から数か月の初級者でも合格を狙えます。
- Q. 試験当日は自分のシャープペンシルや消しゴムを使用できますか?
- 試験会場で配布される公式ペン(両端に太字マーカーと細字サインペンが付いた特殊ペン)のみを使用して答案を作成します。修正テープは持参可能ですが、私物の鉛筆やシャープペンシルでマークした解答は無効となります。
- Q. 通訳案内士の筆記試験免除を受けるには何級が必要ですか?
- 日本の全国通訳案内士試験において、韓国語能力試験の最高峰である「TOPIK 6級」を取得している場合、外国語筆記試験(韓国語)の受験が免除されます。
2026年10月10日更新・モチタン辞典編集部