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許してくださいは英語で?場面別の自然な表現と使い分け
英語で「許してください」と伝える最も自然で無難な表現は、日常会話ならPlease don't be mad at me.(プリーズ ドウント ビー マッド アット ミー/怒らないでね)、ビジネスならPlease accept our apologies.(プリーズ アクセプト アワ アポロジーズ/ご容赦ください)です。
直訳のPlease forgive me.(プリーズ フォーギヴ ミー)は重い響きがあり、日常のちょっとしたミスで使うと大げさに聞こえるため、相手との関係性や過失の度合いに合わせた使い分けが欠かせません。
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関係性と深刻度で選ぶ許してください英語一覧表
相手との間柄(フォーマルかカジュアルか)と、起こしてしまったミスの深刻度(軽度・中度・重度)を軸にした表現の早見表です。状況に合わせて最適な表現を選びましょう。
表は横にスクロールできます →
| 表現 | 読みの目安 | ニュアンス | 使う相手や場面 |
|---|---|---|---|
| Please accept my apologies. | プリーズ アクセプト マイ アポロジーズ | フォーマルな謝罪(どうかご容赦ください) | 取引先、顧客、上司(中度〜重度の過失) |
| I sincerely apologize for the inconvenience. | アイ シンシァリィ アポロジャイズ フォー ジ インコンヴィーニエンス | 心からの謝罪と反省(深くお詫び申し上げます) | 取引先、公式なビジネスメール(重度の過失) |
| Please forgive my oversight. | プリーズ フォーギヴ マイ オーヴァサイト | 手落ちに対する寛容を求める(見落としをご容赦ください) | 職場の同僚、取引先(軽度〜中度のミス) |
| I am terribly sorry about this. | アイ アム テリブリー ソーリー アバウト ディス | 強い後悔と謝意(本当に申し訳ありませんでした) | 同僚、知人、ビジネス全般(中度〜重度) |
| Please don't be mad at me. | プリーズ ドウント ビー マッド アット ミー | 相手の機嫌を気遣う(怒らないで、許してね) | 友人、恋人、家族(軽度〜中度のミス) |
| Give me a break. | ギヴ ミー ア ブレイク | 大目に見てほしい(勘弁してよ、許して) | 親しい友人、同僚(軽度の失言・からかい) |
| My bad, won't happen again. | マイ バッド ウォウント ハプン アゲイン | 非を軽く認める(ごめん、もうしないよ) | 親しい間柄、SNSやチャット(軽度のミス) |
| Please overlook it this time. | プリーズ オーヴァルック イット ディス タイム | 今回限りの見逃しを請う(今回だけは見逃してください) | 上司、先輩、親しい取引先(軽度の手続き漏れ) |
| I beg for your forgiveness. | アイ ベグ フォー ユア フォーギヴネス | 必死の懇願(どうかお許しを乞います) | 重大な裏切り、深刻な私的過失(重度) |
| I cannot apologize enough. | アイ キャノット アポロジャイズ イナフ | 言葉で尽くせない謝罪(お詫びの言葉もございません) | 重大な損害を与えた相手(重度の過失) |
Please forgive meのニュアンスと注意点
学校教育や辞書で「許してください」の訳として真っ先に挙げられるPlease forgive me.ですが、実際の英会話やビジネスでは使う場面が限られます。その理由と文化的な背景を把握しておきましょう。
宗教的・私的な響きが強い
動詞のforgive(活用:forgive - forgave - forgiven、名詞形:forgiveness)は、心の中で相手への怒りや怨みを手放し、「魂を赦す」というキリスト教的な道徳観に深く結びついています。
そのため、日常会話で「遅刻してごめん」「メールの返信が遅れてごめん」といった場面でPlease forgive me.を使うと、大罪を犯して許しを乞うているかのような重苦しい響きを与えてしまいます。
ビジネスで避けるべき法的・実務的リスク
欧米のビジネス環境では、個人的な感情に訴えかける「赦し」を求める行為はプロフェッショナルとして不自然とみなされます。さらに、訴訟リスクのある契約社会においてforgive meと言うと、「個人的な罪の告白」と解釈されるおそれがあります。
業務上のミスでは、感情論ではなく事実に基づきapology(お詫び)を伝えるのが鉄則です。
使っても不自然にならない場面
恋人への裏切り、長年の友人を深く傷つけた場合、重大な不義理を働いて心から和解を求めたい場合には、Please forgive me.やI hope you can forgive me someday.(いつか私を許してくれることを願っています)が真摯な言葉として響きます。
魂の赦免という道徳観と結びつき、遅刻などの日常のミスには重すぎます。
個人的な罪の告白と解釈される恐れがあり、業務ではapologyが鉄則です。
恋人への裏切りや親友を深く傷つけた際など、重大な不義理の和解で使います。
日常会話やビジネスで使う際の注意点と、本来適した場面を整理しました。
次の疑問Pleaseを使った依頼が不自然に響く理由をさらに整理したいときは、丁寧な「ください」の英語表現も参考になります。
許すを意味する英単語の使い分け解説
日本語の「許す」には「過去の失敗を赦す」「行動を許可する」「見逃す」など複数の意味が含まれます。英語ではこれらを明確に別の単語で表現します。
forgiveとallow / letの決定的な違い
- forgive:過去にすでに起きてしまった過失や罪を責めないこと(赦免)
例文:She forgave him for being late.(彼女は彼が遅刻したことを許した。) - allow / let:これから行う行為を許可すること(認可)
例文:My boss allowed me to take a day off.(上司は私が有給休暇を取ることを許可した。)
「遅刻を許してください」と言いたいときにPlease allow my being late.と言うと、「これから遅刻することを許可してください」という奇妙な意味になってしまうため注意が必要です。
excuse・pardon・overlookとの違い
- excuse:日常的なちょっとした非礼や失礼を大目に見る。「容赦する」に近い軽いニュアンスです。
例文:Please excuse my poor English.(つたない英語をお許しください。) - pardon:公的な赦免、または聞き返し(失礼ですがもう一度おっしゃってください)として用いられます。謝罪で使う場合は非常に格式張った響きになります。
例文:Pardon my interruption.(お話の腰を折って申し訳ありません。) - overlook:過失を「意図的に見逃す、大目に見る」という意味です。ペナルティを科さずにスルーしてほしいときに適しています。
例文:Could you please overlook this error just this once?(今回だけはこの誤りをお見逃しいただけますでしょうか。)
forgive
- 過去の過失や罪を責めない(赦免)
- She forgave him...
allow / let
- これから行う行為を許可する(認可)
- My boss allowed me...
excuse
- 日常のちょっとした非礼を大目に見る
- Please excuse my...
overlook
- 過失を意図的に見逃す・不問にする
- Could you please overlook...
日本語の「許す」に該当する英単語のニュアンスと使い分けの比較です。
次の疑問「許可する」のletの使い方を実際の会話で深めたいなら、見せてほしいときの英語フレーズで感覚を掴んでみてください。
ビジネスで使えるご容赦くださいメール表現
仕事上のトラブルが発生した際に、そのままコピー&ペーストして使える実用的な謝罪メールの文面を紹介します。
返信漏れ・返信遅延へのお詫び
Subject: Apologies for the delayed reply / [案件名]
Dear [相手の名前],
Thank you for following up with me. Please accept my sincere apologies for the delay in responding to your email. I was out of the office and unable to check my inbox promptly. Regarding your inquiry, [返信内容]. I will ensure this does not happen again.
Sincerely, [自分の名前]
(日本語訳:件名:返信遅延のお詫び / [案件名]
[相手の名前]様
ご連絡をいただきありがとうございます。ご返信が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。
不在にしており、受信箱を迅速に確認できませんでした。お問い合わせの件につきまして、[返信内容]。今後はこのようなことがないよう徹底いたします。
敬具 [自分の名前])
納期の遅れ・スケジュール調整
Subject: Important: Delay in delivery for [プロジェクト名]
Dear [相手の名前],
I am writing to sincerely apologize for not being able to meet the agreed deadline of [日付]. Due to unforeseen technical issues, we require an additional two days to finalize the work. We understand the inconvenience this causes and ask for your kind understanding. We will deliver the complete file by [新納期].
Best regards, [自分の名前]
(日本語訳:件名:重要:[プロジェクト名]の納品遅延について
[相手の名前]様
合意しておりました[日付]の納期に間に合わせることができず、心よりお詫び申し上げます。
予期せぬ技術的トラブルにより、作業完了までにさらに2日間を要する見込みです。ご不便をおかけし大変恐縮ですが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
[新納期]までに完成データを納品いたします。
よろしくお願い申し上げます。[自分の名前])
誤送信・添付ファイル間違いの訂正
Subject: Correction: Incorrect attachment regarding [用件]
Dear [相手の名前],
Please disregard my previous email sent at [時間]. I mistakenly attached the wrong document. Please accept my apologies for any confusion or inconvenience this may have caused. The correct document is attached to this email.
Sincerely, [自分の名前]
(日本語訳:件名:訂正:[用件]に関する添付ファイルの誤りについて
[相手の名前]様
[時間]にお送りした前回のメールは破棄していただけますでしょうか。
誤って別の書類を添付してしまいました。混乱とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。本メールに正しい書類を添付いたしました。
敬具 [自分の名前])

許してねを伝えるカジュアル会話フレーズと発音
友人や家族、同僚との普段の会話で使えるフレーズです。カタカナ表記と通じる発音のコツを解説します。
日常会話のショートダイアログ3選
会話例1:待ち合わせに遅れたとき
A: I'm so sorry I'm late! The train was delayed. Don't be mad at me!
(本当に遅れてごめん!電車が遅れちゃって。
怒らないでね!)
B: No worries, I just got here five minutes ago anyway.
(気にしないで、私も5分前に着いたばかりだから。)
会話例2:メッセージの返信を忘れていたとき
A: I completely forgot to text you back! My bad, please forgive me!
(返信するの完全に忘れてた!私のミス、許して!)
B: It's all good. I figured you were busy with work.
(大丈夫だよ。仕事で忙しいんだろうと思ってた。)
会話例3:冗談がいきすぎたとき
A: Hey, I went too far with that joke. Give me a break, okay?
(さっきの冗談、ちょっと度が過ぎたよ。
勘弁して許してよ、ね?)
B: Alright, just don't say that in front of others next time.
(いいよ、ただ次は他の人の前でああいうこと言わないでね。)
通じる発音のコツ
- Please don't be mad at me.(プリーズ ドウント ビー マッド アット ミー)
don't の「t」は破裂させず舌を上あごにつけて息を止めるように発音し、mad at me は「マダッミー」のようにリンキング(音の連結)させると自然に聞こえます。 - Give me a break.(ギヴ ミー ア ブレイク)
Give me は日常会話では「ギミ(Gimme)」のように滑らかに縮めて発音されることが多く、break の「r」は舌を奥に引いて唇を丸めて発音します。 - My bad.(マイ バッド)
若者を中心に広く使われる定番表現です。「バッド」の最後の「d」を強く発音しすぎず、音を飲み込むように止めます。
何でもしますからのユーモア表現とフォローの言葉
親しい間柄で「怒らないで、何でもするから許して!」とおどけて伝えたい場合の言い回しと、謝罪後に相手の機嫌を確かめるフォロー表現です。
冗談まじりの「何でもするから許して」
- I'll do anything to make it up to you!
(埋め合わせに何でもするから許して!)
make it up to [人] は「〜に埋め合わせをする」という定番句です。単に「何でも言うことを聞く」という服従ではなく、「借りを返すから許して」という前向きなニュアンスになります。 - I'll buy you a coffee, so please spare my life!
(コーヒーおごるから命だけは助けて/許して!)
誇張を交えた親しい友人同士の定番ジョークです。深刻な場面や仕事で使うと不誠実に見えるため、必ず気心の知れた間柄でのみ使ってください。
関係を修復するためのフォローのひとこと
謝罪した直後や翌日に、相手とのわだかまりが残っていないか確かめたいときは、次のフレーズを添えましょう。
- Are we good?(私たち、もうわだかまりはないかな?)
友人同士で仲直りを確認する最も自然な表現です。 - I hope there are no hard feelings.(悪感情が残っていないことを願っています。)
同僚や取引先との間で、仕事上の意見衝突やトラブルの後に気まずさを解消する大人の表現です。 - Thank you for your patience and understanding.(ご寛容とご理解をいただき感謝申し上げます。)
謝罪を受け入れてもらった後のビジネスメールの結びとして最適です。
親しい友人向け
- Are we good?
同僚・取引先向け
- I hope there are no hard feelings.
ビジネスメール結び
- Thank you for your patience and understanding.
謝罪後に相手とのわだかまりを解消するためのフレーズを相手別に分類しました。
許してくださいと言われたときの英語の返し方
相手から謝罪や「許してください」と言われた際に、快く受け入れるための返答フレーズを場面別に整理しました。
カジュアルな返事(友達・家族・同僚)
- Don't worry about it.(心配しないで、気にしないで。)
最も一般的でどんな日常場面でも使える返答です。 - No problem at all.(まったく問題ないよ。)
- It's totally fine.(全然大丈夫だよ。)
- Water under the bridge.(もう過ぎたことだから水に流そう。)
一度は問題になったものの、過去のこととして気に留めていないことを示すおしゃれな慣用表現です。
ビジネスでの丁寧な返事(取引先・顧客・上司)
- No apology is necessary.(お気遣いなさらないでください/お詫びには及びません。)
- Thank you for letting me know. It is not a problem.(ご一報ありがとうございます。問題ございません。)
- I understand the situation. Thank you for your prompt response.(事情は理解いたしました。迅速なご対応に感謝いたします。)
- Please don't be concerned about it.(どうぞご心配なさらないでください。)
カジュアルな返事
- Don't worry about it.
- No problem at all.
- It's totally fine.
- Water under the bridge.
ビジネスでの丁寧な返事
- No apology is necessary.
- It is not a problem.
- I understand the situation.
- Please don't be concerned about it.
相手から謝罪を受けた際に、状況に応じて使い分ける返答の比較です。
次の疑問謝罪を受け入れたあとに「あとは引き受けます」と安心させたいときは、任せての英語表現がそのまま役立ちます。
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よくある質問
- Q. 「許してください」の最も丁寧な英語は?
- ビジネスではPlease accept our sincerest apologies.(心よりお詫び申し上げます)やWe kindly ask for your understanding.(何卒ご容赦のほどお願い申し上げます)が最もフォーマルで丁寧です。
- Q. 「許してね」と可愛く頼む英語表現は?
- 親しい間柄ならPlease don't be mad at me.(怒らないでね)やForgive me?(許してくれる?)と語尾を上げて尋ねる表現が自然です。
- Q. 「お許しいただけますでしょうか」のメール表現は?
- We would be grateful if you could overlook this matter.(本件についてご容赦いただけますと幸甚に存じます)のようにoverlookやunderstandingを用いるのが適切です。
- Q. I'm sorryとPlease forgive meの違いは?
- I'm sorryは「申し訳なく思っている」という自分の感情の表出ですが、Please forgive meは「私を許すという行動を相手に要求・懇願する」表現です。
- Q. ForgiveとForgivenessの文法上の違いは?
- forgiveは動詞(原形forgive、過去形forgave、過去分詞forgiven)で、forgivenessは「許し、寛容」を表す不可算名詞です。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部
forgive
apology
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excuse
allow
overlook