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見せてくださいの英語表現と使い分け
「見せてください」を英語で最も自然かつ無難に伝える基本表現は、Can I see?(キャナイ シー)やCan I have a look?(キャナイ ハヴァ ルック)です。
日本語の直訳であるShow meは文法上命令形にあたり、pleaseを付けても指示的な響きになりやすいため、日常会話やビジネスでは自分が「見てもいいか」と尋ねる自分主語の表現が定番となります。
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見せてくださいの英語一覧表
英語で「見せてください」「見せて」と依頼するフレーズは、相手との関係性や場面によって使い分けます。代表的な11通りの言い方を丁寧度順に整理しました。
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| 英語表現 | カタカナ読みの目安 | ニュアンス・特徴 | 適した相手・場面 |
|---|---|---|---|
| Can I see that? | キャナイ シー ザット | 標準的・最も自然な依頼 | 友人・同僚・店員など日常全般 |
| Can I have a look? | キャナイ ハヴァ ルック | 「ひと目見てもいい?」と控えめ | 持ち物や画面を気軽に見せてもらう時 |
| Can I take a look? | キャナイ テイカ ルック | have a lookとほぼ同等、少し能動的 | 書類や手元の商品を点検したい時 |
| Let me see. | レット ミー スィー | 親しい間柄での「見せて」 | 家族・友人・親しい同僚 |
| Let me take a look. | レット ミー テイカ ルック | 「ちょっと見せてごらん・確認するよ」 | 困っている人を手助けする時・友人 |
| Could you show me? | クッヂュー ショウ ミー | 相手に提示を促す丁寧な依頼 | 店員・案内係・ビジネスのやりとり |
| May I see that? | メイ アイ シー ザット | 改まった「拝見してもよろしいですか」 | 目上の人・取引先・公的手続き |
| May I have a look? | メイ アイ ハヴァ ルック | 非常に丁寧な「拝見できますでしょうか」 | 高価な商品確認・ビジネス書類の確認 |
| Would you mind showing me? | ウッヂュー マインド ショウイング ミー | 最上級に丁寧な依頼(恐縮感あり) | 上司・重要な顧客・見せにくいものを頼む時 |
| Show me. | ショウ ミー | 直接的な指示・命令「見せなさい」 | ごく親しい友人同士・子どもに対して |
| Check this out. | チェック ディス アウト | 「これ見て!」(見せる側の表現) | 友人に写真や面白いものを見せる時 |
Show meは失礼?命令口調の理由
学校教育や単語帳の影響で「見せてください=Show me」と覚えている方が多くいますが、実際の会話でShow meを使う際には注意が必要です。
文法上は「命令形」であるという事実
Show meは動詞の原形から始まる命令文です。日本語に訳すと「私に見せなさい」「示しなさい」という強い指示の響きを含みます。親が子どもに「テストの結果を見せなさい」と言う場合や、警察官が容疑者に「手荷物を見せなさい」と迫る場面では適していますが、対等な関係や客として店員に話しかける場面では横柄に聞こえてしまう恐れがあります。
Please show meでも指示感が残る
文頭や文末にpleaseを補ってPlease show me.としても、基本構造は命令文のままです。「見せてください」というよりは「見せなさい、どうぞ」といったニュアンスに近く、相手を指図している響きが完全には消えません。
空港の入国審査官がPlease show me your passport.(パスポートを見せてください)と乗客に指示するような、権限を持った側からの要求であれば自然ですが、依頼する立場としてはあまり好まれません。
ネイティブがCan I seeを選ぶ理由
英語圏では「あなたが見せる行為をしなさい」と相手の動作を求めるよりも、「私がそれを見ても差し支えないか」と自分の行動の許可を求めるほうが、相手に与える心理的負担が少なく丁寧であると捉えられます。
そのため、相手の手元にあるものやスマートフォンを見たいときには、Show meではなくCan I see?やCan I have a look?と言い換えるのが一般的です。
次の疑問命令形に頼らず丁寧に依頼したいときは、依頼を表す英語表現の使い分けもあわせて確認しておくと安心です。
主語の使い分け:自分主語と相手主語
「見せてください」を英語で口にする際、主語をI(私)にするかyou(あなた)にするかによって、相手に与える印象と使い分けのポイントが明確に分かれます。
自分主語(Can I ...? / May I ...?):相手の負担が少なく自然
相手の手元にあるもの、写真、資料などを「見たい」ときは、自分を主語にします。
- Can I see it?(それ見てもいい?)
- Can I have a look?(ひと目見てもいいですか?)
- May I take a look at the document?(その書類を拝見してもよろしいでしょうか?)
この表現は「自分が視界に入れる許可」を求めているだけなので、相手に対して何か特別な労力を強いるニュアンスがありません。日常英会話の8割以上はこの「自分主語」の形でスムーズに解決します。
相手主語(Could you show me ...?):相手に動作・案内を求める
相手に手元まで持ってきてほしい時や、操作方法や道を教えてほしい時には相手を主語にします。
- Could you show me that jacket on the mannequin?(マネキンが着ているあのジャケットを見せていただけますか?)
- Could you show me how to use this machine?(この機械の使い方を見せて(教えて)いただけますか?)
- Would you mind showing me the way to the station?(駅への行き方を案内していただけないでしょうか?)
showという動詞には単に「視界に入れる」だけでなく、「わざわざ取り出して相手に提示する」「実演して見せる」「案内する」という意味合いが含まれます。ショーケースの奥にある商品を出してもらうなど、相手に明確な作業を頼む場合はCould you show me 〜?が最適です。
自分主語 (I)
- Can I...? / May I...?
- 相手に労力を強いない許可取り
- 写真・書類などを見たい時に最適
- 日常英会話の8割以上で使える
相手主語 (you)
- Could you show me...?
- 相手に提示・実演・案内を求める
- 奥の商品を出すなど作業が必要な時
- 操作方法や道順を聞く時に使う
主語をIにするかyouにするかで相手への負担や依頼の目的が異なります。
丁寧度別の表現と発音のコツ
日常のカジュアルなやり取りから、格式の高いビジネスシーンまで、場面に応じた適切な英語表現と通じる発音のコツを解説します。
1. カジュアル(友人・家族・同僚)
親しい間柄でスマートに「見せて!」と頼む定番はLet me see.です。また、手元のスマートフォンの画面を覗き込みたいときはCan I see?が重宝します。
- Let me see!(見せて見せて!)
- Can I have a look at your phone?(スマホちょっと見てもいい?)
発音のコツ:Let meは単語を区切らず「レッミィ」または「レミ」と発音します。Can Iはリンキング(音の連結)により「キャン・アイ」ではなく「キャナイ」と滑らかに繋げます。
2. 標準・丁寧(買い物・日常・社内)
失礼のない標準的な丁寧さを保つならCan I have a look?やCould you show me 〜?を用います。
発音のコツ:Could youは「クッド・ユー」ではなく「クッヂュー」と発音します。have a lookは「ハヴ・ア・ルック」を一体化させて「ハヴァルック」とリズムよく言います。文末のイントネーションは少し上げ気味にすると依頼の響きが柔らかくなります。
3. 最上級フォーマル(ビジネス・公の場・目上の人)
取引先や顧客に対して資料の提示を依頼する場合や、高級店で高額な商品を拝見する際は助動詞Mayや仮定法の構文を用います。
- May I have a look at the contract?(ご契約書を拝見してもよろしいでしょうか?)
- Would you mind showing me the latest sales figures?(最新の売上データを見せていただくことは可能でしょうか?)
発音のコツ:Would you mind 〜?ではmindの後の動詞が必ず-ing形(showing)になります。「ウッヂュー マインド ショウイング ミー」と穏やかなトーンで発音すると、落ち着いた敬意が伝わります。
関係性や場面に応じてカジュアルから最上級フォーマルまで表現を使い分けます。

場面別の実践会話テンプレート
実際の生活や仕事でそのまま使える会話スクリプトを場面別にご紹介します。
場面1:買い物(ショーケースや別商品を見たい時)
客:Excuse me, could you show me that watch in the display case?
(すみません、ショーケースの中のあの時計を見せていただけますか?)
店員:Certainly. Just a moment, please. Here you are.
(かしこまりました。
少々お待ちください。どうぞこちらです。)
客:Thank you. Can I have a closer look?
(ありがとうございます。
もう少し近くで見てもいいですか?)
店員:Of course, go right ahead.
(もちろんです、どうぞご覧ください。)
場面2:友人同士(スマホで撮った写真を見たい時)
友人A:I took some great photos at the concert yesterday!
(昨日コンサートでいい写真がたくさん撮れたんだ!)
友人B:Really? Can I see? Let me have a look!
(本当に?見せて!ちょっと見せてよ!)
友人A:Sure, check this out. This one turned out amazing.
(いいよ、これ見て。
これすごくよく撮れてるでしょ。)
友人B:Wow, that looks awesome!
(わあ、最高だね!)
場面3:ビジネス(進捗状況や提案資料を見せてもらう時)
同僚A:I've just finished drafting the quarterly report.
(四半期報告書のドラフトを作成し終えたところです。
)
上司B:Great. May I take a look at it before the meeting?
(素晴らしい。会議の前に拝見してもよろしいですか?)
同僚A:Certainly, I'll send the link to your email right away.
(承知いたしました。
すぐにメールでリンクをお送りします。)
上司B:Thank you. I'll review it this afternoon.
(ありがとう。今日の午後に確認します。)
次の疑問旅行先の飲食店でメニューを見せてもらうだけでなく、おすすめのレストランを尋ねる英語表現も知っておくと役立ちます。
見せてと言われたときの返答フレーズ
相手から「見せてください」「見てもいい?」と頼まれた際、快諾する場合や断る場合の自然な受け答えを身につけておきましょう。
快く見せる時の返答(OKの返事)
- Sure, here you go.(いいですよ、どうぞ)※手渡ししながら言う定番
- Of course, go ahead.(もちろんです、どうぞご覧ください)
- Certainly, here it is.(かしこまりました、こちらでございます)※ビジネス向き
- Take a look.(見てみて)※親しい間柄
少し待ってほしい時の返答(保留)
- Just a moment, please.(少々お待ちください)
- Give me a second, let me find it.(ちょっと待って、今探すから)
- I'll show you once I'm done.(終わったら見せるね)
見せられない時の返答(丁重な断り)
- I'm sorry, but this is confidential.(申し訳ありませんが、こちらは社外秘となっております)
- I'd rather not show this one, if you don't mind.(差し支えなければ、こちらは見せるのを控えさせてください)
- Sorry, I can't show you right now.(ごめんなさい、今は見せられないんだ)
快く見せる(OK)
- Sure, here you go.
- Of course, go ahead.
- Certainly, here it is.
- Take a look.
待ってほしい(保留)
- Just a moment, please.
- Give me a second...
- I'll show you once...
見せられない(断り)
- ...this is confidential.
- I'd rather not show...
- Sorry, I can't show...
相手からの依頼に対して、承諾・保留・断りの状況に合わせて使い分けます。
よくある間違いと不自然な英語表現
日本人が意図せず使ってしまいがちな不自然な英語や、相手に誤解を与える注意点を確認しておきましょう。
1. 「I want to see.」は子どものようなわがままに響く
「見たいです」の直訳としてI want to see.を使ってしまう例が多く見られます。文法的には正しい英語ですが、「見たいんだもん!」という自己中心的な主張に聞こえやすく、大人同士の会話としては幼稚な印象を与えます。
相手に見せてもらうお願いをする際は、Can I see?(見てもいいですか?)と疑問文にして相手の意向を伺う形にしましょう。
2. 「Look at me」は「私を見て」という意味
「見せて」と言おうとしてLook at me.と言ってしまう間違いも散見されます。look atは「〜に視線を向ける」という意味なので、Look at me.は「私の顔や姿を見なさい」という意味になってしまいます。
対象物を見せてもらいたいときはshow me [もの]やCan I look at [もの]?と表現する必要があります。
3. 公的手続きでの「見せてください」の理解
海外旅行の入国審査やホテルのチェックインでは、係員から提示を求められます。相手からは以下のように言われます。
- Passport, please.(パスポートをお願いします)
- May I see your boarding pass?(搭乗券を拝見できますか?)
- Could you show me your photo ID?(写真付き身分証明書をご提示いただけますか?)
これらに対して「見せる」動作をする際は、無言で差し出すのではなく、Here you go.(どうぞ)やHere it is.(こちらです)と一言添えて手渡すと非常に好印象です。
子どものわがままに聞こえやすいため、Can I see?と尋ねる。
「私の姿を見なさい」の意味になるためshow me等を使う。
提示を求められた際はHere you go.等の一言を添えると好印象。
直訳や勘違いで相手に不自然な印象を与えないための3つのポイントです。
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よくある質問
- Q. Show meは絶対に失礼ですか?
- 絶対に使えないわけではありません。親しい友人同士で「ちょっと見せて!」と軽く言う場面や、親が子どもに対して言う場合には自然です。ただし、丁寧な依頼としては機能しにくいため、店員や目上の人、ビジネス相手に対してはCan I seeやCould you show meを使いましょう。
- Q. 「見せてあげる」は英語で何と言いますか?
- 「見せてあげる」はI'll show you.(見せてあげるよ・案内するよ)やLet me show you.(私にお見せさせてください)と表現します。相手に何かを教えたり案内したりする際の前置きとしてもネイティブが日常的に用いる自然なフレーズです。
- Q. Can I have a lookとCan I take a lookの違いは?
- 意味の違いはほぼありません。have a lookはイギリス英語で好まれ、take a lookはアメリカ英語でよく使われる傾向がありますが、どちらの国でも自然に通じます。どちらも「ちょっとひと目見る」というニュアンスを含み、相手に負担をかけない依頼です。
- Q. メールで「資料を見せてください」と頼むには?
- ビジネスメールでは、Could you please share the document with me?(資料をご共有いただけますでしょうか)や、Could you send over the file?(ファイルをお送りいただけますでしょうか)と依頼するのが一般的で、showよりも自然で実用的です。
- Q. 「奥にあるものを見せて」と店員に頼む英語は?
- Could you show me the one in the back?(奥にあるものを見せていただけますか?)と言います。棚の上にあるものならthe one on the top shelf、ガラスケースの中ならthe one in the display caseと言い換えて使えます。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部