二枚舌
「二枚舌」の英語
「二枚舌」は英語で two-faced と言います。人の裏表を会話で言うときに自然で、文章では duplicity、政治家や広告のごまかし言葉には doublespeak が使われます。
「二枚舌」の英語の使い分け
人の裏表や二枚舌を日常会話で批判するときに使います。
人や組織の不誠実で裏表のある行動を批判します。
The company was criticized for its double-dealing.
二枚舌や裏切りを表す、ややフォーマルな名詞です。
政治や広告で本当の意味を隠すごまかし言葉です。
The announcement was full of doublespeak.
例文
She is known for her duplicity.
彼女は二枚舌で知られている。
コアイメージ
一人の人が場面によって二つの顔や言葉を使い分け、異なることを言う
関連語
使い方
類義語との違い
duplicity:
二枚舌で裏表のある態度
dishonesty:
正直でないこと、嘘や不正全般
deception:
人をだます行為全般、意図的に真実を隠すこと
hypocrisy:
善人のふりをして裏で不誠実なことをする偽善
fraud:
詐欺や違法な手段で人をだます行為
英英
Dishonest actions or behavior meant to trick or mislead someone.
語源
duplicityは、ラテン語duplicitasが古フランス語を経て英語に入り、「二重性」を示す語義が発展して「二枚舌、裏表のあること」を意味する。
コラム
- duplicityはtwo-facedやdeceitと近い意味を持つが、ややフォーマルで文章や説明文で使われることが多く、会話では別の語が選ばれやすい
例文
Her double-dealing approach ruined the negotiation.
彼女の不誠実なやり方が交渉を台無しにした。
コアイメージ
相手に対して裏表を使い分けて利益を得ようとする不誠実な振る舞いを指す
英英
Deceptive, duplicitous behavior or attitude; acting two-faced or dishonest in one's dealings.
語源
double-dealingは、double(二重の)+dealing(取引・やりとり)が結びついて生じた語で、双方に異なる態度や扱いをすることから『不誠実な』意味に発展した
コラム
- double-dealingは人や組織の振る舞いが表裏あることを批判的に表す語で、形容詞的にも名詞的にも使われる点に注意
例文
The debate was full of doublespeak, making it hard to know politicians' real positions.
討論はごまかし言葉であふれていて、政治家の本当の立場が分かりにくかった。
コアイメージ
政治や広告で本当の意味を隠すごまかし言葉を使う表現
英英
Language deliberately used to disguise, distort, or obscure the truth so as to mislead listeners or evade responsibility.
語源
doublespeakは、double(両面・二重)とspeak(話す)を組み合わせた語で、オーウェルのdoublethink/newspeakの影響を受けて政治的に真実を隠す言葉を指すようになった。
コラム
- 政治や広告で使われるごまかし言葉は事実を和らげて真意を隠し、受け手の判断を曇らせることがある
「二枚舌」のレベル別の例文
「二枚舌」を英語にするときのよくある間違い
× He has two tongues.
○ He is two-faced.
× The advertisement used duplicity.
○ The advertisement used doublespeak.
広告のごまかし言葉には doublespeak が自然です。