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「思い出を作る」の英語表現と関連フレーズ総まとめ
「思い出を作る」を英語で伝える最も自然で一般的な表現は make memories です。少し改まった場面や意図して特別な体験を演出したいときは create memories も使われます。
日本語の「思い出」は英語では通常、複数の記憶が積み重なるものと捉えるため、単数形の memory ではなく複数形の memories を用いるのが基本ルールです。
「思い出を作る」の基本英語!makeとcreateの違い
「思い出を作る」を表現する際、日常会話で最も頻繁に用いられる動詞は make です。一方、文脈によっては create を使うこともあります。この2つの単語には明確なニュアンスの違いが存在します。
日常の自然な体験には make memories
make memories は、友達と遊んだり家族と旅行に出かけたりするような、日常会話で最も親しまれている自然な言い回しです。自然な流れの中で楽しい体験を共有し、結果として記憶に残るという感覚を表します。
- Let's make lots of good memories together!
(一緒に楽しい思い出をたくさん作ろう!) - We made unforgettable memories during our trip to Okinawa.
(沖縄旅行中に忘れられない思い出を作りました。) - I want to make happy memories with my family this summer.
(今年の夏は家族と幸せな思い出を作りたいです。)
意図的・演出された体験には create memories
create memories は、「(意識して)特別な瞬間を生み出す」「印象深い思い出を演出する」という意図やデザイン性が込められた表現です。結婚式、記念日、サプライズパーティー、またはホテルの観光キャンペーンなどで好んで用いられます。
- Our goal is to create wonderful memories for every guest.
(私たちの目的は、すべてのお客様に素晴らしい思い出を作っていただくことです。) - This resort is the perfect place to create lasting memories.
(このリゾートは、長く心に残る思い出を作るのに最適な場所です。) - They hosted a special event to create special memories for the children.
(彼らは子どもたちのために特別な思い出を作ろうと、特別なイベントを催しました。)
| 表現 | ニュアンス | よく使われる場面 |
|---|---|---|
| make memories | 自然に生まれる思い出、日常会話 | 友達同士、恋人、家族旅行、気軽な誘い |
| create memories | 意図的に企画・演出された特別な思い出 | 記念日、プロポーズ、広告コピー、おもてなし |
make memories
- 日常会話で最も親しまれる表現
- 自然な流れで体験を共有する感覚
- 友達との遊びや家族旅行などに最適
create memories
- 特別な瞬間を演出する意図が強い
- デザイン性や計画性があるニュアンス
- 結婚式や記念日、観光PRなどで多用
日常の体験には make、演出された特別な瞬間には create を使い分けます。
単数形memoryと複数形memoriesの使い分け
日本語の「思い出」を英語に直す際、初心者が迷いやすいのが単数形の memory と複数形の memories の使い分けです。英語の memory は可算名詞としても不可算名詞としても扱われますが、意味や使われ方が異なります。
一般的な「思い出」はなぜ複数形 memories なのか
日常会話で「楽しい思い出を作ろう」「思い出を振り返る」と言う場合、通常は memories と複数形にします。体験というものはひとつの出来事だけでなく、景色、会話、感情など無数の断片が組み合わさって形作られるためです。
また、単数形かつ無冠詞で memory と言うと、「思い出」ではなく「記憶力」や「脳の記憶機能」という意味になってしまう点にも注意が必要です。
単数形 a memory が使われるケース
単数形の a memory を使うのは、「特定のひとつの鮮明な出来事」を指す場合や、「過去の出来事(すでに終わったこと)」と表現する場合です。
- Our first trip to Kyoto is a precious memory for me.
(初めての京都旅行は、私にとって大切なひとつの思い出です。) - The fear of failure is now just a distant memory.
(失敗の恐怖は、今では遠い昔の思い出にすぎません。) - He has a terrible memory for names.
(彼は人の名前を覚える記憶力が悪いです。※記憶力の意味)
英語の memory にはポジティブな意味が含まれない
日本語で「思い出」と言うと通常は懐かしいものや心地よいものを連想しますが、英語の memory は単に「記憶」を意味する中立的な単語です。そのため、つらい記憶(painful memories)や悲しい記憶(sad memories)も含まれます。
楽しい思い出を表現したいときは、必ず good、great、happy、wonderful、fond などの前向きな形容詞を添える必要があります。
| 形 | 意味・語感 | 例文 |
|---|---|---|
| memories(複数形) | 思い出(積み重なった体験全体) | We shared many happy memories.(私たちは多くの楽しい思い出を共有しました。) |
| a memory(単数形) | 個別の特定の思い出・過去の事象 | Meeting you was a sweet memory.(あなたと出会えたことは素敵な思い出です。) |
| memory(不可算) | 記憶力・脳の保持機能 | I have a good memory for faces.(私は人の顔を覚えるのが得意です。) |
単語の正しい読み方を確認したいときは、memoryのスペル・発音・表記を参考にしてください。
次の疑問名詞としての数え方や「記憶」との違いをもっと掘り下げたいときは、memoryの可算・不可算の詳しい使い分けを確認してみてください。
思い出の英語表現一覧!残す・振り返る・消えない
「思い出を作る」以外にも、「思い出を残す」「振り返る」「色褪せない」など、思い出にまつわる動作や感情の英語表現は数多くあります。日常会話からSNSまで活用できる表現を一覧表で整理しました。
| 日本語 | 英語表現 | 例文 |
|---|---|---|
| 思い出を残す | keep memories preserve memories | Photos help us keep memories alive. (写真は思い出を鮮明に残すのに役立ちます。) |
| 思い出を記録する | capture memories document memories | I bought a camera to capture our memories. (思い出を記録するためにカメラを買いました。) |
| 思い出がある | have memories of ~ have fond memories of ~ | I have fond memories of living in Hokkaido. (北海道に住んでいた頃の懐かしい思い出があります。) |
| 思い出がいっぱい | be full of memories | This park is full of memories with my dog. (この公園は愛犬との思い出でいっぱいです。) |
| 思い出ができる | make new memories memories are made | New memories were made during our camp. (キャンプの中で新しい思い出ができました。) |
| 思い出が増える | add to one's memories | Every trip adds to our happy memories. (旅行のたびに楽しい思い出が増えていきます。) |
| 思い出を忘れる | forget memories let memories fade | I will never forget these memories. (これらの思い出を決して忘れません。) |
| 思い出を振り返る | look back on memories reflect on memories | I like looking back on our childhood memories. (子どもの頃の思い出を振り返るのが好きです。) |
| 思い出が浮かぶ | memories come to mind | Memories of my school days came to mind. (学生時代の思い出が心に浮かんできました。) |
| 思い出が蘇る | bring back memories | This song brings back sweet memories. (この曲を聴くと懐かしい思い出が蘇ります。) |
| 思い出が色褪せる | memories fade | Time passes and memories fade away. (時が経つにつれて思い出は色褪せていきます。) |
| 思い出は永遠に | memories last forever | True friendships and memories last forever. (真の友情と思い出は永遠に残ります。) |
| 思い出は色褪せない | memories never fade | Our memories together will never fade. (一緒に過ごした思い出は決して色褪せません。) |
| 思い出は消えない | memories never die | The precious memories will never die. (大切な思い出は消えることがありません。) |
| 思い出はプライスレス | memories are priceless | Experiences are expensive, but memories are priceless. (体験にはお金がかかりますが、思い出はお金で買えない価値があります。) |
| 毎日が思い出 | every day is a memory | With you, every single day is a memory. (あなたといると、毎日が大切な思い出になります。) |
| 毎日の思い出 | daily memories everyday memories | I write down our daily memories in my journal. (手帳に私たちの毎日の思い出を書き留めています。) |
表現の幅をさらに広げたい方は、思い出の英語類語・言い換え表現も合わせて確認してみてください。
「思い出をありがとう」感謝を伝える英語表現
別れの挨拶、卒業、旅行の解散時、またはSNSの投稿文で「思い出をありがとう」と感謝を伝えるフレーズは頻出します。相手との距離感や場面に応じて使い分けましょう。
親しい友達や恋人へのお礼フレーズ
カジュアルな関係であれば、Thanks for the memories. や Thank you for making memories with me. が自然です。
- Thank you for the wonderful memories!
(素敵な思い出をたくさんありがとう!) - Thanks for all the great memories we shared.
(一緒に分かち合ったたくさんの素晴らしい思い出をありがとう。) - Thank you for making this summer so special.
(今年の夏をこんなに特別な思い出にしてくれてありがとう。)
フォーマル・丁寧なお礼フレーズ
ホストファミリー、恩師、退職する同僚などに感謝を伝える場合は、形容詞を丁寧に選び、整った文構造で伝えます。
- I would like to express my sincere gratitude for the unforgettable memories.
(忘れられない思い出の数々に、心より感謝申し上げます。) - Thank you very much for giving me such precious memories during my stay.
(滞在中はこのようなかけがえのない思い出をいただき、本当にありがとうございました。)
映画や楽曲でも有名な決まり文句
Thanks for the memories. は英語圏の定番フレーズで、映画のセリフやポップスの歌詞、引退スピーチなどでもよく耳にします。短くシンプルに気持ちを伝えたいメッセージカードの一言にも適しています。
相手との関係性に合わせて、カジュアルな定番からフォーマルな文構造まで使い分けます。

感謝を伝える様々な表現を知りたいときは、「ありがとう」は英語で何て言う?をご覧ください。
心に残る名言風の思い出フレーズとSNS短文
「思い出は色褪せない」「思い出はプライスレス」など、感情を込めたフレーズやSNSの投稿写真(InstagramやBeRealなど)に添えられる短い英語表現を紹介します。
感情を込めた名言風フレーズ
- Memories are timeless treasures of the heart.
(思い出は心の中にある永遠の宝物です。) - Things end, but memories last forever.
(物事には終わりが来ますが、思い出は永遠に続きます。) - Memories are priceless gifts that no one can take away.
(思い出は誰にも奪うことのできない、何物にも代えがたい贈り物です。) - Photographs open the door to the past, but memories keep it alive.
(写真は過去への扉を開き、思い出はそれを生き生きと保ち続けます。)
InstagramやBeRealで使える短いキャプション
SNSの写真やショート動画に添えるキャプションは、簡潔でおしゃれな表現が好まれます。進行形の Making memories やハッシュタグを活用しましょう。
- Making memories with the best crew.
(最高の仲間たちと思い出作り中。) - Collect moments, not things.
(モノではなく、瞬間(思い出)を集めよう。) - Little moments, big memories.
(ささやかな瞬間、大きな思い出。) - Every day is a memory in the making.
(毎日が、新しく作られる思い出の1ページ。) - #Throwback to the best weekend ever!
(最高だったあの週末を振り返って! ※ハッシュタグ定番の「#tbt」「#throwback」は過去の思い出投稿に使われます)
次の疑問SNSのキャプションで「一生忘れられない」と感情をより強めたい場合は、「忘れられない思い出」の英語表現も役立ちます。
時系列で使い分ける思い出フレーズの実践例文
旅行やイベントは、「行く前(提案)」「最中(楽しむ・SNS)」「終わった後(振り返り・お礼)」という時系列で使う英語表現が変わります。状況ごとの実践例文をまとめました。
1. イベント・旅行前のお誘いと提案
出発前や計画段階で「楽しい思い出を作ろうね!」と相手に声をかけるときの表現です。Let's や hope を使って前向きな期待を伝えます。
- I cannot wait for our trip! Let's make lots of unforgettable memories.
(旅行が待ちきれないよ!忘れられない思い出をたくさん作ろうね。) - I hope we can make some great memories together this weekend.
(今週末、一緒に素敵な思い出がたくさん作れるといいね。) - Let's go out and create some fun memories today!
(今日は出かけて楽しい思い出をいっぱい作ろう!)
2. イベント・旅行中の会話や投稿
その場を楽しんでいる真っ最中に「今、良い思い出ができている」と実感したときの表現です。
- We are definitely making memories today.
(私たち、間違いなく今日最高の思い出を作っているよね。) - I want to take a picture to capture this exact moment.
(この瞬間をそのまま思い出として残すために写真を撮りたいな。) - Every minute of this journey is turning into a precious memory.
(この旅の1分1秒が、大切な思い出に変わりつつあります。)
3. イベント・旅行後の振り返りとメッセージ
帰宅後や旅の写真を共有するときに添えるメッセージです。
- Looking back on the photos from our trip brings back so many happy memories.
(旅行の写真を振り返ると、たくさんの幸せな思い出が蘇ってきます。) - Thank you for making our vacation so enjoyable. These memories will stay with me forever.
(休暇をこんなに楽しいものにしてくれてありがとう。この思い出はずっと私の心に残り続けます。) - I had such a wonderful time. Let's add more memories to our list soon!
(本当に楽しかったです。また近いうちに新しい思い出を増やしましょう!)
イベント前のお誘いから最中の実感、終了後の振り返りまで時系列で整理できます。
次の疑問イベントが終わった直後に「本当に楽しかった!」と素直に伝えたいなら、「楽しかった」の英語表現バリエーションも使いこなせると便利です。
日本人がやりがちな不自然な直訳NGパターン
日本語の「思い出を作る」「思い出を残す」をそのまま辞書で引いて直訳すると、英語ネイティブにとって不自然に聞こえるケースがあります。代表的なNGパターンを確認しておきましょう。
NG例1:「作る」を produce や build と直訳する
日本語の「作る」には様々な英単語が対応しますが、工場で製造する意味の produce や、建築物を建てる build を使って produce memories や build memories と言うのは不自然です。
「記憶・体験を心の中に生じさせる」という意味では、動詞は必ず make または create を選択します。
NG例2:修飾語をつけずに単数 memory とだけ言う
「私は思い出を作った」と言おうとして I made memory. と冠詞なしの単数形で言うと、ネイティブには「私は記憶装置を作った」あるいは「記憶力を身につけた」のように聞こえてしまいます。
思い出の集まりを指すなら I made memories.、さらに自然にするには I made some wonderful memories. のように形容詞を補うのが鉄則です。
NG例3:「思い出を残す」を leave memories と直訳する
「思い出を残す」を直訳して leave memories と言うと、「(自分が立ち去る場所や他人の心に)足跡や記憶を残していく」という意味合いになり、自分が思い出を大切に保存するという意図から外れてしまうことがあります。
自分のために記録・保存する場合は keep memories、写真や動画に収める場合は capture memories を使うのが適切です。
| 言いたいこと | 不自然な英語(NG) | 自然な英語(OK) |
|---|---|---|
| 思い出を作る | produce memories build memories | make memories create memories |
| 良い思い出を作る | make a memory(文脈なし) | make great memories |
| 思い出を残す(保存する) | leave memories | keep memories alive capture memories |
| 思い出を忘れない | not delete memories | never forget these memories cherish these memories |
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理解度チェック
Q1. 意図的に演出された特別な思い出を作る場面に適した動詞は?
- build
- produce
- create
- leave
答えを見る
正解: C. create
意図的に演出された特別な思い出を生み出す文脈ではcreateが適しています。
Q2. 無冠詞かつ単数形の「memory」が持つ意味はどれ?
- 悲しい出来事
- 記憶力や脳の記憶機能
- 形に残る写真や記録
- 共有した楽しい体験全体
答えを見る
正解: B. 記憶力や脳の記憶機能
単数形かつ無冠詞でmemoryと言うと、「記憶力」や脳の記憶機能を意味します。
Q3. 写真などで「思い出を記録する」を表す自然な英文はどれ?
- I want to leave memories.
- I want to capture memories.
- I want to build memories.
- I want to produce memories.
答えを見る
正解: B. I want to capture memories.
思い出を写真などに収めて記録・保存する表現にはcaptureを用います。
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よくある質問
- Q. 「思い出ができる」は英語で?
- 能動的に make memories(思い出を作る)と言うのが最も自然ですが、「(結果として)思い出ができた」と表現したいときは memories were made(受動態)や new memories came out of this trip と表現できます。
- Q. 「思い出深い場所」は英語で何と言いますか?
- a place full of memories や a place of great memories、あるいは「愛着・思い出がある」を意味する a memorable place や a place close to my heart と表現します。
- Q. 思い出を「大切にする」と伝えたいときの英語は?
- 動詞 cherish や treasure を用いて、I will cherish our memories forever.(私たちの思い出を永遠に大切にします)のように表現するのが定番です。
- Q. memory と souvenir の違いは何ですか?
- memory は「心の中にある記憶・体験」を指し、souvenir は「旅先で買う記念品・お土産(物理的な品物)」を指します。形のない思い出には必ず memory / memories を使います。
- Q. 「ほろ苦い思い出」は英語でどう言いますか?
- 英語でもそのまま bittersweet memories と言います。嬉しさと悲しさ、懐かしさと寂しさが入り混じった感情を表す際に頻繁に使われる自然な表現です。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部