モチタン辞典 › 英語フレーズ集 › ○○は英語で何て言う? › 恐れ入りますが

「恐れ入りますが」は英語で何と言う?
言い方7通りと場面別の使い分け
ビジネスの依頼で最も無難な表現は I'm sorry to trouble you, but ~. です。しかし、「恐れ入りますが」に1対1で直訳できる英語は存在しません。
日本語では万能なクッション言葉として使われますが、英語では「依頼する」「言いにくい事実を伝える」「断る」といった話者の意図に応じて表現を明確に使い分ける必要があります。
「恐れ入りますが」の英語の言い方(7通り)
丁寧|不要を伝える|恐れ入りますが、〜は不要となりました。
丁寧|準備遅れを伝える|恐れ入りますが、〜はまだ整っておりません。
資料や納期の遅れを相手に伝える定番の言い方です。「恐れ入りますが、まだ準備ができておりません」と不都合な事実を誠実に伝えます。Apologies for the delay などの謝罪を添えるとさらに好印象です。
- 03I'm sorry to trouble you, but ~.
丁寧|仕事相手に依頼
取引先や上司に仕事を依頼する際の万能なクッション言葉です。「お手数をおかけして恐れ入りますが」という配慮を含みます。文末に if possible などを補うと、相手の負担に配慮した丁寧な響きになります。
- 04Excuse me, but could you ~?
ふつう|人に依頼する
日常会話や職場で同僚・店員などに頼み事をする標準的な表現です。「恐れ入りますが〜していただけますか」と相手の注意を引きつつ依頼できます。Excuse me のイントネーションを柔らかく保つのがコツです。
- 05Could you possibly ~?
丁寧|丁寧に依頼する
「恐れ入りますが、もし可能でしたら〜していただけないでしょうか」と極めて控えめに頼む表現です。目上の相手や無理を承知の依頼に最適です。could と possibly を重ねることで強い敬意を表せます。
- 06Would you mind ~ing?
ふつう|相手に頼む
丁寧|断るとき
相手の要望に応えられないときに「恐れ入りますが対応いたしかねます」と丁寧に断る決まり文句です。直接的な No を避け、事情や規則により不可能であることを角を立てずに伝えるビジネス必須のフレーズです。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 不要・キャンセルを伝える | 1. I'm afraid we won't be requiring ~. | 相手の好意や提案を丁重に辞退するとき |
| 準備の遅れを報告する | 2. I'm afraid ~ isn't ready yet. | 言いにくい事実を前置きして伝えるとき |
| 取引先に作業を依頼する | 3. I'm sorry to trouble you, but ~. | 相手の手間を気遣うメールや対話に最適 |
| 同僚や店員に頼み事をする | 4. Excuse me, but could you ~? | 呼びかけを兼ねた最も自然な日常依頼 |
| 目上の人に控えめに頼む | 5. Could you possibly ~? | 無理なお願いを丁寧に持ちかけるとき |
| 相手に配慮して依頼する | 6. Would you mind ~ing? | 相手の都合や負担を第一に配慮する表現 |
| 要望を丁重に断る | 7. I'm afraid that's not possible. | 角を立てずに不可の判断を伝えるとき |
英語には「恐れ入りますが」をそのまま置き換える単語がないため、依頼なのか、不都合な報告なのか、あるいは断りなのかという「伝達の目的」に合わせてフレーズを選ぶことが大切です。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「恐れ入りますが」は相手への恐縮や敬意を包括的に示す便利な前置きですが、英語圏では「何について配慮しているのか」を明確に言語化する文化があります。そのため、場面に合わない直訳を使うと意図が正しく伝わりません。
- I am afraid of... と混同する: 前置きの「恐れ入りますが」は I'm afraid (that)... です。of を使うと「〜を怖がっている(恐怖)」という意味になってしまいます。
- 依頼のつもりが単なる謝罪(I'm sorry)で終わる: 謝る必要がない通常の依頼で I'm sorry だけを連発すると、自信のなさや不自然な罪悪感として受け取られることがあります。
- Would you mind の返答ルールを忘れる: 「〜するのは嫌ですか」と尋ねる表現のため、引き受ける際は Sure や No, not at all と答えなければならず、Yes と答えると拒絶の意味になります。
前置きはI'm afraid。ofを使うと恐怖を表す意味になります。
依頼でI'm sorryだけを連発すると不自然な罪悪感と受け取られます。
引き受ける際はSureやNoと答え、Yesと答えると拒絶になります。
英語では配慮の意図を明確にする必要があるため、3つの注意点を確認しましょう。
言われたときの返事
- Certainly, I'd be happy to help. — かしこまりました、喜んでお手伝いいたします。
- No problem at all, I'll take care of it. — 全く問題ありません、私が対応いたします。
- Not at all, here you are. — どうぞ(気兼ねなく引き受けるときの返答)。
- I understand. Please let us know when it's ready. — 承知いたしました。準備が整いましたらお知らせください。
- No worries, thank you for letting me know. — お気になさらず、お知らせいただきありがとうございます。
依頼を快諾する
- Certainly, I'd be happy to help.
- No problem at all, I'll take care of it.
- Not at all, here you are.
報告を了承する
- I understand. Please let us know...
- No worries, thank you for letting me know.
依頼を引き受ける場合と、報告を了解する場合で返答フレーズを使い分けます。
次に読む
- 「申し訳ありません」は英語で何と言う?依頼だけでなく謝罪のニュアンスも含む場合の使い分けが分かります。→
- 英語メールの日程調整・挨拶表現丁寧な前置きを添えた日程調整メールの全文テンプレートが確認できます。→
- 「助かります」は英語で何と言う?依頼を引き受けてもらった後に添えるお礼や返答の表現が学べます。→
単語力を測る
よくある質問
- Q. ビジネスメールの冒頭で使うには?
- 相手に依頼するメールなら I'm sorry to trouble you, but ~ や I would appreciate it if you could ~ が適しています。用件に入りつつ敬意を表せます。
- Q. I'm afraid は怖がっている意味?
- 後ろに that 節を続ける I'm afraid (that)... は、「残念ながら・恐れ入りますが」という意味の丁寧な前置き表現になります。恐怖を表す意味にはなりません。
- Q. Could you と Would you の違いは?
- Could you は「可能かどうか(能力・都合)」を尋ね、Would you は「応じてくれる意志があるか」を尋ねます。依頼ではどちらも丁寧ですが、Could you の方がやや控えめです。
2026年9月16日更新・モチタン辞典編集部
声に出して言えるようにするなら、会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
関係する文法canとcouldの使い方(能力・許可・依頼)willとwouldの特別用法(意志・依頼・過去の習慣)