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「いらっしゃい」は英語で何と言う?
言い方5通りと場面別の使い分け
「いらっしゃい」を英語で最も無難に表現するなら Welcome! ですが、日本語のようにあらゆる場面で万能に使える直訳のフレーズはありません。英語圏では、お店での接客なのか自宅へ招いたときなのか、また相手との距離感によって使う表現が大きく変わります。
基本の5パターンを整理して、場面に合わせて自然に使い分けられるようにしましょう。
「いらっしゃい」の英語の言い方(5通り)
- 01Welcome!
ふつう|店で・客に
- 02Welcome in!
カジュアル|店内へ促す
近年、欧米のアパレル店やカフェなどでよく耳にする、親しみやすく明るい接客表現です。ドアを開けて入ってきた客に対して「どうぞ中へお入りください」と招き入れるニュアンスがあり、カジュアルなお店にぴったりです。
- 03Come on in!
カジュアル|親しい来客に
丁寧|丁寧な来客対応
ふつう|家で・来客に
自宅にゲストを迎えた際に「我が家へようこそ、いらっしゃい」と温かく歓迎する丁寧なフレーズです。初めて訪れる客やホームステイの受け入れ時などに最適で、家族全員を代表して迎えるニュアンスが伝わります。
場面別の使い分け
| 場面 | おすすめの言い方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 店舗での接客(一般的) | Welcome! | 最も無難で汎用的な歓迎の表現 |
| カフェや洋服店(気軽) | Welcome in! | 明るく店内へ招き入れるトーン |
| 自宅に友人を招くとき | Come on in! | 親しい間柄にぴったりのカジュアル表現 |
| 自宅や職場に丁寧に来客を迎える | Please come in. | 目上の人や取引先にも使える丁寧な表現 |
| 自宅に初めてゲストを迎える | Welcome to our home! | 温かく家族として歓迎するニュアンス |
英語には「いらっしゃいませ」という固定の接客用語がないため、お店では単に Hi, how are you? と挨拶されることも一般的です。自宅に人を迎えるのか、接客なのかをまず区別して使い分けましょう。
直訳が通じない理由・よくある間違い
日本語の「いらっしゃい」は相手への敬意や歓迎を定型的に表しますが、英語には1語で同じ役割を果たす言葉がありません。そのため、以下のような誤りが生じがちです。
- いかなる場面でも Welcome! とだけ言ってしまう:英語の店舗接客では Hi! How are you doing? などの挨拶から会話に入るのが主流で、単に Welcome! と言うだけでは事務的に聞こえることがあります。
- 親しい友人に Please come in. と言う:文法的には正しいですが、少し改まりすぎて他人行儀な印象を与えてしまうため、親しい間柄なら Come on in! が自然です。
不自然・事務的な例
- 店舗でWelcome!だけを言う
- 親しい友人にPlease come in.
より自然な言い方
- Hi! How are you doing? と挨拶
- 親しい間柄ならCome on in!
場面や相手との距離感に合わない表現を使うと違和感を与えてしまいます。
言われたときの返事
- Thank you! — ありがとうございます!(最も万能な返答)
- Thanks for having me! — お招きいただきありがとうございます!(自宅に招かれたとき)
- Good morning / Hi there! — おはようございます/こんにちは!(お店で声をかけられたときの軽い挨拶)
- It's great to be here. — お邪魔できて嬉しいです。(招待された家やパーティーで)
Thank you!(ありがとうございます!)
Thanks for having me!(お招き感謝)
Good morning / Hi there!と返す
It's great to be here.(嬉しいです)
招かれた場所や状況に応じて自然な返し方を選びましょう。
接客で使う「いらっしゃいませ」の英語と次のアクション
英語圏の店舗には日本の「いらっしゃいませ」に直訳で対応する単語はなく、Hello や How are you? といった日常の挨拶がその役割を担います。店員が第一声を発した後は、用件や人数を尋ねる次のアクションへとスムーズにつなげるのが基本です。
飲食店での案内では、人数を確認する表現が欠かせません。カジュアルな店では How many?(何名様ですか?)、少し丁寧に対応するなら How many in your party?(何名様でいらっしゃいますか?)や Table for two?(2名様ですか?)と尋ねます。
小売店などで用件を伺う際は、May I help you?(何かお手伝いしましょうか?)や Looking for anything in particular?(何か特定の品をお探しですか?)と声をかけます。
また、ホテルや高級レストランなどのフォーマルな現場では、男性客に対して sir、女性客に対して ma'am を文末に添えることで、より格式の高い丁寧な接客英語になります。例えば Good evening, sir.(いらっしゃいませ、お客様)のように使います。
| 場面 | 第一声(いらっしゃいませ) | 次のアクション |
|---|---|---|
| 飲食店の入店誘導 | Hello!(こんにちは!) | How many in your party?(何名様ですか?) |
| ショップの用件伺い | Hi, how are you?(こんにちは、ご機嫌いかがですか?) | Looking for anything in particular?(何かお探しですか?) |
| 高級店・ホテル | Good afternoon, sir.(いらっしゃいませ、お客様) | May I help you?(何かお手伝いいたしましょうか?) |
「いらっしゃい」と言われた客側の英語の返し方
日本の「いらっしゃいませ」はお客様側が会釈するだけでも不自然ではありませんが、英語圏の挨拶は双方向のコミュニケーションが基本です。店員から声をかけられたら、無言ではなく言葉を返すことがコミュニケーションの摩擦を防ぐコツです。
入店時に Hi, how are you? と尋ねられたら、まずは Good, thank you. How are you?(元気です、ありがとう。そちらはいかがですか?)と笑顔で返します。
店員から用件を尋ねられたものの、まずは自分で商品を見て回りたいときは、I'm just looking, thank you.(見ているだけです、ありがとう)と伝えれば失礼になりません。助けが必要になった際には I'll let you know if I need anything.(何かあれば声をかけます)と添えるとスマートです。
自宅やパーティーに招かれたゲスト側の返答としては、招いてくれたことへの感謝を伝える Thank you for having me.(お招きいただきありがとうございます)が定番です。
「いらっしゃい」と対になる「いってらっしゃい」の英語表現
「いらっしゃい」とあわせて覚えておきたいのが、人を送り出すときの「いってらっしゃい」です。日本語ではどちらも定型句ですが、英語では場面や時間帯に応じた相手への気遣いの言葉を使います。
出勤や通学で見送る際の最も一般的なフレーズは Have a good day!(良い1日を!)です。金曜日や週末前なら Have a great weekend!(良い週末を!)と使い分けます。
また、少し遠出をする相手や安全に気をつけてほしい場面では Take care!(気をつけてね!)が適しています。旅行に出かける相手には Have a safe trip!(気をつけて行ってきてね!)と声をかけるのが自然です。迎え入れる表現だけでなく、見送るフレーズもセットで押さえておくと、日常会話の幅がぐっと広がります。
次に読む
- 英語で「いらっしゃいませ」接客の挨拶お店でお客を迎えるときの基本の公式や、入店時の声かけが分かります。→
- 歓迎・ようこその英語メッセージ文例新メンバーや留学生を温かく迎えたいときに使える文例が見つかります。→
- 英語の基本の挨拶フレーズ一覧初対面や時間帯別など、出会ったときの自然な挨拶表現を整理できます。→
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よくある質問
- Q. レストラン入店時の「いらっしゃいませ」は何と言う?
- 多くの場合、Hi, how are you today?(こんにちは)や How many?(何名様ですか?)と声をかけられます。Welcome! と言われることもありますが、日常的な挨拶から案内に入ることが一般的です。
- Q. 「ようこそ」と「いらっしゃい」の英語の違いは?
- 英語では明確な区別はなく、どちらも Welcome や Come in を使って表します。かしこまった歓迎には Welcome to...、玄関先での親しい「いらっしゃい」には Come on in! のように、間柄や場面で言い分けます。
- Q. ビジネスで来訪者を迎えるときの「いらっしゃい」は?
- オフィスに来客を迎える際は、Welcome, Mr./Ms. [苗字]. Please come in. や Thank you for coming today.(本日はお越しいただきありがとうございます)と挨拶するのが丁寧で適切です。
- Q. オンライン会議や職場で新しいメンバーを迎えるときの「いらっしゃい」の英語は?
- チームへの合流を歓迎する際は Welcome to the team!(チームへようこそ!)や、組織・プロジェクトに迎え入れる定番の Welcome aboard!(ようこそ!)がよく使われます。
- Q. 自宅に招いたゲストのコートを預かるときは何と声をかける?
- 玄関先で Can I take your coat?(コートをお預かりしましょうか?)や Let me take your jacket.(上着をお預かりしますね)と声をかけると、丁寧でスマートなおもてなしになります。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
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