シアノ基
「シアノ基」の英語
「シアノ基」は英語で cyano group と言います。化学文献では、分子中の−C≡Nという中性の置換基を指す標準的な表現です。cyanide group と表記されることもありますが、一般には cyano group が無難です。
「シアノ基」の英語の使い分け
化学論文や授業で、分子中のシアノ基を指す標準的な表現です。
一部の文献でシアノ基の意味に使われることがありますが、cyano group ほど一般的な標準表現ではありません。
A cyanide group can affect the molecule’s polarity and reactivity.
例文
コアイメージ
シアノ基は分子中の−C≡N部位を指す名称で、しばしばニトリル基と同義に用いられる
英英
A substituent or functional group represented by −C≡N in organic chemistry; distinct in usage from the cyanide anion (CN−) which carries a negative charge.
語源
cyano groupは、接頭辞cyano-(ギリシャ語の青)と英語のgroupが結び付いてできた語で、構造的にはニトリル(−C≡N)を指す用語として定着した
コラム
- 化学文献ではcyano groupは中性の置換基を示し、cyanide(シアン化物、CN−)は負電荷のイオンと区別して扱われる
例文
A cyanide group can coordinate to metal ions in many complexes.
多くの錯体で、シアノ基は金属イオンに配位することがある。
コアイメージ
シアノ基は炭素と窒素から成る−C≡Nの部分で、有機分子に結びつき反応性や配位性を与える
英英
A functional group formed by a carbon triple-bonded to a nitrogen (−C≡N), known as the cyanide group, that affects reactivity in organic molecules and can act as a ligand.
語源
cyanide groupは、cyanideの語がギリシャ語kyanos(藍色)由来で化学でCNを指す語に発展し、groupが官能基を示して−C≡N部分を表す語になった
コラム
- シアノ基は合成化学や材料化学で頻繁に用いられる官能基で、分子の極性や電子密度を変えて物性や反応性に影響を及ぼす
「シアノ基」のレベル別の例文
- 中学
This molecule has a cyano group at one end.
この分子には一方の端にシアノ基があります。
- 高校・英検2級
Adding a cyano group can increase the compound’s polarity.
シアノ基を加えると、その化合物の極性が高まることがあります。
- TOEIC・ビジネス
The report confirms that the material contains a cyano group.
- 日常会話
What does a cyano group do in this molecule?
この分子では、シアノ基はどんな働きをするのですか。
「シアノ基」を英語にするときのよくある間違い
× cyan group
化学でシアノ基を表す標準的な形は cyano group です。
× cyanide
cyanide は通常、シアン化物イオンやその化合物を指すため、分子に結合したシアノ基とは区別します。