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関係副詞(when・where・why・how)の使い方

関係副詞(when・where・why・how)の使い方

関係副詞(when, where, why, how)は、時・場所・理由・方法を表す先行詞を修飾し、2つの文を1つにつなぐ語です。最大の特徴は、後ろに主語や目的語の欠けていない「完全な文」が続く点です。

中級読む時間 約4分「関係詞」7/25✓ 読んだ項目

この項目のポイント

先に読むと分かりやすい: 関係代名詞(who・which・that)の使い方関係副詞と前置詞+関係代名詞の書き換え

関係副詞の使い方とは(結論)

関係副詞は「接続詞+副詞」の役割を1語で果たす文法項目です。先行詞の種類に応じて使い分けられ、後ろには文型が完成した「完全な文」が続きます。

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関係副詞先行詞(例)書き換え(前置詞+which)意味
when時(the time, the day など)at which / on which / in which〜する(時)
where場所(the place, the town など)at which / in which / to which〜する(場所)
why理由(the reason)for which〜する(理由)
how方法(先行詞 the way と併用不可)in which〜する(方法・やり方)

関係副詞節の中では前置詞が不要になるため、文の末尾に前置詞が残りません。

解説動画英語の文法

関係副詞

関係副詞の解説動画
英語・文法 第16章 関係詞 6:24モチタンの授業動画で続けて学ぶ
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関係代名詞との見分け方(後ろが完全な文か)

関係副詞と関係代名詞(which / that / who)のどちらを使うか迷ったときは、後ろに続く節の形を確認します。

例えば「場所」を説明する場合でも、構造によって使う語が異なります。

This is the town which I visited last year.
(これは私が昨年訪れた町です。※visited の目的語が欠けているため関係代名詞)

This is the town where I was born.
(これは私が生まれた町です。※I was born は受動態で文が完結しているため関係副詞)

先行詞が場所や時であっても、後ろの文に欠落があれば関係代名詞を選びます。

関係副詞と関係代名詞の構造の違い

関係代名詞(whichなど)

  • 後ろが不完全な文
  • 主語や目的語が欠けている
  • 例: town which I visited

関係副詞(whereなど)

  • 後ろが完全な文
  • 必要な要素が揃っている
  • 例: town where I was born

後ろに続く節が完全な文か不完全な文かで見分けます。

前置詞+whichへの書き換えルール

関係副詞は「前置詞+関係代名詞(which)」に置き換えることができます。どの前置詞を使うかは、先行詞が副詞として文末に置かれたときに必要となる前置詞と一致します。

例を見てみましょう。
Friday is the day when we clean the room.
= Friday is the day on which we clean the room.
(金曜日は私たちが部屋を掃除する日です。※on Friday に対応)

That is the reason why she quit her job.
= That is the reason for which she quit her job.
(それが彼女が仕事を辞めた理由です。※for the reason に対応)

先行詞や関係副詞の省略パターン

関係副詞では、先行詞が一般的な名詞(the time, the place, the reason)である場合、先行詞または関係副詞のどちらか一方を省略することが日常的によくあります。

先行詞が Paris や yesterday などの具体的な名詞の場合は先行詞を省略できません。文脈上、先行詞が自明な場合にのみ省略が行われます。

関係副詞節の省略パターン
✂️先行詞の省略

一般的な名詞を省く(例: Sunday is when I relax)

💬関係副詞の省略

副詞を省く(例: the place I want to visit)

❓whyの省略

the reasonかwhyのどちらかを残す

⚠️省略不可のケース

Parisなど具体的な先行詞は省略できない

自明な先行詞や関係副詞はどちらか一方を省略できます。

the way howは不可!方法を表すhowの注意点

方法を表す関係副詞 how には、現代英語において絶対的な文法規則があります。the way と how を並べて使うことはできません。

会話や文章では、先行詞 the way だけを残して後ろに関係副詞節を続ける形が頻出します。

I like the way you explain things.
(私はあなたの説明の仕方が好きです。)

That's the way I am.
(そういう性格なんだ。)

how を使いたい場合は That's how I did it.(そうやって私はそれをやりました)のように the way を置かずに単独で用います。

方法を表す表現の可否
❌不可:併用

× the way how S V(現代英語では使えない)

⭕可能:the way

○ the way S V(先行詞だけを残す頻出の形)

⭕可能:how単独

○ how S V(the wayを置かずに単独で使う)

⭕可能:in which

○ the way in which S V(前置詞で言い換え)

the wayとhowは並べて使えず、どちらか片方を用います。

非制限用法(カンマ+when / where)

関係副詞のうち、where と when にはコンマを伴う非制限用法(継続用法)があります。why と how には非制限用法がありません。

非制限用法は、先行詞についての補足情報を付け加える働きを持ち、「そしてそこで」「そしてその時」と前から順に意味を補って訳します。

We went to Kyoto, where we stayed for three days.
(私たちは京都へ行き、そこで3日間滞在しました。= and there)

I will call you at eight, when I finish my homework.
(8時に電話します。その時に宿題が終わる予定です。= and then)

固有名詞のように、特定済みの先行詞に補足を足す場合は必ずカンマを伴う非制限用法を用います。

非制限用法の可否と読み方

使える語(where / when)

  • 補足情報を付け加える働き
  • 前から順に意味を補って訳す
  • whereは「and there」の意味
  • whenは「and then」の意味

使えない語(why / how)

  • 非制限用法が存在しない
  • カンマを伴う形では使えない

whereとwhenのみカンマを伴う非制限用法を作れます。

辞典の例文で見る関係副詞(when・where・why・how)の使い方

英文和訳ポイント
I like the way you explain things. ▶私はあなたの説明の仕方が好きです。the way how とせず the way のみで方法を表す形
That's not the way I heard it. ▶私が聞いた話とは違う。先行詞 the way の直後に完全な節が続く用法
That's the way I am. ▶そういう性格なんだ。日常会話で定番の the way + 主語 + be動詞の構文
Yes, but We can't judge them by the way they look. ▶うん、会ったけど、見た目だけで判断できないよ。前置詞 by の目的語として名詞節を形成する the way
I'm sorry. I can't forget the way he looked that night. ▶ごめん。あの夜の彼の表情はどうしても忘れられない。他動詞の目的語として様子・あり方を表す the way
The meeting didn't end up the way I imagined. ▶その会議は思っていたようには終わらなかった。副詞的に「〜のように」と節を導く the way の用法
Maybe, but we can try to change the way we do things. ▶そうかもしれないが、やり方を変えるように努力してみよう。やり方・手段を意味し how の代わりとなる the way

関係副詞の完全文とは?見分ける3ステップ

関係代名詞と関係副詞の選択で迷った際は、後ろに続く節が「完全文」か「不完全文」かを論理的に確認します。文法用語が苦手な場合でも、以下の3つの手順に沿って確認すると確実に見分けられます。

  1. 主語(S)の有無を確認する:動詞の前に主語があるかを確かめます。主語が抜けていれば不完全文のため関係代名詞(which や that など)を選びます。
  2. 動詞の目的語(O)の有無を確認する:動詞が他動詞(「〜を」を必要とする動詞)の場合、直後に目的語が置かれているか確認します。目的語が抜けていれば関係代名詞になります。
  3. 文末の前置詞の有無を確認する:文末に in や at などの前置詞が単独で残っている場合、前置詞の目的語が抜けているため関係代名詞を用います。前置詞がなく文が独立して成立していれば完全文であり、関係副詞を選びます。

This is the house where he lives.
(これが彼が住んでいる家です。)

上記の文では、he(主語)と自動詞 lives(動詞)が揃っており、前置詞も残っていないため完全文となり、関係副詞 where が正解となります。

場所の先行詞でも which?where との引っ掛け見分け方

先行詞が建物や都市などの「場所」であっても、常に where が正解になるとは限りません。後ろの節の動詞が「他動詞」か「自動詞」かによって、関係代名詞と関係副詞のどちらを使うかが決まります。

英文動詞の性質構造の解説
Hawaii is the place which I visited.
(ハワイは私が訪れた場所です)
他動詞(visit)visit は他動詞のため直後に目的語が必要です。目的語が欠けているため関係代名詞 which を使います。
Hawaii is the place where I stayed.
(ハワイは私が滞在した場所です)
自動詞(stay)stay は自動詞であり単独で文が成立します。目的語を必要としない完全文のため関係副詞 where を使います。

後ろの動詞の後ろに先行詞をそのままポンと置けるなら他動詞(=関係代名詞)、at や in などの前置詞を補わないと置けないなら自動詞(=関係副詞)と判断すると迷いません。

situation や case も修飾できる where の発展用法

関係副詞 where の先行詞は、都市や建物のような物理的な空間だけにとどまりません。「状況」「立場」「事例」「段階」といった抽象的な状態を表す名詞も先行詞として修飾できます。

We have reached a point where we need to make a decision.
(私たちは決断を下さなければならない段階に達しました。)

There are many cases where this rule does not apply.
(この規則が当てはまらない事例がたくさんあります。)

日本語では「〜する段階」「〜する事例」となるため「時」の when と混同しやすいですが、広がりや文脈を持つ抽象的な状況と捉えるため、英語では where を用います。

会話でそのまま使える That's why と This is how

英会話やスピーキングテストでは、先行詞を省略した関係副詞の定型フレーズが非常に高い頻度で用いられます。文頭で使うことで、因果関係や手段をスムーズに相手へ伝えられます。

表現意味ニュアンスと使い方
That's why S Vそういうわけで〜だ直前に理由を述べ、「だから〜という結果になった」と結果を導きます。
This is how S Vこのようにして〜する動作のやり方やプロセスを相手に説明・実演する際に用います。

I missed the train. That's why I was late.
(電車に乗り遅れました。そういうわけで遅刻したのです。)

This is how I solved the problem.
(このようにして私はその問題を解決しました。)

これらの表現は先行詞 the reason や the way を言わずに、1語の関係副詞から直接文を続ける自然な口語表現です。

このテーマのよくある疑問

関係副詞thatの使い方連鎖関係代名詞の構造と訳し方前置詞+関係代名詞の使い方前置詞+whatの使い方関係代名詞whatとthat違いthat areなど主格関係代名詞のbe動詞

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確認問題(5問)

  1. 次の文の空所に入る最も適切な語を選びなさい。 This is the town ( ) I was born.

    答えと解説

    正解: where
    I was born は受動態で文が完結している完全な文なので、場所を表す関係副詞 where が適切です。

  2. 文法的に正しい英文を1つ選びなさい。

    答えと解説

    正解: That's how I did it.
    how は the way を置かずに単独で使えます。the way how の併用や why の非制限用法は不可です。

  3. 関係副詞 why を「前置詞+which」で書き換えるとき、使われる前置詞はどれですか。

    答えと解説

    正解: for
    理由を表す why は for the reason に対応するため、for which に置き換えることができます。

  4. 「We went to Kyoto, where we stayed for three days.」の下線部「, where」の意味として最も適切なものを選びなさい。

    答えと解説

    正解: and there
    where の非制限用法(カンマ+where)は、補足情報を付け加えて「and there(そしてそこで)」と訳します。

  5. 先行詞の省略について、本文の説明に合致しない誤った記述を1つ選びなさい。

    答えと解説

    正解: 先行詞が yesterday など具体的な名詞でも常に省略できる
    Paris や yesterday などの具体的な名詞の場合は先行詞を省略できません。

よくある質問

Q. 関係代名詞と関係副詞はどちらを使えばいいですか?
後ろに続く文が完全文か不完全文かで判断します。主語や目的語が欠けていれば関係代名詞、文の要素がすべて揃っていれば関係副詞を用います。
Q. the way how と言ってはいけないのはなぜですか?
歴史的に how が先行詞の意味(方法)を自ら含む名詞節の働きを獲得したため、現代英語では the way と how の重複が避けられます。どちらか一方のみを用います。
Q. why と how に非制限用法はありますか?
why と how にはカンマを伴う非制限用法はありません。非制限用法が存在する関係副詞は where と when の2つだけです。
Q. 先行詞が the case や the situation のような抽象名詞でも where を使えますか?
使えます。英語の where は物理的な場所だけでなく、状況や立場、事例、段階といった抽象的な「場」を表す名詞も先行詞として修飾できます。
Q. That's why と That's because は何が違いますか?
That's why の後ろには「結果(だから〜になった)」が続きますが、That's because の後ろには「原因・理由(なぜなら〜だからだ)」が続きます。

2026年9月25日更新・モチタン辞典編集部

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