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関係副詞thatの用法と識別法
英語のthatには、関係代名詞だけでなく関係副詞としての確固たる用法が存在します。関係代名詞のthatの後ろには主語や目的語が欠けた不完全文が続きますが、関係副詞のthatの後ろには文法的欠落のない完全文が続きます。
先行詞が時・理由・方法・一般的な場所を表す場合にwhenやwhyなどの代用として幅広く用いられます。
関係副詞thatの正体と基本ルール
学校文法では「thatは関係代名詞」と教わることが多いため、「関係副詞のthat」と聞くと戸惑う学習者は少なくありません。しかし現代英語において、thatは関係副詞when、where、why、how(の先行詞を含む表現)の代わりとして広く定着しています。
関係副詞thatが使われる理由
関係副詞の役割は、先行詞となる名詞を修飾しながら、節の中では副詞(前置詞+名詞)として機能することです。元来、英語の接続詞thatには漠然と前後の意味を結びつける働きがあり、関係副詞が導く節も文法上は名詞を後ろから修飾する従属節であるため、関係副詞の代用品としてthatが使われるようになりました。
関係副詞thatの文構造
関係副詞のthatを理解する上で最も重要な原則は、thatの後ろに続く節が文法的な欠落を持たない「完全な文(第1文型〜第5文型)」になっているという点です。
例えば次の例文を見てみましょう。
I remember the day that we first met.
(私たちは初めて会ったその日を覚えています。)
この文の構造を分解すると、先行詞はthe day(名詞)です。後ろの節はwe(主語:S)+first(副詞:M)+met(動詞:V)で、自動詞meetを用いた完全な第1文型が成立しています。
節の中に主語や目的語の欠けはありません。そして、意味的には節全体がon the day(副詞句)の働きを担ってthe dayを修飾しています。
このように、名詞を修飾しつつ後ろに完全文を従えるthatが「関係副詞のthat」です。
I remember the day that we first met.私たちは初めて会ったその日を覚えています。
先行詞の直後にthatを置き、後ろには欠落のない完全文が続きます。
文脈によって多様な働きを持つthatを整理したいときは、thatの意味と使い方総まとめで全体像を確認できます。
関係副詞・代名詞・同格の見分け方
英語学習者が最もつまずきやすいのが、「関係代名詞のthat」「同格のthat」「関係副詞のthat」の3つの識別です。文構造と先行詞の性質に着目すると、次の手順で機械的に見分けることができます。
3大thatの判別手順
- thatの後ろが「不完全文」か「完全文」かを確認する。
・主語(S)や他動詞・前置詞の目的語(O)が欠けている場合 → 関係代名詞
・文型の要素がすべて揃っている完全文の場合 → 次のステップへ - 先行詞が「内容を表す抽象名詞」か「時・場所・理由・方法」かを確認する。
・fact、news、ideaなどの事実や概念で、「先行詞 = that節の内容」が成り立つ場合 → 同格の接続詞
・time、place、reason、wayなどの枠組みを表す語で、先行詞を前置詞とともに節末に戻せる場合 → 関係副詞
3つのthatの比較早見表
表は横にスクロールできます →
| 分類 | thatの品詞 | 先行詞の性質 | 後ろの節の構造 | 先行詞とthat節の関係 |
|---|---|---|---|---|
| 関係代名詞 | 代名詞 | 人・物・事など任意 | 不完全文(SやOが欠落) | 先行詞が節内のSやOになる |
| 同格 | 接続詞 | fact, news, idea などの抽象名詞 | 完全文(欠落なし) | 先行詞 = that節の内容 |
| 関係副詞 | 副詞相当 | time, place, reason, way など | 完全文(欠落なし) | 先行詞が節内の副詞(前置詞+名詞)になる |
関係代名詞は節の中の「名詞」が欠けているのに対し、関係副詞と同格はどちらも後ろに「完全文」を伴います。この2つの見分け方については後の節でさらに掘り下げて解説します。
thatの後ろが完全文か不完全文かを見る
SやOが欠けていれば関係代名詞に確定
完全文なら先行詞が抽象名詞か枠組みか確認
先行詞=内容なら同格、枠組みなら関係副詞
節の完全性と先行詞の意味に着目することで3種類のthatを判別できます。
次の疑問指示代名詞や副詞のthatも含めた全体の判別手順を整理したいときは、英語thatの識別と文法用法で確認できます。
4つの関係副詞におけるthat代用規則
関係副詞にはwhen、where、why、howの4種類がありますが、thatへの置き換えやすさには明確な違いがあります。
1. 時(when)のthat代用:最も頻出
先行詞がtime、day、year、momentなどの時を表す語の場合、whenの代わりにthatを用いるのが極めて一般的です。日常会話ではthat自体が省略されることも頻繁にあります。
Do you remember the year that the Olympics were held in Tokyo?
(オリンピックが東京で開催された年を覚えていますか。)
文構造:先行詞the yearを修飾するthat the Olympics(S)+were held(Vの受動態・完全文)+in Tokyo(M)。節末にin that yearという副詞句を補える構造です。
2. 理由(why)のthat代用:the reason that
先行詞がthe reasonの場合、whyの代わりにthatを使うことができます。また、関係副詞を使わずに前置詞を用いてfor whichと言い換えることも可能です。
That is the main reason that she decided to resign.
(それが彼女が辞任を決めた主な理由です。)
文構造:先行詞the main reasonに対して、後ろはshe(S)+decided(V)+to resign(O)の第3文型で完全文です。元はfor that reasonという副詞句が関係詞化しています。
3. 方法(how)のthat代用:the way that
現代英語では、先行詞the wayと関係副詞howを並べてthe way howとすることは文法的に誤りとされています。方法を表す場合は、次のいずれかの形を選択します。
- the way that SV(thatを用いた表現)
- the way in which SV(前置詞+関係代名詞)
- the way SV(関係詞を省略した形)
- how SV(先行詞を含んだ関係副詞)
I really like the way that he treats his customers.
(彼が顧客に接する態度が私はとても好きです。)
文構造:he(S)+treats(V)+his customers(O)で第3文型の完全文です。in that wayの意味合いが含まれています。
4. 場所(where)のthat代用:限定的な条件
4つの関係副詞の中で最も制約が厳しいのが場所のwhereです。場所を表すすべての先行詞でthatが使えるわけではありません。
thatで代用できるのは、先行詞がplace、somewhere、anywhere、everywhereのような、極めて一般的・漠然とした語句に限られます。
This is the place that we first started our business.
(ここが私たちが最初に事業を立ち上げた場所です。)
一方、次のように具体的な都市名、建物名、固有名詞が先行詞の場合は、whereをthatで代用することはできません。
誤り:This is the museum that he works.(非標準的・誤文)
正しい:This is the museum where he works.
正しい:This is the museum in which he works.
(ここが彼が働いている博物館です。)
博物館や都市などの具体的な場所では、whereまたはin whichなどを用いる必要があります。
timeやday等の時表現で最頻出。省略も頻繁
the reason thatの形で使えfor whichも可
the way howは不可。the way that等を使う
先行詞のタイプに応じてthatへの置き換えや言い換え方が異なります。
同格thatと関係副詞thatの検証法
入試問題や資格試験で多くの学習者が頭を悩ませるのが、「同格のthat」と「関係副詞のthat」の区別です。どちらも「直前に名詞があり、thatの後ろが完全文」という外見上の共通点を持っています。
決定的な検証法:前置詞を補って後ろに戻せるか
この2つを一撃で見分ける基準は、「先行詞を適切な前置詞と一緒にthat節の末尾に戻せるかどうか」です。
- 関係副詞のthat:先行詞は「前置詞+名詞(副詞句)」として節末に戻すことができる。
- 同格のthat:先行詞は節の内容そのものであり、前置詞をつけて節末に戻すことはできない(「先行詞 = that節の内容」が成立する)。
実例による検証比較
次の2つの文を比較してみましょう。
文A:We cannot forget the day that the earthquake occurred.
(私たちはその地震が起きた日を忘れることができません。)
文B:We cannot accept the claim that the earthquake occurred naturally.
(私たちはその地震が自然に起きたという主張を受け入れることができません。)
文Aの検証:
先行詞はthe dayです。後ろの節はthe earthquake occurredで完全文です。先行詞を節の末尾に戻すと、the earthquake occurred on the dayとなり、「前置詞on+the day」として自然な副詞句が成り立ちます。したがって、このthatは「関係副詞」です。
文Bの検証:
先行詞はthe claim(主張)です。後ろの節はthe earthquake occurred naturallyで完全文です。
先行詞を節末に戻そうとしても、the earthquake occurred naturally on the claimやin the claimのような副詞句としては意味をなしません。
その代わり、the claim = that the earthquake occurred naturally(地震が自然に起きたという主張)というイコールの関係が成り立ちます。したがって、このthatは「同格」です。
同格を取りやすい名詞一覧
同格のthatを導く名詞は、思考・伝達・事実に関わる情報名詞に限られます。これらを把握しておくと判別が一段と早くなります。
これらの語の後ろに完全文が続いていれば、関係副詞ではなく同格のthatであると判断できます。
関係副詞のthat
- 先行詞を前置詞+名詞で節末に戻せる
- 文A:occurred on the dayが成立
- 先行詞は時・場所・理由などの枠組み
同格のthat
- 前置詞をつけて節末に戻すことはできない
- 「先行詞=that節の内容」が成立
- 先行詞はclaimなどの抽象名詞
前置詞を補って先行詞を節末に戻せるかどうかが決定的な判別基準です。

次の疑問後ろに完全な文が続く接続詞と不完全な文が続く代名詞の違いは、接続詞と関係代名詞thatの違いで詳しく解説しています。
関係副詞thatの省略と接続詞化表現
関係副詞のthatは、実際の英文読解や英会話において高い確率で省略されます。また、先行詞とthatがセットになって1つの接続詞のように機能する慣用表現も存在します。
日常会話におけるthatの省略
関係副詞のwhenやwhy、the way thatにおけるthatは、省略されるのが極めて一般的です。
By the time you arrive, the meeting will be over.
(あなたが到着する時間までには、会議は終わっているでしょう。)
※by the time (that) you arriveのthatが省略された形です。
I don't like the way she talks to her colleagues.
(彼女が同僚に話しかけるやり方が私は好きではありません。)
※the way (that) she talksのthatが省略されています。
関係副詞thatから派生した接続詞的表現
英語の長文読解では、関係副詞のthatを伴う名詞句が、節全体を導く接続詞として定着した表現が頻出します。後ろには完全文が続きます。
| 表現 | 意味 | 元となった構造・品詞 |
|---|---|---|
| the moment (that) SV | 〜するとすぐに | at the moment that SV(関係副詞that) |
| the minute (that) SV | 〜した瞬間に | at the minute that SV(関係副詞that) |
| the first time (that) SV | 初めて〜したとき | for the first time that SV(関係副詞that) |
| the last time (that) SV | 最後に〜したとき | at the last time that SV(関係副詞that) |
| each time (that) SV | 〜するたびに | at each time that SV(関係副詞that) |
例文:
The moment that I opened the door, the cat ran outside.
(私がドアを開けた瞬間に、猫が外へ駆け出しました。)
文構造:the moment (that)が全体として接続詞節「〜するとすぐに」を形成し、節内はI(S)+opened(V)+the door(O)の完全文です。読解の際は、直後に完全文が来ていることを捉えて「接続詞」として処理するとスムーズに読解できます。
入試・TOEIC向けthat識別演習問題
実際の試験で問われるthatの用法識別問題に挑戦し、解法手順を定着させましょう。
問題1
次の文のthatの文法的な用法として最も適切なものを選択肢から1つ選んでください。
There is no evidence that the suspect was at the crime scene.
(A)関係代名詞
(B)関係副詞
(C)同格の接続詞
(D)名詞節を導く接続詞(目的語)
【正解】(C)同格の接続詞
【解説】
ステップ1:thatの後ろを確認します。the suspect(S)+was(V)+at the crime scene(M)で、第1文型の完全文です。
したがって主語や目的語の欠けがないため、関係代名詞の(A)は除外されます。
ステップ2:先行詞を確認します。evidence(証拠)という抽象名詞です。
「容疑者が犯行現場にいたという証拠」となり、「先行詞 = that節の内容」という同格関係が成立します。on the evidenceなどを後ろに補う副詞関係ではないため、関係副詞ではなく同格の接続詞が正解です。
問題2
次の文の空所に入る最も適切な語を選択肢から1つ選んでください。
This is the historic town ( ) the famous poet was born.
(A)that
(B)which
(C)where
(D)what
【正解】(C)where
【解説】
空所の後ろはthe famous poet(S)+was born(Vの受動態)で完全文です。先行詞はthe historic town(歴史的な町)という具体的な場所を表す名詞です。
場所を表す関係副詞はwhereを用います。場所の先行詞に対するthatの代用はplaceなどの一般的な語に限られるため、(A)のthatは使えません。
また完全文が続いているため、関係代名詞である(B)のwhichや(D)のwhatも不適となります。
問題3
次の文のthatの用法として最も適切なものを選択肢から1つ選んでください。
I will never forget the day that we spent together by the lake.
(A)関係代名詞
(B)関係副詞
(C)同格の接続詞
(D)副詞節を導く接続詞
【正解】(A)関係代名詞
【解説】
先行詞がthe day(時を表す名詞)であるため、早とちりして「関係副詞」と判断しないよう注意が必要です。
ステップ1:thatの後ろを確認します。
we(S)+spent(他動詞:V)+together(M)+by the lake(M)となっています。他動詞spendの目的語(O)が存在しません(「〜を過ごす」の「〜」が欠落)。
節内が不完全文であるため、このthatは目的格の「関係代名詞」です。先行詞がthe dayであっても、節内の文型要素に欠落があれば関係副詞ではなく関係代名詞になります。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 「関係副詞のthat」が導く後ろの節の構造的特徴は何ですか。
- 主語が必ず欠落している
- 文法的な欠落のない完全な文である
- 他動詞の目的語が必ず欠落している
- 動詞が原形になる
答えを見る
正解: B. 文法的な欠落のない完全な文である
関係副詞のthatの後ろに続く節は、主語や目的語の欠落を持たない「完全な文(第1文型〜第5文型)」になります。
Q2. 方法を表す表現として文法的に誤りとされている英文はどれですか。
- I like the way that he speaks.
- I like the way in which he speaks.
- I like how he speaks.
- I like the way how he speaks.
答えを見る
正解: D. I like the way how he speaks.
現代英語では、先行詞the wayと関係副詞howを並べてthe way howとすることは文法的に誤りとされています。
Q3. 同格thatと関係副詞thatを見分ける決定的な検証法は何ですか。
- 先行詞を前置詞と共に節末に戻せるか
- 先行詞が人であるかどうか
- thatをwhichに置き換えられるか
- 後ろの節が受動態であるかどうか
答えを見る
正解: A. 先行詞を前置詞と共に節末に戻せるか
先行詞を適切な前置詞と一緒にthat節の末尾に戻せる場合は関係副詞、戻せず「先行詞=節の内容」となる場合は同格と判断します。
関係副詞を含む4大thatを瞬時に見分ける手順
英文読解や文法問題では、関係副詞・関係代名詞・同格だけでなく、動詞や形容詞の直後に置かれる接続詞(名詞節・副詞節)も含めた総合的な見分けが求められます。次の3つの判定基準を通すことで、あらゆる that の正体を迷わず特定できます。
- 直前に修飾対象となる名詞(先行詞)があるか確認する。
直前が動詞(know that など)や形容詞(glad that など)の場合、関係詞ではなく名詞節や副詞節を導く純粋な接続詞です。直前に名詞がある場合は次の段階へ進みます。 - that の後ろが完全文か不完全文かを確認する。
主語や他動詞・前置詞の目的語が欠けていれば関係代名詞です。文型の要素が揃った完全文であれば、同格か関係副詞のいずれかに絞られます。 - 先行詞の意味と文節の関係性を検証する。
先行詞が fact などの抽象名詞で「名詞 = 節の内容」となれば同格の接続詞です。先行詞が時・場所・理由・方法で、節末に前置詞を補って戻せる場合は関係副詞です。
| 分類 | 直前の語句 | 後ろの構造 | 見分けの決定打 |
|---|---|---|---|
| 接続詞(名詞節) | 動詞(think, know 等) | 完全文 | 動詞の目的語など名詞の役割を果たす |
| 接続詞(副詞節) | 形容詞(sure, glad 等) | 完全文 | 感情や判断の理由・原因を表す |
| 関係代名詞 | 名詞(人・物など任意) | 不完全文 | 節内の主語や目的語が欠落している |
| 同格の接続詞 | 抽象名詞(fact, idea 等) | 完全文 | 「名詞 = that 節の内容」が成り立つ |
| 関係副詞 | 時・場所・理由・方法の名詞 | 完全文 | 先行詞を前置詞+名詞として節末に戻せる |
関係副詞・that・省略のニュアンス比較と使い分け
関係副詞の表現には、「本来の関係副詞(when や where)」「that」「関係詞の省略」という複数の選択肢が存在します。現代英語のネイティブスピーカーがどのようなニュアンスでこれらを使い分けているのかを把握すると、自然な表現の選択や長文の読解に役立ちます。
時を表す語(the time や the day)が先行詞の場合、日常会話や口語表現では「関係詞の省略」が最も自然に多用されます。次いで that が好まれ、本来の関係副詞 when はフォーマルな書き言葉や先行詞を強く際立たせたい場面で選ばれる傾向があります。
方法を表す the way の場合、the way how が併用できないルールがあるため、会話では the way のみ(省略形)が圧倒的に好まれます。the way that は意味を明確に伝えたい文章語として自然に用いられ、より改まった学術論文や公的文書では前置詞を用いた the way in which が適しています。
| 先行詞のタイプ | 最も自然な選択肢(口語) | 中立・一般的な表現 | フォーマル・文語表現 |
|---|---|---|---|
| 時(the time など) | 省略(the time SV) | that(the time that SV) | when / at which |
| 方法(the way) | 省略(the way SV) | that(the way that SV) | in which(the way in which SV) |
| 理由(the reason) | 省略(the reason SV) | why / that | for which |
| 一般的な場所(the place) | where(the place where SV) | 省略(the place SV) | in which / at which |
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よくある質問
- Q. 関係副詞thatは本当に文法的に正しい用法ですか?
- はい、文法的に正しい用法です。現代英語の文法書や辞書でも正式に記載されており、特にwhenやwhy、the wayの代用として日常会話から学術論文まで自然に用いられています。
- Q. 関係副詞thatと関係代名詞thatの違いは何ですか?
- 後ろに続く文の構造が異なります。関係代名詞の後ろは主語や目的語が欠けた不完全文ですが、関係副詞の後ろは文法的要素が揃った完全文が続きます。
- Q. 同格のthatと関係副詞thatはどう見分けますか?
- どちらも後ろに完全文が続きますが、先行詞を前置詞とともに節末に戻せるのが関係副詞です。同格はfactやnewsなど内容説明が可能な名詞で、先行詞=節の内容となります。
- Q. 関係副詞whereはいつでもthatに書き換えられますか?
- いいえ、書き換えられません。whereのthat代用は先行詞がplaceやsomewhereなど漠然とした一般的な語に限られ、都市名や建物名などの個別・具体的な場所では不可です。
- Q. the way howが使えないのはなぜですか?
- 現代英語の語法ルールでthe wayとhowの同時併用が禁じられているためです。方法を表す際はthe way that、the way、howのいずれか単独を用います。
- Q. 動詞の直後に置かれるthatと関係副詞thatはどう見分けますか?
- 直前の語句の品詞で見分けます。関係副詞thatは直前に必ず先行詞となる名詞(timeやwayなど)が存在し、その名詞を後ろから修飾します。一方、I think that...のように動詞の直後にあるthatは他動詞の目的語となる名詞節を導く純粋な接続詞です。
- Q. 日常会話では関係副詞thatと省略のどちらが多く使われますか?
- 先行詞が時(the day, the year)や方法(the way)の場合、日常会話では関係詞を置かない「省略」が最も頻繁に用いられます。リズムや簡潔さを重視する口語ではthatすら省かれるのが一般的で、意味の区切りを明確にしたい書き言葉や整った文体でthatが好まれます。
2026年10月1日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法関係代名詞 that を好んで使うケース関係副詞(when・where・why・how)の使い方関係副詞や先行詞の省略ルール