モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 「英語にして」の英語表現

「英語にして」の英語表現|丁寧度別の頼み方と表記の使い分け
「英語にして」と伝える英語表現は、相手との関係性や目的によって使い分けが必要です。友人同士の軽い依頼なら「Can you put this in English?」、ビジネスで丁寧に依頼するなら「Could you please translate this into English?」、Webサイトや資料の言語を「英語表記にする」なら「write in English」や「available in English」を用います。状況に応じた表現の全体像を整理して解説します。
「英語にして」を英語で伝える3つの基本アプローチ
日本語の「英語にして」には、会話の流れでさらっと言い直してほしい場合、文章を正式に翻訳してほしい場合、看板やシステムを英語対応にしてほしい場合の3つの異なる状況が含まれます。
まずはそれぞれの意図に合った代表的な英語表現の全体像を確認しましょう。
| 伝えたいニュアンス | 代表的な英語フレーズ | 主な使用場面 |
|---|---|---|
| カジュアルに言い直してほしい | Can you say that in English? | 友人との会話、チャット |
| 書類や文章を訳してほしい | Could you please translate this into English? | 職場、業務依頼メール |
| 案内やUIを英語表記にする | Please make this available in English. | 仕様書、ウェブサイト制作 |
文章全体の翻訳を正式に依頼したいときは、英語に訳すときの詳しい依頼フレーズもあわせて確認すると理解が深まります。
英語の言い方は、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
日常会話で「英語にして」と気軽に頼むカジュアル表現
同僚や友人に対して、「今の言葉を英語で言って」「これ英語にして」と気軽に頼みたいときは、can や in English を使った短いフレーズが便利です。
口頭で言い直しを頼むとき
- Can you say that in English?(それ、英語で言ってくれる?)
- How do you say that in English?(それって英語でどう言うの?)
- In English, please!(英語でお願い!)
テキストや短い文の翻訳を頼むとき
- Can you put this in English?(これ英語に直してくれる?)
- What does this mean in English?(これ英語だとどういう意味?)
put は「別の形に変える・表現する」という意味を持つため、日常会話で「英語にして」と頼む際に非常によく使われます。
会話の基礎をまとめて振り返りたいときは、英会話の総合ガイドを参考にしてください。
ビジネスで使える「英語にしてください」の丁寧な依頼表現
職場の上司や社外の取引先、海外の担当者に書類の翻訳を依頼する際は、失礼のない敬意を込めた言い回しを選びましょう。
標準的で丁寧な依頼
- Could you please translate this document into English?(こちらの書類を英語に翻訳していただけますか?)
- Would you mind putting this into English?(こちらを英語に直していただけないでしょうか?)
希望をやわらかく伝える表現
- I would appreciate it if you could translate this into English.(こちらを英語に翻訳していただけますと幸いです。)
- I would like this report translated into English.(この報告書を英語にしていただきたいと考えております。)
初めてやり取りする海外の担当者に依頼メールを送る場合は、唐突に本題に入るのではなく、英語の初めましての挨拶を冒頭に添えると関係構築がスムーズになります。
ビジネスで使える依頼のバリエーションを深めたいときは、英語でのお願い・依頼の丁寧な言い方が役立ちます。
「英語にする」で迷いやすい動詞と前置詞の使い分け
「英語にする」を直訳しようとすると複数の動詞が思い浮かびますが、それぞれ持つニュアンスが異なります。
動詞の使い分け
- translate: ある言語から別の言語へ置き換える「翻訳」の正式な動詞です。文書やメッセージ全体の言語変更に使います。
- put: 言葉の形を置き換える日常的な表現です。put it in English で「英語で表現する」という意味になります。
- write: 文字通り「英語で書く」ことを指します。表記言語の指定に適しています。
- express: 気持ちや考えを「英語で表す」ときに用います。
前置詞「into」と「in」の違い
「日本語から英語にする」という変化の過程を強調したい場合は into English を用います(例: translate from Japanese into English)。
一方で、「すでに英語で書かれている状態」や「英語という手段を使って」を表す場合は in English を用います(例: write in English)。

看板・UI・Webサイトを「英語表記にする」ときの英語表現
文章を訳すのではなく、システムや案内板などを「英語表記にする(英語対応にする)」と言いたい場面では、translate 以外の動詞を使うと自然です。
システムや資料を英語対応にするとき
- This website is available in English.(このウェブサイトは英語表記に対応しています。)
- Please display the menu in English.(メニューを英語表記にしてください。)
- All signs should be written in English as well.(すべての案内板は英語表記も併記されるべきです。)
表記言語を英語に切り替えるとき
- Change the language settings to English.(言語設定を英語に切り替える。)
- We decided to provide the manual in English.(マニュアルを英語表記で提供することに決定しました。)
コピペで使える!状況別の英語依頼メッセージ例文
チャットやメールでそのまま使える実用的な依頼テンプレートです。
チャットで同僚に頼む場合(社内向け)
Hi Alex, could you help me put this announcement in English when you have time? Thanks!
(アレックスさん、お時間のあるときにこの告知を英語にするのを手伝ってもらえませんか?よろしくお願いします!)
メールで社外や他部署に頼む場合(フォーマル)
Dear Mr. Smith,
Could you please translate the attached document from Japanese into English by Friday?
Thank you for your assistance.
(スミス様
添付の書類を金曜日までに日本語から英語に翻訳していただけますでしょうか?ご協力ありがとうございます。)
業務メールの締めくくりには、相手の返信をお待ちしておりますと伝える英語表現を添えると、丁寧な印象を残せます。
「英語にして」に関連する周辺フレーズと発展表現
依頼内容が単なる翻訳ではなく「自分が書いた英文の手直し」である場合は、「英語にして」ではなく「添削して」と伝える必要があります。そのようなときは、英文の添削をお願いする丁寧なフレーズを活用してください。
また、「〜にして」という日本語の類似表現として、「英語にしては自然だ」「初心者にしては上手だ」といった評価を述べたい場面では、「〜にしては」を意味する英語表現が役立ちます。混同しやすい語句の整理に役立ててください。
目的別・次に読むべきおすすめ記事案内
「英語にして」に関連する疑問が解決したら、目的に応じて以下の記事へ進むと表現の幅がさらに広がります。
- 翻訳依頼のバリエーションを深めたい方: 「英語に訳す」の英語表現と依頼フレーズで、状況に応じた正確な言い回しを学べます。
- 自分が書いた英文を直してほしい方: 「添削してください」の英語表現で、ネイティブに自然な英語への修正を頼む表現が身につきます。
- ビジネスメールのやり取りを完成させたい方: 「お待ちしております」の英語表現で、依頼文の締めくくりを丁寧に整えられます。
続けて読む
理解度チェック
Q1. ビジネスで相手に配慮して英訳を頼む適切な表現はどれ?
- Translate this.
- Could you please translate this document into English?
- Say it in English.
- What is this in English?
答えを見る
正解: B. Could you please translate this document into English?
ビジネスの依頼では命令文を避け、過去形の助動詞を用いたCould you please translate...などの形式を使います。
Q2. 相手への直接の命令を避け、資料が英語化された結果を求める表現は?
- 使役動詞と過去分詞の構文
- want you toの構文
- 動詞sayを用いた命令文
- 前置詞inのみの短縮表現
答えを見る
正解: A. 使役動詞と過去分詞の構文
have something translatedのように使役動詞と過去分詞を使うと、相手への直接の指示を薄め、業務上の客観的なニーズとして伝えられます。
Q3. 前置詞「into」と「in」のニュアンスの違いに関する説明は?
- intoは静的な状態、inは変化の過程を表す
- intoは変化を表し、inは手段や結果の状態を表す
- どちらも全く同じ意味で区別はない
- writeには必ずinto Englishを組み合わせる
答えを見る
正解: B. intoは変化を表し、inは手段や結果の状態を表す
intoはある状態から別の状態への変化を表し、inは「その言語で」という手段や書かれている状態を表します。
よくある質問
- Q. 「これ英語にして」を最も短くカジュアルに言うにはどう言えばよいですか?
- 親しい間柄であれば「In English, please.」や「Can you put this in English?」と伝えるのが最も自然で簡潔です。
- Q. 「into English」と「to English」はどちらが正しいですか?
- 翻訳の文脈では「translate into English」や「translate from Japanese to/into English」のように「into」を使うのが一般的です。変化の結果として「英語という言語の中に入り込む」イメージを持つためです。
- Q. 看板やメニューを「英語表記にする」と言いたいときはtranslateを使えますか?
- 使えますが、看板や画面の表示言語を指す場合は「write in English(英語で書く)」や「display in English(英語で表示する)」、「available in English(英語で利用可能)」を用いるほうが自然に伝わります。
- Q. 失礼にならずに翻訳を頼むクッション言葉はありますか?
- 「If you have time, ...(もしお時間があれば)」や「Could you possibly ...?(恐れ入りますが〜していただけますか)」を冒頭に置くことで、相手への負担を和らげることができます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法canとcouldの使い方(能力・許可・依頼)命令文の作り方