モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 「弁護士になる」の英語

「弁護士になる」の英語表現と例文一覧

「弁護士になる」の英語表現と例文一覧

「弁護士になる」は英語で become a lawyer や become an attorney と言います。資格取得を強調するなら qualify as a lawyer、司法試験合格と法曹資格取得を表すなら be admitted to the bar が最も正確です。

日常会話から英作文スピーチ、SNSでの合格報告まで、用途に応じた自然な英語表現をわかりやすく解説します。

「弁護士になる」関連英語の一覧表

「弁護士になる」に関連する表現は、日常会話、学校の課題、ビジネスや法律の実務など、使われる文脈によって適した言い回しが異なります。まずは検索されることの多い定番フレーズの違いを一覧表で整理しました。

日本語英語表現主なニュアンス・使われる場面
弁護士になるbecome a lawyer / become an attorney最も一般的。日常会話から公式文書まで幅広く使える
弁護士になりたいwant to be a lawyer / aspire to be a lawyer将来の夢を語る定番。aspire は面接やスピーチ向き
弁護士を目指すaim to become a lawyer / pursue a career in law目指して努力している状態。法律の道を志す表現
弁護士として働くwork as a lawyer / practice law実務に従事すること。practice law は法律業務全般を指す
弁護士の卵aspiring lawyer / law student法学部生やロースクール生、弁護士を志望する人
弁護士見習いtrainee lawyer / legal apprentice司法修習生やインターン、実務研修中の見習い
司法試験に合格するpass the bar exam司法試験を通過した事実を表す標準表現
弁護士資格を得るbe admitted to the bar / qualify as a lawyer弁護士会に登録され、正式に法曹資格を得ること

次節以降では、それぞれの表現の細かい使い方、文法上の注意点、ネイティブがよく使う例文を具体的に見ていきます。

日常的な会話表現を幅広く学びたいときは、英会話の総合ガイドを参考にしてください。

「弁護士になる」の基本英語表現

「弁護士になる」を英語で表す場合、動詞 become を使うのが最も一般的です。また、資格を取得するという観点からは qualify as a lawyer、司法試験に合格して弁護士会に登録されるという観点からは be admitted to the bar という表現が使われます。

1. become a lawyer / become an attorney

最も広く使われる基本表現です。日常会話では lawyer が親しまれており、文章や法的手続きでは attorney が好まれる傾向があります。

2. qualify as a lawyer

試験や実習を経て「正式な資格を得て弁護士になる」と言いたいときに適しています。イギリス英語をはじめ、国際的にもよく使われる格調高い表現です。

3. be admitted to the bar

司法試験に合格し、弁護士会に正式に登録されて法曹界に入ることを指します。「bar」は法廷の柵に由来し、法曹界や弁護士会を意味します。日本の弁護士法(公式英訳)でも弁護士資格に関する条文などでこの概念が用いられています。

「弁護士になる」3つの基本表現
🗣️become a lawyer

最も広く使われる基本表現。日常会話から公式文書まで幅広く使える。

📜qualify as a lawyer

試験や実習を経て「正式な資格を得て弁護士になる」と言いたいときに適す。

⚖️be admitted to the bar

司法試験に合格し、弁護士会に正式登録されて法曹界に入ることを指す。

文脈や観点に応じた3つの英語表現の違いです。

次の疑問表現によって使い分けるlawyerとattorneyの細かいニュアンス差は、弁護士を表す英単語の違いで詳しく整理しています。

「弁護士になりたい」の英語フレーズ

「将来弁護士になりたい」と夢や進路を語るフレーズは、会話の相手や場面によって使い分けることで、熱意やフォーマル度を正しく伝えられます。

日常会話でシンプルに伝える表現

友人や家族との会話、カジュアルな自己紹介では want to be a lawyer や want to become a lawyer が一番自然です。

面接やスピーチで意欲を伝える表現

推薦入試の面接、大学の出願書類、英語スピーチコンテストなどでは、aspire to be や hope to become を使うと、知的で前向きな響きになります。

長年の夢であることを強調する表現

幼い頃からの憧れや情熱を伝えるなら dream of becoming を使います。

「弁護士になりたい」の表現度合い
◀ 日常会話向き面接・スピーチ向き ▶
want to be a lawyer友人や家族との会話、カジュアルな自己紹介で自然に使える表現。
dream of becoming a lawyer幼い頃からの憧れや情熱、長年の夢であることを強調する表現。
aspire to be / hope to become推薦入試の面接や出願書類、スピーチで知的かつ意欲を伝える表現。

日常会話から面接・スピーチまで場面に応じた表現の違いです。

「弁護士を目指す」の英語フレーズ

現在進行形で勉強に励んでいたり、キャリアとして法律の道を志している状態は、次の英語で表現します。

1. aim to become a lawyer

明確な目標を定めて進んでいる様子を表すスタンダードな表現です。

2. pursue a career in law / pursue a legal career

「法律の道を進む」「法曹界を目指す」という大人のキャリア志向を表すフォーマルな言い回しです。履歴書(CV)や志望動機書(Statement of Purpose)で非常によく見られます。

3. study to become a lawyer / work toward becoming a lawyer

資格試験に向けて具体的に勉強している状態を端的に表現できます。

「弁護士になる」の英語のイメージ

「弁護士として働く」の英語表現

「弁護士として働く」には、一般的な「職業として働く」という表現と、法律実務を行う専門職ならではの専門表現があります。

1. work as a lawyer / work as an attorney

自己紹介や日常会話で「弁護士として勤務している」と伝える最も平易で確実な表現です。

2. practice law

法律実務に従事することを表す専門的でこなれた英語です。英語圏では「弁護士業を営む」「法律業務を行う」という文脈で非常に頻繁に使われます。

3. join a law firm / run one's own practice

法律事務所に所属して働くのか、自ら事務所を開業して個人事業主として働くのかを区別して話す場合に使います。

「弁護士として働く」の表現の使い分け

work as a lawyer

  • 自己紹介や日常会話で平易に伝える
  • 「弁護士として勤務している」を表す
  • 企業法務や刑事弁護人など役職名も併用可能

practice law

  • 法律実務に従事することを表す専門的表現
  • 「弁護士業を営む」「法律業務を行う」文脈で頻出
  • ライセンスを保持して実務を行う際にも使われる

日常的な勤め方の表現と専門的な実務表現の違いです。

次の疑問弁護士だけでなく裁判官や検察官など他の法曹三者も英語で言いたいときは、裁判官や検察官の英語表現が役立ちます。

「弁護士の卵」「弁護士見習い」の英語

日本語の「弁護士の卵」や「見習い」は、学習段階なのか、実地修習中なのかによって適した英語表現が分かれます。

「弁護士の卵」を表す英語

「弁護士見習い」を表す英語

「卵」と「見習い」の英語表現
法曹を目指す段階

弁護士の卵(学習段階)

  • aspiring lawyer
  • law student
  • future lawyer

弁護士見習い(実務研修)

  • trainee lawyer
  • legal apprentice
  • legal intern

学習段階か実務研修段階かによって適した英語が分かれます。

合格報告と自己紹介の英文テンプレート

司法試験の合格時や弁護士登録が完了した際、SNSや知人への報告メールでそのまま使える英文テンプレートを用意しました。

司法試験合格・登録完了のSNS投稿例

英作文・スピーチで使える理由別テンプレート

学校の英語の授業やスピーチで「弁護士になりたい理由」を論理的に説明するためのテンプレートです。目指す理由に合わせて選択してください。

理由1: 困っている人や社会的弱者を助けたい場合

I want to become a lawyer because I want to help people who are facing difficult legal issues. In our society, many vulnerable individuals do not have proper access to justice. By becoming a defense lawyer, I hope to protect their basic human rights and ensure that everyone receives a fair trial.
(私が弁護士になりたい理由は、困難な法的問題に直面している人々を助けたいからです。

私たちの社会では、多くの社会的弱者が司法への適切なアクセスを持っていません。刑事弁護人になることで、彼らの基本的人権を守り、誰もが公正な裁判を受けられるようにしたいです。)

理由2: 冤罪をなくし公正な社会を作りたい場合

My dream is to become a criminal defense attorney to prevent wrongful convictions. Justice is not served when an innocent person is punished. I want to carefully examine evidence, fight for the truth in court, and build a society where no one is falsely accused.
(私の夢は、冤罪を防ぐために刑事弁護士になることです。

無実の人が処罰されてしまっては正義は果たされません。証拠を綿密に検証し、法廷で真実のために闘い、誰もが無実の罪に問われない社会を築きたいです。)

理由3: 国際ビジネスや企業活動を法的に支えたい場合

I aim to become a corporate lawyer specializing in international business law. As the world becomes increasingly connected, cross-border transactions require clear legal frameworks. I want to help companies expand globally while ensuring strict compliance with local regulations.
(私は国際ビジネス法務を専門とする企業弁護士を目指しています。

世界がますます結びつく中、国境を越えた取引には明確な法的枠組みが求められます。企業が各国の法令を遵守しながら世界展開できるよう支援したいです。)

弁護士を表す英単語の違いと使い分け

英語で「弁護士」を指す単語にはいくつか種類があります。地域(アメリカとイギリス)や法制度の違いによって使い分けられるため、それぞれの意味と役割を正しく把握しておきましょう。

単語主な使われ方・地域意味と特徴
lawyerアメリカ・イギリス共通(一般的)法律の専門家全般を指す最も広い言葉。法曹資格を持つ人すべてを含む日常語
attorney主にアメリカ「代理人」の意。裁判所や公的書面で正式な代理人を務める有資格弁護士
barrister主にイギリス・豪州など法廷弁護士。法廷に立ち、依頼者のために弁論を行うことを専門とする
solicitor主にイギリス・豪州など事務弁護士。書類作成、法律相談、裁判準備など法廷外の業務を中心に行う
counsel公式文書・ビジネス法律顧問、弁護団。「Legal Counsel」の形で社内法務などを指すことも多い

日常会話では、アメリカでもイギリスでも lawyer と言えば間違いなく通じます。一方、アメリカの契約書や公式書類では attorney-at-law や attorney が好まれ、イギリスの裁判制度について話す場合は法廷弁護士(barrister)と事務弁護士(solicitor)が明確に区別されます。

弁護士になるには英語力が必要か?

「弁護士になるために英語力は不可欠なのか」という疑問を持つ学習者は少なくありません。結論から言えば、日本の司法試験に合格して国内で一般民事や刑事事件を扱う弁護士になるだけであれば、高い英語力は必須ではありません。しかし、活躍の場を広げたい場合には英語力が強力な武器になります。

英語力が必須とされるキャリア領域

英語力の目安とTOEICスコア

一般的に、国際法務や外資系ファームを目指す場合、採用時の基準として TOEIC 850点〜900点以上、あるいは海外ロースクール留学(LL.M.)を視野に入れた英語力が一つの目安となります。

一方で、国内の個人顧客を対象とする一般民事(交通事故、離婚、相続など)や刑事弁護を中心に扱う法律事務所では、採用において英語力が問われないケースも多数あります。自身の目指す専門分野に応じて英語学習の比重を決めるとよいでしょう。

分野別の英語力必要性の違い

英語力が必須とされる領域

  • 渉外弁護士・外資系法律事務所・インハウスローヤー
  • 国際M&A、国際仲裁、英文契約書レビューを担当
  • TOEIC 850〜900点以上やLL.M.留学が目安

英語力が問われないケース

  • 国内の個人顧客を対象とする一般民事や刑事弁護
  • 交通事故、離婚、相続などを中心に扱う事務所
  • 日本の司法試験に合格していれば高い英語力は不要

目指す専門分野によって求められる英語力の水準が異なります。

次の疑問海外案件を扱う道に興味が湧いた方は、国際弁護士に必要な英語力と表現も合わせて確認してみてください。

続けて読む

英語の言い方の疑問をすべて見る「弁護士英語」のまとめ

理解度チェック

Q1. 「司法試験に合格する」を表す正しい英語表現はどれ?

  1. pass the bar exam
  2. admit the bar test
  3. qualify the law exam
  4. join the bar firm
答えを見る

正解: A. pass the bar exam
本文の一覧表および解説に「司法試験に合格する pass the bar exam」と記載されています。

Q2. 実務に従事し「法律業務を行う」を意味する表現はどれ?

  1. aspire law
  2. pursue law
  3. practice law
  4. admit law
答えを見る

正解: C. practice law
本文では「法律実務に従事すること」「法律業務を行う」を表す英語として「practice law」が挙げられています。

Q3. イギリスなどで法廷に立ち弁論を行う弁護士の英語はどれ?

  1. solicitor
  2. barrister
  3. attorney
  4. counsel
答えを見る

正解: B. barrister
本文の単語一覧表で、法廷に立ち弁論を行うことを専門とするイギリス等の法廷弁護士は「barrister」と説明されています。

Nathan英語の言い方は、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す

よくある質問

Q. 「司法試験に受かる」は英語で?
「司法試験に受かる(合格する)」は英語で pass the bar exam と言います。bar は法廷の柵や法曹界を意味し、アメリカや日本の司法試験を指す最も一般的な表現です。
Q. 「弁護士の卵」はスラングですか?
スラングではなく比喩表現です。英語で表現する場合は aspiring lawyer(弁護士を志望する人)や law student(法科大学院生・法学生)と直球で言うのが最も自然です。
Q. lawyerとattorneyの違いは何ですか?
lawyerは法律教育を受けた専門家全般を指す日常的な言葉です。attorney(正式にはattorney-at-law)は訴訟代理人としての資格を持つ弁護士を指し、主にアメリカで公式に使われます。
Q. 「弁護士バッジ」は英語で何と言いますか?
lawyer's badge や attorney's lapel pin と表現します。日本の弁護士バッジ(ひまわりと天秤)を説明する際は the official attorney lapel pin in Japan などと補足します。
Q. 「弁護士事務所」は英語で何ですか?
法律事務所は英語で law firm と呼ぶのが一般的です。個人開業の小さな事務所であれば law office や legal practice とも表現されます。

2026年9月25日更新・モチタン辞典編集部

関係する文法第2文型(SVC)をとる動詞一覧