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準動詞とは?不定詞・動名詞・分詞の違いと見分け方を整理

準動詞とは?不定詞・動名詞・分詞の違いと見分け方を整理

準動詞とは、動詞の形を変えて「名詞」「形容詞」「副詞」の役割を持たせた表現の総称です。文の述語として働く「本動詞」とは異なり、主語、目的語、補語、あるいは名詞や文全体の修飾語として機能します。

準動詞には不定詞・動名詞・分詞の3つがあり、共通するルールや判別のコツを体系的に整理することで、英文解釈や文法問題の迷いを解消できます。

準動詞とは?本動詞との決定的な違いと全体構造

英語の動詞には、文の主役として述語になる本動詞(finite verb)と、動詞の意味や性質を保ったまま別の品詞として機能する準動詞(non-finite verb)の2種類が存在します。

英語の文は基本的に「1つの主節に対して1つの本動詞」という原則を持っています。しかし、日常の表現では「〜すること」「〜するための」「〜しながら」といった動作に関わる内容を、文の主語や目的語、修飾語として使いたい場面が数多くあります。

そこで動詞を変形させ、文の構造を崩さずに組み込めるようにした仕組みが準動詞です。

本動詞と準動詞の主な違いは、次の3点に集約されます。

次の2つの文を比較してみましょう。

She plays the piano.(彼女はピアノを弾きます。)
[She(S)+ plays(V)+ the piano(O)]
この文の plays は主語 She に合わせて三人称単数現在形の -s が付いた本動詞です。

She likes playing the piano.(彼女はピアノを弾くことが好きです。)
[She(S)+ likes(V)+ playing the piano(O)]
この文の本動詞は likes です。

playing は動詞 play が名詞化した準動詞(動名詞)であり、the piano を伴って目的語(O)のカタマリを作っています。

準動詞は大きく分けて「不定詞」「動名詞」「分詞」の3つに分類されます。それぞれの品詞としての役割を対応表で整理します。

表は横にスクロールできます →

準動詞の分類主な形態担当する品詞主な文法上の役割
不定詞to + 動詞の原形
(原形不定詞は原形のみ)
名詞・形容詞・副詞S / O / C になる、名詞を修飾する、動詞や形容詞を修飾する
動名詞動詞の原形 + -ing名詞S / O / C になる、前置詞の目的語になる
分詞現在分詞:-ing
過去分詞:-ed / 不規則形
形容詞・副詞C になる、名詞を修飾する、分詞構文として副詞節の役割をする

準動詞の重要な特徴は、「名詞や形容詞の働きをしながらも、動詞としての性質を維持している」という点です。そのため、準動詞自身が後ろに目的語や補語を従えたり、副詞によって修飾されたりして、ひとまとまりの意味のカタマリ(句)を形成します。

本動詞と準動詞の違い

本動詞

  • 文の述語(V)になる
  • 主語の人称・時制で形が変わる
  • 直前に助動詞を置ける

準動詞

  • 単独で述語になれずS/O/C/Mになる
  • 主語による人称変化がない
  • 直前に助動詞を置けない

述語になれる本動詞と、別の品詞として文に組み込まれる準動詞の対比です。

不定詞の3つの用法と見分け方

不定詞は、主に to + 動詞の原形 の形をとり、「名詞」「形容詞」「副詞」という3つの品詞すべての働きをこなす準動詞です。文中のどの位置に置かれ、どのような役割を果たしているかによって用法を識別します。

1. 名詞的用法(〜すること)

文の中で名詞と同じように主語(S)、動詞の目的語(O)、補語(C)になります。

To learn a foreign language is challenging.(外国語を学ぶことはやりがいがあります。)
[To learn a foreign language(S)+ is(V)+ challenging(C)]
ここでは文全体の主語(S)として機能しています。

形式主語の It を用いて It is challenging to learn a foreign language. と表現することも一般的です。

He decided to study abroad.(彼は留学することを決意しました。)
[He(S)+ decided(V)+ to study abroad(O)]
動詞 decided の目的語(O)として機能しています。

My dream is to become an architect.(私の夢は建築家になることです。)
[My dream(S)+ is(V)+ to become an architect(C)]
主語 My dream の内容を説明する主格補語(C)になっています。

2. 形容詞的用法(〜するための/〜すべき)

直前にある名詞や代名詞を後ろから修飾し、限定する働きをします。

I have a lot of homework to do today.(私には今日やるべき宿題がたくさんあります。)
[I(S)+ have(V)+ a lot of homework(O) [to do today(M:形容詞句)]]
to do today が直前の名詞 homework を修飾しています。

形容詞的用法では、修飾される名詞と不定詞との間に「動詞と目的語の関係」や「主語と動詞の関係」が成り立ちます。前置詞が必要なケース(例:a chair to sit on 「座るための椅子」)では、前置詞の脱落に注意が必要です。

3. 副詞的用法(〜するために/〜して/その結果…)

動詞、形容詞、あるいは文全体を修飾する働きをします。文脈によっていくつかの意味を表します。

不定詞の3つの用法
不定詞の用法

名詞的用法

  • 〜すること
  • 主語(S)になる
  • 目的語(O)になる
  • 補語(C)になる

形容詞的用法

  • 〜するための
  • 〜すべき
  • 直前の名詞を修飾

副詞的用法

  • 修飾語(M)

不定詞(to+動詞の原形)が文中で担う3つの品詞と役割の分類です。

次の疑問3つの用法の違いを例文で実際に判別してみたい方は、不定詞の用法の見分け方と練習問題で確認してみましょう。

動名詞の役割とto不定詞との使い分け基準

動名詞は、動詞の原形 + -ing の形をとり、文中で「名詞」としてのみ機能する準動詞です。意味は基本的に「〜すること」となります。

動名詞の文法上の4つの配置場所

動名詞は名詞であるため、文の主要素である主語(S)、目的語(O)、補語(C)に加え、前置詞の目的語(前置詞の後ろ)に置くことができます。

特に重要な点は、「前置詞の後ろには不定詞を置くことができず、動名詞を置かなければならない」という原則です。about to do(まさに〜しようとしている)などの例外的な定型表現を除き、前置詞の後ろに準動詞を置く場合は動名詞を選択します。

動詞の目的語における不定詞と動名詞の使い分け

動詞の目的語として「〜すること」を置く場合、動詞によって「不定詞のみを取る動詞」「動名詞のみを取る動詞」「両方を取る動詞」が決まっています。この使い分けには明快なニュアンスの基準が存在します。

目的語のタイプ核となるニュアンス代表的な動詞
to 不定詞のみ未来志向、意図、計画、願望(これから〜する)want, hope, wish, decide, plan, promise, refuse, manage
動名詞のみ反復、経験、既成事実、中断、回避(実際に〜する/してきた)enjoy, finish, mind, give up, avoid, escape, postpone, admit
両方可(意味が大きく変わる)不定詞=未来にすること
動名詞=過去にしたこと
remember, forget, regret, try, stop

意味が変化する動詞の具体例を確認しましょう。

remember to do / remember doing
Remember to lock the door.(忘れずにドアに鍵をかけてください[未来の行動]。)
I remember locking the door.(私はドアに鍵をかけたことを覚えています[過去の事実]。)

stop to do / stop doing
He stopped to check his smartphone.(彼はスマートフォンを確認するために立ち止まりました[副詞的用法の不定詞]。

)
[He(S)+ stopped(V) [to check his smartphone(M)]]
He stopped checking his smartphone.(彼はスマートフォンを見るのをやめました[動名詞が目的語]。

)
[He(S)+ stopped(V)+ checking his smartphone(O)]

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分詞の働きと分詞構文の仕組み

分詞には、能動や進行を表す現在分詞(-ing)と、受動や完了を表す過去分詞(-edなど)の2種類があります。分詞の基本的な品詞は「形容詞」であり、名詞の修飾や補語としての役割を担います。さらに、文全体を修飾する「副詞」として働く構文が分詞構文です。

1. 限定用法(名詞修飾)

名詞の直前または直後から修飾します。分詞が単独のときは名詞の前(前置修飾)、他の語句を伴って句を作るときは名詞の後ろ(後置修飾)に置かれます。

Look at the crying baby.(あの泣いている赤ちゃんを見てください。)
単独の現在分詞 crying が前から baby を修飾しています。

The boy playing the guitar on the stage is my brother.(ステージでギターを弾いている少年は私の弟です。)
playing the guitar on the stage というカタマリが後ろから The boy を修飾しています。

This is an ancient vase made in Kyoto.(これは京都で作られた古代の花瓶です。)
受動の意味を持つ過去分詞句 made in Kyoto が後ろから vase を修飾しています。

2. 叙述用法(補語C)

主格補語(SVC)または目的格補語(SVOC)として、主語や目的語の状態を説明します。

The students kept talking during the break.(生徒たちは休憩中ずっと話し続けました。)
[The students(S)+ kept(V)+ talking(C)]
現在分詞 talking が主格補語(C)になっています。

I saw a woman crossing the street.(私は女性が通りを横断しているのを見かけました。)
[I(S)+ saw(V)+ a woman(O)+ crossing the street(C)]
知覚動詞 saw の目的語 a woman と補語 crossing the street の間に「女性が横断する」という能動の主述関係が成立しています。

She found her bicycle stolen from the parking lot.(彼女は自転車が駐輪場から盗まれているのに気づきました。

)
[She(S)+ found(V)+ her bicycle(O)+ stolen...(C)]
自転車は「盗まれる」側であるため、過去分詞 stolen が目的格補語(C)になります。

3. 分詞構文(副詞の働き)

接続詞と主語を省略し、分詞を用いて主節を修飾する副詞句を作った表現を分詞構文と呼びます。接続詞(when, because, if, although, while など)で導かれる副詞節を簡潔に表現する役割を持ちます。

Seeing the police officer, the man ran away.(警察官を見て、その男は逃げ去りました。)
[[Seeing the police officer(M:副詞句)], the man(S)+ ran away(V)]
元々は When the man saw the police officer, he ran away. という接続詞節です。

主語が主節と同じ the man であるため省略され、動詞が現在分詞 Seeing に変化しています。

準動詞(不定詞・動名詞・分詞)とはのイメージ

ing 文法完全見分けフローチャート

英語学習者が最も混同しやすいのが、同一の -ing という語尾を持ちながら異なる文法機能を持つ「動名詞」「現在分詞」「進行形」「分詞構文」の識別です。文中の配置と役割を確認することで、迷わず識別できる手順をまとめました。

ing 形を瞬時に判別する4ステップ

  1. ステップ1:直前に be 動詞があるか?
    • 直前に be 動詞があり、「〜しているところだ」という意味が成立する場合は進行形(本動詞の一部)です。
      例:She is studying English.(彼女は英語を勉強しています。)
    • ただし、「主語 = 〜すること」が成り立つ場合は、be動詞+動名詞(補語C)です。
      例:Her job is teaching English.(彼女の仕事は英語を教えることです。)
  2. ステップ2:文の骨格(S / O / C)または前置詞の後ろにあるか?
    • 主語、動詞の目的語、補語、前置詞の直後に置かれているなら動名詞(名詞の働き)です。「〜すること」と訳せます。
      例:Swimming is fun.(泳ぐことは楽しい。[S])
      例:He is fond of painting.(彼は絵を描くのが好きです。[前置詞の目的語])
  3. ステップ3:名詞を直接修飾しているか?
    • 名詞の前または後ろからその名詞の様子を説明しているなら現在分詞(限定用法)(形容詞の働き)です。「〜している[名詞]」と訳せます。
      例:a sleeping cat(眠っている猫)
      例:the people waiting for the bus(バスを待っている人々)
  4. ステップ4:コンマで区切られて主節を修飾しているか?
    • 文頭や文末でコンマを伴い、副詞として主節全体や動詞を修飾しているなら分詞構文(副詞の働き)です。「〜しながら」「〜して」「〜なので」などの意味文脈を作ります。
      例:Walking along the beach, I met an old friend.(浜辺を歩いているとき、私は旧友に会いました。)

表は横にスクロールできます →

判別項目文法上の正体品詞見分けの決定打
進行形本動詞(be + -ing)動詞(V)主語の動作が進行中であることを表す
動名詞準動詞名詞文の S / O / C または前置詞の直後にある(〜すること)
現在分詞準動詞形容詞名詞を修飾、または第2・第5文型の補語Cになる
分詞構文準動詞副詞コンマなどで区切られ、時・理由・付帯状況などを表す
-ingの判別4ステップ
1be動詞の有無

直前にbe動詞があれば進行形か動名詞

2骨格・前置詞後

S/O/Cや前置詞の後ろなら動名詞

3名詞を修飾

名詞を直接修飾していれば現在分詞

4主節を修飾

コンマで区切られ主節修飾なら分詞構文

文中の配置と修飾先を確認して4種類の-ingを順に見分ける手順です。

次の疑問形が同じで迷いやすい動名詞と分詞の区別に絞って復習したいなら、現在分詞と動名詞の見分け方が役立ちます。

準動詞に共通する3大ルール統合マトリクス表

不定詞・動名詞・分詞はそれぞれ異なる品詞を担当しますが、いずれも「動詞から派生した準動詞」であるため、共通の文法原則に従います。この3大ルールを押さえることで、準動詞全体の理解が一段と深まります。

1. 否定語(not / never)は準動詞の直前に置く

助動詞 do や does を使う必要はなく、否定語 not や never を準動詞の直前に配置するだけで否定句を作ることができます。

2. 意味上の主語の示し方

準動詞が表す動作を行う人物・対象が文の主語と異なる場合、準動詞の手前に「意味上の主語」を明示します。準動詞の種類ごとに表記ルールが定められています。

3. 完了形による時制のズレの表現

準動詞の動作が文の本動詞の時制よりも「過去(1つ前の時制)」であることを示したい場合、have + 過去分詞 の形を用いて完了形にします。

表は横にスクロールできます →

分類否定形意味上の主語完了形(時制のズレ)受動態
不定詞not to dofor / of + 人to have + 過去分詞to be + 過去分詞
動名詞not doing所有格(my)/ 目的格(me)having + 過去分詞being + 過去分詞
分詞not doing / not -ed分詞の前に主格を置くhaving + 過去分詞(being) + 過去分詞

本動詞と準動詞を瞬時に見分ける3ステップ

大学入試の長文読解や各種英語試験の文法・読解問題において、1文の中に動詞形(-ing、-ed、to do など)が複数連続すると、どれが文の主語に対する述語動詞(V)なのかを見失いやすくなります。文の構造を正確に掴むための3ステップ手順を解説します。

ステップ1:接続詞と関係詞の数を数える

英語の構文には絶対的な数式ルールが存在します。
文中の動詞(本動詞)の数 = 接続詞・関係詞の数 + 1

もし文中に接続詞や関係詞が1つもなければ、その文全体で本動詞になれる動詞は「1つだけ」です。残りの動詞っぽい語句はすべて準動詞(不定詞、動名詞、分詞)か修飾節内の動詞でなければなりません。

ステップ2:助動詞と主語の一致から本動詞候補を絞り込む

述語動詞(V)になれるのは、次の特徴を持つ語句だけです。

一方、単独の to do や単独の -ing、文頭で主語を持たずに置かれた過去分詞などは、100% 本動詞にはなれません。これらは最初から準動詞として除外します。

ステップ3:-ed 形の「過去形」か「過去分詞(準動詞)」かを文構造で判定する

規則変化動詞の -ed 形は、本動詞の「過去形」と準動詞の「過去分詞」でスペルが同一であるため、最大の混乱要因となります。これを見分ける基準は「目的語(O)の有無」です。

他動詞の -ed 形の後ろに本来あるべき目的語の名詞がない場合、それは受動の意味を持つ過去分詞(準動詞)であり、前の名詞を修飾していると判断できます。

The data collected by the researchers shows a clear trend.

本動詞の見分け3ステップ
1語数を数える

本動詞の数=接続詞・関係詞の数+1

2候補の絞り込み

助動詞や語尾変化を確認し準動詞を除外

3-ed形を判定

他動詞の後ろの目的語の有無で判別

文構造と目的語の有無から本動詞と準動詞を正確に特定する手順です。

試験で頻出する準動詞の盲点と重要表現

入試や各種資格試験で狙われやすい、準動詞に関する代表的な落とし穴を整理します。典型的な出題パターンを事前に把握しておくことで、失点を確実に防ぐことができます。

1. 前置詞 to + 動名詞(-ing)の重要イディオム

to の後ろには「動詞の原形(不定詞)」が来るという思い込みを突く問題が頻出します。以下の表現に含まれる to は前置詞であるため、後ろには原形ではなく動名詞(-ing)または通常の名詞を置かなければなりません。

2. 原形不定詞をとる使役動詞と知覚動詞

to を伴わない「原形不定詞」は、使役動詞や知覚動詞の目的格補語(C)として登場します。

3. 慣用的な分詞構文

主節の主語と一致していなくても独立して慣用句として用いられる表現です。語彙問題として頻繁に出題されます。

次の疑問間違えやすい前置詞toの表現をまとめて覚えるなら、to+動名詞をとる英語表現の一覧が便利です。

名詞の前にあるingの用途・動作判定法

名詞の直前に置かれた-ingが「動名詞」か「現在分詞」かを判断するには、名詞との意味関係を「用途」か「動作」かで検証します。

名詞の「用途・目的」を表し「〜するための名詞」と言い換えられる場合は動名詞です。一方、名詞自身の「進行中の動作・状態」を表し「名詞 is doing」と言い換えられる場合は現在分詞になります。

表は横にスクロールできます →

表現品詞の正体見分けのロジック意味
a waiting room動名詞a room for waiting(待つための部屋)待合室
a waiting person現在分詞The person is waiting(人が待っている)待っている人
smoking area動名詞an area for smoking(喫煙のための場所)喫煙所
smoking man現在分詞The man is smoking(男性がタバコを吸っている)喫煙している男性

目的語で意味が変わる最重要動詞の一覧表

動詞の後ろにto不定詞を置くか動名詞を置くかで、動作の時間軸が「未来」か「過去」かに分かれる重要動詞があります。未来志向のto不定詞と、過去・現実志向の動名詞のイメージを押さえて整理しましょう。

動詞+ to不定詞(未来:これから〜する)+ 動名詞(過去:過去に〜した)
remember忘れずに〜する(これからする予定を記憶)〜したことを覚えている(過去の体験を記憶)
forget〜するのを忘れる(これからする予定を失念)〜したことを忘れる(過去の事実を失念)
regret残念ながら〜する(今から告げる)〜したことを後悔する(過去の行為を悔やむ)
try〜しようと試みる・努力する(未来の達成目指す)試しに〜してみる(実際に一回やってみる)
stop〜するために立ち止まる(副詞的用法の不定詞)〜するのをやめる(行っていた動作の中止)

準動詞の意味上の主語を示す3つのルール

文全体の主語と準動詞の動作を行う主体(意味上の主語)が異なる場合、それぞれの準動詞に応じた形で明示します。

1. to不定詞:for / of + 目的格

通常はfor + 目的格を置きますが、人の性質を表す形容詞の後はof + 目的格を用います。

2. 動名詞:所有格または目的格

動名詞の直前に所有格または目的格を配置します。

3. 分詞構文:直前に主語を置く独立分詞構文

主節と分詞構文の主語が異なる場合は、分詞の直前に主語をそのまま置きます。

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英文法の疑問をすべて見る「英語は動詞」のまとめ

理解度チェック

Q1. 本動詞と準動詞の違いに関する説明として正しいものは?

  1. 準動詞は主語の人称や時制によって形が変化する
  2. 準動詞は単独で文の述語(V)になることができる
  3. 準動詞の直前には will などの助動詞を置けない
  4. 本動詞は文の主語や目的語として機能する
答えを見る

正解: C. 準動詞の直前には will などの助動詞を置けない
準動詞の直前には助動詞を置くことができず、また単独で文の述語になることもできません。

Q2. 前置詞の直後に準動詞を置く場合の原則はどれですか?

  1. 原形不定詞を置かなければならない
  2. 動名詞を置かなければならない
  3. 過去分詞を置かなければならない
  4. to 不定詞を置かなければならない
答えを見る

正解: B. 動名詞を置かなければならない
前置詞の後ろには原則として不定詞を置くことができず、動名詞を置く必要があります。

Q3. 本文の解説に照らして、文法的に正しい英文はどれですか?

  1. She objected to change the schedule.
  2. He told me to not open the window.
  3. I look forward to seeing you soon.
  4. Thank you for to help me with this.
答えを見る

正解: C. I look forward to seeing you soon.
look forward to の to は前置詞であるため、後ろには動名詞を置きます。

よくある質問

Q. 準動詞とは簡単に言うと何ですか?
動詞の形を変えて名詞・形容詞・副詞の役割を持たせた表現の総称です。不定詞・動名詞・分詞の3種類があり、文の述語動詞にはなれません。
Q. ing文法で動名詞と現在分詞はどう違いますか?
動名詞は「名詞」として主語・目的語・補語になり「〜すること」と訳します。現在分詞は「形容詞」として名詞を修飾したり補語になったりします。
Q. to不定詞と動名詞の使い分け基準は?
to不定詞は「これから先のこと・未来志向」を表し、動名詞は「すでに経験したこと・過去・反復・現実」を表す動詞の目的語に好まれます。
Q. 準動詞の否定語notはどこに置きますか?
準動詞の直前に置きます。不定詞なら not to do、動名詞なら not doing、分詞構文なら Not having done のように常に直前配置です。
Q. 原形不定詞とは何ですか?
toを伴わない動詞の原形のことです。使役動詞(make, have, let)や知覚動詞(see, hear)の目的格補語(C)などで使われます。
Q. なぜ前置詞の後ろはto不定詞ではなく動名詞なのですか?
前置詞の直後には目的語として名詞を置くルールがあります。to不定詞の名詞的用法は前置詞の直後には置けない決まりになっているため、必ず動名詞(-ing)を使います。
Q. stop to doとstop doingの意味の違いは?
stop doingは「〜するのをやめる」という動名詞の目的語です。stop to doは「〜するために立ち止まる」という意味で、to doは目的を表す副詞的用法です。

2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部

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