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現在分詞と動名詞の違いと見分け方
現在分詞と動名詞の決定的な違いは文中での「品詞」です。動名詞は「名詞」として働き「〜すること」と訳し、主語・目的語・補語になります。一方、現在分詞は「形容詞」または「副詞」として働き「〜している」「〜しながら」と訳し、進行形・修飾語・分詞構文を作ります。
この品詞の違いさえ押さえれば、文頭やbe動詞の後ろにある-ingも迷わず見分けられます。
現在分詞と動名詞の違いが一目でわかる対照表
英語の-ingには動名詞と現在分詞の2種類があります。形はまったく同じですが、文中での役割(品詞)と日本語訳が明確に異なります。まずは全体の相違点を表で整理します。
| 項目 | 動名詞(gerund) | 現在分詞(present participle) |
|---|---|---|
| 品詞 | 名詞 | 形容詞・副詞 |
| 基本的な訳語 | 〜すること | 〜している/〜しながら |
| 文の要素(文法機能) | 主語(S)、目的語(O)、補語(C) | 修飾語(M)、補語(C)、述語動詞の一部 |
| 前置詞との関係 | 前置詞の直後に置ける | 前置詞の直後には置けない |
| 主な構文・用法 | 前置詞+動名詞、動名詞の目的語 | 進行形(be + -ing)、分詞構文 |
| 名詞と並ぶとき | 用途・目的を表す(例:a sleeping bag) | 動作の主体を修飾する(例:a sleeping baby) |
| コアイメージ | 行為そのものを客観的に名詞化した枠組み | いま目の前で動作が進行している躍動感 |
迷ったときは「名詞の枠組みに入っているか(主語や目的語か)」あるいは「名詞を飾る形容詞・文を飾る副詞か」を基準に判断します。
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3秒で判別できるYES/NO式見分けフローチャート
試験問題や読解で下線部の-ingを瞬時に見分けたいときは、次の判別手順を上から順に試してください。
- ステップ1:前置詞の直後にあるか?
→ YESなら「100% 動名詞」です。英語の規則として、前置詞の後ろに置ける動詞の形は動名詞のみです。現在分詞やto不定詞は置けません。
→ NOならステップ2へ進みます。 - ステップ2:文頭にあり、直後にカンマ「,」があるか?
→ YESなら「現在分詞(分詞構文)」です。文全体を修飾する副詞の役割を果たしています。
→ NOで、直後に本動詞が続いて文の主語になっているなら「動名詞」です。 - ステップ3:「be動詞 + -ing」の形か?
→ 「主語 = -ing」が成り立つ(主語を言い換えている)なら「動名詞(補語)」です。
→ 主語が動作を実行している最中(「主語が〜している」)なら「現在分詞(進行形)」です。 - ステップ4:「-ing + 名詞」の形か?
→ 後ろの名詞を主語にして「名詞 is -ing」と言い換えられるなら「現在分詞」です。
→ 「〜するための名詞(用途・目的)」という意味なら「動名詞」です。
この4つのチェックポイントを通すだけで、高校入試や大学入試、各種検定試験に出題される-ingの識別問題はほぼ確実に正解できます。
YESなら100%動名詞。NOなら次へ進む
YESなら分詞構文(現在分詞)。NOなら次へ
S=Cなら動名詞、主語が進行中なら現在分詞
主述関係なら現在分詞、用途目的なら動名詞
上から順に条件を当てはめるだけで正確に識別できます
次の疑問前置詞の直後に置くルールについて詳しく確認したいときは、前置詞+動名詞の構文と使い方を合わせて読むと理解が深まります。
動名詞の基本定義と4つの文法役割
動名詞は、動詞の語尾に-ingを付けて「名詞」と同じ働きをさせたものです。日本語では「〜すること」と訳します。名詞ですので、文の中で「主語(S)」「動詞の目的語(O)」「補語(C)」「前置詞の目的語」の4カ所に置かれます。
1. 主語(S)になる場合
Learning English is fun.(英語を学ぶことは楽しいです。)
文全体の主語として「英語を学ぶこと」という動作のかたまりを表しています。
2. 動詞の目的語(O)になる場合
She enjoys playing tennis.(彼女はテニスをすることを楽しんでいます。)
他動詞enjoysの目的語として「テニスをすること」が置かれています。
3. 補語(C)になる場合
My dream is studying abroad.(私の夢は留学することです。)
「私の夢 = 留学すること」という「主語 = 補語(S=C)」の関係が成立しています。
4. 前置詞の目的語になる場合
Thank you for helping me.(手伝ってくれてありがとうございます。)
前置詞forの後ろに置かれています。前置詞の後ろには名詞相当語句しか置けないため、動詞を続ける場合は必ず動名詞にします。
文の主要素
- 主語(S)
- 動詞の目的語(O)
- 補語(C)
修飾の要素
- 前置詞の目的語
名詞と同じ働きをするため文中の4か所に配置されます
現在分詞の基本定義と3つの用法
現在分詞は、動詞の語尾に-ingを付けて「形容詞」または「副詞」の働きを持たせたものです。日本語では「〜している(形容詞的)」や「〜しながら(副詞的)」と訳します。動名詞と違い、主語や目的語にはなれません。
1. 進行形(述語動詞の一部)
He is playing soccer now.(彼は今サッカーをしています。)
be動詞とセットで用いられ、主語がまさにその動作を行っている最中であることを示します。この文のplayingは現在分詞です。
2. 名詞を修飾する形容詞的用法
名詞を前から、あるいは後ろから修飾します。
Look at the running dog.(あの走っている犬を見てください。)
単独の現在分詞が名詞dogを前から修飾(限定用法)しています。
The girl singing in the park is Emily.(公園で歌っている少女はエミリーです。)
他の語句を伴う場合は名詞の後ろに置かれ、The girlを詳しく説明します。
3. 文全体を修飾する分詞構文(副詞的用法)
Walking along the river, I met Ken.(川沿いを歩いているとき、私はケンに会いました。)
文頭や文末で副詞節(接続詞+主語+動詞)の役割を兼ね備え、主節を修飾します。
形容詞的用法
- 進行形(be動詞とセット)
- 名詞修飾(前置・後置)
副詞的用法
- 分詞構文(文全体を修飾)
形容詞または副詞として文中で3通りの使われ方をします

修飾用法や分詞構文をさらに確認したいときは、分詞の使い方の例文集を参考にしてください。
次の疑問分詞が文頭に置かれる副詞的な使い方に迷ったときは、分詞構文と動名詞・分詞の違いで文の組み立て方を整理できます。
つまずきやすい3大パターンの見分け方
学習者が最も混同しやすい3つの具体的なシチュエーションについて、見分け方の論理的な手順を解説します。
パターン1:be動詞 + -ing(進行形か補語か)
判別の決め手は「主語(S)とイコール関係(S=C)が成り立つかどうか」です。
- His hobby is painting pictures.(彼の趣味は絵を描くことです。)
→ 「彼の趣味 = 絵を描くこと」が成立します。したがってpaintingは補語として働く「動名詞」です。 - He is painting pictures.(彼は絵を描いています。)
→ 「彼 = 絵を描くこと」という等式は成り立ちません。主語の彼が動作を行っている最中を表すため、paintingは「現在分詞(進行形)」です。
パターン2:-ing + 名詞(限定修飾か複合名詞か)
定番の対比例文を用いて見分けます。判別の決め手は「名詞 is -ing(名詞が〜している)」という主述関係が成り立つかどうかです。
表は横にスクロールできます →
| フレーズ | 直訳・意味 | 言い換え判定 | 判別結果 |
|---|---|---|---|
| a sleeping baby | 眠っている赤ちゃん | The baby is sleeping. が成立する | 現在分詞(修飾) |
| a sleeping bag | 寝袋(寝るための袋) | The bag is sleeping. は成立しない(用途) | 動名詞(用途目的) |
| a dancing girl | 踊っている少女 | The girl is dancing. が成立する | 現在分詞(修飾) |
| a dancing room | ダンス室(踊るための部屋) | The room is dancing. は成立しない(用途) | 動名詞(用途目的) |
| a reading boy | 読書している少年 | The boy is reading. が成立する | 現在分詞(修飾) |
| a reading room | 閲覧室(読書のための部屋) | The room is reading. は成立しない(用途) | 動名詞(用途目的) |
| a smoking man | タバコを吸っている男性 | The man is smoking. が成立する | 現在分詞(修飾) |
| a smoking area | 喫煙所(喫煙するための場所) | The area is smoking. は成立しない(用途) | 動名詞(用途目的) |
パターン3:文頭の -ing(主語か分詞構文か)
英文の構造に着目します。カンマの有無と、本動詞の位置を確認してください。
- Taking pictures is interesting.(写真を撮ることは面白い。)
→ Taking picturesの直後に本動詞isがあります。文全体の主語(S)になっているため「動名詞」です。 - Taking pictures, he walked around Kyoto.(写真を撮りながら、彼は京都を歩き回った。)
→ カンマで区切られ、その後に完全な文(he walked...)が続いています。主節を修飾する副詞句として機能しているため「現在分詞(分詞構文)」です。
リスニングで見抜く発音・アクセントの法則
-ing + 名詞の組み合わせは、文字上では同じように見えても、ネイティブスピーカーが発音する際の「強勢(アクセント)」の位置が明確に異なります。リスニング試験や英会話では、音の強弱を聞くだけで見分けられます。
動名詞+名詞は「前(-ing)」を強く発音する
動名詞と名詞が合体して1つの概念(複合名詞)を作っている場合、強勢は手前の動名詞に置かれます。
現在分詞+名詞は「後ろ(名詞)」を強く発音する
現在分詞が後ろの名詞を修飾している場合、形容詞+名詞の通常の修飾パターンと同じになり、主要な意味を担う後ろの名詞が強く発音されます。
「何を指しているのか(袋なのか、赤ちゃん自身なのか)」という焦点の違いが、そのまま音の強弱に反映されています。
コアイメージと歴史的背景から納得する
なぜ動名詞と現在分詞はまったく同じ-ingという形をしているのでしょうか。歴史的背景と深層のイメージを知ることで、丸暗記から脱却できます。
動名詞と現在分詞のコアイメージの違い
- 現在分詞のイメージ:「映画のワンシーン(生き生きとした動作進行)」
目の前でカメラが回り、動作がリアルタイムで繰り広げられている動的なイメージです。だからこそ「〜している」という進行形や修飾表現になります。 - 動名詞のイメージ:「額縁に入った静止画(固定化された概念)」
動作を一歩引いて眺め、「その行為そのもの」を1つのパッケージ(名詞の箱)に収めたイメージです。客観的で、事象そのものを指し示します。
なぜ同じ -ing になったのか?(英語史の背景)
中世の古い英語(古英語)では、動名詞と現在分詞は別の語尾を持っていました。
- 古英語の動名詞の語尾:-ung または -ing
- 古英語の現在分詞の語尾:-ende
時代が下るにつれて、発音のしやすさから現在分詞の-endeが-inde、そして-ingeへと音が崩れていき、14世紀から15世紀(中英語の終わり頃)にかけて、もともと名詞を作っていた-ingと完全に合流してしまいました。
形は同じ1つの-ingに統合されましたが、元々の起源が異なるため、現代英語でも「名詞として振る舞う性質」と「形容詞・副詞として振る舞う性質」の2つの役割がそのまま残っています。
別々だった2つの語尾が中英語期に1つの形に合流しました
動名詞・分詞・to不定詞の役割比較マップ
文法学習では、動名詞と現在分詞だけでなく「to不定詞」との守備範囲の違いも重要になります。動詞から変化した準動詞3種のポジショニングを整理します。
表は横にスクロールできます →
| 準動詞 | 名詞の働き | 形容詞の働き | 副詞の働き | 主な時間感覚・ニュアンス |
|---|---|---|---|---|
| 動名詞(-ing) | ○(主語・目的語・補語) | — | — | 過去〜現在の現実的行為、反復、客観的一般論 |
| 現在分詞(-ing) | — | ○(名詞修飾・補語) | ○(分詞構文) | 今まさに行われている動作の進行、躍動感 |
| 不定詞(to do) | ○(主語・目的語・補語) | ○(名詞修飾) | ○(目的・原因・結果) | 未来への志向、これから向かう動作、具体的1回限り |
動名詞と不定詞はどちらも「名詞の働き(〜すること)」を持っていますが、前置詞の直後には動名詞しか置けない点(例:good at speaking)、動詞によって目的語に動名詞をとるか不定詞をとるかが決まる点に文法上の違いがあります。
実力判定テスト!下線部の判別問題5問
理解度を確認するための練習問題です。下線部の-ingが「動名詞」か「現在分詞」かを判別し、その理由を考えてみてください。
問題
- My brother is good at cooking Italian food.
- Look at that shining star in the sky.
- His job is taking care of abandoned animals.
- Hearing the bell, the students left the classroom.
- We had lunch in the dining room.
解答と詳しい解説
- 正解:動名詞
解説:前置詞atの直後にあります。「前置詞の後ろは動名詞」の鉄則通り、迷わず動名詞と判定できます。文構造上は前置詞の目的語です。 - 正解:現在分詞
解説:shiningが後ろの名詞starを修飾しています。「The star is shining.(星が輝いている)」という主述関係が成り立つため、形容詞として働く現在分詞です。 - 正解:動名詞
解説:文の形は「be動詞+-ing」ですが、「彼の仕事 = 世話をすること(S=C)」というイコールの関係が成り立ちます。主語を説明する補語として機能しているため動名詞です。 - 正解:現在分詞
解説:文頭にあり、直後にカンマ「,」で区切られた主節(the students left...)が続いています。時を表す副詞節の役割を果たす「分詞構文」であり、現在分詞です。 - 正解:動名詞
解説:dining roomは「食事をするための部屋(食堂)」という意味です。「The room is dining.(部屋が食事している)」という主述関係は成り立たず、部屋の「用途・目的」を表しているため動名詞です。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 「be動詞+-ing」で動名詞(補語)と判断できる条件は?
- 「主語=-ing」のイコール関係が成り立つ
- 主語が動作を実行している最中である
- 直後にカンマ「,」が置かれている
- 後ろの名詞が強く発音されている
答えを見る
正解: A. 「主語=-ing」のイコール関係が成り立つ
主語とイコールの関係(S=C)が成立し、主語を言い換えている場合は動名詞(補語)です。
Q2. 「-ing」が現在分詞として使われている英文はどれ?
- Thank you for helping me.
- My dream is studying abroad.
- Look at the running dog.
- Learning English is fun.
答えを見る
正解: C. Look at the running dog.
runningは直後の名詞dogを修飾する現在分詞です。他3つの選択肢の-ingは動名詞です。
Q3. 「動名詞+名詞」をネイティブが発音する際の特徴はどれ?
- 後ろの名詞を強く発音する
- 手前の動名詞を強く発音する
- 前後の単語を同じ強さで平坦に読む
- 文頭にある場合のみ後ろを強く読む
答えを見る
正解: B. 手前の動名詞を強く発音する
動名詞と名詞が合体して1つの概念を作る複合名詞では、手前の動名詞に強勢が置かれます。
現在分詞と動名詞の違いを見分ける前置修飾・後置修飾のルール
現在分詞が名詞を修飾する際、置かれる位置は「語数」によって明確に決まります。現在分詞が1語単独の場合は名詞の前に置く「前置修飾」になり、目的語や副詞などの修飾語を伴って2語以上の句を作る場合は名詞の後ろに置く「後置修飾」になります。
一方、用途や目的を表す動名詞は、後ろの名詞と一体となって1つの複合名詞を形成するため、常に「名詞の前」に置かれます。名詞の後ろから直前の名詞を修飾する動名詞は存在しません。
| 分類 | 修飾位置 | 語数の条件 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 現在分詞(前置修飾) | 名詞の前 | 1語のみ | Look at the crying baby.(あの泣いている赤ちゃんを見てください。) |
| 現在分詞(後置修飾) | 名詞の後ろ | 2語以上(句) | Look at the baby crying loudly.(大声で泣いているあの赤ちゃんを見てください。) |
| 動名詞(複合名詞) | 名詞の前 | 1語(用途・目的) | He bought a new sleeping bag.(彼は新しい寝袋を買いました。) |
英文読解で「名詞 + -ing」の並びを見かけた場合、その -ing は動名詞ではなく「後ろから名詞を修飾している現在分詞」と即座に判断できます。The boy playing soccer is Ken.(サッカーをしている少年はケンです)のように、2語以上の塊として名詞を後ろから説明する形は現在分詞特有の構造です。
高校入試・共通テスト・TOEICに対応する現在分詞と動名詞の実戦パターン
各種試験では、現在分詞と動名詞の品詞の違いを利用した文構造の識別が頻出します。目標レベルに合わせた典型的な出題パターンを押さえておくと、読解のスピードと正答率が大きく向上します。
中学・高校入試レベル:前置詞直後の動名詞と修飾の現在分詞
高校入試では、前置詞の後ろに動名詞を補う問題や、後置修飾の現在分詞を見抜く問題が中心です。
- He is good at speaking English.(彼は英語を話すことが得意です。)
前置詞 at の直後であるため、目的語として動名詞が使われます。 - Do you know the girl playing the piano?(ピアノを弾いている少女を知っていますか。)
playing the piano の塊が直前の名詞 the girl を修飾する現在分詞です。
大学入試・共通テストレベル:文頭構文と構文の取り違え防止
共通テストや二次試験の長文では、文頭の -ing が主語(動名詞)なのか、接続詞の意味を含んだ分詞構文(現在分詞)なのかを素早く見抜く力が問われます。
- Reading English newspapers improves your vocabulary.(英語の新聞を読むことは語彙力を高めます。)
直後に本動詞 improves が続くため、文全体の主語(S)として働く動名詞句です。 - Seeing the police officer, the thief ran away.(警察官を見て、その泥棒は逃げ出した。)
カンマで区切られて主節が続くため、時を表す副詞節の役割を担う現在分詞(分詞構文)です。
TOEICレベル:空所補充における品詞識別
TOEIC Part 5では、空所に入るのが「動名詞」か「現在分詞(形容詞)」かを問う問題が頻出します。直後に目的語となる名詞を従えている場合は動詞の性質を保つ動名詞が入り、単に名詞を修飾している場合は現在分詞(または形容詞)を選びます。
- The manager suggested changing the schedule.(部長は日程を変更することを提案しました。)
他動詞 suggested の目的語であり、後ろにさらに目的語 the schedule をとるため動名詞です。
よくある質問
- Q. 現在分詞と動名詞の一番簡単な見分け方は?
- 「〜すること」と訳して文が成立し、主語・目的語・補語・前置詞の直後になっていれば動名詞です。「〜している」と訳して名詞を修飾しているか、進行形や分詞構文を作っていれば現在分詞です。
- Q. 前置詞の直後にはなぜ動名詞しか置けないのですか?
- 英語の規則として、前置詞の後ろには名詞相当の語句(前置詞の目的語)を置く必要があるためです。現在分詞は形容詞や副詞であり、to不定詞は前置詞toとの衝突などを避けるため、名詞の役割を持つ動名詞のみが配置されます。
- Q. 長文読解で-ingが出てきたらどう読み進めればいい?
- 後ろに動詞が続けば「〜することは」と主語として読み、後ろにカンマがあれば「〜しながら/〜して」と副詞的に主節へつなぎます。名詞の直後なら「〜している[名詞]」と修飾語として捉え、返り読みせず左から右へ解釈します。
- Q. 分詞構文は動名詞と関係がありますか?
- 関係ありません。分詞構文は現在分詞(または過去分詞)を用いて副詞節を短縮した構文であり、文全体を修飾する副詞の役割を果たします。名詞の働きをする動名詞とは文法的な位置づけが異なります。
- Q. 名詞の直後に置かれる -ing が動名詞になることはありますか?
- ありません。名詞の直後に置かれてその名詞を修飾する -ing は、すべて現在分詞(後置修飾)です。用途・目的を表す動名詞は必ず名詞の前に置かれて1つの複合名詞(例:a washing machine=洗濯機)を作ります。
- Q. exciting や interesting などの感情を表す -ing は動名詞ですか、現在分詞ですか?
- 現在分詞から派生した形容詞です。他動詞(excite=〜を興奮させる)から生まれ、「〜させるような」という能動的な意味で名詞を修飾したり補語になったりします。動作そのものを名詞化した動名詞ではありません。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法動名詞の使い方不定詞と動名詞の使い分け分詞(現在分詞・過去分詞)の使い方