溶原性
「溶原性」の英語
「溶原性」は英語で lysogeny と言います。lysogenicity も使われ、ファージが宿主と共存する性質に焦点を置く表現です。まず lysogeny を覚えるのが一般的です。
例文
コアイメージ
溶原性はファージ遺伝子が宿主染色体に組み込まれ、条件により活性化して溶菌に移行し得る状態を指す
英英
A latent bacteriophage condition in which phage DNA is integrated into the host genome but can be induced later to enter a lytic cycle and cause host cell lysis.
語源
lysogenyはlysisの要素とgenyの要素を組み合わせた語で、誘導により溶菌へ移行する可能性を含む潜伏状態を表す
コラム
- 溶原性は通常は安定だが環境やストレスで誘導され溶菌へ移行することがあり、その誘導性が生態や応用で重要になる
例文
The lysogenicity of the temperate phage allows it to persist in host populations without killing them.
温和型ファージの溶原性は、宿主集団内で宿主を殺さずに持続することを可能にする。
コアイメージ
ウイルスが宿主の染色体に組み込まれて破壊せずに共存する性質
英英
The property of a virus, especially a temperate bacteriophage, to integrate into the host genome and persist without causing host-cell lysis.
語源
lysogenicityは、ギリシャ語のlysis(溶解)を基にした接頭辞 lyso- と状態を表す接尾辞 -ity から成り、宿主に統合して破壊せず共存する性質を示す語として成立した。
コラム
- 溶原性はファージが宿主ゲノムに組み込まれて複製され宿主を直ちに破壊しない性質を指し溶菌性とは宿主を破壊してウイルスを放出する点で対照される