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オフサイトミーティングの英語表現と使い方
「オフサイトミーティング」は和製英語ではなく、英語でもそのまま off-site meeting や offsite meeting で通じます。
ビジネスの現場やネイティブ同士の会話では meeting を省略して、単に an offsite と1語の名詞として呼ぶことが一般的です。「職場外で行う集中会議」を意味し、対面会議(in-person meeting)とは区別されます。
オフサイトミーティングは英語で通じる?スペルと品詞
「オフサイトミーティング」は英語圏のビジネス環境でも日常的に使われる自然な表現です。和製英語ではないため、外国人スタッフや海外拠点とのやり取りでそのまま使って問題ありません。
表記のバリエーション(ハイフンの有無)
英語の表記には、ハイフンを挟む形と、1語につなげる形の2種類があります。
どちらを用いても意味やニュアンスに違いはありません。社内のスタイルガイドに指定がない限り、文書内で表記ゆれがないように統一すればどちらを使っても自然です。
口語では名詞1語「an offsite」が主流
英語圏の実務では、meeting を省略して an offsite(複数形は offsites)と可算名詞として扱うケースが非常に多く見られます。
We are planning an offsite for the sales team next month.
(来月、営業チームのオフサイトミーティングを計画しています。)
Our annual offsite was very productive.
(今年の年次オフサイトは非常に有意義でした。)
なお、前置詞句や形容詞として off-site 単体を使うこともできます。たとえば hold a meeting off-site(社外で会議を開く)のように副詞的に用いることも可能です。
ハイフンあり。伝統的でフォーマルな文書で好まれる表記。
1語につなげる形。現代のメールやチャットで頻出。
meetingを省略した可算名詞。口語や実務で主流。
hold a meeting off-siteのように単体でも使用可能。
英語の表記バリエーションと実務での品詞の使い方です。
類語との違い・使い分け比較表
職場を離れて集まるイベントには、offsite 以外にも retreat や workshop、team building event など複数の表現があります。目的や雰囲気に合わせて適切な単語を選ぶことが大切です。
表は横にスクロールできます →
| 表現 | 主な目的 | ニュアンス・特徴 | よく使われる場面 |
|---|---|---|---|
| offsite | 戦略討議・重要課題の解決 | 日常業務から離れ、外部スペースで集中議論する会議全般 | 事業計画策定、経営合宿、四半期レビュー |
| retreat | 内省・結束強化・保養 | 静かな場所やリゾート地に滞在し、討議とリフレッシュを兼ねる | 役員合宿、全社合宿、マインドセット共有 |
| workshop | スキル習得・共同作業 | 参加者が手を動かしてアウトプットを出す実践型の場 | デザイン思考、新業務プロセスの構築研修 |
| team building event | 親睦・チームワーク向上 | 業務討議よりもメンバー間の信頼関係構築やアクティビティが中心 | 新チーム発足時の懇親、野外アクティビティ |
目的別の具体的な使い分け
経営陣による中長期戦略の策定や重要意思決定を目的とする場合は、strategic offsite や executive retreat という表現が適しています。単なる業務連絡ではなく、非日常の空間で大所高所の議論を行うニュアンスが明確に伝わります。
一方、チームメンバーの親睦やモチベーション向上、リフレッシュを主目的とする場合は、team retreat や team building offsite と表現すると、参加者にリラックスしたトーンが伝わりやすくなります。
次の疑問チームビルディングだけでなく業務の知見共有が主な目的の場合は、社内勉強会を表す英語表現と使い分けも確認しておくと便利です。
「開催する」の英語動詞と基本コロケーション
「オフサイトミーティングを開く・開催する・参加する」と言いたいときに使える、ビジネスで定番の動詞の組み合わせ(コロケーション)を紹介します。
「開催する・計画する」を表す動詞
- hold an offsite:最も一般的で自然な表現(「開催する」)
- host an offsite:主催者・ホスト役として場を提供するニュアンスを含む表現
- organize an offsite:日程調整や会場手配など企画・準備を行うニュアンスを含む表現
- have an offsite:口語や社内チャットで頻出するカジュアルな表現
- plan an offsite:企画・計画段階であることを示す表現
実務で役立つ基本例文
Our department will hold an off-site meeting next Friday.
(私たちの部門は来週の金曜日にオフサイトミーティングを開催します。)
Who is going to organize the leadership offsite this year?
(今年のリーダーシップ・オフサイトは誰が企画を担当しますか?)
We had a two-day team offsite in Kyoto.
(私たちは京都で2日間のチームオフサイトミーティングを行いました。)
The executive team is hosting a strategic offsite to discuss next year's budget.
(役員チームは来年度の予算を議論するため、戦略オフサイトを開催します。)
I will be attending an off-site meeting all day tomorrow, so my response may be delayed.
(明日は終日オフサイトミーティングに出席するため、返信が遅れる可能性があります。)
最も一般的で自然。「開催する」の基本表現。
主催者・ホスト役として場を提供するニュアンス。
日程調整や会場手配など、企画・準備を行う意味。
口語のhave、企画段階を示すplan。
目的に応じて使い分ける定番の動詞コロケーションです。
社内案内メールの英文テンプレート
社内メンバーやチームに向けてオフサイトミーティングの案内を送る際にそのまま使える英文テンプレートです。日時・場所・目的・アジェンダ・事前準備の項目を網羅しています。
案内メール文面テンプレート
Subject: Upcoming Team Offsite Meeting: [Date]
Hi Team,
I am pleased to announce our upcoming department offsite meeting. The purpose of this session is to step away from our daily operations and focus on our strategic priorities for the next quarter.
Here are the details:
・Date & Time: Friday, October 20, 9:00 AM – 5:00 PM
・Location: [Venue Name] ([Address] / 10-minute walk from [Station Name])
・Dress Code: Business casual
Main Objectives:
1. Review Q3 performance and key learnings
2. Brainstorm growth initiatives for Q4
3. Strengthen cross-functional collaboration
Preparation:
Please review the attached dashboard before the meeting and come prepared with three ideas for improving team efficiency.
A detailed agenda will be shared early next week. If you have any dietary restrictions for lunch, please let me know by this Friday.
Best regards,
[Your Name]
メール文面の日本語訳
(件名:チームオフサイトミーティングのご案内:[日付]
チームの皆さんへ
次回部門オフサイトミーティングの開催をお知らせします。本セッションの目的は、日常業務から離れ、来四半期の戦略的優先事項に集中することです。
詳細は以下の通りです:
・日時:10月20日(金)午前9時〜午後5時
・場所:[会場名]([住所] / [駅名]より徒歩10分)
・服装:ビジネスカジュアル
主な目的:
1. 第3四半期の実績と主な学びの振り返り
2. 第4四半期の成長施策のブレインストーミング
3. 部門横断の連携強化
事前準備:
会議前に添付のダッシュボードを確認し、チーム効率向上のアイデアを3つ準備して参加してください。
詳細なアジェンダは来週初めに共有します。昼食に関する食事制限やアレルギーがある方は、今週金曜日までにお知らせください。
よろしくお願いいたします。
[氏名])
- 日時(Date & Time)開始と終了の時間を明記
- 場所(Location)会場名、住所、最寄り駅からの所要時間
- 服装規定(Dress Code)ビジネスカジュアルなど
- 主な目的(Main Objectives)振り返りや戦略議論など
- 事前準備(Preparation)資料の事前確認やアイデア出しの指示
案内メールを送る際に網羅しておくべき情報一覧です。

社外や取引先への連絡も含めた表現は、メール(書き出し・締め)の英会話フレーズで確認できます。
アジェンダ作成に使える英語見出し一覧
オフサイトミーティングのアジェンダ(議題)を作成する際、タイムテーブルの見出しとしてそのまま使える定番の英語表現を整理しました。
| 英語見出し | 日本語の意味 | 内容・用途 |
|---|---|---|
| Welcome & Opening Remarks | 開会挨拶・趣旨説明 | 主催者からの歓迎とミーティングのゴール共有 |
| Icebreaker Session | アイスブレイク | 参加者の緊張をほぐし、発言しやすい空気を作る時間 |
| Quarterly Review & Reflections | 四半期振り返り・内省 | 直近の成果、課題、学びを振り返るパート |
| Strategic Brainstorming | 戦略ブレインストーミング | 新施策や課題解決のアイデアを自由に出し合う時間 |
| Breakout Group Discussion | 分科会・グループ討議 | 少人数に分かれて特定のテーマを深掘りする時間 |
| Group Presentations | グループ発表・共有 | 各分科会で出た結論や提案を全体に発表する時間 |
| Action Planning & Next Steps | アクションプラン策定 | 決定事項を実行に移すための担当者・期日の確定 |
| Wrap-up & Closing Remarks | 総括・閉会挨拶 | 全体のまとめ、感謝の言葉、終了案内 |
当日進行・ファシリテーション英語フレーズ
オフサイトミーティングの当日に、司会進行(ファシリテーター)がスムーズに場を回すための実用的な英語フレーズです。
冒頭の導入・趣旨説明
The goal of today's offsite is to step back from day-to-day tasks and think long-term.
(本日のオフサイトの目的は、日々の実務から一歩離れて、長期的な視点で考えることです。)
Let's make sure everyone's voice is heard today.
(今日は全員の意見がしっかりと共有される場にしましょう。)
グループワーク・討議の指示
We are going to split into three breakout groups for this exercise.
(このワークでは、3つのグループに分かれて話し合いを行います。)
Please spend the next twenty minutes brainstorming potential solutions.
(これからの20分間で、解決策のアイデア出しを行ってください。)
Let's regroup in the main room at two o'clock.
(2時にメインルームに再集合しましょう。)
議論の進行・まとめ(ラップアップ)
Let's park that topic for now and come back to it later if time permits.
(その話題はいったん保留(パーキングロット)にして、時間に余裕があれば後ほど戻りましょう。)
Before we wrap up, let's confirm the key action items and owners.
(終了する前に、主なアクションアイテムと担当者を確認しましょう。)
日常業務から離れ長期的な視点で考える目的を共有
参加者を分科会(ブレイクアウト)に分ける
時間を指定して解決策のブレインストーミングを指示
時間を指定してメインルームへ参加者を戻す
別議論はパーキングロットへ回し、担当者を確認
冒頭の趣旨説明から議論のまとめまでの進行手順です。
ミーティングでの発言力を高めたいときは、英会話の総合ガイドを参考にしてください。
オフサイトのよくある誤用と注意点
オフサイトミーティングという言葉を使う際、混同しやすい表現や誤用パターンがいくつかあります。文脈に合わせて正しく使い分けるための注意点を整理します。
「オフライン会議」との混同
日本語では「対面で会う会議」のことを「オフラインミーティング」と呼ぶことがあります。しかし、英語で「対面会議」を指す自然な表現は in-person meeting や face-to-face meeting です。
off-site meeting は「自社のオフィスや通常の職場を離れた場所で行う会議」という意味です。社内の会議室で対面で行う会議は in-person meeting であっても off-site とは呼びません。
「onsite」との使い分け
offsite(社外の)の対義語は onsite / on-site(社内の、現地の)です。
- onsite meeting:自社のオフィスや施設内で行われる会議
- offsite meeting:ホテル、貸し会議室、リゾート施設などオフィスの外で行われる会議
たとえば「来週は社内会議室ではなく外部のカンファレンスルームで行います」と伝えたい場合、We will meet off-site rather than on-site. と表現できます。
和製英語と誤解して無理に言い換えない
「カタカナ語だから和製英語だろう」と思い込み、outside company conference のように不自然な英語を作ってしまうケースが見られます。英語圏でも an offsite や an off-site meeting が標準的なビジネス用語ですので、そのまま自信を持って使ってください。
off-site meeting
- 自社のオフィスを離れた外部で開催
- ホテルや貸し会議室を利用
- 対面であっても社外の場を指す
on-site meeting
- 自社オフィスや施設内で開催
- offsiteの対義語
- 社内の会議室を利用
in-person meeting
- 「対面で会う」ことを表す表現
- 「オフライン会議」の自然な英語
- 社内・社外どちらの場所も含む
場所の社内外や対面の有無による用語の違いです。
次の疑問現地に集まる形式ではなくWeb上で実施する場合は、オンライン開催を伝える英語表現を合わせて押さえておくと誤解を防げます。
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理解度チェック
Q1. 英語の「off-site meeting」に関する説明として正しいものはどれですか?
- 和製英語なので海外では通じない表現である
- 口語では名詞1語「an offsite」と扱うことが多い
- ハイフンを入れない表記は文法的に誤りである
- 社内の会議室で対面で行う会議のことも指す
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正解: B. 口語では名詞1語「an offsite」と扱うことが多い
英語圏の実務ではmeetingを省略してan offsiteと可算名詞として扱うケースが多く見られます。和製英語ではなく、ハイフンなしも頻繁に使われます。
Q2. 「来月、営業チームのオフサイトを計画しています」を表す自然な英文はどれですか?
- We are planning an offsite for the sales team next month.
- We are planning an outside conference for next month.
- We will hold an offline meeting for sales next month.
- We are organizing a face-to-face workshop offsite next month.
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正解: A. We are planning an offsite for the sales team next month.
本文では「We are planning an offsite for the sales team next month.」が自然な実務例文として紹介されています。
Q3. 自社のオフィスを離れた外部ではなく「社内の施設で行う会議」を表す英語はどれですか?
答えを見る
正解: C. onsite meeting
offsite(社外の)の対義語はonsiteであり、自社のオフィスや施設内で行われる会議は「onsite meeting」と表現します。
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よくある質問
- Q. オフサイトミーティングは和製英語ですか?
- 和製英語ではありません。英語圏のビジネス環境でも「off-site meeting」や名詞「an offsite」として日常的・公式に使われている正式な表現です。
- Q. offsite と retreat の違いは何ですか?
- offsite は外部施設で行う戦略討議や集中会議全般を指します。retreat は日常から離れた場所で保養やチームの絆づくり、深い内省を伴う合宿形式の会議を指すことが多いです。
- Q. オフサイトと対面会議(オフライン)の違いは?
- オフサイト(offsite)は「自社オフィス外の場所で行うこと」を指します。社内の会議室で行う対面会議は「in-person meeting」であり、offsite とは言えません。
- Q. チャットや口語では何と呼べば自然ですか?
- ネイティブ同士の会話や社内チャットでは meeting を省き、「team offsite」や「We had an offsite last week.」のように名詞1語で呼ぶのが極めて自然です。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部