モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 英語で「気が進まない」の表現

気が進まないの英語表現と場面別の使い分け
「気が進まない」を英語で表す場合、気分が乗らない日常会話ではI don't feel like -ing(アイ ドント フィール ライク…)、義務や抵抗感から渋々という状況ならbe reluctant to do(ビー リラクタント トゥ…)を使うのが最も自然です。
迷いがあって踏み切れないときはbe hesitant to do(ビー ヘジタント トゥ…)が適しています。
英会話の総合ガイド ›あいさつ・よく使うフレーズ・場面別の会話・発音・話す練習・検定の会話試験まで、英会話のことをまとめて見る
気が進まないの英語1秒判断フローチャート
「気が進まない」という日本語は、理由や状況によって英語の選択肢が明確に分かれます。自分が伝えたい心情の根本にある原因を把握することで、適切な英語を1秒で選べます。
- 単に気分が乗らない・テンションが上がらない場合:I don't feel like -ing または I'm not in the mood for / to...(日常会話・カジュアル)
- 義務・不本意・抵抗感があるのにやらざるを得ない場合:be reluctant to do または be unwilling to do(改まった場面・客観的描写)
- 不安・リスク・迷いがあって躊躇している場合:be hesitant to do(慎重な態度・ビジネス)
- 直感的に気乗りしない・しっくりこない場合:I'm not feeling it(口語・若者言葉)
日常の食事や遊びの誘いであれば感情の起伏を指す表現を使い、仕事の依頼や決断であれば態度や姿勢を指す形容詞を選ぶのが基本原則です。
気分が乗らない
- I don't feel like -ing
- I'm not in the mood for/to
義務・抵抗感がある
- be reluctant to do
- be unwilling to do
不安・迷いがある
- be hesitant to do
直感的に乗らない
- I'm not feeling it
気が進まない原因や場面に合わせて使い分けます。
次の疑問気乗りしない理由以外にも幅広く感情を伝えたいなら、自分の気持ちを伝える英語表現を合わせて知っておくと便利です。
気が進まないを表す英語一覧表(10選)
相手との関係性や場面に応じて使い分けられる代表的な10個の表現を整理しました。
表は横にスクロールできます →
| 表現 | 発音の目安 | ニュアンス | 使う相手や場面 |
|---|---|---|---|
| I don't feel like -ing | アイ ドント フィール ライク | 今はそういう気分になれない(直接的・日常的) | 友人・家族・同僚(口語) |
| I'm not in the mood for / to | アイム ノット イン ザ ムード フォー / トゥ | 精神的・感情的に乗らない | 友人・親しい間柄 |
| I'm not really feeling it | アイム ノット リアリー フィーリング イット | ピンとこない、どうも気乗りしない | 友人・カジュアルなSNS |
| be reluctant to do | ビー リラクタント トゥ ドゥー | 本心では気が進まない、嫌々ながら | ビジネス・ニュース・書き言葉 |
| be hesitant to do | ビー ヘジタント トゥ ドゥー | ためらいがある、慎重になって踏み切れない | ビジネス・改まった会話 |
| be unwilling to do | ビー アンウィリング トゥ ドゥー | 頑としてやりたくない、強い拒絶感 | 公的文書・契約・毅然とした拒否 |
| have mixed feelings about | ハヴ ミクスト フィーリングズ アバウト | 複雑な心境で素直に前向きになれない | 友人・同僚への相談 |
| have reservations about | ハヴ リザヴェイションズ アバウト | 懸念点・不安要素があり慎重姿勢である | ビジネス商談・会議 |
| pass on | パス オン | 今回は遠慮しておく、見送る | 飲み会・イベントの辞退 |
| dread -ing | ドレッド | 気重でたまらない、行くのが憂鬱である | 親しい人への愚痴・本音 |
日常会話で気乗りしないときのカジュアル表現
気心の知れた間柄で「今日はちょっと気が進まないな」と口にする際の定番フレーズです。
1. I don't feel like -ing
発音のコツ: don't(ドント)の t は破裂させずに息を止め、feel like(フィーライク)と滑らかにつなげます。
文法上の注意点として、後ろには動名詞(-ing)または名詞を置きます。
単体で断る際は I don't feel like it.(そういう気分じゃないんだ)と言えます。
例文: I don't feel like cooking dinner tonight. Let's order takeout.
(今夜は料理する気が進まないな。出前を取ろう。)
2. I'm not in the mood
発音のコツ: not in(ナティン)とリンキングさせ、mood(ムード)の母音をしっかり伸ばします。
後ろに名詞を置く場合は for、動詞を置く場合は to を続けます。
例文: I'm not in the mood for drinking today.
(今日は飲みに行く気分が進まないんだ。)
3. I'm not feeling it
近年ネイティブスピーカーが会話やメッセージアプリで多用する口語表現です。直感的に「どうも乗り気になれない」「ピンとこない」という軽快な不快感を伝えられます。
例文: Everyone wants to go clubbing, but I'm just not feeling it.
(みんなクラブに行きたがっているけれど、私はどうも気が進まない。)
英語の言い方は、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
義務・抵抗感から気が進まないときの表現
「やらなければいけないのは分かっているが、本心ではやりたくない」「気が進まないけれど応じる」という葛藤を表す表現です。
1. be reluctant to do
発音のコツ: reluctant(リラクタント)は第2音節の luc に強勢(アクセント)を置きます。r は舌を引いて発音します。
語法として後ろには不定詞(to + 動詞の原形)が続きます。「不承不承である」「重い腰を上げる」というニュアンスを含みます。
例文: He was reluctant to admit his mistake.
(彼は自分の過ちを認めることに気が進まなかった。)
例文: I am reluctant to agree with this proposal, but I have no other choice.
(この提案に同意するのは気が進まないが、他に選択肢がない。)
2. be unwilling to do
発音のコツ: unwilling(アンウィリング)は will に強勢があります。
reluctant よりも拒絶の意志が明確で、「断固として〜する意志がない」というフォーマルで固い響きを持ちます。
例文: The management is unwilling to negotiate salary increases.
(経営陣は昇給の交渉を行うことに一切気が進んでいない。)
対義語との比較
reluctant や unwilling の対義語は willing(進んで〜する意志がある)です。「気が進まない」を否定文で not willing to do と表現することもでき、実務上非常によく用いられます。
さらに前向きな姿勢を表す be happy to do(喜んで〜する)と対比して覚えておくと表現の幅が広がります。
拒絶の強さから積極的な受託までの姿勢の度合いです。

次の疑問消極的な態度だけでなく、はっきりと不快感を示して拒絶したいときは、「やめて・嫌だ」の英語表現が役立ちます。
迷い・躊躇から気が進まないときの表現
やりたい気持ちや必要性はあるものの、リスクや不安があるために一歩を踏み出せない「気が進まない」状態には hesitant が最適です。
1. be hesitant to do / about -ing
発音のコツ: hesitant(ヘジタント)の頭の h をしっかり息を出し、第1音節に強勢を置きます。s は濁って「ズ」に近い発音になります。
文法上は hesitant to + 動詞の原形、または hesitant about + 動名詞 の形を取ります。
例文: Investors are hesitant to fund the new startup due to market instability.
(市場が不安定なため、投資家たちはその新規立ち上げ企業への資金提供に気が進んでいない。)
例文: She was hesitant about moving to a new city alone.
(彼女は一人で新しい街へ引っ越すことに気が進まず、ためらっていた。)
ビジネスで角を立てずに消極姿勢を伝える表現
ビジネスシーンで reluctant や I don't want to を直接使うと、職務怠慢や非協力的な印象を与えかねません。相手への敬意を保ちつつ、慎重・消極的な姿勢を丁寧に伝える表現を使います。
1. have reservations about...(〜について懸念・慎重な見方がある)
reservation はホテルの「予約」のほかに「保留・疑念」という意味を持ちます。「全幅の信頼を置くには気が進まない」という大人の断り文句です。
例文: We have some reservations about changing the supplier at this stage.
(現段階でサプライヤーを変更することについては、弊社として少々気が進まない面がございます。)
2. I am not entirely comfortable with...(〜には少し抵抗がある)
自分や自社の心情として「安心・納得して進める気になれない」という柔らかい難色を示す言い回しです。
例文: To be honest, I am not entirely comfortable with signing the contract without legal review.
(率直に申し上げまして、法務の確認なしに契約を締結することには気が進みません。)
角を立てずに断る3ステップ会話テンプレート
誘いや依頼を受けた際に、人間関係を損なわずに断るための確実な構造は「クッション言葉+気が進まない理由(柔らかい表現)+代替案」の3ステップです。
- ステップ1(感謝・前置き):Thank you for asking. / I'd love to, but...
- ステップ2(気が進まない本音をマイルドに):I'm not really up for it today. / I think I'll pass this time.
- ステップ3(代替案・次回への配慮):Can I take a rain check?(また次の機会にしてもいい?) / Maybe next week instead.
テンプレート例:
Thank you so much for the invitation. I'm honestly a bit drained today and not really up for going out, so I'll pass this time. Could I take a rain check?
(お誘い本当にありがとうございます。
今日は正直少し疲れ気味で出かける気が進まないので、今回は遠慮させてください。ぜひまた次の機会に誘っていただけますか?)
Thank you for askingなどで感謝
I'll pass this time等でマイルドに
Can I take a rain check?と次回提案
感謝・柔らかい理由・代替案の順で断りを伝えます。
そのまま使える場面別の実践英会話例3選
日常生活でよくある具体的な状況ごとの会話例です。
会話例1: 飲み会の誘いをやんわり断る(友人同士)
A: A few of us are going for drinks after work. Do you want to join?
(仕事のあと何人かで飲みに行くんだけど、一緒にどう?)
B: Thanks for inviting me, but I'm really tired and not in the mood tonight. I think I'll head straight home.
(誘ってくれてありがとう。
でもすごく疲れていて今夜は気が進まないんだ。まっすぐ帰るよ。)
A: Totally understand. Get some good rest!
(完全に理解できるよ。
ゆっくり休んでね!)
B: Thanks, see you tomorrow!
(ありがとう、また明日ね!)
会話例2: 気が進まないけれど渋々行く(同僚同士の本音)
A: Are you going to the company networking party this Friday?
(今週の金曜の社内懇親会、行く?)
B: Honestly, I'm very reluctant to go, but my boss insisted on it.
(正直なところ、あまり気が進まないんだけど、上司に強く来いって言われちゃってさ。
)
A: Same here. Let's just stay for an hour and leave early.
(私も同じ。
1時間だけ顔を出して早めに抜け出そうよ。)
B: Sounds like a solid plan.
(それがいい作戦だね。)
会話例3: 取引先の無茶な要望に慎重姿勢を示す(ビジネス)
A: Could you shorten the delivery deadline by one week?
(納品期日を1週間前倒ししていただけないでしょうか?)
B: We understand the urgency, but we are hesitant to commit to that schedule without consulting our technical team first.
(緊急性は理解いたしますが、技術部門に確認する前にお約束することは、弊社として気が進みかねます。
)
A: I see. When do you think you can give us an answer?
(承知しました。いつ頃ご回答いただけそうでしょうか?)
B: We will get back to you by tomorrow afternoon.
(明日の午後までにご連絡差し上げます。)
気持ちの強弱を調整する副詞の使い方
「少しだけ気が進まない」「全く気が進まない」など、度合いをコントロールしたいときは副詞を組み合わせます。
1. 少しだけ気が進まない(マイルドに和らげる)
- slightly reluctant to...(〜するのに少し気が進まない)
例文: I was slightly reluctant to share personal contact info.(個人の連絡先を教えるのは少し気が進まなかった。) - not really feeling it(あんまり気が進まない・乗らない)
例文: I'm not really feeling like going to the gym.(ジムに行くのはあまり気が進まない。)
2. 全然気が進まない(強い拒否感・不快感)
- completely unwilling to...(〜する気が全く進まない・断固拒否する)
例文: They were completely unwilling to compromise.(彼らは妥協する気が全く進まなかった。) - dread -ing(〜するのが気が重くて嫌でたまらない)
例文: I'm dreading the Monday morning meeting.(月曜朝のミーティングが気が重くて嫌でたまらない。)
間違いやすい不自然な表現と相手への返し方
直訳による不自然な表現や、相手から「気が進まない」と言われた際の自然な返答を抑えておきましょう。
よくある間違い・失礼な表現
- My mind does not go forward.(直訳の誤り): 日本語の「気が進まない」を直訳しても英語として成立しません。
- I don't have the will.(大げさすぎる): 哲学的な「自由意志」のような響きになり、日常の気乗りしないニュアンスには不適切です。
- I refuse.(冷たすぎる): 友人からの誘いに使うと「拒絶・拒否する」となり角が立ちます。日常では I'll pass.(遠慮しておくね)を使いましょう。
相手から「気が進まない」と言われたときの返し方
相手が断ってきたときは、無理強いせず寛容に返すと信頼関係が保てます。
- No worries at all! Another time.(全然気にしないで!また今度ね。)
- I totally get it. Take it easy.(すごくよく分かるよ。無理しないでね。)
- Don't force yourself.(無理しないでね。)
- Let me know if you change your mind.(もし気が変わったら教えてね。)
My mind does not go forwardは英語として不成立
I don't have the willは哲学的な響きになる
I refuseは拒絶となり角が立つ。I'll passを使う
直訳や過剰な表現を避けて自然な英語を使いましょう。
続けて読む
よくある質問
- Q. 「あまり気が進まない」を英語で何と言う?
- 日常会話ならI don't really feel like it.(あまり気が乗らない)、改まった場面ならI am slightly reluctant to do...が自然です。reallyやslightlyを挟むことで断定を避け、やわらかいニュアンスに調整できます。
- Q. 気が進まないけど行く、の英語表現は?
- I'll go, but I don't really feel like it.や、少し改まった言い方ならI will attend, though I am reluctant to do so.と言います。口語ではI'm dragging myself there.(重い足取りで向かうよ)という表現も好まれます。
- Q. reluctantとhesitantの違いは何ですか?
- reluctantは「気が進まない・抵抗感がある・不本意」という嫌がる感情が理由です。一方hesitantは「迷いがある・不安や不確定要素があって躊躇している」という行動へのブレーキが理由である点が異なります。
- Q. 目上の人に気が進まないと丁寧に伝えるには?
- reluctantを直接使うと不満げに聞こえるため、I have some reservations about...(〜について懸念を抱いております)やI am hesitant to conclude...(〜と判断することにためらいがございます)などの婉曲表現を用います。
- Q. 気が進まないを1単語の英語で言うと?
- 形容詞ならreluctant(不承不承の)やhesitant(ためらいがちな)、名詞ならunwillingness(気が進まないこと・不承諾)、動詞なら嫌悪感を伴うdread(ひどく気が重い)が該当します。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部
reluctant
hesitant
willing
pass on
dread