モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 英語で「遠慮しないで」の表現

遠慮しないでを英語で伝える表現集
「遠慮しないで」を英語で伝える最も自然で万能な表現は Feel free to...(フィール・フリー・トゥ/遠慮なく〜してください)です。
ビジネスメールや目上の人には Please do not hesitate to...(プリーズ・ドゥー・ノット・ヘジテイト・トゥ)、食事やお菓子を勧めるなら Help yourself(ヘルプ・ユアセルフ)、相手の行動を後押しするなら Go ahead(ゴー・アヘッド)を使います。
日本語の「遠慮」が持つ気遣い・謙遜・辞退といったニュアンスに応じた使い分けを整理しました。
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遠慮しないでの英語表現一覧表
日本語の「遠慮しないで」には、質問を促す、食事を勧める、気兼ねをなくすなど、文脈に応じた多様な意味合いが含まれます。相手との距離感や状況に合わせて選べるよう、代表的な10通りの英語表現を整理しました。
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| 英語表現 | カタカナ読み | ニュアンス | 使う相手や場面 |
|---|---|---|---|
| Feel free to (do) | フィール・フリー・トゥ | 気兼ねなく自由に〜してよい | 同僚・友人・社内チャット・日常会話 |
| Please do not hesitate to (do) | プリーズ・ドゥー・ノット・ヘジテイト・トゥ | ためらわずに〜してください(極めて丁寧) | 顧客・目上の人・公式ビジネスメール |
| Please feel welcome to (do) | プリーズ・フィール・ウェルカム・トゥ | 大歓迎ですのでぜひ〜してください | 新規顧客・ゲスト対応・案内状 |
| Help yourself (to ...) | ヘルプ・ユアセルフ | ご自由に飲食を取って召し上がってください | ホームパーティー・来客時の飲食の勧め |
| Go ahead (and do) | ゴー・アヘッド | どうぞお先に・遠慮せず進めてください | 発言を譲る場面・許可を求められた時 |
| Don't be shy. | ドント・ビー・シャイ | 恥ずかしがらないで・もじもじしないで | 控えめな友人・質問をためらう後輩 |
| Don't hold back. | ドント・ホールド・バック | 本気を出して・我慢せず思い切りやって | 議論・スポーツ・率直な意見交換 |
| Make yourself at home. | メイク・ユアセルフ・アット・ホーム | 自分の家のようにくつろいでください | 自宅や応接室に客人を招いた時 |
| Be my guest. | ビー・マイ・ゲスト | 遠慮なくどうぞ・喜んでお譲りします | 席を譲る時・道具の借用を許可する時 |
| No need to hold back. | ノー・ニード・トゥ・ホールド・バック | 遠慮や手加減は必要ありません | 親しい間柄での議論・ゲームや勝負事 |
迷ったときは、相手に行動の自由を与える Feel free to + 動詞の原形 を選べば、失礼にならず親切な印象を与えられます。
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ビジネスで使える丁寧な遠慮しないで
ビジネスシーンでは、相手に負担を感じさせず、かつ礼儀正しく行動を促す表現が求められます。「社内チャット・同僚」と「顧客・社外メール」では適した語彙が異なります。
社外メール・顧客向け: Please do not hesitate to...
公式な問い合わせ窓口やフォーマルなビジネスレターの結び文では、Please do not hesitate to + 動詞の原形 が定番です。「hesitate(ためらう)」を否定することで「少しの躊躇もなくご連絡ください」という敬意を示します。
発音のコツ: hesitate は第1音節に強勢を置き、「ヘズィテイト」のように濁音を意識すると自然です。
- If you have any questions, please do not hesitate to contact us.(ご不明な点がございましたら、遠慮なく私どもへお問い合わせください。)
- Please do not hesitate to let me know if you need further assistance.(さらにサポートが必要な場合は、遠慮なくお知らせください。)
より前向きで温かみのある表現: Please feel welcome to...
Please do not hesitate to... は格式が高い反面、「ためらわないで(二重否定)」という慎重な響きを持ちます。最近のグローバルビジネスでは、よりポジティブでオープンな印象を与える Please feel welcome to + 動詞の原形 も好まれます。
- Please feel welcome to join our weekly discussion.(私たちの週例ディスカッションに遠慮なくご参加ください。)
- Please feel welcome to reach out at any time.(いつでも気兼ねなくご連絡ください。)
社内チャット・同僚向け: Feel free to...
SlackやTeamsなどの社内コミュニケーションツールや、気心の知れた取引先には、簡潔でフレンドリーな Feel free to + 動詞の原形 が適しています。
発音のコツ: Feel free は「フィール」の「l」で舌先を上前歯の付け根につけ、「フリー」の「f」は上の前歯を下唇に軽く当てて息を抜きます。
- Feel free to ask me anything if you get stuck.(作業に行き詰まったら、遠慮なく何でも聞いてください。)
- Feel free to leave early today.(今日は遠慮せずに早く退勤してください。)
相手との関係性や媒体に合わせて表現のフォーマル度を使い分けます。
次の疑問相手への気兼ねを解く表現と合わせて、ミスや遅れをフォローする「気にしないで」の英語表現も知っておくと便利です。
日常会話や友達に使う遠慮しないで
友人同士や家族との会話では、形式ばった表現よりも、相手の気持ちを解きほぐす口語フレーズが重宝します。
相手の行動や発言を促す: Go ahead
エレベーターで先に降りてもらう時、会議や会話で発言が重なった時、相手が何かをしたいと申し出てきた時には Go ahead(どうぞどうぞ/お先にどうぞ)を使います。
- Go ahead, take the last piece.(遠慮しないで、最後の一切れ食べちゃって。)
- Go ahead and speak your mind.(遠慮しないで思っていることを言ってごらん。)
気後れしている相手の背中を押す: Don't be shy.
遠慮して質問できない子どもや、人前で発言するのをためらっている仲間には Don't be shy.(恥ずかしがらないで、もじもじしないで)がぴったりです。親しみと励ましのニュアンスが伝わります。
- Don't be shy, come and sit with us.(遠慮しないで、こっちに来て座りなよ。)
- There are no bad ideas here, so don't be shy.(変な意見なんてないから、遠慮しないで発言してね。)
我慢を解く・本気を出してほしい時: Don't hold back.
相手が気を使って本音を言えないでいる時や、スポーツの練習などで手加減している時には Don't hold back. を使います。「hold back」は「感情や行動を抑え込む」という意味です。
- Give me your honest feedback. Don't hold back.(率直な意見を聞かせて。遠慮はいらないから。)
- You don't need to hold back your tears.(涙を遠慮して我慢しなくていいんだよ。)
順番を譲る時や相手の行動・発言を後押しする定番表現
人前で恥ずかしがったり気後れしている相手の背中を押す
本音の議論や勝負事で手加減や我慢を解いてほしい時に使う
相手の状況や促したい行動に合わせてフレーズを選びます。
次の疑問会話の流れで「遠慮せず、ついでにこれも頼んでいい?」と切り出したいときは、「ついでに」の英語表現が役に立ちます。
食事や来客時の遠慮しないでたくさん食べて
食事やお菓子を勧める際、英語では「遠慮しないで食べてね」を直訳せず、相手が自分の意志で自由に楽しめるような表現を使います。
飲食物を自由に勧める大定番: Help yourself
自宅やパーティーで「自由に取って食べてね」と言いたい時は Help yourself (to ...) が最も一般的です。特定の飲食物を指定する場合は前置詞 to を伴います。相手が複数の場合は Help yourselves と複数形にします。
発音のコツ: Help yourself は「ヘルプ」の「p」を破裂させず、「ヘルプ・ユアセルフ」と滑らかに繋げて発音します。
- Please help yourself to the snacks on the table.(テーブルの上のお菓子、遠慮しないで自由に食べてね。)
- The drinks are in the fridge. Help yourself!(飲み物は冷蔵庫にあるから、遠慮なく勝手に飲んでね。)
もっと食べてほしい時の声かけ
「遠慮せずたくさん食べてね」と追加で勧めたい時は、以下のような日常表現が自然です。
- There's plenty of food, so eat as much as you like.(料理はたくさんあるから、遠慮しないで好きなだけ食べてね。)
- Please take seconds if you're still hungry.(まだお腹が空いていたら、遠慮なくおかわりしてね。)
居心地よく過ごしてもらう: Make yourself at home
来客に対して「どうぞくつろいでください」「気兼ねなく過ごしてください」と伝えるおもてなしの表現です。
- Come in and make yourself at home.(どうぞ入って、自分の家のように遠慮なくくつろいでね。)
自由に飲み食いしてほしい
- Help yourself (to...)
もっと食べてほしい
- eat as much as you like
- take seconds
くつろいでほしい
- Make yourself at home
飲食を勧める場面やくつろいでもらう場面に応じた使い分けです。

遠慮にまつわる動詞の使い分けと注意点
英語には日本語の「遠慮する」と一対一で対応する単語が存在しません。「自分からためらうのか」「公的に控えるのか」「自制するのか」という状況に合わせて動詞を選び分ける必要があります。
主要動詞のニュアンス比較
| 動詞 | 本来の意味 | 使われる場面・ニュアンス |
|---|---|---|
| hesitate | ためらう、二の足を踏む | 心理的な躊躇。否定形で「遠慮なく〜する」と肯定的に促す際に使う。 |
| refrain | (迷惑行為などを)差し控える | 公共のマナーや規則。refrain from -ing の形で「ご遠慮ください」と禁止する際に使う。 |
| restrain | (感情や欲望を)抑え込む | 暴力や過度の興奮、飲食の欲求を物理的・理性的に抑制する際に使う。 |
「ご遠慮ください」とアナウンス・注意喚起する時
館内放送や注意書きで「撮影はご遠慮ください」「喫煙はお控えください」と伝える場合は、Please refrain from + 動名詞(-ing)または名詞 を用います。
- Please refrain from taking photos inside the museum.(館内での写真撮影はご遠慮ください。)
- Passengers are kindly requested to refrain from talking on the phone.(車内での通話はご遠慮くださいますようお願いいたします。)
自分が誘いを「遠慮しておく」と断る時
相手の申し出を断る際、直訳して I will hesitate. や I will refrain. と言うと不自然です。日常会話では I'll pass や I'm good を使ってスマートに辞退します。
- Thank you for the invite, but I think I'll pass this time.(お誘いありがとうございます。でも今回は遠慮しておきます。)
- Would you like some more coffee? — I'm good, thank you.(コーヒーのおかわりはいかがですか? — 結構です、遠慮しておきます。)
否定命令文「Don't 〜」を使う際の注意点
目上の人や顧客に対して単に Don't hesitate. とだけ短く言うと、ぶっきらぼうで上から目線の命令に聞こえる恐れがあります。
ビジネスでは必ず Please を補うか、You are more than welcome to... や Feel free to... などの前向きな言葉を選びましょう。
遠慮しないでと言われた時の返し方
相手から「遠慮しないでね」と親切に声をかけられた際、感謝を示しながら自然に応じるための返答パターンです。
一般的なお礼と肯定の返答
最も万能な返し方は、感謝を伝えてから相手の好意を受け入れるフレーズです。
- Thank you, I will.(ありがとうございます、遠慮なくそうさせていただきます。)
- That's very kind of you. Thank you.(ご親切にありがとうございます。)
- I appreciate it. I'll take you up on that.(感謝いたします。お言葉に甘えさせていただきます。)
食事などを勧められた時のこなれた返答
「遠慮なく食べてね」と言われていただく時の、親しみやすい定番フレーズです。
Don't mind if I do! は、勧められたお菓子やお酒などを手に取りながら笑顔で言うと、場が和むネイティブ特有の慣用表現です。
一般的なお礼・受け入れ
- Thank you, I will.
- That's very kind of you.
- I'll take you up on that.
食事などを勧められた時
- Don't mind if I do!
- Thanks, I'd love some.
- 手に取りながら笑顔で言うと和む
一般的な好意への返答と、飲食を勧められた時の返し方の違いです。
次の疑問相手の温かい気遣いに心からのお礼を伝えたいときは、「嬉しくて感謝」を伝える英語も参考にしてみてください。
そのまま使える場面別の英会話例文
実際の日常会話や職場を想定した対話テンプレートです。前後の文脈と合わせて確認してください。
会話例1: 自宅でのホームパーティー(飲食の勧め)
A: Thanks for inviting me over! Everything smells delicious.
(お招きありがとう! どれもすごく美味しそうな匂いだね。
)
B: I'm so glad you could make it. Please help yourself to the food and drinks.
(来てくれてとても嬉しいよ。
料理も飲み物も、遠慮しないで自由に取って食べてね。)
A: Don't mind if I do! This pasta looks amazing.
(じゃあ遠慮なくいただくね! このパスタ、すごく美味しそう。)
会話例2: 職場での質問とアドバイス(業務のサポート)
A: Here is the draft for the new project. Could you take a look when you have time?
(新しい企画の下書きです。
お時間のある時に確認していただけますか?)
B: Sure, I'll review it by this afternoon. If you have any concerns, feel free to ask me anytime.
(了解、今日の午後までに見ておくよ。
もし不安な点があれば、いつでも遠慮なく聞いてね。)
A: Thank you, I will. I really appreciate your help.
(ありがとうございます、遠慮なくそうします。助けていただき感謝します。)
会話例3: 会議での率直な議論(意見の催促)
A: What do you think about our revised marketing strategy?
(修正したマーケティング戦略についてどう思う?)
B: Well, I have a few thoughts, but I don't want to sound too critical.
(ええと、いくつか考えはあるんだけど、批判的になりすぎたくなくて。
)
A: Don't hold back. We really need candid opinions to make this work.
(遠慮しないで本音を言ってよ。
これを成功させるには率直な意見がどうしても必要なんだ。)
B: All right, in that case, I think we should rethink the launch date.
(分かった、それなら公開日を見直すべきだと思う。)
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よくある質問
- Q. Feel free toの後に続く品詞は何ですか?
- 動詞の原形が続きます。不定詞の「to」であるため、Feel free to ask(遠慮なく聞いて)のように必ず動詞の原形を置きます。名詞や動名詞(-ing)は直接続きません。
- Q. ビジネスメールの結びで一番おすすめの表現は?
- 顧客向けには「If you have any questions, please do not hesitate to contact us.」が最も標準的で礼儀正しい結び文です。社内向けなら「Feel free to reach out...」が適しています。
- Q. 自分が「遠慮します」と辞退したい時はどう言う?
- 「I think I'll pass this time.(今回は遠慮しておきます)」や「No thank you, I'm good.(結構です、遠慮しておきます)」と言います。hesitateやrefrainは使いません。
- Q. 「遠慮しないでね」とカジュアルに一言で言うには?
- 行動を促すなら「Go ahead!」、気兼ねをなくしたいなら「Feel free!」や「Don't be shy!」と短く一言で声をかけるのが自然です。
- Q. Help yourselfとEat a lotの違いは何ですか?
- Help yourselfは「自分で自由に取って食べてよい」という配慮を示す慣用句です。Eat a lotは直接的すぎるため、Eat as much as you like(好きなだけ食べてね)と言い換えるのが自然です。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部
hesitate
Go ahead
hold back
refrain from