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英語構文一覧と重要公式まとめ
英語構文とは、英文法や単語を実際の文として組み立てるための「決まった骨組み(定型パターン)」です。構文を公式として身につけると、英文を左から右へ語順通りに素早く理解できるようになり、英会話での発話スピードや英作文の正確性が大きく向上します。
英語構文とは?文法との違いと学ぶメリット
英語学習において「英文法」「英単語」「英語構文」という3つの要素は密接に関わり合っていますが、それぞれ役割が異なります。
英文法が「単語を並べる際の共通ルール(交通規則)」であり、英単語が「文を構成する材料(部品)」であるのに対し、英語構文とは「特定の意味やニュアンスを伝えるために定型化された文の骨組み(設計図)」を指します。
単語や文法を個別に覚える場合との違い
単語と文法規則だけを知っていても、実際の会話や読解では「どの順序で単語を組み立てればよいか」迷ってしまい、処理速度が落ちてしまいます。構文を型として覚えておくと、頭の中で日本語から英語へ逐語訳することなく、必要な単語を枠(スロット)に当てはめるだけで自然な英文を作れるようになります。
英語構文を習得する3つのメリット
- スピーキングの瞬発力向上:文の枠組みがあらかじめ決まっているため、伝えたい名詞や動詞をスロットに差し替えるだけで、詰まらずに発話できます。
- 長文読解の高速化と返り読み防止:英文の骨格を瞬時に見抜けるようになるため、後ろから前に戻って訳す「返り読み」がなくなり、英語の語順のまま理解できます。
- 英作文での文法ミス削減:定評のある正しい語順パターンをベースにするため、前置詞の抜け落ちや不自然な語順といったミスを防ぎ、説得力のある英文が書けます。
文の枠組みが決まっているため、単語を差し替えるだけで詰まらず発話できます。
骨格を瞬時に見抜けるため、後ろから戻らず英語の語順のまま理解できます。
定評ある語順パターンを使うため前置詞抜けなどのミスを防ぎ英文が書けます。
構文を型として身につけることで得られる3つの効果です。
次の疑問構文と文法の違いをもう少し掘り下げたいときは、英語構文の定義と文法との違いで整理した解説が役立ちます。
英語構文の土台となる基本5文型の一覧整理
すべての英語構文は、英語の基本5文型(SV、SVC、SVO、SVOO、SVOC)を土台として発展したものです。複雑な構文を正確に理解するためにも、まずは骨格となる5つの型を整理しておきましょう。
表は横にスクロールできます →
| 文型 | 構成要素 | 動詞の特徴 | 例文と日本語訳 |
|---|---|---|---|
| 第1文型 | S + V | 完全自動詞(目的語・補語が不要) | The train arrived on time.(電車は定刻に到着しました。) |
| 第2文型 | S + V + C(S=C) | 不完全自動詞(状態や変化を表す) | She became an engineer.(彼女はエンジニアになりました。) |
| 第3文型 | S + V + O(S≠O) | 完全他動詞(動作の対象を必要とする) | He bought a new laptop.(彼は新しいノートパソコンを買いました。) |
| 第4文型 | S + V + O1 + O2 | 授与動詞(「〜に…を与える」の意味) | My friend sent me a postcard.(友人が私に絵はがきを送ってくれました。) |
| 第5文型 | S + V + O + C(O=C) | 不完全他動詞(「OをCにする/呼ぶ/保つ」) | The news made everyone happy.(その知らせは皆を幸せにしました。) |
第4文型(S + V + O1 + O2)は、前置詞(to または for)を用いることで第3文型(S + V + O2 + to/for O1)に書き換えることができます。
例:My friend sent a postcard to me.(第3文型)
発展的な構文も、最終的にはこの5つのいずれかの文型に行き着きます。「主語(S)は何か」「動詞(V)はどこか」を見失わない視点が大切です。
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目的から逆引きする英語重要構文一覧
言いたいことや英文の意図から、どの構文を使うべきかを素早く探せる逆引きインデックスです。英作文や会話の表現の幅を広げたいときに活用してください。
| 伝えたい意図・場面 | 代表的な構文の型 | 意味 |
|---|---|---|
| 難易や感想を述べたい | It is [形容詞] (for [人]) to [動詞の原形] | (人にとって)〜することは…だ |
| 所要時間や費用を伝えたい | It takes [時間] / It costs [費用] to [動詞の原形] | 〜するのに時間/費用がかかる |
| 極端な結果や程度を言いたい | so [形容詞/副詞] that [S + V] | とても〜なので…だ |
| 過度で実現できないことを言いたい | too [形容詞/副詞] to [動詞の原形] | 〜すぎて…できない |
| 出来事・物事を原因として述べたい | [無生物主語] + allow/make/prevent... | 〜のおかげで…できる/〜のせいで…できない |
| 特定の語句を強調したい | It is [強調語句] that [文の残り] | 〜なのはまさに…だ |
| 二つの要素を両方とも並立させたい | not only [A] but also [B] | AだけでなくBも |
| 変化の連動(〜すればするほど)を言いたい | The [比較級] ..., the [比較級] ... | 〜すればするほど、ますます…だ |
| 一部だけを肯定または否定したい | not + always / necessarily / all | いつも/必ずしも/すべてが〜とは限らない |
It構文の公式テンプレートと実践例文
代名詞の it は「それ」と訳すだけでなく、文の構造を整える形式主語や状況を表す表現として広く用いられます。会話でもビジネス文書でも極めて頻出するパターンです。
1. 形式主語構文:It is [形容詞] for [人] to [動詞の原形]
公式:It is + [形容詞] + (for + [意味上の主語]) + to + [動詞の原形]
本来の主語(to 不定詞のまとまり)が長いため、形式主語 It を文頭に置き、重要な判断(形容詞)を先に提示する構文です。「〜にとって」を表す場合は for [名詞/代名詞の目的格] を挟みます。
- It is difficult for beginners to learn three languages at once.
(初心者が一度に3つの言語を習得するのは難しいです。) - It is important for us to submit the report by Friday.
(私たちが金曜日までに報告書を提出することが重要です。)
人の性格や性質を表す形容詞(kind, polite, careless など)が来る場合は、前置詞が for ではなく of に変わる点に注意が必要です。
- It was very kind of you to help me with my luggage.
(荷物を運ぶのを手伝ってくださり、ご親切にありがとうございました。)
2. 時間・費用を表す構文:It takes / It costs
公式(時間):It takes + [人] + [時間] + to + [動詞の原形](あるいは It takes + [時間] + for [人] + to + [動詞の原形])
公式(費用):It costs + [人] + [費用] + to + [動詞の原形]
- It takes about thirty minutes to walk to the station.
(駅まで歩くのに約30分かかります。) - It took me three days to finish reading this novel.
(私がこの小説を読み終えるのに3日かかりました。) - It costs fifty dollars to enter the museum.
(その美術館に入るには50ドルかかります。)
3. 一般的な伝聞・推測:It is said that / It seems that
公式:It is said that + [S + V]
公式:It seems that + [S + V]
客観的な事実や噂、周囲の観察に基づいた推測を述べるときに使います。
- It is said that drinking green tea is good for health.
(緑茶を飲むことは健康に良いと言われています。) - It seems that they have already solved the problem.
(彼らはすでにその問題を解決したようです。)
It is difficult for beginners to learn three languages at once.初心者が一度に3つの言語を習得するのは難しいです。
長い主語の代わりにItを文頭に置き、重要判断を先に伝える構文です。

次の疑問形式主語だけでなく多彩なitの役割をまとめて確認したい場合は、代名詞・形式主語itの用法解説をご覧ください。
原因・結果・程度を表す重要構文テンプレート
因果関係や程度を論理的に説明する構文は、資格試験の長文読解やプレゼンテーションで中心的な役割を果たします。
1. 原因と結果:so ... that 〜
公式:[主語] + [動詞] + so + [形容詞/副詞] + that + [S + V]
「非常に〜なので、その結果…だ」という因果関係を表します。日常会話では接続詞の that が省略されることがよくあります。
- The lecture was so interesting that time flew by quickly.
(講義がとても面白かったので、時間があっという間に過ぎました。) - She spoke so fast that I could not catch her words.
(彼女はあまりにも早口で話したので、私は言葉を聞き取れませんでした。)
※名詞を修飾する場合は such を用いて、such a(n) [形容詞] [名詞] that [S + V] の語順になります。
2. 過度な程度(否定の帰結):too ... to 〜
公式:[主語] + [動詞] + too + [形容詞/副詞] + (for [人]) + to + [動詞の原形]
文中に not や never などの否定語がありませんが、「〜すぎて…できない」という否定の意味になります。
- I am too tired to cook dinner tonight.
(今夜はあまりに疲れていて夕食を作る気力がありません。) - The box was too heavy for him to lift alone.
(その箱は重すぎて、彼が一人で持ち上げることはできませんでした。)
3. 基準を満たす程度:[形容詞/副詞] + enough to 〜
公式:[主語] + [動詞] + [形容詞/副詞] + enough + (for [人]) + to + [動詞の原形]
enough が形容詞や副詞の「後ろ」に置かれる語順に注意してください。「…するのに十分なほど〜だ」を表します。
- He is experienced enough to lead the new project.
(彼は新しいプロジェクトを指揮するのに十分な経験を持っています。) - This room is large enough to hold twenty people.
(この部屋は20人を収容するのに十分な広さがあります。)
so... that 〜
- 非常に〜なのでその結果…だを表す
- that以降に主語+動詞が続く
- 日常会話ではthatが省略されることもある
too... to 〜
- 〜すぎて…できないという否定の意味
- 文中にnotなどの否定語を含まない
- toの後ろには動詞の原形が続く
原因と結果を表す構文と、過度で否定を表す構文の違いです。
比較・相関接続・無生物主語構文の一覧
文の表現力をワンランク高めるための重要構文です。特に英語らしい自然な発想を反映した無生物主語は、スムーズに理解できるようにしておきましょう。
1. 相関接続詞を用いた構文
AとBには文法上対等な要素(名詞と名詞、形容詞と形容詞など)を置きます。
| 構文 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| not only A but also B | AだけでなくBも | He speaks not only English but also Spanish.(彼は英語だけでなくスペイン語も話します。) |
| either A or B | AかBのどちらか一方 | You can pay either in cash or by credit card.(現金かクレジットカードのどちらかでお支払いいただけます。) |
| neither A nor B | AもBもどちらも〜ない | Neither the manager nor the staff knew the answer.(店長もスタッフもその答えを知りませんでした。) |
| both A and B | AもBも両方とも | The plan is both practical and affordable.(その計画は実用的であり、かつ手頃な費用でもあります。) |
2. 比例的変化:The + 比較級 ..., the + 比較級 ...
公式:The + [比較級] + [S1 + V1], the + [比較級] + [S2 + V2]
一方の度合いが高まるにつれて、もう一方の度合いも変化することを示します。会話では動詞が省略されることもあります。
- The more you practice, the more confident you will become.
(練習すればするほど、それだけ自信が持てるようになります。) - The sooner, the better.
(早ければ早いほど良いです。)
3. 無生物主語構文(物や出来事を主語にする型)
日本語では人間を主語にして「〜の理由で…した」と表現する場面でも、英語では出来事や道具、感情を主語(S)に置く表現が好まれます。
| 動詞の型 | 直訳と自然な訳のニュアンス | 例文と自然な日本語訳 |
|---|---|---|
| allow / enable + O + to V | OがVすることを可能にする →「〜のおかげで…できる」 | Online tools allow us to work from anywhere.(オンラインツールのおかげで、私たちはどこからでも仕事ができます。) |
| prevent / keep + O + from V-ing | OがVするのを妨げる →「〜のせいで…できない」 | Heavy rain prevented them from starting the game.(大雨のせいで、彼らは試合を開始できませんでした。) |
| make + O + 原形動詞 / 形容詞 | Oを〜な状態にさせる →「〜によって…になる」 | The good news made her smile.(その良い知らせを聞いて、彼女は笑顔になりました。) |
| remind + O + of ... | Oに…を思い出させる →「〜を見ると…を思い出す」 | This photo reminds me of my school days.(この写真を見ると、学生時代を思い出します。) |
強調構文・倒置構文・否定構文の基本ルール
文章の中で特定の情報を際立たせたり、微妙なニュアンスを正確に伝えたりするための応用構文です。
1. 強調構文:It is [強調語句] that [文の残り]
平叙文の中から、主語、目的語、副詞句などを抜き出して It is ... that 〜 の間に挟み込む構文です。「〜なのは他でもなく…だ」と強調します。
元の文:Ken found my keys in the park yesterday.
- 主語の強調:It was Ken that found my keys in the park yesterday.
(昨日公園で私の鍵を見つけてくれたのは、まさにケンでした。) - 目的語の強調:It was my keys that Ken found in the park yesterday.
(ケンが昨日公園で見つけたのは、他でもない私の鍵でした。) - 時を表す副詞の強調:It was yesterday that Ken found my keys in the park.
(ケンが公園で私の鍵を見つけたのは、まさに昨日のことでした。)
2. 倒置構文(否定語の文頭移動)
公式:[否定の副詞句] + [助動詞 / be動詞 / do] + [主語] + [動詞の原形など]
never, rarely, seldom, hardly, little などの否定を表す語句が文頭に出ると、後ろの語順が疑問文と同じ「助動詞・動詞 + 主語」の倒置になります。
- Little did I dream that we would meet again in London.
(ロンドンで私たちが再会しようとは夢にも思っていませんでした。) - Rarely have I seen such a beautiful sunset.
(これほど美しい夕日を見たことはめったにありません。)
3. 否定構文:部分否定と完全否定の対比
否定語(not)と全体を表す語(all, every, always, completely など)が一緒に使われると、「すべてが〜というわけではない」という部分否定になります。完全否定との違いを明確に把握しましょう。
表は横にスクロールできます →
| 区分 | 構文の組み合わせ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 部分否定 | not always | いつも〜とは限らない | Rich people are not always happy.(お金持ちがいつも幸せだとは限りません。) |
| 完全否定 | never | 決して〜ない | He never breaks his promises.(彼は約束を決して破りません。) |
| 部分否定 | not all | すべてが〜とは限らない | Not all students agreed with the idea.(すべての生徒がその考えに賛成したわけではありません。) |
| 完全否定 | none of ... | 誰一人・何一つ〜ない | None of the students agreed with the idea.(生徒は一人もその考えに賛成しませんでした。) |
| 部分否定 | not necessarily | 必ずしも〜とは限らない | Expensive items are not necessarily high quality.(高価な品が必ずしも高品質とは限りません。) |
つまずきやすい強調構文と形式主語の識別法
学習者が最も判別に悩むのが、外見が酷似している It is ... that 〜 の「強調構文」と「形式主語(真主語がthat節)構文」です。見分け方は明快なルールに基づいています。
判別の決め手:It is と that を取り除いて完全な文が残るか
見分けるための手順はシンプルです。It is (was) と that を文から消去し、残った単語を並べ替えて1つの完全な英文が成立するかどうかを確認します。
- 強調構文の場合:It is と that を消しても、強調されていたパーツが後ろの文の欠けた位置(主語・目的語・副詞など)に戻るため、完全な英文が成立します。
- 形式主語構文の場合:It is と that を消すと、that の後ろの文だけで文構造が完結しているため、is の直後にあった形容詞が浮いてしまい、1つの文として成立しません。
| 英文 | It is と that を削除した後の状態 | 判定 |
|---|---|---|
| It was Tom that broke the window. | Tom broke the window.(主語が戻り、完全な文が成立) | 強調構文 |
| It is true that Tom broke the window. | true Tom broke the window.(true の行き場がなく文が破綻) | 形式主語構文 |
また、that の直前にある語(挟まれている語)の品詞にも注目してください。
- 挟まれている語が副詞・前置詞句の場合 → 原則として強調構文(例:It was in 2020 that he moved here.)
- 挟まれている語が形容詞の場合 → 大半が形式主語構文(例:It is clear that he is right.)
- 挟まれている語が名詞の場合 → 上記の「消去法」で文が成立するかどうかを検証します。
具体的な用例をさらに確認したい場合は、形式主語・形式目的語 it の使い方の例文集を参考にしてください。
次の疑問判別で迷いやすい例文をもっと練習したいときは、強調構文と形式主語の見分け方で判断手順を詳しく確認できます。
英語構文を定着させる効果的な覚え方と練習法
構文集をただ眺めて暗記しようとしても、実戦で使える知識にはなりません。確実に自分のものにするための3ステップを紹介します。
ステップ1:固定パーツと可変スロットを視覚的に分ける
構文を覚える際は、どの部分が「変化しない固定パーツ」で、どの部分が「自分の言いたい言葉を入れる可変スロット」なのかを意識します。
例:It takes [時間(スロット1)] for [人(スロット2)] to [動詞の原形(スロット3)]
このようにスロット化して把握することで、単語を入れ替えるだけで無限に英文を組み立てられるようになります。
ステップ2:自分の生活や意見に引き寄せた例文を自作する
参考書の例文をそのまま暗記するのではなく、自分自身の日常や仕事、身の回りの事実に即した英文を作ってみてください。
- (テキスト例文)It is difficult to learn German.
- (自分の例文)It is difficult for me to wake up early on Mondays.(月曜の朝早く起きるのは私にとって難しい。)
自分に直接関係する例文を作ることで、記憶の定着率が格段に高まります。
ステップ3:感情を込めて音読し、語順のまま処理する回路を作る
作った英文を、頭の中で場面を思い浮かべながら声に出して繰り返し読みます。返り読みをせず、文頭から文末まで一息で発話するトレーニングを重ねることで、構文の語順感覚が身体に染み込み、スピーキングの瞬発力につながります。
変化しない固定パーツと単語を入れる可変スロットを意識して把握します。
参考書の例文ではなく、自分の日常や意見に即した英文を自作します。
場面を思い浮かべながら発話し、返り読みせず語順のまま処理する回路を作ります。
構文をただ暗記せず実戦で使えるようにするための練習手順です。
基礎的な文型から復習したい方には、中学英語の重要構文・パターン一覧も役立ちます。
重要構文の理解度を測る確認ミニクイズ
学んだ知識が身についているか、穴埋め問題と並べ替え問題でチェックしてみましょう。
第1問(穴埋め)
「この本は難しすぎて私には理解できません。」になるように空欄に適切な語を入れなさい。
This book is ( ) difficult for me ( ) understand.
正解:too / to
解説:「〜すぎて…できない」を表す too ... to 〜 の構文です。for me は意味上の主語を表しています。
第2問(並べ替え)
「早く出発すればするほど、早く到着できます。」という意味になるように語句を正しく並べ替えなさい。
[ earlier / we / the / start, / we / the / sooner / arrive / will ].
正解:The earlier we start, the sooner we will arrive.
解説:比例変化を表す The + 比較級 ..., the + 比較級 ... の構文です。カンマの前後でそれぞれ「The + 比較級 + S + V」の語順を作ります。
第3問(識別問題)
次の英文は「強調構文」「形式主語構文」のどちらでしょうか。
It is obvious that he made a serious mistake.
正解:形式主語構文
解説:It is と that を取り除くと obvious he made a serious mistake となり、形容詞 obvious(明白な)の置き場がなくなって文が成立しません。したがって、that 節が真主語の形式主語構文です。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 「親切にも手伝ってくれた」を表す英文として適切なものは?
- It was very kind of you to help me.
- It was very kind for you to help me.
- It took very kind to help me.
- It was so kind of that you help me.
答えを見る
正解: A. It was very kind of you to help me.
人の性格や性質を表す形容詞(kindなど)が来る場合、意味上の主語の前置詞はforではなくofを使います。
Q2. 強調構文と形式主語構文を見分ける方法として正しいものは?
- 文末にthat節があるかどうかを確認する
- It isとthatを消して完全な文が残るか確認する
- 動詞が現在形か過去形かで判断する
- thatの直前に否定語があるかどうかを見る
答えを見る
正解: B. It isとthatを消して完全な文が残るか確認する
It isとthatを消去し、残った単語で1つの完全な英文が成立する場合は強調構文、成立しない場合は形式主語構文です。
Q3. 否定語が文頭に出る倒置構文の語順として正しいものは?
- 否定語 + 主語 + 助動詞・動詞
- 否定語 + that + 主語 + 動詞
- 否定語 + 助動詞・動詞 + 主語
- 否定語 + to + 動詞の原形 + 主語
答えを見る
正解: C. 否定語 + 助動詞・動詞 + 主語
neverやrarelyなどの否定語句が文頭に出ると、疑問文と同じ「助動詞・動詞 + 主語」の語順になります。
よくある質問
- Q. 英語構文と英文法の違いは何ですか?
- 英文法は「単語を並べる共通規則」全般を指し、英語構文は「特定のニュアンスを伝えるために定型化された文の骨組み」を指します。文法という土台の上に、よく使われる表現パターンとして構文が存在しています。
- Q. 英語構文はいくつ覚えれば日常会話に足りますか?
- 基本的な日常会話であれば、It構文、原因結果(so that / too to)、比較、無生物主語など代表的な重要構文を30〜50個程度押さえておけば十分に対応できます。量よりも、スロットを素早く入れ替えて発話できる習熟度が重要です。
- Q. 構文を覚えても長文読解で返り読みしてしまいます。
- 構文の「固定パーツ」をひとかたまりのシグナルとして捉える練習が有効です。例えば「It is 形容詞」を見たら即座に後ろの「for / to / that」を予測しながら、頭から情報を処理する音読練習を繰り返すと返り読みが解消されます。
- Q. 大学受験やTOEICで特に得点源になる構文は?
- 倒置構文(否定語の文頭移動)、強調構文、無生物主語構文、相関接続詞(not only A but also B)が特に頻出です。これらは配点の高い読解問題や並べ替え・空所補充問題で頻繁に問われます。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部