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英検二次試験対策と実践問題集
英検二次試験の面接は、出題パターンと解答の型を身につけて声に出す反復練習を行えば短期間でも確実に合格点へ到達できます。試験はパッセージ音読、内容理解(No.1)、イラスト展開(No.2)、受験者自身の意見陳述(No.3・No.4)で構成され、配点には態度を評価するアティチュードも含まれます。
二次試験の全体像と当日の流れ
英検二次試験(2級を標準モデルとして解説)は、面接官と1対1で対話を行う個人面接方式です。試験室に入ってから退出するまでの所要時間は約6分から7分程度です。試験の流れと時間配分を正確に把握しておくことで、余計な緊張を防ぎ、本来のスピーキング能力を発揮できます。
入室から退室までの全ステップ一覧
| ステップ | 面接官の指示・行動 | 受験者の対応と発話例 |
|---|---|---|
| 1. 入室 | 面接室のドアが開く、またはノック後に促される | May I come in?(入ってもよろしいですか)と声をかけ、ドアを開けて入室する。 |
| 2. 挨拶・着席 | Good morning / afternoon. Please have a seat. | 笑顔で挨拶を返し、Thank you.(ありがとうございます)と言ってから着席する。 |
| 3. 本人確認 | 氏名・級の確認を行う May I have your name, please? | 氏名をはっきり答える。 My name is Taro Yamada. |
| 4. 問題カード受取 | This is your card. | 両手で受け取り、Thank you. と述べる。 |
| 5. 黙読(20秒) | Please read the passage silently for 20 seconds. | 声を出さず、タイトルから本文全体の意味と論理展開(原因と結果)を把握する。 |
| 6. 音読 | Please read the passage aloud. | タイトルから読み始め、適切な区切りと発音で明瞭に音読する。 |
| 7. 質問 No.1 | パッセージの内容について質問される | 問題カードの本文から根拠となる文を探し、代名詞に置き換えて答える。 |
| 8. 考慮時間(20秒) | Now, look at the picture... You have 20 seconds. | 3コマのイラストの時系列・登場人物・状況の変化・吹き出しの台詞を確認する。 |
| 9. 質問 No.2 | イラストのストーリーをナレーションする | 過去形または過去進行形を基本として、イラストの展開を説明する。 |
| 10. カード裏返し | Please turn over the card and put it down. | 問題カードを裏返して机に置き、All right. または OK. と答える。 |
| 11. 質問 No.3 | 一般的なトピックについて賛否や意見を問われる | I agree. や I disagree. など立場を即答し、理由を2文で述べる。 |
| 12. 質問 No.4 | カードの話題から離れた社会的な問いに答える | Yes. や No. で立場を明確にし、具体的な理由や説明を2文で展開する。 |
| 13. カード返却・退室 | This is the end of the test. Could I have the card, please? | カードを両手で手渡し、Here you are. と言う。挨拶をして退室する。 |
面接では、発話の文法や発音だけでなく、コミュニケーションを積極的に行おうとする姿勢を測る「アティチュード(態度・意欲・姿勢)」も評価対象となります。入退室時の挨拶、面接官の目を見て話すアイコンタクト、はきはきとした声量は、これだけで確実な得点源となります。
対話の基礎力を総合的に高めたいときは、英会話の総合ガイドを参考にしてください。
全体の概要や評価基準を確認したい方は、英検二次試験・面接の対策と流れをご覧ください。
本番形式の練習問題と模範解答
二次試験の標準形式に沿ったオリジナル練習問題です。面接官の質問テキストと指示されたポーズ時間を目安にして、声に出して回答してください。
問題カード(受験者の手元にあるカード)
Online Flea Markets
Nowadays, many people buy and sell second-hand goods using online flea markets on their smartphones. These services allow users to easily find what they want at lower prices. Also, by selling unwanted items, people can make extra money and reduce household waste. In this way, online flea markets are becoming more popular among people of all ages.
【イラストの場面(3コマ)】
・1コマ目:リビングで女性(母親)が大量の着なくなった服を前に「I don't know what to do with these old clothes.(この古い服をどうしたらいいかわからないわ)」と困っている。
息子のケンが「You should sell them on a flea market app.(フリマアプリで売るといいよ)」とスマホを見せながら提案している。
・2コマ目(数日後):女性がスマホで服の写真を撮影し、アプリに出品している。
・3コマ目(1週間後):女性がスマホの画面を見ながら、商品が売れて喜んでいる。郵便局へ商品を発送するために箱を抱えて向かおうとしている。
面接官の質問と模範解答
面接官のセリフを読んだ後、指示の秒数だけ時間を空けてから声を出して回答してみましょう。
【No.1 パッセージ質問】
面接官:According to the passage, how can people reduce household waste?(パッセージによると、人々はどのようにして家庭のゴミを減らすことができますか?)
[考慮時間:約5秒]
模範解答:By selling unwanted items.(不要な品物を売ることによってです。
)
解説:本文中の by selling unwanted items, people can make extra money and reduce household waste. に着目します。
疑問詞 How に対して By doing so... の形、すなわち By -ing で答えると文法的に整った回答になります。
【No.2 イラスト描写質問】
面接官:Now, please look at the picture and describe the situation. You have 20 seconds to prepare. After that, please begin your explanation.
[考慮時間:20秒]
模範解答:One day, a woman was having trouble because she had too many old clothes. Her son, Ken, suggested that she should sell them on a flea market app. A few days later, the woman was taking photos of the clothes with her smartphone to list them on the app. One week later, she was happy to see that the clothes were sold. She was leaving home to send the package at the post office.
(ある日、女性は古い服が多すぎて困っていました。
息子のケンは、フリマアプリで売ることを提案しました。数日後、女性はアプリに出品するためにスマホで服の写真を撮っていました。1週間後、彼女は服が売れたのを見て喜んでいました。彼女は郵便局で小包を送るために家を出ようとしていました。)
【No.3 意見陳述質問】
面接官:Some people say that buying used goods online is better than buying new things in stores. What do you think about that?(店舗で新品を買うよりも、オンラインで中古品を買う方が良いと言う人がいます。
あなたはどう思いますか?)
[考慮時間:約5秒]
模範解答(賛成の場合):I agree. First, used goods are usually much cheaper than new ones, so people can save money. Second, reusing items is good for the environment because it reduces industrial waste.
(賛成です。
第一に、中古品は新品よりたいていずっと安いため、節約できます。第二に、モノを再利用することは産業廃棄物を減らすため環境に良いです。)
【No.4 意見陳述質問】
面接官:Today, many schools are introducing digital tablets instead of paper textbooks. Do you think this is a good idea?(今日、多くの学校が紙の教科書の代わりにデジタルタブレットを導入しています。
これは良い考えだと思いますか?)
[考慮時間:約5秒]
模範解答(反対の場合):No, I don't think so. First, looking at screens for a long time can be bad for students' eyesight. Second, students might get distracted by playing games or checking the internet during classes.
(そうは思いません。
第一に、画面を長時間見つめることは生徒の視力に悪影響を与える可能性があります。第二に、生徒が授業中にゲームをしたりインターネットを見たりして集中を削がれるかもしれません。)
他の問題パターンも解いてみたい場合は、英検2級面接・二次試験の過去問と例題が役立ちます。
次の疑問他のテーマでも実戦形式で演習を重ねたいときは、英検過去問を使った二次試験面接の練習法を確かめておくと安心です。
音読とNo.1設問の解法
パッセージの音読とNo.1の質問は、問題カードに答えが直接書かれているため、手順を正しく踏めば確実に満点が狙えるセクションです。減点を回避するための基準と着眼点を押さえましょう。
音読の採点基準と注意点
20秒間の黙読時間の使い方が音読の質を左右します。黙読中は意味を追うだけでなく、「発音に不安がある単語」「文の構造と区切るべき箇所」を特定してください。
- タイトルから必ず読む:タイトルの読み飛ばしは減点の対象になります。最初の行にある表題を落ち着いて発音してから本文に入ります。
- ピリオド・カンマでの適切なポーズ:ピリオドでは息継ぎを兼ねてしっかりポーズを取り、文末のイントネーションを下げます。意味のまとまりごとに短く間を置くことで、理解しながら読んでいることが面接官に伝わります。
- 未知の単語に出会ったときの対処:発音がわからない単語があっても、沈黙したり途中で止まったりせず、ローマ字読みでも良いので前後のリズムを崩さずに堂々と発音してください。
No.1パッセージ質問の解法手順
No.1の質問は、ほぼ100%の確率で Why(なぜ)または How(どのようにして)で始まります。回答の該当箇所は本文中の接続表現周辺に集中しています。
- 質問文のキーワードを耳で捉える:質問文の主語や動詞(例: reduce household waste)を聞き取り、カード内の同じ語句を探します。
- 接続詞の直前・直後を特定する:本文中の in this way(このようにして)や by doing so(そうすることによって)の直前の文に、方法や手段が書かれています。
- 主語を代名詞に変換する:本文の主語が people や children であれば they に、単数の名詞であれば he や she、it に置き換えて解答します。本文を丸ごとコピーして読むだけでは不十分です。
GOOD回答とNG回答の対比
| 質問種別 | NG回答(減点対象) | GOOD回答(満点水準) |
|---|---|---|
| How への応答 | In this way, online flea markets are becoming more popular. (接続詞以降をそのまま読んでしまい、方法を答えていない) | By selling unwanted items. または They can do so by selling unwanted items. (手段を簡潔かつ文法的に正しく提示している) |
| Why への応答 | Because they want to easily find what they want. (Because 単体で答えて文が不完全、または主語が名詞のまま) | Because these services allow them to easily find what they want. (完全な文で主語と代名詞を適切に一致させている) |
質問文の主語や動詞を聞き取り、問題カード内の同じ語句を探す
in this wayやby doing soなどの直前にある方法・理由を見つける
peopleはtheyになど、主語を代名詞に置き換えて文を完成させる
質問のキーワードを手がかりに本文の接続表現を探し、主語を代名詞に変えて解答します。
No.2イラスト展開の型と時短法
No.2のイラスト展開説明は、3コマのストーリーを順序立てて説明する問題です。与えられた20秒の考慮時間で構成を固め、定型フレーズに当てはめて話すことが合格の秘訣です。
考慮時間20秒のタイムスケジュール
- 0〜5秒:全体の状況と登場人物の関係性を確認(誰が、どこで、何に困っているか)。
- 6〜15秒:2コマ目・3コマ目の矢印にある経過時間(例: A few days later, The next day)と、吹き出しの台詞を確認。
- 16〜20秒:1コマ目の話し始めの1文を頭の中で声に出して組み立てる。
時系列で繋ぐナレーションテンプレート
開始の合図があったら、指定された導入句(例: One day, ...)に続けて、以下の骨格に沿って説明を進めます。
- 第1コマ:[導入句]+[主語+過去進行形・過去形]+[状況や台詞の引用]
例: One day, Mr. and Mrs. Tanaka were talking about their garden. Mr. Tanaka said, "We should plant some flowers here."(ある日、田中さん夫妻は庭について話していました。田中さんは「ここに花を植えよう」と言いました。) - 第2コマ:[経過時間の表現]+[主語+過去進行形]
例: The next week, they were buying seeds and tools at a home improvement store.(翌週、彼らはホームセンターで種と道具を買っていました。) - 第3コマ:[経過時間の表現]+[主語+心情や結果の描写]
例: One month later, they were looking at the beautiful flowers with smiles. Mr. Tanaka was taking a picture of them.(1か月後、彼らは笑顔で美しい花を見ていました。田中さんはそれらの写真を撮っていました。)
イラスト問題でやってはいけないNG行動
最も多い失点パターンは、時制の不一致です。物語の説明であるため、動詞の基本は過去形または過去進行形(was / were -ing)でなければなりません。
現在形で描写を続けると大幅な減点となります。また、吹き出しの台詞をそのまま読むだけでなく、said to him, "..." や thought that... のように発話・思考の動詞を補うことが必要です。
20秒間で状況把握から台詞確認、最初の1文の組み立てまでを計画的に行います。

No.3・No.4意見陳述の論理構成
No.3とNo.4は、問題カードを裏返した状態で受験者自身の意見を問う問題です。難解な英語を使う必要はありません。簡潔な文を論理的につなぎ、2文以上の理由を述べることが高得点の条件です。
立場表明+理由2文の基本フォーマット
面接官の質問が終わったら、間を置かずに立場を表明し、接続詞を用いて理由を展開します。
- ステップ1(立場の明確化):I agree. / I disagree.(No.3の場合)または Yes. / No.(No.4の場合)
- ステップ2(1つ目の理由):First, [主語] [動詞] ...(第一に、〜です)
- ステップ3(2つ目の理由・具体例):Second, [主語] [動詞] ...(第二に、〜です)または Also, ...(また、〜です)
理由が思いつかない時の「万能ストック4選」
どのようなテーマが出題されても、「お金」「時間」「環境」「健康」の4つの切り口のいずれかに結びつけることで、沈黙せずに理由を捻出できます。
| 切り口 | 賛成・メリット側の表現 | 反対・デメリット側の表現 |
|---|---|---|
| お金(Cost) | It helps people save money because it is cheaper. (安価であるため、人々がお金を節約するのに役立ちます。) | It costs too much money to buy and maintain them. (それらを購入し維持するには費用がかかりすぎます。) |
| 時間(Time) | It is convenient and saves a lot of time for busy people. (便利であり、忙しい人々の多くの時間を節約します。) | It takes too much time to learn how to use it. (その使い方を学ぶのに時間がかかりすぎます。) |
| 環境(Environment) | It is good for the environment because it reduces waste. (ゴミを減らすことができるため、環境に優しいです。) | It produces a lot of plastic waste and harms nature. (多くのプラスチックゴミを生み出し、自然を害します。) |
| 健康(Health) | It helps people stay healthy and reduce their stress. (人々が健康を維持し、ストレスを減らすのに役立ちます。) | It can cause health problems such as eye strain or lack of sleep. (眼精疲労や睡眠不足などの健康問題を引き起こす可能性があります。) |
GOOD回答とNG回答の対比
質問例:Do you think students should do volunteer work?(生徒はボランティア活動をすべきだと思いますか?)
- NG回答:Yes. Because it is good. And I like volunteer.
(文法が不完全であり、理由が具体性を欠いているため、論理的な回答とみなされません。) - GOOD回答:Yes, I think so. First, students can learn important social skills through volunteer activities. Second, helping other people can make them more responsible members of society.
(賛成です。第一に、生徒はボランティア活動を通じて重要な社会的スキルを学ぶことができます。第二に、他人を助けることで、より責任感のある社会の一員になることができます。)
I agree. / I disagree. や Yes. / No. で即座に立場を示す
First, に続けて1つ目の理由を述べる
Second, または Also, に続けて追加の理由や具体例を述べる
まず立場を簡潔に表明し、接続詞を用いて理由や具体例を2文で展開します。
沈黙と減点を防ぐレスキュー表現
面接本番で面接官の質問が聞き取れなかったり、考えがまとまらず言葉に詰まったりしたときに、黙り込んでしまうのが最も大きな減点要因です。適切な聞き返し表現と時間稼ぎのフレーズを身につけておけば、アティチュードの評価を落とさずに済みます。
自然に聞き返すための表現
質問が一度で聞き取れなかった場合、1回自然に聞き返す程度であれば減点されることはありません。ただし、単に What? と言ったり、無言で見つめ返したりするのは避けましょう。
- Pardon? / Could you say that again, please?(もう一度おっしゃっていただけますか?)— 最も標準的で自然な依頼表現です。
- Excuse me, but could you repeat the question?(恐れ入りますが、もう一度質問を繰り返していただけますか?)— 丁寧さを強調したい場合に適しています。
沈黙(フリーズ)を防ぐつなぎ言葉(フィラー)
答えを考えている最中に5秒以上の完全な沈黙が生じると、質問を理解していないと判断される恐れがあります。考え中であることを英語で示しましょう。
- Well, let me see...(ええと、そうですね…)
- That is an interesting question. Let me think for a moment.(興味深い質問ですね。少し考えさせてください。)
- How can I say...(どのように言えばよいでしょうか…)
アティチュード満点を獲得するための行動基準
| 評価の観点 | 高評価(満点基準) | 低評価(減点対象) |
|---|---|---|
| 声の大きさと明瞭さ | 部屋全体に通る声で、語尾までハキハキと話す。 | 声が小さく、文末が消え入るようにゴニョゴニョと終わる。 |
| 視線(アイコンタクト) | 話すとき、聞くときにしっかりと面接官の目を見る。 | カードや床をずっと見つめ、面接官と視線を合わせない。 |
| コミュニケーション姿勢 | わからない単語があっても別の表現で言い換えようとする。 | 諦めて日本語を話す、または何も言わずに首を傾げる。 |
Pardon? や Could you say that again, please? で自然に聞き返す
Excuse me, but could you repeat the question? と丁寧に依頼
Well, let me see... や Let me think for a moment. で沈黙を回避
聞き直しやつなぎ言葉を使って完全な沈黙を避け、コミュニケーションを維持します。
次の疑問とっさの場面だけでなく自然な受け答えも増やしたいなら、英検面接でそのまま使える受け答えフレーズ集が役立ちます。
2週間で仕上げる最短対策ロードマップ
一次試験の合格発表から二次試験本番までの約2週間で、独学で合格圏に到達するための具体的学習スケジュールです。面接練習の相手が周囲にいない環境でも、スマートフォンとタイマーを活用して一人でシミュレーションを行えます。
残り日数別やることチェックリスト
| 期間 | 学習内容・重点対策項目 | 完了目標 |
|---|---|---|
| 2週間前〜10日前 | ・出題形式と配点、入室から退室までの手順を完全に覚える。 ・No.1の解法パターン(How/Whyへの定型応答)を集中的に練習する。 ・万能理由ストック(お金・時間・環境・健康)を音読して暗記する。 | 各設問で何を答えるべきか迷わない状態にする。 |
| 9日前〜4日前 | ・No.2の3コマイラスト描写をタイマー(考慮20秒、解答60秒)で反復する。 ・No.3・No.4の意見陳述問題を1日3問解き、2文で理由を言う練習を行う。 ・自分の回答をスマホのボイスメモで録音し、時制のミスや発音を確認する。 | 20秒の準備時間内でストーリーの骨格を組み立てられるようにする。 |
| 3日前〜前日 | ・入室から退室までを通しで実演する完全シミュレーションを3回行う。 ・聞き返しフレーズ(Could you say that again, please? など)を口頭練習する。 ・受験票、身分証明書、筆記用具の持ち物チェックを完了する。 | 挨拶から退室までの一連の所作を無意識にこなせるようにする。 |
| 当日直前 | ・会場に向かう途中で英語の音声を聴き、耳を英語モードに切り替える。 ・万能理由ストックのフレーズを頭の中でブツブツと呟き、口の筋肉をほぐす。 ・「笑顔ではっきり大きな声で話す」ことだけを意識して面接室に入る。 | リラックスして大きな声を出せる準備を整える。 |
一人でできる録音&シャドーイング練習法
練習相手がいない場合は、スマートフォンの録音機能をフル活用してください。以下の3段階で練習を行うと、自身の弱点が明確になります。
- 初見で録音:タイマーをセットし、初見の問題に対して制限時間通りに発話して録音します。沈黙した秒数や、um... などの不要な口癖を客観的に把握します。
- 模範解答の音読・シャドーイング:模範解答を滑らかに言えるまで何度も声に出して読みます。使われている文法や接続詞のリズムを体に染み込ませます。
- 再録音と聞き比べ:同じ問題にもう一度挑戦して録音し、1回目の録音と聞き比べます。時制が過去形に保たれているか、主語と代名詞の対応が正しいかを自己採点します。
次の疑問独学での練習に使える教材も手元に揃えたい場合は、英検二次試験の対策本選びと効率的な学習法を参考にしてください。
従来型とS-CBTの違いと注意点
英検には、面接官と対面する「従来型面接」と、コンピュータを使用してマイクに音声を吹き込む「S-CBT」の2つの受験方式があります。問われる英語力や出題構成は基本的に同一ですが、解答環境が異なるため特有の対策が必要です。
従来型面接とS-CBTの比較表
| 項目 | 従来型面接 | S-CBT(コンピュータ吹き込み式) |
|---|---|---|
| 試験方式 | 面接官との1対1の対面対話 | PC画面を見ながらヘッドセットで音声を録音 |
| アティチュードの評価 | 入退室のマナー、視線、挨拶、発話姿勢全体 | 発声の明瞭さ、声の大きさ、応答の積極性 |
| 質問の聞き直し | 自然なフレーズで聞き返しが可能(1回程度) | 画面上のリプレイボタンをクリック(回数制限あり) |
| 周囲の環境 | 静かな個室での面接 | 同一教室内の他受験者の声が同時に聞こえる |
| 時間管理 | 面接官の進行に従う | 画面上のカウントダウンタイマーに沿って自動進行 |
S-CBT受験時の注意点
S-CBTでは、周囲の受験生が一斉に話し始めるため、周りの声に惑わされない集中力が求められます。マイクに確実に音声を拾わせるため、普段の練習からマイクの位置を意識し、少し低めで明瞭なトーンで発声することを心がけてください。
また、画面に残り時間が秒単位で表示されるため、タイマーのカウントダウンに焦って言葉を詰まらせないよう、一定のペースで話し続けるメンタルコントロールが重要です。
- 周囲の話し声に惑わされない他受験者の声が同時に聞こえても集中を保つ
- マイクの位置を正しく保つ音声を確実に拾わせるため普段から意識
- 少し低めで明瞭なトーンで発声ヘッドセットマイクに明瞭に吹き込む
- タイマー表示に焦らない秒単位のカウントダウンに動じず一定ペースで話す
コンピュータ吹き込み式特有の環境に備え、練習時から意識すべきチェック項目です。
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理解度チェック
Q1. パッセージの音読における注意点として正しいものはどれ?
- タイトルは読まずに本文から読み始める
- 発音が不安な未知の単語は飛ばして読む
- ピリオドでしっかりポーズを取る
- 沈黙しても途中で止まって考え直す
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正解: C. ピリオドでしっかりポーズを取る
本文ではピリオドで息継ぎを兼ねてポーズを取り、文末を下げると説明されています。タイトルの読み飛ばしは減点対象です。
Q2. No.2の3コマイラスト展開を説明する際の基本時制は?
- 現在形または現在完了形
- 過去形または過去進行形
- 未来形または助動詞構文
- 命令形または現在進行形
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正解: B. 過去形または過去進行形
物語の説明であるため、動詞の基本は過去形または過去進行形にすべきと本文に明記されています。現在形は大幅な減点となります。
Q3. 質問が聞き取れず自然に聞き返す表現として適切な英文は?
- What?
- Could you say that again, please?
- Please turn over the card.
- All right.
答えを見る
正解: B. Could you say that again, please?
標準的で自然な依頼表現としてCould you say that again, please?が挙げられています。What?は避けるべきとされています。
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よくある質問
- Q. 質問を聞き直すと減点されますか?
- 自然な聞き返し表現を用いて1回聞き直す程度であれば、減点されることはありません。面接官の質問が完全に聞き取れなかった場合は、曖昧なまま見当違いの回答をするよりも、Could you say that again, please? などとはっきり聞き返して正しく答える方が高得点につながります。
- Q. No.3やNo.4で本心と違う意見を言っても合格できますか?
- 全く問題ありません。試験で評価されるのは受験者の思想や本音ではなく、英語として筋道が通っているかどうかです。自分の実際の意見とは異なっていても、英語の理由(お金・時間・環境など)が瞬時に思いつきやすい側の立場(Agree または Disagree)を選択して回答してください。
- Q. イラスト問題で登場人物の名前を忘れたらどうすればいいですか?
- カードに記載された名前(例: Ken)を忘れたり読み落としたりした場合でも、The man や The boy、A woman などの一般的な名詞に置き換えてストーリーを説明すれば減点の対象にはなりません。名前の確認で沈黙するよりも、描写をスムーズに進めることを優先してください。
- Q. 文法や発音を間違えたと気づいた時は言い直しても大丈夫ですか?
- 直後に気づいた場合は、I mean... や Excuse me, と言ってから正しい表現に言い直して差し支えありません。自然な自己修正は減点の対象になりません。ただし、何度も同じ箇所を言い直して時間切れになったり、沈黙が長引いたりしないよう注意してください。
2026年9月30日更新・モチタン辞典編集部