陰険さ
「陰険さ」の英語
「陰険さ」は英語で sneakiness と言います。策略や裏工作による陰険さには deviousness、害が気づかれないまま徐々に広がる性質には insidiousness も使えます。
「陰険さ」の英語の使い分け
人のこそこそした、ずるい、陰険な性質を表す最も一般的で日常的な表現です。
I was shocked by his sneakiness.
私は彼の陰険さに驚きました。
策略や裏工作を使って目的を達成しようとする、ずる賢く陰険な性質に使います。
His deviousness surprised everyone.
彼の陰険さに、誰もが驚きました。
害や悪影響が表面化しないまま、徐々に広がる性質に使います。人の性質よりも、問題・影響・うそなどについて使うことが多い表現です。
例文
His deviousness became apparent during the negotiations.
彼のずる賢さは交渉中に明らかになった。
コアイメージ
目的達成のために正面からではなく巧妙な策略や裏手段を用いる性質、ずる賢さを指す
英英
The quality of achieving aims by deceitful, indirect, or underhand methods; cunning behavior used to manipulate situations or people.
語源
deviousnessは、ラテン語via(道)に接頭辞de-が付いたdevious(道を外れる、回り道の)から派生し、そこに名詞化接尾辞‑nessが付いて「回り道的で狡猾な性質」を表すようになった
コラム
- 交渉などでHis deviousness became apparent during the negotiations.のように使われ、deviousnessは策略や裏工作で目的を達する行為を指す点に注意する
例文
コアイメージ
表面に現れず徐々に害を及ぼす性質を表す陰険さを指す
英英
A quality marked by gradual, often unnoticed harmfulness that develops covertly and undermines over time.
語源
insidiousnessは、待ち伏せを意味するラテン語insidiaeから派生したinsidiousの意味(隠れて害を及ぼす)に‑nessが付いて「徐々に害を及ぼす性質=陰険さ」を表す語である
コラム
- insidiousnessは疾病や影響力などがじわじわ進行することを表すときにも使われ、文脈で人の悪意か現象の進行かを判断する必要がある
「陰険さ」のレベル別の例文
- 中学
Everyone was shocked by his sneakiness.
みんな彼の陰険さに驚きました。
- 高校・英検2級
The deviousness of his plan became clear later.
彼の計画の陰険さは、後になって明らかになりました。
- TOEIC・ビジネス
The negotiator recognized the deviousness of the proposal.
- 日常会話
I can't believe his sneakiness!
彼の陰険さには本当に驚きだよ!
「陰険さ」を英語にするときのよくある間違い
× His devious was obvious.
○ His deviousness was obvious.
devious は形容詞なので、名詞の「陰険さ」には deviousness を使います。
× the insidiousness of him
○ his insidiousness
人の性質を表すときは、通常 his などの所有格を使います。