円窓
「円窓」の英語
「円窓」は英語で round window と言います。医学・耳科学の一般的な表現で、fenestra rotunda などは解剖学・専門文献で使われるラテン語系の名称です。fenestra cochleae も学術的な言い方です。
「円窓」の英語の使い分け
耳鼻科の診療や一般向け説明で最も自然な標準表現です。
解剖学や耳科手術の文脈で使う専門的な名称です。
The image showed the fenestra rotunda clearly.
画像には円窓がはっきり写っていました。
学術論文や画像診断で見られるラテン語系の名称です。
例文
コアイメージ
中耳と内耳を隔てる骨の小さな丸い開口部で、膜やその窩を含む構造を指す
英英
A small rounded opening in the bony wall between the middle ear and the inner ear, often associated with a membrane or a recess and involved in transmitting pressure to the cochlea.
語源
fenestra rotundaは、ラテン語のfenestra(窓)とrotunda(丸い)から来て、耳の骨壁にある丸い開口部を指す解剖学用語である。
コラム
- 円窓は卵円窓と隣接するため名称を取り違えやすく、外科では円窓膜や周囲の瘢痕組織の処置が聴力改善に直結する重要なランドマークになる
例文
A high-resolution CT clearly showed the fenestra cochleae beneath the cochlear promontory.
高解像度CTは蝸牛隆起の下にある円窓を明確に示した。
コアイメージ
円窓は薄膜で塞がれた蝸牛側の穴で、鼓膜側の振動に応じて内耳液圧を逃がすことで聴覚伝達に寄与する構造を指す
英英
A membrane-sealed opening into the cochlea that permits dissipation of pressure changes in the inner ear in response to middle ear vibrations, contributing to sound transmission.
語源
fenestra cochleaeは、ラテン語のfenestra(窓)とcochlea(蝸牛)の属格から成り、解剖学的に蝸牛側の窓を示す用語として英語でもround windowに対応して用いられる
コラム
- 学術的にはラテン語表記のfenestra cochleaeが用いられることがあり臨床文献では英語のround windowや日本語の円窓が混在して用いられるため文脈に応じた呼称の把握が役立つ
例文
The prosthesis was placed near the fenestra of the cochlea during surgery.
手術中に補綴物が円窓の近くに配置された。
コアイメージ
蝸牛にある膜で覆われた開口部で、中耳と鼓室階をつなぐ場所を指す
英英
A membrane-covered opening in the cochlea that communicates between the middle ear and the tympanic scala, commonly known as the round window.
語源
fenestra of the cochleaは、ラテン語のfenestra「窓」とcochlea「蝸牛(巻貝)」が結びついた解剖学用語で、文字どおり「蝸牛の窓」を意味する。
コラム
- 外科や耳科では補綴や手術操作で円窓周囲の解剖を考慮する場面が多く、例文のように補綴物が円窓近傍に配置されることがある。
「円窓」のレベル別の例文
「円窓」を英語にするときのよくある間違い
× circular window
円形の窓という直訳ではなく、医学用語では round window が一般的です。
× oval window
oval window は隣接する卵円窓を指し、円窓とは別の構造です。