フラックス

「フラックス」の英語

「フラックス」は英語で flux と言います。溶融を助ける材料全般には flux、陶磁器の原料には china stone、工業用の蛍石には fluorspar を使います。分野に応じて選びます。

「フラックス」の英語の使い分け

例文

They added a pinch of powdered china stone to the glaze recipe.

彼らは釉薬の配合に粉末状の磁器原料をひとつまみ加えた。

コアイメージ

磁器原料で、釉薬や陶土を溶かして焼成性を高める長石質の原料を指す

英英

A feldspathic rock used as a raw material in making porcelain and as a flux in glazes.

語源

china stoneは、china(磁器)をつくる用途で用いられた長石質の岩が呼称となり、そのまま磁器原料を指す語になった。

コラム

  • 名前のchinaは陶磁器を意味し国名のChinaとは異なり、粉末にして釉薬に混ぜる用途で語られることが多い

例文

Collectors value fluorspar specimens for their vivid colors and crystal forms.

収集家は蛍石の標本をその鮮やかな色と結晶形のために高く評価する。

コアイメージ

蛍石という鉱物であり、工業的にはフッ化カルシウムの供給源および溶融工程のフラックスとして用いられる性質を示す

英英

A mineral and industrial source of calcium fluoride (CaF2), commonly used as a flux in metallurgy and as the principal source of fluorine for chemical processes.

語源

fluorsparは、蛍石を指す語で、fluorはラテン語fluere「流れる」由来の語根から派生し、sparは鉱物を表す古語で、フラックスとして“流しやすい”性質に着目して名付けられた。

コラム

  • 工業分野では蛍石は主にフッ化カルシウムの原料や溶融工程のフラックスとして扱われ、宝飾的扱いとは用途と評価基準が異なる。

「フラックス」のレベル別の例文

「フラックス」を英語にするときのよくある間違い

  • × I used China for the glaze.

    ○ I used china stone for the glaze.

    ここで必要なのは国名の China ではなく、陶磁器用原料を指す china stone です。

  • × flask

    ○ flux

    flask は「フラスコ」で、flux(フラックス)とは別の語です。

「フラックス」の英語についてよくある質問

Q. 「フラックス」を英語で一言で言うと?
溶融を助ける材料全般を指すなら flux が一般的です。陶磁器の原料や蛍石を指す場合は、china stone や fluorspar を使います。
Q. flux と fluorspar の違いは?
flux は溶融を助ける材料の用途や総称で、fluorspar は蛍石という特定の鉱物を指します。
Q. 「フラックス」のビジネス英語での言い方は?
製造や技術関係の文書では flux が一般的です。対象が蛍石だと明確にしたい場合は fluorspar と書きます。

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