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修士の英語表記と使い方|履歴書や会話での表現まとめ

修士は英語で a master's degree または省略して a master's と言います。正式な学位名として表記する場合は Master of Science や Master of Arts のように大文字で記載します。

修士の英語表記と使い方|履歴書や会話での表現まとめ

修士の英語表現と基本ルール

英語で「修士」や「修士号」を表す言葉には、主に master's degree、a master's、そして特定の学位名である Master of ... の3種類があります。文脈に応じて小文字と大文字、アポストロフィ('s)の有無を正しく使い分ける必要があります。

一般名詞として使う場合(小文字+アポストロフィ)

会話や一般的な文章で「修士号を持っています」「修士課程を修了しました」と述べる際は、master's degree または単に a master's を用います。この場合は語頭を小文字にし、master の後ろにアポストロフィ('s)を付けるのが正しい規則です。

正式な学位名として使う場合(大文字+アポストロフィなし)

履歴書(CV)の学歴欄や名刺、公的な書類などで特定の学位の名称をそのまま書く場合は、Master of Arts や Master of Science のように頭文字を大文字で書き、アポストロフィは付けません。この形では前置詞 of を伴って専攻分野を後ろに続けます。

冠詞の扱いにも注意が必要です。一般名詞として「あるひとつの修士号」を指すときは a master's degree や a master's と不定冠詞を付けますが、正式な学位名(Master of Science)を履歴書の見出しや資格名として単体で並べるときは冠詞を付けません。

一般名詞と正式学位名の表記比較

一般名詞として使う場合

  • master's degree / a master's
  • 語頭は小文字で表記する
  • masterの後に'sを付ける
  • 冠詞(a)を伴って使用する

正式な学位名として使う場合

  • Master of Arts / Science など
  • 頭文字を大文字で表記する
  • アポストロフィは付けない
  • 単体で並べるときは冠詞不要

文脈に応じた大文字・小文字やアポストロフィの有無の違いです。

次の疑問修士課程だけでなく学部生の学年や在学中の呼び方も確認したいときは、大学の学年や学部生の英語表現が役に立ちます。

会話や面接で使える修士の英語フレーズ

就職面接、ビジネスの自己紹介、ネットワーキングの場面で学歴や研究内容を伝えるための具体的な例文を紹介します。状況に合わせて専攻名や研究分野を入れ替えて活用できます。

すでに修士号を持っている場合

修士号を取得済みであることを伝えるときは、動詞 have や hold、あるいは取得したことを表す earned や received を使います。

現在修士課程に在籍している場合

大学院の修士課程に在学中であることを伝える表現です。動詞 pursue(追求する、取得に向けて学ぶ)や do(履修する)、work on(取り組む)が自然な表現としてよく用いられます。

面接やビジネスの場面で専門性をアピールするフレーズ

修士課程で培った専門知識や研究内容を仕事にどう生かせるかを説明する際の表現です。

状況別の修士英語フレーズ分類
修士を伝える英語表現

修士号取得済み

  • hold a master's
  • earned my master's
  • have a master's
  • obtained a master's

修士課程に在籍中

  • pursuing a master's
  • doing a master's
  • working toward
  • graduate student

修了済みか在籍中かによって動詞の使い分けを整理できます。

学士・修士・博士の英語比較まとめ

学歴を説明する際、学士・修士・博士の英語名称とその順序を正しく理解しておくことが大切です。高等教育の学位体系は国際的にも共通した段階構造を持っています。

表は横にスクロールできます →

日本語英語(一般表現)英語(正式学位名)略称
学士bachelor's degree / a bachelor'sBachelor of Arts / ScienceB.A. / B.S.
修士master's degree / a master'sMaster of Arts / ScienceM.A. / M.S.
博士doctoral degree / doctorateDoctor of PhilosophyPh.D. / Dr.

英語圏では、大学院生全般を graduate student(イギリス英語では postgraduate student)と呼びます。大学の学部生は undergraduate student と呼ばれます。学歴の序列を英語で説明する場合は、以下のような文が用いられます。

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専攻別の英語修士学位一覧表

修士号は専攻する学問領域によって英語の正式名称が異なります。日本の大学院で授与される学位も含め、代表的な専攻別の英語学位名と一般的な略称をまとめました。

学位の専攻分野英語正式表記主な略称
文学修士 / 人文学修士Master of ArtsM.A.
理学修士Master of ScienceM.S. / M.Sc.
工学修士Master of EngineeringM.Eng. / M.E.
経営学修士Master of Business AdministrationMBA
学術修士Master of Arts and SciencesM.A.S.
法学修士Master of LawsLL.M.
経済学修士Master of Science in EconomicsM.S. Econ.
教育学修士Master of EducationM.Ed.
農学修士Master of AgricultureM.Agr.
医学修士(医科学)Master of Medical ScienceM.M.Sc.
薬学修士Master of Pharmaceutical SciencesM.P.S.
公衆衛生学修士Master of Public HealthMPH
情報科学修士Master of Information ScienceM.I.S.
国際関係学修士Master of International AffairsM.I.A.

日本の大学院で交付される「修士(学術)」は、英語表記として Master of Arts and Sciences や Master of Science and Arts、あるいは Master of Philosophy が用いられることがあります。

自身の大学院が指定する公式な英語表記がある場合は、学位記や英文卒業証明書に記載されている英訳名を確認してそちらを優先してください。

略称のピリオドについては、アメリカ英語では M.A. や M.S. のようにピリオドを付ける表記が一般的ですが、イギリス英語などでは MA や MSc のようにピリオドを省略するスタイルも広く使われています。

「修士」は英語で何?学位の言い方のイメージ

英文履歴書やビジネス向けプロフィールの学歴欄の書き方

英文履歴書(Resume / CV)やビジネス向けSNSのプロフィールでは、学歴(Education)の書き方に標準的な書式があります。修士号を記載する際は、学位名、専攻、大学名、所在地、卒業年月(修了年月)を明記します。

英文履歴書(CV)の学歴記載テンプレート

英文履歴書では通常、最終学歴から新しい順(逆時系列)に記載します。修士号を取得した場合は、学士号の上に修士号を並べます。

基本フォーマット:

具体的な記載例:

EDUCATION
Master of Science in Computer Science, The University of Tokyo, Tokyo, Japan (March 2024)
• Thesis: "Optimization Algorithms for Neural Network Training"
• Advisor: Prof. Taro Yamada
• GPA: 3.8 / 4.0

Bachelor of Engineering in Information Technology, Waseda University, Tokyo, Japan (March 2022)

ビジネス向けプロフィールサービスの入力手順

職歴や学歴を登録するビジネス特化型のSNSやプロフィールサイトの学歴欄(Education)に入力する際は、以下のように対応する各項目へ記入します。

名刺や署名欄での書き方

ビジネスの署名欄や名刺に修士号を付記する場合、氏名の後にカンマで区切って略称を付ける形が一般的です。ただし英語圏では、修士号を名刺に記載するのは特定の専門職(MBAやMPHなど)を除いて必須ではありません。

学歴欄の必須記載項目

英文履歴書やプロフィール作成時に確認すべき項目一覧です。

M1・M2や修士論文など大学院関連の英語表現

日本の大学院で頻繁に使われる「M1」「M2」という略語や、「修士論文」「修士課程」などの関連表現について、自然な英語表現を解説します。

「M1・M2」は英語でどう言う?

日本の大学院では「修士1年=M1(エムワン)」「修士2年=M2(エムツー)」という呼び方が定着していますが、これは和製英語に近い略語であり、英語圏のネイティブスピーカーには意図が伝わりにくい表現です。

英語で自分の学年を説明する際は、first-year master's student や second-year master's student と表現するのが標準的で自然です。

修士課程・修士論文などの大学院用語一覧

大学院生活や研究活動で日常的に使われる専門用語の英単語一覧です。

日本語英語表記例文
修士課程master's program / master's courseShe enrolled in a master's program last spring.(彼女はこの春に修士課程に入学しました。)
修士論文(修論)master's thesisI submitted my master's thesis yesterday.(昨日、修士論文を提出しました。)
指導教員(教授)academic advisor / thesis supervisorMy thesis advisor provided valuable feedback on my research.(指導教員が私の研究に対して有益な助言をくれました。)
大学院生graduate student / grad studentThe lab has five graduate students working on robotics.(その研究室にはロボット工学に取り組む5名の大学院生がいます。)
大学院(研究科)graduate schoolHe decided to go to graduate school to advance his career.(彼はキャリアを高めるために大学院へ進学することを決めました。)
口頭試問(修論試問)thesis defense / oral defenseI successfully passed my thesis defense last week.(先週、修士論文の口頭試問に無事合格しました。)

なお、「論文」を表す英単語には thesis と dissertation があります。アメリカ英語では一般的に、修士論文を master's thesis、博士論文を doctoral dissertation と呼び分けています。

イギリス英語では逆の使われ方をする場合もありますが、国際的な学術分野では「修士=thesis」「博士=dissertation」と覚えておくと間違いがありません。

和製略語と自然な英語表現

日本の略称(和製表現)

  • M1(エムワン)
  • M2(エムツー)
  • ネイティブには伝わりにくい

標準的な英語表現

  • first-year master's student
  • second-year master's student
  • final year of master's program

M1・M2などの略語は英語圏で伝わる表現へ言い換えます。

修士号の取得を目指している方は、海外大学院留学のおすすめ国と準備もあわせて確認してみてください。

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理解度チェック

Q1. 正式な学位名として履歴書等に修士号を書く際の規則は?

  1. 頭文字を大文字で書き、アポストロフィは付けない
  2. 頭文字を小文字で書き、アポストロフィを付ける
  3. 常に不定冠詞 a を学位名の直前に付ける
  4. 専攻分野を前置詞 with で後ろに続ける
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正解: A. 頭文字を大文字で書き、アポストロフィは付けない
正式な学位名を書く際は Master of Arts のように頭文字を大文字にし、アポストロフィは付けません。

Q2. 「私は化学の修士号取得に向けて学んでいます」を表す英文は?

  1. I held a master's degree in chemistry.
  2. I completed a master's in chemistry.
  3. I am currently pursuing a master's degree in chemistry.
  4. I am graduated with a master's in chemistry.
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正解: C. I am currently pursuing a master's degree in chemistry.
修士課程に在籍・取得を目指している状態には、動詞 pursue などを用いた現在進行形の表現を使います。

Q3. 日本の大学院の「修士1年生」を英語で表す自然な表現は?

  1. M1 student
  2. first-year master's student
  3. master grade 1
  4. undergraduate first year
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正解: B. first-year master's student
M1は英語圏では伝わりにくく、学年を説明する際は first-year master's student と表現するのが標準的です。

よくある質問

Q. 修士号の英語は小文字と大文字のどちらで書くべきですか?
一般名詞として「修士号」を表す場合は「a master's degree」のように小文字で書き、アポストロフィ('s)を付けます。「Master of Science」のように正式な学位の固有名称として記載する場合は大文字で書き、アポストロフィは付けません。
Q. 「M1」「M2」は海外でも通じますか?
「M1」「M2」は日本特有の略称であり、海外では通じないことが多いです。英語圏では「first-year master's student」「second-year master's student」と表現するのが標準的です。
Q. 修士論文は英語で何と言いますか?
修士論文は英語で「master's thesis」と言います。博士論文を指す「doctoral dissertation」と区別されるのが一般的です。
Q. 「修士(学術)」は英語でどのように表記しますか?
「修士(学術)」の一般的な英訳は「Master of Arts and Sciences」または「Master of Philosophy」です。大学院によって公式な英訳が定められているため、発行される英文証明書の表記を確認してください。
Q. 履歴書で学士と修士はどちらを先に書きますか?
英文履歴書(CV)の学歴欄は逆時系列(新しい順)で記載するため、修士号(Master's degree)を学士号(Bachelor's degree)より上に書きます。

2026年9月30日更新・モチタン辞典編集部